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: 「最高傑作」と謳われる、[[アインツベルン]]のホムンクルス。第四次聖杯戦争開始に先立ち、[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]の卵子と[[衛宮切嗣]]の精子を用いて作り出された。なお、ホムンクルスでありながら、その過程でアイリスフィールの母胎から「出産」されることで生を受けている。生まれながらに「聖杯の器」となることが宿命づけられており、母親の胎内にいる間から様々な呪的処理を為されている。しかし反作用として、発育不全・短命などのハンデも背負っている。
: 「最高傑作」と謳われる、[[アインツベルン]]のホムンクルス。第四次聖杯戦争開始に先立ち、[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]の卵子と[[衛宮切嗣]]の精子を用いて作り出された。なお、ホムンクルスでありながら、その過程でアイリスフィールの母胎から「出産」されることで生を受けている。生まれながらに「聖杯の器」となることが宿命づけられており、母親の胎内にいる間から様々な呪的処理を為されている。しかし反作用として、発育不全・短命などのハンデも背負っている。
: 第四次聖杯戦争を経て母は亡くなり、父は裏切り者としてアインツベルンから遠ざけられる。鋳造主であり育ての親とも言える[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン|アハト翁]]による教育も手伝い、「[[衛宮切嗣|キリツグ]]は自分と母を捨てた」という誤解によって恨みの感情を募らせていく。
: 第四次聖杯戦争を経て母は亡くなり、父は裏切り者としてアインツベルンから遠ざけられる。鋳造主であり育ての親とも言える[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン|アハト翁]]による教育も手伝い、「[[衛宮切嗣|キリツグ]]は自分と母を捨てた」という誤解によって恨みの感情を募らせていく。
: 第五次聖杯戦争開始の2ヶ月前にバーサーカーを召喚。苛烈な訓練によって、人格を失っているはずのバーサーカーと強固な絆を得る。[[ヘラクレス|バーサーカー]]、[[セラ]]、[[リーゼリット]]を伴って来日し、[[衛宮切嗣]]の養子・[[衛宮士郎]]と邂逅を果たし、[[聖杯戦争]]に臨む。
: 第五次聖杯戦争開始の2ヶ月前に[[ヘラクレス|バーサーカー]]を召喚。苛烈な訓練によって、人格を失っているはずのバーサーカーと強固な絆を得る。バーサーカー、[[セラ]]、[[リーゼリット]]を伴って来日し、[[衛宮切嗣]]の養子・[[衛宮士郎]]と邂逅を果たし、[[聖杯戦争]]に臨む。
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; 人物
; 人物
: 基本的には素直で無邪気、天真爛漫な幼女。その様は「雪の妖精」に喩えられる。しかし、[[聖杯戦争]]のためだけに育てられたため、一般的な常識や倫理観が乏しく、特に殺人に抵抗がない(ただし流石に関係の無い民間人を躊躇無く殺せるという程ではない)。ナチュラルに天使で、ナチュラルに悪魔。夜に出会えば危険極まりないマスターであるが、お昼の商店街に現れたときは人との触れ合い方を知らない臆病な少女である。
: 基本的には素直で無邪気、天真爛漫な幼女。その様は「雪の妖精」に喩えられる。しかし、[[聖杯戦争]]のためだけに育てられたため、一般的な常識や倫理観が乏しく、特に殺人に抵抗がない(但し関係の無い民間人には手を出していない)。ナチュラルに天使で、ナチュラルに悪魔。夜に出会えば危険極まりないマスターであるが、お昼の商店街に現れたときは人との触れ合い方を知らない臆病な少女である。
: [[衛宮士郎|士郎]]を「お兄ちゃん」と呼び、マスターとしては裏切った[[衛宮切嗣]]の後継者として殺害しようとするが、イリヤスフィールとしては[[衛宮士郎]]に対し親しみを感じており、HFルートではその二つの相反する感情に戸惑うこともあった。普段の立ち居振る舞いは幼い少女然としているが、魔術師・貴族の姫として威厳のある態度をとったり、実年齢は[[衛宮士郎|士郎]]よりも上であるため、「妹」ではなく「姉」としての顔を垣間見せる時もあるなど、様々な側面を併せ持つ。
: [[衛宮士郎|士郎]]を「お兄ちゃん」と呼び、マスターとしては裏切った[[衛宮切嗣]]の後継者として殺害しようとするが、イリヤスフィールとしては[[衛宮士郎]]に対し親しみを感じており、HFルートではその二つの相反する感情に戸惑うこともあった。普段の立ち居振る舞いは幼い少女然としているが、魔術師・貴族の姫として威厳のある態度をとったり、実年齢は[[衛宮士郎|士郎]]よりも上であるため、「妹」ではなく「姉」としての顔を垣間見せる時もあるなど、様々な側面を併せ持つ。
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; 能力
; 能力
: マスターとしては[[聖杯戦争]]史上最高の適性を持っており、凄まじく魔力を消耗する[[ヘラクレス|バーサーカー]]を苦も無く維持している。[[令呪]]も特別仕様で、通常なら支配を弾きかねない程強力な英霊を律することが出来る。ただし、マスターとしては群を抜く適性を有してはいても、[[聖杯戦争]]のためだけに育てられたという歪な教育課程のためか[[魔術|魔術師]]としての技量そのものは未だ高くなく、まだまだ発展途上。もっとも、こちらの適性もホムンクルス故に高く、魔術回路の数も通常の魔術師を圧倒し、自立型魔術回路とでも言うべき存在。
: 人体の7割を魔術回路が占め、[[聖杯戦争]]史上最高のマスター適性を持つ。その魔術回路は魔力生成で紅く光り、令呪としても機能する。その強制力は通常の令呪ならば弾きかねないサーヴァントにも通じる程。膨大な魔力量でもって自滅必至の筈のバーサーカーを制御しきっているが、普段は凶化のランクを下げ、日中は眠らせる等、負担を減らそうともしている。
: イリヤの心臓は[[聖杯]]の器であり、魔術回路に繋がることで機能する。容量はサーヴァント4騎までで、それ以上は手足を動かす分、呼吸する分、人体を形作る分と段々と他のエネルギーを回すことになる。5騎以上を収めた時に備えてセラとリーゼリットを付き従えている。最終的には「[[魔術礼装#TND|天のドレス]]」を着て全身を聖杯の器とし、大聖杯を制御して[[魔法|第三魔法]]「天の杯」に至ることを目指す。
: [[魔術|魔術師]]としては未熟とされるイリヤではあるが、そもそもイリヤは「願望機」たる[[聖杯]]であるため、彼女の[[魔術]]は理論をすっ飛ばして「結果」のみを現出できる。それがイリヤの魔力で叶うことならば、イリヤ自身はそのために必要な魔術理論を知らなくとも[[魔術]]を行使できる。
: 人格を持つ[[聖杯]]として、イリヤの魔力には「願いを叶える」という魔術特性が備わっている。これにより魔力を放ちさえすれば、魔術理論を知らなくとも望む結果を得ることができる。但し迷路は魔力不足で造れなかった。
: TVアニメ版『Unlimited Blade Works』では髪の毛を媒介とした鳥型の[[使い魔]]を使役している。術式名は『天使の詩(エルゲンリート)』、鳥の名は『シュトルヒリッター(コウノトリの騎士)』。これはオートで追尾するビットに近い、自立浮遊砲台の小型の使い魔で、小型ながら魔力の生成すら可能な代物。凛は「ミニ魔術師」と称した。光弾を撃つ銃身と、それを固定する浮遊する本体の2パーツで構成されている。銃身部分は剣のようにも見え、実際、本体で生た光弾を飛ばすバレルであり、近接戦闘では剣として使用される。射出する普通の光弾をツェーレ(涙)、剣状に変形して、剣部分を撃ち出す光弾をデーゲン(剣)と呼ぶ。デーゲンはバレルそのものを弾丸として打ち出すため、大威力だが、撃ってしまうと使い魔は銃身を失うので自壊してしまう。母親である[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリ]]も魔力を通した針金で似たような使い魔を使役しており、彼女たちの魔術特性の遺伝が垣間見える部分である。
: また森の結界を掌握しており、誰が出入りしたかを知ったり、森に設置されたトラップを即座に操作することができる。
: 生まれつき魔術を知っていると「タイガー道場」で語られているが、その内容は偏っている様で、Fateルートでは魔術刻印をマスターになる為の物と誤解していた。生まれた時からマスターだったからと、魔術刻印は持っていない。
: TVアニメ版『Unlimited Blade Works』では髪の毛を媒介とした鳥型の[[使い魔]]を使役している。術式名は『天使の詩(エルゲンリート)』、鳥の名は『シュトルヒリッター(コウノトリの騎士)』。これはオートで追尾するビットに近い、自立浮遊砲台の小型の使い魔で、小型ながら魔力の生成すら可能な代物。凛は「ミニ魔術師」と称した。光弾を撃つ銃身と、それを固定する浮遊する本体の2パーツで構成されている。銃身部分は剣のようにも見え、実際、本体で生た光弾を飛ばすバレルであり、近接戦闘では剣として使用される。射出する普通の光弾をツェーレ(涙)、剣状に変形して、剣部分を撃ち出す光弾をデーゲン(剣)と呼ぶ。デーゲンはバレルそのものを弾丸として打ち出すため、大威力だが、撃ってしまうと使い魔は銃身を失うので自壊してしまう。『Fate/Grand Order』によると、この魔術には[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|針金から作られたもの]]も含まれる。
==バリエーション==
==バリエーション==
『stay night』バッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場する''イリヤに似た何か''。
『stay night』バッドエンド救済コーナー「タイガー道場」に登場する''イリヤに似た何か''。
『hollow』でのミニゲーム「[[トラぶる花札道中記]]」では、師・タイガーとの馴れ初めが語られる。
『hollow』でのミニゲーム「[[トラぶる花札道中記]]」では、師・タイガとの馴れ初めが語られる。令呪は本編と違い、左に顔を向けた人を模した独特な形状をしている。
=== トラウマ獣 ===
=== トラウマ獣 ===
===Fateシリーズ===
===Fateシリーズ===
;[[Fate/stay night]]
;[[Fate/stay night]]
:準ヒロイン。切嗣の因縁から息子である士郎に執着している。fateルートでは生き残って士郎と和解し衛宮家に居候することになるがUBW・HFルートでは死亡する末路を迎える(特に前者は一切の救いがなく残酷なもの)。
:準ヒロイン。切嗣の因縁から息子である士郎に執着している。Fateルートでは帰国したくないとして藤村家に居候となり、UBWとHFルートでは死亡する。
;[[Fate/hollow ataraxia]]
;[[Fate/hollow ataraxia]]
:やっぱり準ヒロイン。最早完全に妹と化したが、「シスタークライシス☆」ではその地位を脅かす者達が。
:やっぱり準ヒロイン。最早完全に妹と化したが、「シスタークライシス☆」ではその地位を脅かす者達が。
;[[Fate/Zero]]
;[[Fate/Zero]]
:幼少期。hollowでイリヤの口から語られた胡桃芽探しのエピソードなどがある。聖杯戦争中は冬の城で留守番。
:幼少期。『hollow』でイリヤの口から語られた胡桃芽探しのエピソードなどがある。聖杯戦争中は冬の城で留守番。
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
;[[Fate/Zero|Fateゼロカフェ~Fate/Zero Cafeに集う英霊達~]]
:「ゼロカフェ」のある街で両親と幸せに暮らしている。目についた色々なものを数えるのが趣味で、気が付いたらよく迷子になっていたりする。
:「ゼロカフェ」のある街で両親と幸せに暮らしている。目についた色々なものを数えるのが趣味で、気が付いたらよく迷子になっていたりする。
:うなされていたイリヤが目覚めると、そこは衛宮邸。お腹がすいたので居間へと行ってみると、そこにいたバーサーカーは何故か紳士モードだった!
:うなされていたイリヤが目覚めると、そこは衛宮邸。お腹がすいたので居間へと行ってみると、そこにいたバーサーカーは何故か紳士モードだった!
;[[Fate/unlimited codes]]
;[[Fate/unlimited codes]]
:戦闘キャラではないため、バーサーカーとセットでイベント会話とデモシーンに登場するのみ。PS2版ではミニゲームで間接的に戦闘にも参加する。
:プレイアブルキャラではないため、バーサーカーとセットでイベント会話とデモシーンに登場するのみ。PS2版ではミニゲームで間接的に戦闘にも参加する。
;[[カプセルさーばんと]]
;[[カプセルさーばんと]]
:昨年カプさば界に颯爽と現れて有り余る財力で対戦相手を屠ってきた初代伝説のチャンプ。セラとリズを連れて日本にやってきた。
:昨年カプさば界に颯爽と現れて有り余る財力で対戦相手を屠ってきた初代伝説のチャンプ。セラとリズを連れて日本にやってきた。
=== 冬木 ===
=== 冬木 ===
;[[衛宮切嗣]]
;[[衛宮切嗣]]
:父親。8歳までは同じ城で暮らし、父としての愛情を一身に受けたが、第四次聖杯戦争以後全く会うことが出来なくなる。その間祖父に「裏切り者」として憎悪を植え付けられていく。
:父。8歳までは共に暮らし、父としての愛情を一身に受けたが、第四次聖杯戦争以後全く会うことが出来なくなる。その間「裏切り者」として憎悪を植え付けられていく。
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
:母親。父と同じく第四次聖杯戦争以後会っていないが、同じユスティーツァの系譜なのでイリヤの中には彼女の記憶もある。
:母。第四次聖杯戦争で死亡するが、鋳型が同じイリヤの中にも居り、イリヤはずっと側に居たと語る。
;[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]
;[[ユスティーツァ・リズライヒ・フォン・アインツベルン]]
:最初の聖杯となったホムンクルス。後継機であるイリヤの中にも彼女の記憶が息づいている。
:大聖杯の礎となったホムンクルス。後継機であるイリヤの中にも彼女の記憶が息づいている。
;[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン]]
;[[ユーブスタクハイト・フォン・アインツベルン]]
:アインツベルン現当主。「おじい様」とイリヤは呼んでいるが、無論血の繋がった祖父ではない。イリヤに聖杯戦争の何たるかとずれまくった日本観を刷り込んだ。
:アインツベルン家頭首。イリヤは「お爺さま」と呼ぶ。イリヤに聖杯戦争の何たるかとずれまくった日本観を刷り込んだ。
;[[衛宮士郎]]
;[[衛宮士郎]]
:夜は裏切り者の息子として狙い、昼は兄として慕う。でも実は義弟。
:夜は裏切り者の息子として狙い、昼は兄として慕う。でも実は義弟。
:士郎の協力者であるため、夜では死闘を繰り広げ、昼ではお兄ちゃんに近付く女のひとりとして警戒している。本来敵同士であることに加え、士郎が彼女に憧れていたことを勘づいているのか、士郎と彼女の相性の良さを理解しているからか、基本的に喧嘩腰であまり仲良くはない。
:士郎の協力者であるため、夜では死闘を繰り広げ、昼ではお兄ちゃんに近付く女のひとりとして警戒している。本来敵同士であることに加え、士郎が彼女に憧れていたことを勘づいているのか、士郎と彼女の相性の良さを理解しているからか、基本的に喧嘩腰であまり仲良くはない。
;[[ギルガメッシュ]]
;[[ギルガメッシュ]]
:敵サーヴァント。ルートによっては彼によって悲惨な目に遭う。彼のイリヤに対する仕打ちはかなり残酷なもの。
:居る筈の無いサーヴァント。Fateルートでは取り乱して攻撃するも跳ね返される。UBWルートでは心臓を狙われる。HFルートでは桜の中で3騎分を満たした彼の魂に驚かされる。
== 名台詞 ==
== 名台詞 ==
;「ふふ、行儀いいんだねお兄ちゃん。知ってるよ、それってカイシャクって言うんでしょう?<br> お爺さまは言ってたわ。ニホンジンは、死ぬ時に正座して首を刎ねてもらうクビカリゾクなんだって」
;「ふふ、行儀いいんだねお兄ちゃん。知ってるよ、それってカイシャクって言うんでしょう?<br> お爺さまは言ってたわ。ニホンジンは、死ぬ時に正座して首を刎ねてもらうクビカリゾクなんだって」
:記念すべき最初のバッドエンドにて。膝が逆に折れ曲がるという凄惨な状況を作っておいてこの発言である。
:記念すべき最初のバッドエンドにて。膝が逆に折れ曲がるという凄惨な状況を作っておいてこの発言である。
:そしてユーブスタクハイトは何を教えているのか。切嗣のせいで盛大に偏見が入っているようである。
:そしてユーブスタクハイトは何を教えているのか。
:なお、このバッドエンドに到達した場合、'''彼女のテーマ曲「ローレライ」を最初にここで聴く羽目になる'''。
:なお、このバッドエンドに到達した場合、'''彼女のテーマ曲「ローレライ」を最初にここで聴く羽目になる'''。
;「やっちゃえ、バーサーカー!」
;「やっちゃえ、バーサーカー」
:この一言でバーサーカーが暴れまくる、恐怖の言葉。雪の妖精は歌うように惨殺を命じる。
:この一言でバーサーカーが暴れまくる、恐怖の言葉。雪の妖精は歌うように惨殺を命じる。
;「偶然じゃないよ。<br> セラの目を盗んで、わざわざシロウに会いに来てあげたんだから。コウエイに思ってよね!」
:敵のはずのイリヤが自分を襲わず、あまつさえ好意的に接してくることに驚いた士郎に「偶然会っただけなのか?」と聞かれて。
:胸を張ってドヤ顔をしているイリヤを想像すると実に微笑ましい光景だが、同時にセラの心境を思うと同情を禁じえない。
;「やっぱり、シロウはお兄ちゃんだー!」
;「やっぱり、シロウはお兄ちゃんだー!」
:届かないはずの、狂戦士の心に届いた純粋な言葉。
:届かないはずの、狂戦士の心に届いた純粋な言葉。
:魔力を供給する聖杯の出現二ヶ月前から召喚し、身を削りながら過ごした日々により、第五次の主従の中でも絆は特に強い。
:魔力を供給する聖杯の出現二ヶ月前から召喚し、身を削りながら過ごした日々により、第五次の主従の中でも絆は特に強い。
;「えっ――そ、そんなの言われても困るっ。<br> わたし、どっちもいっぱいだもの。<br> シロウと話せるのは楽しいけど、やっぱり許してなんかあげないんだから、どっちかを取るなんてできない」
;「えっ――そ、そんなの言われても困るっ。<br> わたし、どっちもいっぱいだもの。<br> シロウと話せるのは楽しいけど、やっぱり許してなんかあげないんだから、どっちかを取るなんてできない」
;「わたし、フクシュウに来たのに。その相手がもういないのって、悲しいね」
;「わたし、フクシュウに来たのに。その相手がもういないのって、悲しいね」
:衛宮邸に招かれたイリヤは嬉々として士郎の家を探検するものの、かつてそこにいた切嗣はもう他界し、イリヤは彼を殺すことも、抱きしめてもらうこともできない。呟き、流れる涙の意味を理解できないまま涙するイリヤに、士郎は何も言えなかった。
:衛宮邸に招かれ嬉々として探検するも、切嗣はどこにも見付けられなかった。イリヤは彼を殺すことも、抱きしめてもらうこともできない。呟き、自分でも何にか分からないまま涙するイリヤに、士郎は何も言えなかった。
;「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。<br> そんなの、私だって知ってるんだから。」
;「そうよ。好きな子のことを守るのは当たり前でしょ。<br> そんなの、私だって知ってるんだから。」
:涼やかに軽やかに、だが断固として響く下知の声。応じて轟くは、山をも砕く大暴力。四夜の終末、ただ一度の見せ場に、今まで静観を保ち続けた主従は存分に暴れ駆ける。
:涼やかに軽やかに、だが断固として響く下知の声。応じて轟くは、山をも砕く大暴力。四夜の終末、ただ一度の見せ場に、今まで静観を保ち続けた主従は存分に暴れ駆ける。
=== とびだせ!トラぶる花札道中記 ===
=== トラぶる花札道中記 ===
;「なんつーかこー、アイツの心臓えぐりとりてぇ」
;「なんつーかこー、アイツの心臓えぐりとりてぇ」
:某ルートでハートキャッチ(物理)した相手に対して。殺られたら殺りかえす。
:某ルートでハートキャッチ(物理)した相手に対して。殺られたら殺りかえす。
===フェイト/タイガーころしあむ===
===フェイト/タイガーころしあむ===
;「さっきからシロウの為とか言ってるけど、結局はシロウを取られたくないっていう自分の欲求じゃない!!」<br>「わたしはもちろんわたしのためにシロウが欲しいわ!サクラみたいに自分を誤魔化さないもんね!!」
;「さっきからシロウの為とか言ってるけど、結局はシロウを取られたくないっていう自分の欲求じゃない!!」<br>「わたしはもちろんわたしのためにシロウが欲しいわ! サクラみたいに自分を誤魔化さないもんね!!」
:自身のシナリオにて。裏表のない正直者で可愛いイリヤ。え?士郎の意思?……。
:自身のシナリオにて。裏表のない正直者で可愛いイリヤ。え? 士郎の意思? ……。
;「わたしの恋路を邪魔する人は馬に蹴られて……<br> 死んじゃえーー!!! バーサーカー!」
;「わたしの恋路を邪魔する人は馬に蹴られて……<br> 死んじゃえーー!!! バーサーカー!」
===フェイト/タイガーころしあむ アッパー===
===フェイト/タイガーころしあむ アッパー===
;「ジャーマンナッコォ!ジャーマンスープレックス!!ジャーマン一本足四の字!!!」
;「ジャーマンナッコォ! ジャーマンスープレックス!! ジャーマン一本足四の字!!!」
:自分シナリオにて。切嗣と感動の再会と思いきや容赦なく攻撃を仕掛ける。切嗣シナリオで再会した際も似たようなやり取りをしている。
:自分シナリオにて。切嗣と感動の再会と思いきや容赦なく攻撃を仕掛ける。切嗣シナリオで再会した際も似たようなやり取りをしている。
;「いうな」
;「いうな」
:コハエース2014夏の増刊号にて'''首から下がバーサーカーの肉体になっている姿'''を琥珀さんに突っこまれての察しろと言わんばかりの一言。
:コハエース2014夏の増刊号にて'''首から下がバーサーカーの肉体になっている姿'''を琥珀さんに突っこまれての察しろと言わんばかりの一言。
:元ネタは3DSのゲームにおけるバーサーカーの夢幻召喚だと思われる…
:元ネタはゲーム『プリズマ☆イリヤ』でのバーサーカーの夢幻召喚。
== メモ ==
== メモ ==
*第四次聖杯戦争前に8歳になっているので、第五次の時点で実年齢は18歳以上。
*イリヤという名について、『Fate/side side materiale 2』で奈須は「なんか知らないけど、サラッと決まった名前。自分的には珍しい」と述べている。
*アインツベルンの森の奥から冬木市街にやってくるのには、車を使っている。車種はアイリも使ったおベンツェ。メイドが運転することもあるが、基本、イリヤ一人がふらっとやって来る時には、イリヤ本人が運転している。道交法とかは大丈夫なのだろうか? 森の中なら私有地だからOK?
*「タイガー道場」によると、『Fate/stay night』でのイリヤによるバッドエンドの数は2位以下。但し実際にカウントすると同率1位になるとも。まあデッドエンドは0回だからね?
**[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー|タイガーころしあむ]]にてセイバーの免許を偽造しているので、正規か偽造かはわからないが免許を所持しており、相応の知識もあるのだろう。
*本来は専用ルートがUBWルートの次に予定されていたが、諸般の事情で「Heaven's Feel」として桜ルートと統合された。そのため、本編では使われなかったが、イリヤの下着姿の設定画が存在する。
*アインツベルンの森の奥から冬木市街にやってくるのには、車を使っている。車種はアイリも使ったおベンツェ。メイドが運転することもあるが、基本、イリヤ一人がふらっとやって来る時には、イリヤ本人が運転している。道交法とかは大丈夫なのだろうか?
**『[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]』にてセイバーの免許を偽造しているので、正規か偽造かはわからないが免許を所持しており、相応の知識もあるのだろう。
*TECH GIAN付録の応援本裏表紙のイリヤがロリブルマの発生源。
*第四次聖杯戦争の8年前に生まれているので、五次で実年齢は17、8歳。
*裏切り者の切嗣に対する行き場のない恨みを、切嗣の愛情を受けて育ったであろう士郎にぶつけてくる。しかし同時に、士郎のことは残された最後の家族としても見ており、士郎を失い再び一人ぼっちになることを何よりも恐れている。士郎を直接手に掛けないのは、自分自身で最後の家族を消すのが怖いから。
*裏切り者の切嗣に対する行き場のない恨みを、切嗣の愛情を受けて育ったであろう士郎にぶつけてくる。しかし同時に、士郎のことは残された最後の家族としても見ており、士郎を失い再び一人ぼっちになることを何よりも恐れている。士郎を直接手に掛けないのは、自分自身で最後の家族を消すのが怖いから。
*本来は専用ルートが凛ルートの次に予定されていたが、諸般の事情で「Heaven's Feel」として桜ルートと統合された。そのため、本編では使われなかったが、イリヤの下着姿の設定画が存在する。
*生い立ちについて、当初はアインツベルンから子作りが義務付けられていたようなニュアンスだったのだが、後に[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|母親]]が[[衛宮切嗣|夫]]の未来のために夫婦の間の子どもが必要だと望んだため、とされた。
**『Fate/stay night』のどのルートでも短命を運命付けられているヒロインなだけに切ないものがある。
**『stay night』のどのルートでも短命を運命付けられているヒロインなだけに切ないものがある。
**「タイガー道場すぺしゃる」でFateルートのその後を突っ込まれた時も言葉を濁らせている。
**タイガー道場特典の温泉においては、セイバールートならば意外に長生きして士郎や大河と同居するような口ぶりであったが、真偽の程は謎のまま。
*PS2版『Fate/unlimited codes』では「タイガー(直伝)アッパーカット」というミニゲームで、見事なアッパーカットを披露してくれる(見た目は弟子1号ロリブルマの拳を突き上げる立ち絵そのまま)。それにしても(直伝)とは、制作会社が会社だけに某隻眼ムエタイ帝王の直伝なのだろうか。
*PS2版『Fate/unlimited codes』では「タイガー(直伝)アッパーカット」というミニゲームで、見事なアッパーカットを披露してくれる(見た目は弟子1号ロリブルマの拳を突き上げる立ち絵そのまま)。それにしても(直伝)とは、制作会社が会社だけに某隻眼ムエタイ帝王の直伝なのだろうか。
*「トラぶる花札道中記」では、本編イリヤとは別にロリブルマも[[令呪]]を所有している。左に顔を向けた人を模した独特な形状をしている。
*『Fate/complete material Ⅱ』によると、『TECH GIAN』付録の「TYPE-MOON応援本」裏表紙のイリヤがロリブルマの発生源。
*TVアニメ版『Unlimited Blade Works』のリアルタイム視聴会イベントの裏話より。第3話でイリヤが使役していた鳥型の[[使い魔]]は、奈須きのこがコンテ段階では10羽ぐらい描いていた。その10羽が円を描いて波動砲みたいな攻撃をする初期設定だったが、凛がやられてしまうということで没になったらしい。
*TVアニメ版『Unlimited Blade Works』のリアルタイム視聴会イベントの裏話より。第3話でイリヤが使役していた鳥型の[[使い魔]]は、奈須きのこがコンテ段階では10羽ぐらい描いていた。その10羽が円を描いて波動砲みたいな攻撃をする初期設定だったが、凛がやられてしまうということで没になったらしい。