156行目: |
156行目: |
| ; 「いえいえ。後世の歴史に名を残すという、貴方の悲願、叶えてやったじゃありませんか!<br/> 大体私がいなければ、ゲーテもファウスト書きませんでしたしぃ?<br/> ファウストがなければ、あなたも無名のままでしたしぃ?<br/> くひひひひ! ま、責めるならゲーテを責めるんですな! ……ぷっ、あっははははははははは!!!」 | | ; 「いえいえ。後世の歴史に名を残すという、貴方の悲願、叶えてやったじゃありませんか!<br/> 大体私がいなければ、ゲーテもファウスト書きませんでしたしぃ?<br/> ファウストがなければ、あなたも無名のままでしたしぃ?<br/> くひひひひ! ま、責めるならゲーテを責めるんですな! ……ぷっ、あっははははははははは!!!」 |
| : キャラクエにて、ファウストから「裏切り者」と詰られたことへの最大限の悪意を込めた嘲笑。これを聞いたファウストは激怒した。 | | : キャラクエにて、ファウストから「裏切り者」と詰られたことへの最大限の悪意を込めた嘲笑。これを聞いたファウストは激怒した。 |
− | : 彼の悲願はおそらく「魔術師として」後世に名を残すことであったと思われるが、実際はゲーテの著作によってであり、直接的な原因はメフィストフェレスに殺されたことであり、英霊化したのも自分ではなくメフィストフェレスのほう。そりゃ激昂もする。 | + | : 彼の悲願はおそらく「魔術師として」後世に名を残すことであったと思われるが、実際はゲーテの著作によってであり、直接的な原因はメフィストフェレスに殺されたことであり、英霊化したのも自分ではなくメフィストフェレスのほう。そりゃ激昂もする。<ref>なお、ゲーテの「ファウスト」におけるファウスト博士は、魔術師的な基準で言うなら唾棄すべき人物であろうことも追記しておく。</ref> |
− | : なお、ゲーテの「ファウスト」におけるファウスト博士は、魔術師的な基準で言うなら唾棄すべき人物であろうことも追記しておく。
| |
| | | |
| ;「? どうして、とはまた異な事を。 あの<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということは、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということ!<br> あのですねぇ?悪の心を倒せば善の心が生き残る、とかあるワケないでしょう?<br> 悪あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。善あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。<br> 長所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>あなた</rt></ruby>短所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>わたくし</rt></ruby>でございます。<br> 消える時は一緒がいいのです。<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>どもはそういうものなのです。<br> だって―――どちらだけ生き残るなんて、それは悲しい事なのですから<br> ヒトはひとりでは生きられないとも言いますし?まあ、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は悪魔なのですがぁ!」 | | ;「? どうして、とはまた異な事を。 あの<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということは、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>を消すということ!<br> あのですねぇ?悪の心を倒せば善の心が生き残る、とかあるワケないでしょう?<br> 悪あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。善あっての<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>。<br> 長所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>あなた</rt></ruby>短所あっての<ruby><rb>人間</rb><rt>わたくし</rt></ruby>でございます。<br> 消える時は一緒がいいのです。<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>どもはそういうものなのです。<br> だって―――どちらだけ生き残るなんて、それは悲しい事なのですから<br> ヒトはひとりでは生きられないとも言いますし?まあ、<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は悪魔なのですがぁ!」 |
165行目: |
164行目: |
| :消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛し―――『英霊メフィストフェレス』は消えたのであった。 | | :消滅しても「すぐに会える」「召喚してみせる」と意気込んだ主人公に対して。「悪魔」としての本性と価値観をさらけ出しつつも、事件を解決した主人公を本心から賞賛し―――『英霊メフィストフェレス』は消えたのであった。 |
| :一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。 | | :一見バーサーカー辺りでも通用しそうな狂気染みた振る舞いをする彼だが、その行動の根底には決して揺らぐ事のない彼独特の「悪魔」像が確かに存在している。 |
| + | |
| + | ;「おやおやおやァ? どうやら<ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は仲間外れのご様子? いやはや、4と死の重奏に乗れないのは残念至極、的な?<br> <ruby><rb>私</rb><rt>わたくし</rt></ruby>は御覧の通り、<ruby><rb>道化師</rb><rt>ジョーカー</rt></ruby>が5枚揃いました故? 正しく勝負に勝って時代に負けてしまいましたぁ!」 |
| + | :[[エルキドゥ]]の幕間の物語にて、卓を囲んでポーカーをした際、他のメンバーが全員フォーカードという状況での発言。 |
| + | :ポーカーの一般的なルールではジョーカーを入れるなら1枚、多くても2枚である。さらに言うならカードセット自体もジョーカーは4枚しか付随していないので、モリアーティが言うようにイカサマとして成立してすらいない。それでもやってしまうあたり、メフィストの刹那的な面が伺える。<ref>なお、「ジョーカー5枚のファイブカード」は幕間の物語を執筆した成田良悟氏のデビュー作『バッカーノ!』で使用されたネタである。</ref> |
| | | |
| == メモ == | | == メモ == |
177行目: |
180行目: |
| **『[[ちびちゅき!]]2学期』開始記念においてアイコンを配布する際に「''彼には制服を着せるのはムリでした''」と自身のサイトで綴っている。 | | **『[[ちびちゅき!]]2学期』開始記念においてアイコンを配布する際に「''彼には制服を着せるのはムリでした''」と自身のサイトで綴っている。 |
| *普段はどぎつい化粧と表情のせいでわかりにくいが結構なイケメン。英霊正装で素の姿を拝む事ができる。……それだけに驚愕したユーザーも多数いたとか。 | | *普段はどぎつい化粧と表情のせいでわかりにくいが結構なイケメン。英霊正装で素の姿を拝む事ができる。……それだけに驚愕したユーザーも多数いたとか。 |
| + | |
| + | == 脚注 == |
| + | <references/> |
| | | |
| == リンク == | | == リンク == |