: 『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許し、悪に苛まれようとも善を貫こうとする』とも評され、善悪や強弱で区別したり引き下がる性格ではない。しかしながら何より元がただの一般人であるため、人倫にもとる行為を見逃せるような魔術師然とした人格ではない。作中で非道に怒ることはあっても、全てのサーヴァントを憎まず慈しむため、形式として従うだけで馴れ合いを拒絶するサーヴァントも最終的には根負けした形で変わり者のマスターを受け入れるケースが多い。また、自ら望んで変質し離れて行ったサーヴァントであっても自分の意志で助けようとするなど、例えその経緯が世界の危機と関係ない他人事であっても看過せず、損得関係なしに行動し個々人と向き合う姿勢を貫いている。仮に一部のサーヴァントが自身に叛逆したとしても、サーヴァントの意思を尊重した上で「何度でも止める」という意思表示を見せている<ref>幕間の物語『世界の救済について話をしよう』より。</ref>。<br />そういった戦術とは異なる意味でサーヴァントの扱いにはずば抜けて優れており、多種多様なサーヴァントを惹きつける強い心と求心力を持っている。ただその関係で性別関係なく女性サーヴァントからも好意を持たれており、中には[[清姫|愛が]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|重い]][[源頼光|連中]]も数多いため、所謂「女難の相」を持っているともいえる。 | : 『善を知りながら悪を成し、善にありながら悪を許し、悪に苛まれようとも善を貫こうとする』とも評され、善悪や強弱で区別したり引き下がる性格ではない。しかしながら何より元がただの一般人であるため、人倫にもとる行為を見逃せるような魔術師然とした人格ではない。作中で非道に怒ることはあっても、全てのサーヴァントを憎まず慈しむため、形式として従うだけで馴れ合いを拒絶するサーヴァントも最終的には根負けした形で変わり者のマスターを受け入れるケースが多い。また、自ら望んで変質し離れて行ったサーヴァントであっても自分の意志で助けようとするなど、例えその経緯が世界の危機と関係ない他人事であっても看過せず、損得関係なしに行動し個々人と向き合う姿勢を貫いている。仮に一部のサーヴァントが自身に叛逆したとしても、サーヴァントの意思を尊重した上で「何度でも止める」という意思表示を見せている<ref>幕間の物語『世界の救済について話をしよう』より。</ref>。<br />そういった戦術とは異なる意味でサーヴァントの扱いにはずば抜けて優れており、多種多様なサーヴァントを惹きつける強い心と求心力を持っている。ただその関係で性別関係なく女性サーヴァントからも好意を持たれており、中には[[清姫|愛が]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|重い]][[源頼光|連中]]も数多いため、所謂「女難の相」を持っているともいえる。 |