差分
→Fate/stay night
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願った人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいなかった。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。奇しくもそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]という考え方と通じるものであり、彼女の心にも突き刺さっていた。
:かつての切嗣にすら[[シャーレイ|救いたいと願った人]]が、[[ナタリア・カミンスキー|救いたいと願いながら切り捨てた人]]がいた。だが、士郎には明確に救いたい一人すらいなかった。それ故にアーチャーはかつての自分のあり方がいかに歪で醜悪であったのかを知っている。奇しくもそのあり方は、かつて[[イスカンダル|征服王]]が否定した[[アルトリア・ペンドラゴン|「人のための王という偶像」]]という考え方と通じるものであり、彼女の心にも突き刺さっていた。
:とあるルートでは士郎は[[間桐桜|自分が救いたいと願う誰か]]を見つけることになり、自らの理想に一つの答えを見出す。
:とあるルートでは士郎は[[間桐桜|自分が救いたいと願う誰か]]を見つけることになり、自らの理想に一つの答えを見出す。
;(酷い話だ…。古い鏡を見せられている。───こういう男が居たのだったな。)
:テレビアニメ版UBW21話より。士郎との決着の瞬間における心の声。<br>そして彼は答えを得る。「自分が偽物でも掲げた理想が正しいならその人生は間違いなどではない」と迫る士郎の姿に、かつては同じであった自分の鏡像を見せられて。
;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。───君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」
;「私を頼む。知っての通り頼りないヤツだからな。───君が、支えてやってくれ。」<br>「答えは得た。大丈夫だよ遠坂。オレも、これから頑張っていくから。」