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{{登場人物概要
{{登場人物概要
| 読み =
| 読み =
| 外国語表記 =
| 外国語表記 = ''Alice''
| 別名 =
| 別名 =
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
| 初登場作品 = [[Fate/EXTRA]]
== 概要 ==
== 概要 ==
本名不明。白いドレスの幼い少女。[[Fate/EXTRA|ムーンセルの聖杯戦争]]において、同じ姿の黒い少女「[[ナーサリー・ライム|アリス]]」と共に、無邪気に遊ぶ。
;略歴
;略歴
:聖杯戦争の予選にて、『さまよう少女』という学校の怪談として噂になっているところを、新聞部所属の男子生徒(ゲーム中でプレイヤーが最初に操作するキャラクター)が取材。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは本戦開始直後に遭遇。本戦では、主人公の第三回戦の対戦相手。<br>アリスと行動を共にし、怪物「ジャバウォック」を召喚。その怪物の凶暴性から、バーサーカーを従えた双子のマスターであることを疑われる。<br>[[概念武装]]「ヴォーパルの剣」によってジャバウォックは退けられるが、次には[[固有結界]]「名無しの森」をアリーナ第二層全体に展開。その内に取り込まれた者は、自身の名前を皮切りに、自我とともに存在自体が薄れていき、最終的に消滅するという強力な効果でもって主人公を追いつめる。<br>バーサーカーと固有結界の取り合わせには無理がある。また、ムーンセルのシステム上、二人一組のマスターは存在し得ない。それらを手がかりに、主人公は、ありすとアリスの正体に迫る。<br>ありす自身の断片的な言葉によれば、地上でのありすは、戦争によって負傷し、病院と思しき施設で長い間不自由な生活をしていたらしい。<br>[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]によって、キャスターと共に彼女の手駒として蘇生されたが、彼女達の命令を遵守する気はさらさら無く、自由奔放に行動する。<br>だが[[メルトリリス]]によって………
:聖杯戦争の予選にて『さまよう少女』という学校の怪談として噂になっている所を、新聞部所属の男子生徒(ゲーム中でプレイヤーが最初に操作するキャラクター)が取材。[[主人公 (EXTRA)|主人公]]とは本戦開始直後に遭遇。本戦では、主人公の第三回戦の対戦相手。<br>アリスと行動を共にし、怪物「ジャバウォック」を召喚。その怪物の凶暴性から、バーサーカーを従えた双子のマスターであることを疑われる。<br>[[概念武装]]「ヴォーパルの剣」によってジャバウォックは退けられるが、次には[[固有結界]]「名無しの森」をアリーナ第二層全体に展開。その内に取り込まれた者は、自身の名前を皮切りに、自我とともに存在自体が薄れていき、最終的に消滅するという強力な効果でもって主人公を追いつめる。<br>バーサーカーと固有結界の取り合わせには無理がある。また、ムーンセルのシステム上、二人一組のマスターは存在し得ない。それらを手がかりに、主人公は、ありすとアリスの正体に迫る。<br>ありす自身の断片的な言葉によれば、地上でのありすは戦争によって負傷し、病院と思しき施設で長い間不自由な生活をしていたらしい。<br>[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]によって、キャスターと共に彼女の手駒として蘇生されたが、彼女達の命令を遵守する気はさらさら無く、自由奔放に行動する。<br>だが[[メルトリリス]]によって………
;人物
;人物
:儚げな印象の、人形のような少女。主人公の見立てでは「おそらくは10に満たない」という幼女。<br>見た目と違って実年齢はかなり高く、生前の国籍は第二次大戦期のイギリス。ナチスドイツの空爆によって瀕死の重傷を負ったが、魔術回路が確認されたために強制的に延命させられ、数年間に及び研究用実験に使われた後に肉体は絶命した。だが精神は繋げられたネットに残り続け、電脳魔として生き続けることになる。<br>基本的に、遊びたい盛りの無邪気な子供。先述の事情で訳も分からぬうちに長らく苦痛と孤独を味わった反動から、寂しがり屋で人見知り。<br>ありす自身は、何故か迷い込んでしまった知らない場所として電脳世界を渡り歩き、ムーンセルにて待望のお友達である「あたし([[ナーサリー・ライム|アリス]])」を見つけた。その後はSE.RA.PHを眺めるだけだったが、自分と同類である主人公を見つけて、遊びたいからと自分も本選会場まで移動してしまう。当人は遊んでいるだけのつもりであり、聖杯戦争に参加してしまったという自覚はない。<br>やっと見つけた同類である主人公のことを「あたし(ありす)と同じ」と言って、比較的懐いている。<br>自分のことを「あたし」と呼ぶのと同様、キャスターのことも「あたし」と呼ぶ。二人が交互にしゃべると、どちらがどちらかを把握するのが困難になるほど。<br>[[玉藻の前|キャスター (EXTRA・青)]]いわく、「見た感じは電波なロリ」。
:儚げな印象の人形のような少女。8歳ほどの可愛らしい姿をしており、主人公の見立てでは「おそらくは10に満たない」という幼女。<br>見た目と違って実年齢はかなり高く、生前の国籍は第二次世界大戦末期のイギリス。ナチスドイツの空爆によって瀕死の重傷を負い余命幾ばくも無い状態に陥ったが、魔術回路が確認されたために強制的に延命させられ、数年間に及び研究用実験に使われた後に肉体は絶命した。だが精神は繋げられたネットに残り続け、電脳魔として生き続けることになる。<br>基本的に遊びたい盛りの無邪気な子供。先述の事情で訳も分からぬうちに長らく苦痛と孤独を味わった反動から、寂しがり屋で人見知り。<br>ありす自身は何故か迷い込んでしまった知らない場所として電脳世界を渡り歩き、ムーンセルにて待望のお友達である「あたし([[ナーサリー・ライム|アリス]])」を見つけた。その後はSE.RA.PHを眺めるだけだったが、自分と同類である主人公を見つけて、遊びたいからと自分も本選会場まで移動してしまう。当人は遊んでいるだけのつもりであり、聖杯戦争に参加してしまったという自覚はない。<br>やっと見つけた同類である主人公のことを「あたし(ありす)と同じ」と言って、比較的懐いている。<br>自分のことを「あたし」と呼ぶのと同様、キャスターのことも「あたし」と呼ぶ。二人が交互にしゃべると、どちらがどちらかを把握するのが困難になるほど。<br>[[玉藻の前|キャスター (EXTRA・青)]]いわく、「見た感じは電波なロリ」。
;能力
;能力
;「ありがとう、<RUBY><RB>あたし</RB><RT>アリス</RT></RUBY>……。いつもいっしょにいてくれて。お友達になってくれて……。<br> それにありがとう、お兄(姉)ちゃん……。<RUBY><RB>あたし</RB><RT>ありす</RT></RUBY>と遊んでくれて……。<RUBY><RB>あたし</RB><RT>ありす</RT></RUBY>のことを見てくれて……。<br> ほんとは……もうちょっとだけ遊んでいたかったけど………………バイバイ。」
;「ありがとう、<RUBY><RB>あたし</RB><RT>アリス</RT></RUBY>……。いつもいっしょにいてくれて。お友達になってくれて……。<br> それにありがとう、お兄(姉)ちゃん……。<RUBY><RB>あたし</RB><RT>ありす</RT></RUBY>と遊んでくれて……。<RUBY><RB>あたし</RB><RT>ありす</RT></RUBY>のことを見てくれて……。<br> ほんとは……もうちょっとだけ遊んでいたかったけど………………バイバイ。」
:もう一人の自分、そしていっしょに遊んでくれた主人公に感謝の言葉を残し少女は二度目の眠りにつく。
:もう一人の自分、そしていっしょに遊んでくれた主人公に感謝の言葉を残し少女は二度目の眠りにつく。
=== その他 ===
;ワンダーランドはおとぎの国。ライムの響きは夢のゆりかご。<br/>1シリングの価値もない。保証期間は十年足らず。<br/>いずれ消える甘い記憶。でも必要な甘い痛み。<br/>本の内容は忘れても、夢に挟んだ栞のことは忘れないで。
:正確には台詞ではなく『[[Fate/Grand Order]]』で[[ナーサリー・ライム|アリス]]との絆レベルを最大に上げることで手に入る礼装「ワンダーランド」のフレーバーテキストの一部。
:「保証期間が十年足らず」なのは前述の通りありすの外見年齢が「10にも満たない事」に由来しており、10歳という年齢は子供から大人に変わる時期。つまり「童話からの卒業」とも取れる。
== メモ ==
== メモ ==
*自分を「あたし」と言うだけでなく、互いが互いを「あたし」と言いあう姿は、[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]を彷彿とさせる。
*自分を「あたし」と言うだけでなく、互いが互いを「あたし」と言いあう姿は[[ステンノ]]、[[エウリュアレ]]を彷彿とさせる。
*ゲーム発売前、イラストが公開された当時から、キャスターのみならずありすの方も両手両足が人形じみた球体関節状のデザインがされていることは話題になっていた。……が、ビジュアルファンブックのワダアルコ氏のコメントによると、'''「手足が球体関節なのはタイツであって実際は綺麗なお肌です」'''とのこと。(ありす単独で見るとわかりにくいが、キャスターと比較するとデザインに差異があることがわかる。キャスターが自然な、少し窪み気味のデザインであるのに対し、ありすの関節部分は、心持ち盛り上がっている形状のデザインとなっている)
*ゲーム発売前、イラストが公開された当時から、キャスターのみならずありすの方も両手両足が人形じみた球体関節状のデザインがされていることは話題になっていた。……が、ビジュアルファンブックのワダアルコ氏のコメントによると、'''「手足が球体関節なのはタイツであって実際は綺麗なお肌です」'''とのこと。(ありす単独で見るとわかりにくいが、キャスターと比較するとデザインに差異があることがわかる。キャスターが自然な、少し窪み気味のデザインであるのに対し、ありすの関節部分は、心持ち盛り上がっている形状のデザインとなっている)
*サウンドドラマCDにおいて彼女がムーンセルの戦いに参加してしまったのは似たような状態であった[[主人公 (EXTRA)]]の魂について来たことが理由であることが明かされた。彼女自身自らの肉体がもう死滅していること、この夢が永遠に続くものでは無いことも自覚している。生前望むものが一つも得られなかった彼女にとって[[ナーサリー・ライム|キャスター (EXTRA・黒)]]や[[主人公 (EXTRA)]]と出会えたムーンセルは正に「夢の世界」だった。
*サウンドドラマCDにおいて彼女がムーンセルの戦いに参加してしまったのは似たような状態であった[[主人公 (EXTRA)]]の魂について来たことが理由であることが明かされた。彼女自身自らの肉体がもう死滅していること、この夢が永遠に続くものでは無いことも自覚している。生前望むものが一つも得られなかった彼女にとって[[ナーサリー・ライム|アリス]]や[[主人公 (EXTRA)]]と出会えたムーンセルは正に「夢の世界」だった。
*Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。
*Fate/EXTRAサウンドドラマCDブックレットのキャラクター紹介覧にありすの令呪デザインが載っている。ハート型の上に王冠を象った図柄であり、これはゲーム内の宝具発動時にも似たような図柄を見ることができる。