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; 略歴
; 略歴
: 『[[Fate/Apocrypha]]』では赤のサーヴァントとして現界した。[[アキレウス|赤のライダー]]と双璧を成す最強の力から[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達から便利な駒として重宝されており、彼らから聖杯戦争を司る[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の抹殺を命令された。そこで[[ジークフリート|黒のセイバー]]と出会い、夜明けまで撃ち合うが決着はつかず、お互いを称えながら、再戦を誓い別れを告げる。
: 『[[Fate/Apocrypha]]』では赤のサーヴァントとして現界した。最強クラスの力を持つ破格の大英雄であり、赤陣営においては[[アキレウス|赤のライダー]]と双璧を成す二枚看板と称されると同時に、マスターの命令に忠実に従う性格から[[シロウ・コトミネ|シロウ]]達に便利な駒として重宝されている。
: “黒”と“赤”の全面対決では、[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]と対峙し、最大限の地の利を生かした猛攻を受けるが、マスターの負担を慮って鎧以外の宝具を封じた状態でも、その比類なき武練と精神力で圧倒し、あと一歩まで追い込む。だが黒のランサーが[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]によって吸血鬼化し、ルーラーの討伐命令によって黒のサーヴァントと共闘する事となる。
:彼らから聖杯戦争を司る[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]の抹殺を命令され、ルーラーと相対したところで[[ジークフリート|黒のセイバー]]と邂逅。夜明けまで撃ち合うが決着はつかず、お互いを称えながら、再戦を誓い別れを告げる。
: “黒”と“赤”の全面対決では、黒陣営の首魁である[[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]と対峙する。最大限の地の利を生かした猛攻を受けるが、マスターの負担を慮って鎧以外の宝具を封じた状態でもその比類なき武練と精神力で圧倒し、あと一歩まで追い込む。だが黒のランサーが[[ダーニック・プレストーン・ユグドミレニア|ダーニック]]によって吸血鬼化し、ルーラーの討伐命令によって黒のサーヴァントと共闘する事となる。
: そして、ダーニックを追った先で自らのマスターがシロウ達に傀儡とされていた事を知る。そこで憤慨する[[アタランテ|赤のアーチャー]]や[[アキレウス|赤のライダー]]と異なり、シロウを守り彼に協力する姿勢を見せる。だが「施しの英雄」である彼にとって「マスター」とは、例え顔も名前も分からなくても、自分の力を必要とし助力を乞おうと決意した召喚者に他ならず、シロウに協力するのも「マスターのため」に過ぎなかった。
: そして、ダーニックを追った先で自らのマスターがシロウ達に傀儡とされていた事を知る。そこで憤慨する[[アタランテ|赤のアーチャー]]や[[アキレウス|赤のライダー]]と異なり、シロウを守り彼に協力する姿勢を見せる。だが「施しの英雄」である彼にとって「マスター」とは、例え顔も名前も分からなくても、自分の力を必要とし助力を乞おうと決意した召喚者に他ならず、シロウに協力するのも「マスターのため」に過ぎなかった。
: また黒のセイバーに乞われた「再戦の約束」にも応える為、自分が利用されていると知りながらも彼らの敵対者である赤のサーヴァントとして全霊を以て戦うことを決意する。
: また黒のセイバーに乞われた「再戦の約束」にも応える為、自分が利用されていると知りながらも彼らの敵対者である赤のサーヴァントとして全霊を以て戦うことを決意する。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、大統王エジソンに頼まれて西軍側の将となった。
: 『[[Fate/Grand Order]]』第五特異点『北米神話大戦 イ・プルーリバス・ウナム』では西暦1783年のアメリカに召喚され、大統王エジソンに頼まれて西軍側の将となった。
: 当初は理念の違いで主人公達と敵対する事になるも、最終的には同盟を組む。そして同じく召喚されて敵陣に付いた宿敵アルジュナと1対1で決闘を始め、アルジュナを追い詰めつつ決着に持って行こうとするが、そこに現れた[[クー・フーリン〔オルタ〕|狂王クー・フーリン]]の不意打ちにより致命傷を負う。
: 当初は理念の違いで主人公達と敵対する事になるも、最終的には同盟を組む。同じく召喚され敵陣に付いた宿敵アルジュナを討ち取るべく先陣を切り、いざ迎えた一騎打ちではアルジュナを勝利目前まで追い詰めたが、文字通り横槍を入れる形で出現した[[クー・フーリン〔オルタ〕|狂王クー・フーリン]]の不意打ちを受け致命傷を負う。その後は最後の力で不完全な状態ながら『日輪よ、死に随え』を発動、狂王に大火傷を負わせ撤退を余儀なくさせるが、自身も限界を迎え力尽きる。狂王を討ち果たすに至らなかったことを謝罪し、主人公達に後を託して消滅した。
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、他のサーヴァント達と共にⅤの座を統括する[[魔神柱|兵装舎ハルファス]]と交戦する。
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: 全ての物事を「それも有り」と解釈し、下された命令の好悪は考えず、その命令がどういう事態を引き起こすのかも敢えて思考を止めている。彼にとっての第一義は自らを召喚したマスターに仕えることであり、命令に逆らう事はまず無い。そもそも逆らうという考え自体が存在しないように振舞っている。
: 全ての物事を「それも有り」と解釈し、下された命令の好悪は考えず、その命令がどういう事態を引き起こすのかも敢えて思考を止めている。彼にとっての第一義は自らを召喚したマスターに仕えることであり、命令に逆らう事はまず無い。そもそも逆らうという考え自体が存在しないように振舞っている。
: 絶世の美男子だが、目付きは鋭く、他人を寄せ付けないものがあり、幽鬼のような白い肌といつも表情を崩さないため冷酷な人物に見られがち。敵には容赦なく、言動も余分なものが無いため、一見すると人間性を感じさせないが、本当は大変思慮深く義理堅い人物で、英霊の中でも特に人間的に優れた人物。顔の知らないマスターであろうとも、その安否や負担を忘れる事は無く、戦闘中は常に自らの能力に制限を用いて戦っている。
: 絶世の美男子だが、目付きは鋭く、他人を寄せ付けないものがあり、幽鬼のような白い肌といつも表情を崩さないため冷酷な人物に見られがち。敵には容赦なく、言動も余分なものが無いため、一見すると人間性を感じさせないが、本当は大変思慮深く義理堅い人物で、英霊の中でも特に人間的に優れた人物。顔の知らないマスターであろうとも、その安否や負担を忘れる事は無く、戦闘中は常に自らの能力に制限を用いて戦っている。
: その徳を積んだ人柄と生前の生き方から「'''施しの英雄'''」と称され、他者の頼みは道理さえ通っていれば大抵は断らず、それは敵対する者であっても例外ではない。我欲が薄く、快楽とは遠い人物ではあるが自らの力を振るえる戦場は唯一の例外であり、闘いのみが彼の心を踊らせたという生粋の戦士。特に強敵であればある程にその喜びは増し、自身と対等に渡り合った黒のセイバーの武練を賞賛する。
: 彼は万人に対して平等であり、また、万人を“それぞれの花”として敬う。その徳を積んだ人柄と生前の生き方から「'''施しの英雄'''」と称され、他者の頼みは道理さえ通っていれば大抵は断らず、それは敵対する者であっても例外ではない。多くの偏見から決して公には認められなかった武術の技量と高潔な精神を持つカルナは、「格」と言う点でも全サーヴァント中一、二を争う。
: 彼の言葉は非常に率直で、あらゆる欺瞞、虚飾を切り捨てる鋭さがある。これが『悪』と勘違いされる最大の原因で、自らを偽る言動、取り繕う態度や信念などを全て見抜いた上で、相手が言われたくない事やその本質を語ってしまい、余りの率直さによって相手の怒りを買いやすく大抵の相手に嫌われて戦闘を余儀なくされてしまう。
: 我欲が薄く、快楽とは遠い人物ではあるが、自らの力を振るえる戦場は唯一の例外であり、闘いによって心を踊らせる生粋の戦士としての性格を露わにする。特に強敵であればある程にその喜びは増し、初戦において自身と対等に渡り合った黒のセイバーの武練を賞賛している。
: 天涯孤独の身から弱きものの生と価値を問う機会に恵まれた彼は、相手の属性や性格を看破し、自らを偽る言動、取り繕う態度や信念などを全て暴き出す。また彼の言葉は非常に率直で、あらゆる欺瞞、虚飾を切り捨てる鋭さがある。これが『悪』と勘違いされる最大の原因で、相手が言われたくない事やその本質を語るのみならず、その余りの率直さによって相手の怒りを買い、大抵の相手に嫌われて戦闘を余儀なくされてしまう。
: しかし、彼の言動は他者の短所を嫌悪してのものでない。彼に取って、相容れぬ信念も理解出来ない美醜も尊ぶもの。人それぞれの立ち位置を肯定する彼にとって、相容れぬ信念も理解できない美醜も嫌悪の対象にはならず、「それもまた良しだ。…いや。正直、少しばかり羨ましい」と内心では感心している。
: しかし、彼の言動は他者の短所を嫌悪してのものでない。彼に取って、相容れぬ信念も理解出来ない美醜も尊ぶもの。人それぞれの立ち位置を肯定する彼にとって、相容れぬ信念も理解できない美醜も嫌悪の対象にはならず、「それもまた良しだ。…いや。正直、少しばかり羨ましい」と内心では感心している。
: だが彼は無口で激昂した相手を宥められるほど器用ではなく、“本当に伝えるべき感想”を表だって出さないため、結果として“あらゆるものを嫌っている”人物であると誤解されてしまう。サーヴァントとしてこれ以上ないほどの人物だが、敵どころか自分のマスターにすら嫌われやすいのは、この口下手さが原因である。
: だが彼は無口で激昂した相手を宥められるほど器用ではなく、“本当に伝えるべき感想”を表だって出さないため、結果として“あらゆるものを嫌っている”人物であると誤解されてしまう。サーヴァントとしてこれ以上ないほどの人物だが、敵どころか自分のマスターにすら嫌われやすいのは、この口下手さが原因である。
; 能力
; 能力
: [[ギルガメッシュ|英雄王]]と同等の力を持った、破格の大英雄。
: [[ギルガメッシュ|英雄王]]と同等の力を持った、破格の大英雄。
: 人が扱うものとは思えないほどの大槍を並ぶ者無き技量で操り、石壁の如き神速の槍撃を放つ。その近接能力は黒のセイバーに匹敵し、技の卓越性では僅かに上回る。
: 人が扱うものとは思えないほどの大槍を自在に操り、石壁の如き神速の槍撃を放つ。その近接能力は黒のセイバーに匹敵し、技の卓越性では僅かに上回る。彼の槍撃はBランク以上の攻撃でなければ傷一つ負わない黒のセイバーの鎧を貫く威力を有しているが、これは武器の性能のみならず凄まじい膂力と卓越した技あってこそのもの。その槍の技量は正しく神域に到達しており、神槍の異名を持つ[[李書文]]をして賞賛の念を抱かせる腕前を誇る。
: 彼の槍撃はBランク以上の攻撃でなければ傷一つ負わない黒のセイバーの鎧を貫く威力を有している。これは武器の性能だけでなく、凄まじい膂力と卓越した技があってこその物で[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『魔力放出(炎)』によって、燃え盛る炎が魔力となって槍に宿っており、更に攻撃力が増している。またこの炎を翼のように広げ飛行することも出来、時速400km以上の速度と瞬間的な次元跳躍能力という脅威的な飛行能力を持つヒポグリフにぴったり喰らいつける速度で自在に飛行可能。ただし、マスターにかける負担が大きいため、彼自身最大出力での使用は自重しており、10秒未満に限っている。また「[[アーチャー]]」の適正も持っているため、夜、数キロ離れた先にいる車のナンバープレートを確認することが出来るほどの超視力を有している。
: 太陽神としての性質と最高ランクで所有する[[スキル (サーヴァント)|スキル]]『魔力放出(炎)』から、燃え盛る炎を様々な形で応用し戦闘に用いる。カルナの場合はこの『魔力放出(炎)』ですら宝具級の規模と威力を誇り、知名度補正により最強クラスのサーヴァントとなった[[ヴラド三世 (Apocrypha)|ヴラド三世]]ともスキルのみで互角以上に渡り合った。
: 『魔力放出(炎)』の応用の一環として、炎を翼のように広げつつジェットの如く噴射することで時速400km以上の速度と瞬間的な次元跳躍能力という脅威的な飛行能力を持つヒポグリフにぴったり喰らいつける速度で自在に飛行可能。ただし、マスターにかける負担が大きいため、彼自身最大出力での使用は自重しており、10秒未満に限っている。
: また「[[アーチャー]]」の適正も持っているため、夜、数キロ離れた先にいる車のナンバープレートを確認することが出来るほどの超視力を有している。
: だが彼の最大の武器とは神々から与えられた宝具でも、生まれ持った異能でもなく、“意志”の強さである。彼はあらゆる不幸を受け入れながら誰一人として恨まず、誰よりも特別な物を与えられても、それによって己を他者とは違う「特別」としなかった「施しの英雄」である。故に臓腑を抉られ、腕の神経を断たれ、体内に炎を循環させるという荒行でも彼に膝をつけさせることは出来ず、例え致命傷を負おうと、その強靭な意志の強さで瀕死の状態のまま存命する事が可能である。
: だが彼の最大の武器とは神々から与えられた宝具でも、生まれ持った異能でもなく、“意志”の強さである。彼はあらゆる不幸を受け入れながら誰一人として恨まず、誰よりも特別な物を与えられても、それによって己を他者とは違う「特別」としなかった「施しの英雄」である。故に臓腑を抉られ、腕の神経を断たれ、体内に炎を循環させるという荒行でも彼に膝をつけさせることは出来ず、例え致命傷を負おうと、その強靭な意志の強さで瀕死の状態のまま存命する事が可能である。
: 太陽神の血を引く存在として特殊な神霊適性を所有しており、『神性』B以下の太陽神系の英霊に対しては更に高い防御力を発揮する。
=== スキル ===
=== スキル ===
: 『Apocrypha』では槍を主体としているが、『CCC』においては魔力供給が不足しているせいか拳による殴打を主体とし、槍は一瞬だけ実体化させて闘う。それでも強大なサーヴァントであることには変わりなく、中盤における壁として主人公達の前に立ちはだかる。
: 『Apocrypha』では槍を主体としているが、『CCC』においては魔力供給が不足しているせいか拳による殴打を主体とし、槍は一瞬だけ実体化させて闘う。それでも強大なサーヴァントであることには変わりなく、中盤における壁として主人公達の前に立ちはだかる。
: なお、宝具の一つである「黄金の鎧」は所持しておらず、耳輪しか残っていない。ただ、これは失くしたのではなくとあるところに置いてきたためで、終盤にその所在が判明する。
: なお、宝具の一つである「黄金の鎧」は所持しておらず、耳輪しか残っていない。ただ、これは失くしたのではなくとあるところに置いてきたためで、終盤にその所在が判明する。
: 『EXTELLA』では実体化させた槍を振るって戦う。インストールスキルのスロットは4+4と非常に優秀。さらに攻撃の多くに火炎ないし雷撃の追加効果を持っているため、単純な火力だけではなく状態異常を狙った器用な戦い方もできる非常に強力なサーヴァントになっている。なお、姿は『CCC』と相違なく、黄金の鎧は纏っていない。
: 『EXTELLA』でも相変わらず「黄金の鎧」は所持していないが、魔力面が改善されたためか実体化させた槍を振るって戦う。槍の形状は『CCC』同様に『日輪よ、死に随え』発動時の巨大な神槍となっている。
: これは『EXTELLA』に登場するAIや人、サーヴァントが聖杯戦争終了時の状態そのままにSE.RA.PH内の新天地に送られてくるため。要約すると、ジナコを救った時そのままの状態で送られてきているため鎧は無い。
: インストールスキルのスロットは4+4と非常に優秀。さらに攻撃の多くに火炎ないし雷撃の追加効果を持っているため、単純な火力だけではなく状態異常を狙った器用な戦い方もできる強力なサーヴァントになっている。
: 「黄金の鎧」を所持していないのは、『EXTELLA』に登場するAIや人、サーヴァントが聖杯戦争終了時の状態そのままにSE.RA.PH内の新天地に送られてくるため。要約すると、ジナコを救った時そのままの状態で送られてきているためである。
== ステータス ==
== ステータス ==
: ランク:A<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
: ランク:A<br />種別:対人(自身)宝具<br />レンジ:0<br />最大捕捉:1人
: 由来:彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
: 由来:彼の母クンティーが未婚の母となることに恐怖を感じ、 息子を守るためにスーリヤに願って与えた黄金の鎧と耳輪。
: 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、この鎧は神々でさえ破壊は困難で、彼の肉体と一体化している。ただし、神々にも破壊困難なのは鎧であって、纏う対象はその限りではない。その性能は凄まじく、[[ジークフリート|黒のセイバー]]の「幻想大剣・天魔失墜」が直撃しても問題なく行動出来るという圧倒的なまでの防御性能を誇る。
: 太陽の輝きを放つ、強力な防御型宝具。光そのものが形となった存在であるため、この鎧は神々でさえ破壊は困難とされる。
: [[ヴラド三世 (Apocrypha)|極刑王の杭]]程度であれば容易に弾くとされるが、同時にダメージを9割方削減するという表現も混在されており、破壊不能の黄金の鎧が露出した部分に対して得られるのは、被るダメージや干渉を大きく削減する効果に留まるようで作中で生身の部分を傷つけられたり、露出した首を狙われて窮地とされる場面がある。
: 物理、概念を問わずあらゆる敵対干渉のダメージ値を10分の1にまで削減する無敵の宝具。その性能は[[ヴラド三世 (Apocrypha)|極刑王の杭]]を二千本近く受けてなお擦り傷程度のダメージしか負わず、[[ジークフリート|黒のセイバー]]のランクA+対軍宝具『幻想大剣・天魔失墜』が至近距離で直撃してもほぼ無傷という圧倒的なもので、鎧を纏った状態でカルナが明確な損傷を受けたことは皆無に等しいという。
: 『CCC』における効果は、この宝具を身に纏う限り、彼への攻撃は物理、概念を問わず10分の1しかダメージが届かない、というもの。ムーンセルでもこの鎧を完全破壊することは不可能で、「空間内の全てを完全に消去する」というムーンセルの定めた法則と矛盾させることで、纏った対象をも守る。防具として使う物の中では、破格の力を持つの宝具であり、他者へ装備させる事も可能。
: またこの宝具の効果によるものか、カルナは致命傷に近い傷も即座に回復する高い自己治癒能力も持ち、体に負った多少の傷は戦闘を行いながらでも瞬時に完治してしまう。
: 『CCC』本編中は諸事情により耳飾り以外を失っているが戦闘中に耐久強化スキルとして使用する。その際は名称が「日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)」であり&表記ではなくなっている。
: 『CCC』においてはムーンセルでもこの鎧を完全破壊することは不可能とされ、「空間内の全てを完全に消去する」というムーンセルの定めた法則と矛盾させることで、纏った対象をも守る。防具として使う物の中では破格の力を持ち、他者へ装備させる事も可能。
:『EXTELLA』でも『CCC』と同じく耐久強化として使えるが、隙が大きく戦闘中に使用すると、途中で邪魔されて発動できないということもよくある。
: 『CCC』本編中は諸事情により耳飾り以外を失っているが戦闘中に耐久強化スキルとして使用する。その際は名称が『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ・クンダーラ)』であり&表記ではなくなっている。
: この宝具の効果によるものか、カルナは致命傷に近い傷も即座に回復する高い自己治癒能力も持ち、体に負った多少の傷は戦闘を行いながらでも瞬時に完治してしまう。
:『EXTELLA』でも『CCC』と同じく耐久強化として使えるが隙が大きく、戦闘中に使用すると途中で邪魔されて発動できないことも。
: 唯一、内側からの攻撃だけは防御の対象外であるが、この高い治癒能力で傷は即座に修復され、体内から生み出される炎によって異物は一瞬で燃え尽き、(物にもよるだろうが)例え死に至る苦痛でも意志の力によって彼の動きが止まることはないため、実質的に弱点は存在しない。ただしやはり纏うだけでも魔力を消耗するらしくマスターにかかる負担要素の一つに上げていた。
: 唯一、内側からの攻撃だけは防御の対象外であるが、この高い治癒能力で傷は即座に修復され、体内から生み出される炎によって異物は一瞬で燃え尽き、例え死に至る苦痛でも意志の力によって彼の動きが止まることはないため、実質的に弱点は存在しない。ただし纏うのみでも魔力消費が発生するため、マスターに対しての負担は大きい。
: ギルガメッシュの宝物庫にも存在せず、マハーバーラタで彼が「不死身の英雄」と称えられた理由の一つである。
: ギルガメッシュの宝物庫にも存在せず、マハーバーラタで彼が「不死身の英雄」と称えられた理由の一つである。
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: クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
: クラスがアーチャーなら弓、他のクラスなら別の飛び道具として顕現する。
: ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。
: ブラフマー神の名を唱えることで敵を追尾して絶対に命中するが、呪いにより実力が自分以上の相手には使用できない。
: 『CCC』では'''目からビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出との事。因みにこの眼力が放たれるのは普段髪で隠れている右眼でありオッドアイになっている。
: 『CCC』ではスキルとして扱われており、'''目から極太のビームを撃つ'''という演出になっている。実際はビームではなく、彼が放つ強烈な眼力を視覚化させたモノで、ビームのように見えるのはゲーム的な演出とのこと。因みにこの眼力が放たれるのは普段髪で隠れている右眼であり、オッドアイになっている。
: 『Apocrypha』では五巻クライマックスで使う展開が用意されていたものの、ジャンボジェットを大量撃墜する光景が「ギャグ過ぎた」との事でカットされている。
: 小説版『Apocrypha』では五巻クライマックスで使う展開が用意されていたものの、ジャンボジェットを大量撃墜する光景が「ギャグ過ぎた」とのことであえなくカットされ、本編中では使用しない。
: と、思いきやアニメ版第22話、ジークとの決戦シーンでアニメオリジナル演出として使用。壮絶な作画でネット上を沸かせた。
: アニメ版『Apocrypha』では「竜告令呪」により[[ジークフリート|黒のセイバー]]となった[[ジーク]]との最終決戦で使用し、作中実現が叶った。黒のセイバーには紙一重で躱されるも、その余波で巨大な岩山を爆発とともに跡形もなく焼却している。
: 『Grand Order』ではエクストラアタックのモーションで、目からビームが再現されている。
: 『Grand Order』ではエクストラアタックのモーションに採用されており、他作品と同じく目からビームを放って攻撃する。
: 『EXTELLA』では連続攻撃4段目の派生攻撃で再現。長い距離をカバーする強力な貫通ビームで、多段攻撃かつ状態異常を付与しやすいが照射中は身動きが取れないなど一長一短。
: 『EXTELLA』では連続攻撃4段目の派生攻撃で使用。長い距離をカバーする強力な貫通型のビームとして再現され、多段攻撃かつ状態異常を付与しやすいが照射中は身動きが取れないなど一長一短。
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; 梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
; 梵天よ、我を呪え(ブラフマーストラ・クンダーラ)
: ランク:A+<br />種別:対国宝具<br />レンジ:2~90<br />最大捕捉:600人
: ランク:A+<br />種別:対国宝具<br />レンジ:2~90<br />最大捕捉:600人
: 隠された彼の奥の手。飛び道具のブラフマーストラに、カルナの属性である炎熱の効果を付与して発射する。もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲をさらに広め、威力を格段に上昇させる。その一撃は核兵器に例えられるという。
: カルナがバラモンのパラシュラーマから授けられた対国宝具。クラスがアーチャーなら弓、他のクラスであれば別の飛び道具として再現されるが、ランサー時は「槍に炎熱を纏わせ投擲する」宝具となる。
: ……はずなのだが、『CCC』でも『Apocrypha』でも「目から出したビームに炎熱を付与する」のではなく、炎熱を伴った槍の投擲として表現されている。むしろ「飛び道具」がビームなのは何かの間違いで、投槍が本来の飛び道具なのかもしれない。
: もとより広い効果範囲を持つブラフマーストラの効果範囲を炎熱の効果を付与することでさらに広め、威力を格段に上昇させており、その一撃は核兵器に例えられるほどの規模と破壊力を持つ。
: 『CCC』では上空へ槍を投擲後、天から巨大な劫火を敵に落とす。ゲーム的には毎ターン、ランダムな手でダメージを発生させる。このダメージ効果はコードキャストと同じ扱いであるため、こちらのエクストラターンの発生を大幅に阻害するというかなり嫌な特性がある。
: 『CCC』では上空へ槍を投擲後、天から巨大な劫火を敵に落とす。ゲーム的には毎ターン、ランダムな手でダメージを発生させる。このダメージ効果はコードキャストと同じ扱いであるため、こちらのエクストラターンの発生を大幅に阻害するというかなり嫌な特性がある。
: 小説版『Apocrypha』では「幻想大剣・天魔失墜」の軌道を逸らすため、庭園外周部にて威力を抑えて使用している。
: アニメ版『Apocrypha』では「梵天よ、地を覆え」に続いて黒のセイバーとの最終決戦で使用。ぶつかり合った『幻想大剣・天魔失墜』を飲み込む形で極大規模の爆発を巻き起こしたが、威力の減衰と『悪竜の血鎧』による防御能力から決め手にならず、連続使用された二発目の『幻想大剣・天魔失墜』に突破されている。
: 『EXTTELLA』では『CCC』と演出は同じ。落ちてきた槍は地面を含む障害物に接触すると大爆発を起こすが、投げ上げてから落下までに微妙なタイムラグがあり、「仕込み」が必要な点からやや使いづらい。
: 『EXTTELLA』では『CCC』と演出は同じ。落ちてきた槍は地面を含む障害物に接触すると大爆発を起こすが、投げ上げてから落下までに微妙なタイムラグがあり、「仕込み」が必要な点からやや使いづらい。
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: ランク:A++(CCC、EXTELLA) / EX(Apocrypha、Grand Order)<br />種別:対軍・対神宝具(CCC) / 対神宝具(Apocrypha、Grand Order)<br />レンジ:40~99(CCC) / 2~5(Apocrypha、Grand Order)<br />最大捕捉:千単位(CCC) / 1人(Apocrypha、Grand Order)
: ランク:A++(CCC、EXTELLA) / EX(Apocrypha、Grand Order)<br />種別:対軍・対神宝具(CCC) / 対神宝具(Apocrypha、Grand Order)<br />レンジ:40~99(CCC) / 2~5(Apocrypha、Grand Order)<br />最大捕捉:千単位(CCC) / 1人(Apocrypha、Grand Order)
: 由来:インドラが黄金の鎧を奪う際、彼の姿勢が余りにも高潔であったため、 それに報いて与えた光槍。
: 由来:インドラが黄金の鎧を奪う際、彼の姿勢が余りにも高潔であったため、 それに報いて与えた光槍。
: 雷光でできた必滅の槍。黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。
: 雷光でできた必滅の槍。黄金の鎧と引換に顕現し、絶大な防御力の代わりに強力な"対神"性能の槍を装備する。一撃のみの「光槍」であり、発動後は通常の槍へと立ち戻る。
: 『Apocrypha』では、桁外れの火力で、神獣や盾、城等の物理的なものは無論結界等も含め、あらゆる存在という概念を焼灼するもの、神をも滅ぼす究極の力とされている。令呪で強化された『幻想大剣・天魔失墜』ですら僅かな間光槍と拮抗するにとどまり、その間隙に割って入った『蒼天囲みし小世界』に防がれはしたものの、その後に盾も砕けている。
: 神をも滅ぼす究極の力。そのエネルギーはこの世の存在が抵抗し得るものではなく、放たれれば神獣や盾、城等の物理的なものは無論、結界も含めたあらゆる「存在」という概念を一片の慈悲もなく焼灼し破壊する。
:アニメにて映像化された際には、宝具解放の余波だけで周囲がマグマ化するほどの熱量を見せた。
: 最大威力の『幻想大剣・天魔失墜』との撃ち合いでは苦もなくこれを退けており、令呪による増幅を上乗せした『幻想大剣・天魔失墜』も僅かな時間拮抗したものの即座に押し返されている。だがこの世のあらゆる存在を消滅させる神殺しの槍も、時空を再構築して展開された「世界そのもの」を突破することはできず、間隙に割って入った『蒼天囲みし小世界』に阻まれたことで黒のセイバーの反撃を許した。
: 『CCC』ではカルナの背中左側にある四枚の羽の装飾を展開し、左右四対の炎の翼の如き状態になった後、翼及びその中心である背、そして槍の輝きが増したところで穂先から強烈な光の一撃を放つ。奈須きのこ氏曰く「インド版バスターランチャー」。発射後、槍自体は残るが背中にある装飾は破壊される。また、他作品におけるこの宝具の発動の際には全身の鎧が分離しているが、ゲームの演出上では槍の使用後に散る羽の装飾以外でカルナの纏っている不揃いな鎧には変化が見られず、不完全な発動のためかランクがA++となっており、威力も少なくともゲーム上の数値としてはそこまで高くはない。
: ただし突破こそ叶わなかったものの、世界を焼き尽くし溶解させることで「蒼天囲みし小世界」そのものの破壊には成功している。
: アニメにて映像化された際には宝具解放の余波だけで周囲一帯がマグマ化するほどの熱量を見せたほか、宝具そのものは「槍型に凝縮された炎の奔流」「それに付随する赤色巨星のようなエネルギー」として描かれている。
: 『CCC』ではカルナの背中左側にある四枚の羽の装飾を展開し、左右四対の炎の翼の如き状態になった後、翼及びその中心である背、そして槍の輝きが増したところで穂先から強烈な光の一撃を放つ。奈須きのこ氏曰く「インド版バスターランチャー」。発射後、槍自体は残るが背中にある装飾は破壊される。また、他作品におけるこの宝具の発動の際には全身の鎧が分離しているが、ゲームの演出上では槍の使用後に散る羽の装飾以外でカルナの纏っている不揃いな鎧には変化が見られない。このような不完全な発動のためかランクがA++となっており、威力も少なくともゲーム上の数値としてはそこまで高くはない。
: ゲーム中では表示されないが、この宝具使用後、防御力が若干低下する代わりに、攻撃力が急上昇する。
: ゲーム中では表示されないが、この宝具使用後、防御力が若干低下する代わりに、攻撃力が急上昇する。
: 『EXTELLA』では鎧と羽を消失させ、槍の先端に集めた雷を突きとともに開放。凄まじいエネルギーの奔流で敵の一群を貫く。技の終了後に鎧と羽を纏い、終了する。こちらも宝具発動後は防御力が低下する旨が記述されている。
: 『Grand Order』では『CCC』準拠の演出となっており、
: 『EXTELLA』では耳飾りと羽を消失させ、槍の先端に集めた雷を突きとともに開放。凄まじいエネルギーの奔流で敵の一群を貫く。技の終了後は再び耳飾りと羽を纏う。こちらも宝具発動後は防御力が低下する旨が記述されている。
: ギルガメッシュの宝物庫にも収蔵されていない。伝承では鬼神ガトートカチャを倒すために使われたとされるが、Fateにおいては最後まで使用しないまま戦死したことになっている。そのため原典や用途が分からないためギルガメッシュは持っていたとしても取り出せないという。
: ギルガメッシュの宝物庫にも収蔵されていない。伝承では鬼神ガトートカチャを倒すために使われたとされるが、Fateにおいては最後まで使用しないまま戦死したことになっている。そのため原典や用途が分からないためギルガメッシュは持っていたとしても取り出せないという。
:ちなみにデザイン自体はカルナの鎧のパーツを組み合わせた物となっている。
:ちなみにデザイン自体はカルナの鎧のパーツを組み合わせた物となっている。
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
; [[ジークフリート|黒のセイバー]]
: 聖杯大戦で出会った好敵手。
: 聖杯大戦で出会った好敵手。
: 彼の眼差しから生前因縁のあった人物を見出し、夜明けまで打ち合い、別れ際共に再戦を願っていたが………。
: 彼の眼差しから生前因縁のあった人物を見出し、夜明けまで打ち合い、別れ際共に再戦を願っていたが……。
; [[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]
; [[ヴラド三世 (Apocrypha)|黒のランサー]]
: 彼の王としての誇りを認め、自らの手で討ち果たそうと決意する。だが……
: 彼の王としての誇りを認め、自らの手で討ち果たそうと決意する。
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
; [[天草四郎時貞|シロウ・コトミネ]]
: すべての事柄を「それも有り」と捉える性格が災いし、彼に有用な駒として良いように扱われている。
: すべての事柄を「それも有り」と捉える性格が災いし、彼に有用な駒として良いように扱われている。
: 漫画版で正式設定された、本来のマスター。契約上はシロウがマスターに変更されたが、カルナの認識においてはあくまで彼(ら)こそがマスターである。
: 漫画版で正式設定された、本来のマスター。契約上はシロウがマスターに変更されたが、カルナの認識においてはあくまで彼(ら)こそがマスターである。
: ただし原作でのカルナの台詞からすると、シロウに傀儡にされた元マスターたちのうち、誰が自分のマスターであったのかはカルナにもわかっていないようだ。
: ただし原作でのカルナの台詞からすると、シロウに傀儡にされた元マスターたちのうち、誰が自分のマスターであったのかはカルナにもわかっていないようだ。
: [[ジーク]]
: 「黒のセイバー」をその身に宿す戦士。
: 聖杯大戦という第ニの生における最大最強の好敵手と認め、最上の敬意を以って絶対破壊の一撃「日輪よ、死に随え」を捧げる。
=== Fate/EXTRA CCC ===
=== Fate/EXTRA CCC ===
: 自身よりも格上の神霊と評し、全力で闘う事を決意する。
: 自身よりも格上の神霊と評し、全力で闘う事を決意する。
: 彼女の方は主から避けられ、忠義を全うすることもできない彼の境遇に同情しており、彼の心境を思うと寂しくなると主人公に吐露していた。
: 彼女の方は主から避けられ、忠義を全うすることもできない彼の境遇に同情しており、彼の心境を思うと寂しくなると主人公に吐露していた。
: また共に「日輪」を司る者同士でもある。
: 共に「日輪」を司る者同士でもあるためかなんとなく波長が合うらしく、関係そのものは良好。
; [[ギルガメッシュ]]
; [[ギルガメッシュ]]
: 初めて会った際、自身を上回りかねないその桁違いの力と、宝物庫に存在しない無敵の鎧と槍を持っているが故に強い興味を持たれている。
: 初めて会った際、自身を上回りかねないその桁違いの力と、宝物庫に存在しない無敵の鎧と槍を持っているが故に強い興味を持たれている。
=== 生前 ===
=== 生前 ===
; [[アルジュナ]]
; [[アルジュナ]]
: 「マハーバーラタ」における宿敵で、カルナに並ぶ力量を持つ大英雄。
: 「マハーバーラタ」における宿敵で、同神話における屈指の大英雄。
: 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格(少なくともカルナを含めた周囲はそう認識していた)の正しく英雄と言える人物とされ、カルナはそんな彼に自分でも分からない奇妙な執着心を抱いたという。
: 正義がそのまま形になったような実直で誠実な性格(少なくともカルナを含めた周囲はそう認識していた)の正しく英雄と言える人物とされ、カルナはそんな彼に自分でも分からない奇妙な執着心を抱いたという。
: 異父兄弟であると同時に互いに戦う運命にある宿命のライバルであり、最後は彼と1対1の決闘で戦う事になるが、何としてもアルジュナを勝たせようとする人々や神々の事前の妨害工作のせいで十分に実力を発揮できない状態で戦うことを強いられており、最期は呪いで行動不能になった所をアルジュナの弓矢によって討たれる。しかしカルナ本人はアルジュナが道義に反してまで自分を殺そうとする事に喜びさえ覚えていたという。
: 異父兄弟であると同時に互いに戦う運命にある宿命のライバルであり、最後は彼と1対1の決闘で戦う事になるが、何としてもアルジュナを勝たせようとする人々や神々の事前の妨害工作のせいで十分に実力を発揮できない状態で戦うことを強いられており、最期は呪いで行動不能になった所をアルジュナの弓矢によって討たれる。しかしカルナ本人はアルジュナが道義に反してまで自分を殺そうとする事に喜びさえ覚えていたという。
; インドラ
; インドラ
: インド神話を代表する雷霆の神でアルジュナの実父。
: インド神話を代表する雷霆の神でアルジュナの実父。
: アルジュナを勝たせるべくカルナを騙して『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』を奪ってカルナの不死性を封じたが、その時に見たカルナの在り方に深い感銘を受け、代わりに神さえも打ち倒すほどの凄まじい破壊力を発揮する神槍『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』を授けた。
: アルジュナを勝たせるべくカルナを騙して『日輪よ、具足となれ(カヴァーチャ&クンダーラ)』を奪ってカルナの不死性を封じたが、その時に見たカルナの在り方に深い感銘を受け、代わりに神さえも打ち倒すほどの凄まじい破壊力を発揮する神槍『日輪よ、死に随え(ヴァサヴィ・シャクティ)』を授けた。
;スーリヤ
;スーリヤ
:インド神話の太陽神にして、カルナの父親。
:インド神話の太陽神にして、カルナの父親。
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧も失うという弱体化を果たしている。
**その前評判に違わず、『CCC』内において皆から一目置かれており、彼と初めて対峙した主人公はその圧倒的な存在感から、「ひょっとすると何のペナルティもないギルガメッシュでもこのサーヴァントには一歩譲ってしまうのではないか?」「両者の実力は拮抗している」等々と発言。ギルガメッシュ本人も「戦う時が楽しみだ。申し分ない実力」と非常に高く評価している。<br>また、用語集では最上級のAランクサーヴァントの中でも強力な特Aランクサーヴァントと紹介され、メディア媒体でも、最強のサーヴァントの一角であるギルガメッシュと同等、もしくはそれ以上の英雄として紹介されている。<br>それほどまでの実力を誇りながら、ジナコの力量では彼の力を完全に引き出せておらず、マスター差で火力ではガウェインには及ばないと評されている。<br>更に怠惰で臆病な彼女の方針で闘う機会に恵まれず、鎧も失うという弱体化を果たしている。
**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ。
**CCCのシナリオでは前半の実質最強ボスであり、高い攻撃力と防御力、HPに最強レベルの宝具やスキルを持ち、テストプレイした奈須氏が「本気で殺しにかかっている」と評する性能を持つ。
**『Grand Order』のマテリアルにおいては、「あり得ない話だとは思うが」と前置きした上で「'''このサーヴァントと契約して勝利できないマスターがいるとしたら、それは[[ジナコ=カリギリ|戦いに向かない、トップランクに困った性質の人間]]だろう。'''」とまで言及されており、少なくとも優秀なマスターの下では名実ともに無双を誇るサーヴァントであることが改めて示されている。
*サーヴァントとしてはひどく燃費が悪いらしく、常時展開している黄金の鎧、武器として使用する神槍、敵の宝具でさえ溶解させる魔力放出と尋常ではない魔力喰いらしい。特に魔力放出を最大限に使用した場合、並の魔術師なら指先一本動かせず、一流と呼ばれる者でも自身の魔術を行使できない程に疲弊するらしい。<br>月の聖杯戦争で、例えカルナが万全の状態でも、三流マスターであるジナコが主では性能を出し切れる筈もない。彼がいるのに、ギルガメッシュが「参戦すれば優勝が確定してしまう」と評されたのも、こういった事情も大きいと思われる。そして、実際にジナコがマスターであるというハンデは非常に大きく、彼自身も自分の力でジナコを優勝者にするのは無理だろうと認めている。
*サーヴァントとしてはひどく燃費が悪いらしく、常時展開している黄金の鎧、武器として使用する神槍、敵の宝具でさえ溶解させる魔力放出と尋常ではない魔力喰いらしい。特に魔力放出を最大限に使用した場合、並の魔術師なら指先一本動かせず、一流と呼ばれる者でも自身の魔術を行使できない程に疲弊するらしい。<br>月の聖杯戦争で、例えカルナが万全の状態でも、三流マスターであるジナコが主では性能を出し切れる筈もない。彼がいるのに、ギルガメッシュが「参戦すれば優勝が確定してしまう」と評されたのも、こういった事情も大きいと思われる。そして、実際にジナコがマスターであるというハンデは非常に大きく、彼自身も自分の力でジナコを優勝者にするのは無理だろうと認めている。
**「燃費が悪い」とされてはいるもののカルナ本人も魔力消費の多さをそれを自覚して普段から的確にコントロールしており、窮地の場面にもならない限り魔力放出や宝具の使用は控えている。魔力消費の多い行動をとらずに戦う分には大した問題ではないようで、魔力放出と鎧以外の宝具の使用を控えたジークフリートとの戦いでは数時間以上戦い続け、もっと戦っても構わないと発言している。
**「燃費が悪い」とされてはいるもののカルナ本人も魔力消費の多さをそれを自覚して普段から的確にコントロールしており、窮地の場面にもならない限り魔力放出や宝具の使用は控えている。魔力消費の多い行動をとらずに戦う分には大した問題ではないようで、魔力放出と鎧以外の宝具の使用を控えたジークフリートとの戦いでは数時間以上戦い続け、もっと戦っても構わないと発言している。
*『CCC』と『Apocrypha』の二作品に出演しているカルナだが、その両方において優勝こそ叶わなかったものの、自身を召喚したマスターを生還させることには成功している。
*『CCC』と『Apocrypha』の二作品に出演しているカルナだが、その両方において優勝こそ叶わなかったものの、自身を召喚したマスターを生還させることには成功している。
*ギルガメッシュとの対戦時、ギルガメッシュが「風神の矢とはいかぬが我の弓もなかなかだ」と口にするが、この「風神の矢」とはカルナの終生のライバルである[[アルジュナ]]の弓矢のことではないかと推測される。ヴェーダ神話の弓持つ暴風雨神ルドラは破壊神シヴァの前身であり、またインドの聖典『リグ・ヴェーダ』においてはシヴァを別名としている。そのシヴァがアルジュナに与えた自らの身体の一片、投槍とも鏃とも語られるのが宝具『パーシュパタ』である。
*ギルガメッシュとの対戦時、ギルガメッシュが「風神の矢とはいかぬが我の弓もなかなかだ」と口にするが、この「風神の矢」とはカルナの終生のライバルである[[アルジュナ]]の弓矢のことではないかと推測される。ヴェーダ神話の弓持つ暴風雨神ルドラは破壊神シヴァの前身であり、またインドの聖典『リグ・ヴェーダ』においてはシヴァを別名としている。そのシヴァがアルジュナに与えた自らの身体の一片、投槍とも鏃とも語られるのが宝具『パーシュパタ』である。
*Fate/GrandOrderの第五章のPVにおいて初めて映像化されたカルナを見られたが案の定槍の一振りで眼前に広がる崖を焼き払ったり、『日輪よ、死に随え』を使うなど派手な光景を見せていた。また、第五章のPVによってカルナの肩にある棘のある車輪状の鎧は空中浮遊しているものであるという事が判明した。
*初めて映像化されたのは『Fate/GrandOrder』の第五章PVにおいて。槍の一振りでエアーズロックの如き岩山を両断するなど、共演した[[アルジュナ]]と共に想像を絶するスケールの闘いぶりで視聴者を唖然とさせた。また、このPVによってカルナの肩にある棘のある車輪状の鎧は空中浮遊しているものであるという事が判明した。
* Apocryphaのアニメ版、第22話のジークとの決戦シーンでは遂に『梵天よ、地を覆え』を披露した。小説版にはこのシーンはなく、アニメオリジナルの物である。そして肝心の描写だが…おなじみ目からビームを放つものとなっている。ただし、A-1 Picuturesの力によって『CCC』の時と比べてより大規模で怪物染みた演出となっており迫力満点。必見。
*上述もしたが、アニメ版『 Apocrypha』の第22話のジークとの決戦シーンでは遂に映像作品で『梵天よ、地を覆え』を披露した。肝心の描写はおなじみ目からビームを放つものとなっているが、『CCC』と異なり全力全開モードであるという設定、そしてA-1 Picutures作画班の本気によって『CCC』とは比べ物にならないほどの大規模攻撃となっており、迫力満点である。
== 脚注 ==
== 脚注 ==