:イベント「Fate/Accel Zero Order」にて、臓硯の蟲を一切合切焼き払い囚われていた桜を攫ってくるという恐ろしき略奪を行ったイスカンダルに対して。<br> 奴隷となった桜を助けたければ令呪を寄越せ。という聖杯戦争に参戦している雁夜からしてみれば余りにも死活問題な取引であり、脳裏にはあらゆる葛藤があったが、イスカンダルとのやり取りで本来自分が成さなければならない事を思い出し、雁夜は大事な少女との約束を守る為…己の右腕と心の奥底に潜む望みを捨てる。 <br>右腕はイスカンダルによって斬り落とされ、身体を蝕んでいた刻印虫は令呪の方に流れた事により、雁夜は呪縛から解き放たれた。その後、王の軍勢の一員であるミトリネスの手により桜共々どこかの病院に放りこまれたらしい。この次元の二人が最終的に助かったのかどうかは正しく神のみぞ知るというところだが。