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;能力
 
;能力
:サーヴァント中はおろか、TYPE-MOONキャラクターの中でも屈指の巨体を持つ。<br>圧倒的な怪力と体躯に似合わぬ素早さから白兵戦においては敵無しとされる。その能力から歴代最高峰のメンバーと評される第五次聖杯戦争のサーヴァントの中でも最強と言われている。<br>狂化されている為に技量は皆無。だが、その剛力から生み出せる一撃と卓越した反射神経から最高のスピード及び攻撃回数を誇るとされ、ただ剣を振り回すだけでも他のサーヴァントを圧倒する。小手先の技術など彼の嵐のような攻撃の前には無力とされる。その剣圧は自動車は飛んでいき道路は穴が開く程。<br>最強レベルのサーヴァントを狂化によって更にステータスを上昇させている為に圧倒的な力を誇る。更に反則的防御能力を持つ「十二の試練(ゴッド・ハンド)」のお陰で、数いるサーヴァントの中でも屈指の強さを持つ。<br>一方、クラスの特質から理性を奪われており、せっかくのスキル勇猛や攻撃宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が使用不可能。<br>防御面も本来は戦士としての経験と技術で一度視認した攻撃を見切る事が可能で「十二の試練」を更にフォローしていたのだが、宝具の特性のみに頼らざるを得ない状態となっている(ただしスキル「心眼()」「戦闘続行」による危険察知や死に難さは健在であり、Aランクに相当する攻撃に対して迎撃したり、致命傷を受けても中々死なずあまつさえ反撃すら可能)。<br>この二点から、「狂戦士」ではなく、別のクラスならばより強力なサーヴァントとなったともいわれている。なお、最もヘラクレスの力を発揮できるクラスはアーチャーとのこと(ヘラクレスはレンジャーとしての能力を持つため)。
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:サーヴァント中はおろか、TYPE-MOONキャラクターの中でも屈指の巨体を持つ。
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:圧倒的な怪力と体躯に似合わぬ素早さから白兵戦においては敵無しとされる。その能力から歴代最高峰のメンバーと評される第五次聖杯戦争のサーヴァントの中でも最強と言われている。
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:狂化されている為に技量は皆無だが、その剛力から生み出せる一撃と卓越した反射神経から最高のスピード及び攻撃回数を誇るとされ、ただ剣を振り回すだけでも他のサーヴァントを圧倒する。小手先の技術など彼の嵐のような攻撃の前には無力とされる。その剣圧は自動車は飛んでいき道路は穴が開く程。
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:一方、クラスの特質から理性を奪われており、せっかくのスキル勇猛や攻撃宝具「射殺す百頭(ナインライブズ)」が使用不可能。
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:防御面も本来は戦士としての経験と技術で一度視認した攻撃を見切る事が可能で「十二の試練」を更にフォローしていたのだが、宝具の特性のみに頼らざるを得ない状態となっている(ただしスキル「心眼(偽)」「戦闘続行」による危険察知や死に難さは健在であり、Aランクに相当する攻撃に対して迎撃したり、致命傷を受けても中々死なずあまつさえ反撃すら可能)。
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:この二点から、「狂戦士」ではなく、別のクラスならばより強力なサーヴァントとなったともいわれている。なお、最もヘラクレスの力を発揮できるクラスはアーチャーとのこと(ヘラクレスはレンジャーとしての能力を持つため)。
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===黒化バーサーカー===
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バーサーカーが黒化した姿。『[[Fate/stay night]]』HFルート、『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』で登場。<br>全身が赤黒く変色し、狂暴性が以前と比べても大幅に上がっている。<br>HFルートでは[[セイバーオルタ]]に敗れ、泥に飲み込まれたことで黒化した[[間桐桜]]に使役される。後に士郎達がイリヤを救出して逃走している最中に彼らの前に立ち塞がる。肉体も人格も完全に崩壊しており、最早以前のマスターであるイリヤも認識することもできず、彼女を殺そうとするが聖骸布を外した士郎の『是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレイドワークス)』に敗れる。<br>『プリズマ☆イリヤ』では、第一期最強の敵として新都センタービル内部に出現。『十二の試練』による耐久性と蘇生能力、桁違いの腕力を逃げ場の少ないフィールドで振るい、[[美遊・エーデルフェルト|美遊]]を苦しめる。激闘の末、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン#魔法少女プリズマ☆イリヤ|イリヤ]]と美遊が並列限定展開(パラレル・インクルード)」を用いて発動した『約束された勝利の剣』によって倒れ、回収される。<br>アニメ版だとイリヤに一度両断された後に体色が通常の姿に近いものになる。
    
== [[宝具]] ==
 
== [[宝具]] ==
 
; 十二の試練(ゴッド・ハンド)
 
; 十二の試練(ゴッド・ハンド)
 
: ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:−<br>最大捕捉:1人<br>由来:ヘラクレスの十二の偉業。
 
: ランク:B<br>種別:対人宝具<br>レンジ:−<br>最大捕捉:1人<br>由来:ヘラクレスの十二の偉業。
: 生前の偉業で得た祝福であり呪い。Bランク以下の攻撃を無効化し、蘇生魔術を重ね掛けすることで代替生命を十一個保有している。さらに既知のダメージに対して耐性を持たせるため、一度殺した攻撃で再び殺されることはなくなる。<br>ただし、余りに大きいダメージを受けると一撃で複数の命を失ってしまうことがある。実際、投影魔術による「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」を受けて七つ分の命を失っている。<br>「命」と表現されるが、正確には「蘇生魔術」であるので、マスターの魔力供給によってストックは回復可能。ただし、この回復にはかなりの魔力を消費するらしく、イリヤ以外の並の魔術師であれば一生涯かけてやっと1個回復させることができるかどうかであるらしい。<br>それでも聖杯戦争という状況に限って言えば、敵となるのは自分以外に6騎のサーヴァントであり、12回殺されないと死なない、という性能は破格と言える。<br>イリヤがマスターである場合、作中から六個分の命は三日経過すれば回復できると思われる。そのため彼を倒すためには「イリヤによって回復される機会を与えずに、12回分殺す」必要があり、戦闘と撤退を繰り返して徐々にストックを消耗させるという戦法は短期的に実行しなければ通用しない。<br>奈須氏はこの宝具について、「格闘ゲームで言うならば、スーパーコンボ以外の全ての技にスーパーアーマー+ノーダメージ」とコメントしている。<br>実際に格闘ゲーム化した『Fate/unlimited codes』ではゲームバランスの問題で11回分のスーパーアーマー効果を得るだけに留まり、バーサーカーの体力は他に比べて多めという程度。<br>『プリズマ☆イリヤ』ではクラスカードから現れる黒化英雄の仕様上宝具性能が顕著に劣化し「Cランク以下の攻撃を完全に無効化」となり蘇生回数も減少している。
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: 生前の偉業で得た祝福であり呪い。Bランク以下の攻撃を無効化し、蘇生魔術を重ね掛けすることで代替生命を十一個保有している。さらに既知のダメージに対して耐性を持たせるため、一度殺した攻撃で再び殺されることはなくなる。
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:ただし、余りに大きいダメージを受けると一撃で複数の命を失ってしまうことがある。実際、投影魔術による「勝利すべき黄金の剣(カリバーン)」を受けて七つ分の命を失っている。
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:「命」と表現されるが、正確には「蘇生魔術」であるので、マスターの魔力供給によってストックは回復可能。ただし、この回復にはかなりの魔力を消費するらしく、イリヤ以外の並の魔術師であれば一生涯かけてやっと1個回復させることができるかどうかであるらしい。それでも聖杯戦争という状況に限って言えば、敵となるのは自分以外に6騎のサーヴァントであり、12回殺されないと死なない、という性能は破格と言える。
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:イリヤがマスターである場合、作中から六個分の命は三日経過すれば回復できると思われる。そのため彼を倒すためには「イリヤによって回復される機会を与えずに、12回分殺す」必要があり、戦闘と撤退を繰り返して徐々にストックを消耗させるという戦法は短期的に実行しなければ通用しない。
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:奈須氏はこの宝具について、「格闘ゲームで言うならば、スーパーコンボ以外の全ての技にスーパーアーマー+ノーダメージ」とコメントしている。
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:実際に格闘ゲーム化した『Fate/unlimited codes』ではゲームバランスの問題で11回分のスーパーアーマー効果を得るだけに留まり、バーサーカーの体力は他に比べて多めという程度。
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:『プリズマ☆イリヤ』ではクラスカードから現れる黒化英雄の仕様上宝具性能が顕著に劣化し「Cランク以下の攻撃を完全に無効化」となり蘇生回数も減少している。
    
; 射殺す百頭(ナインライブズ)
 
; 射殺す百頭(ナインライブズ)
: 彼の持つ万能攻撃宝具。一つの兵装ではなく、生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った弓の能力を元にヘラクレスが編み出した、言わば「流派・射殺す百頭」。その本質は、攻撃が一つに重なる程の高速の連撃にある。<br>状況・対象に応じて様々なカタチに変化する「技」。公式で明言されたものは対人用の「ハイスピード9連撃」、対幻想種用の「ドラゴン型のホーミングレーザーを9発同時発射」の二者。<br>剣や槍や斧や弓といった武器はおろか防具である盾でさえも使用可能であり、複数の名のある宝具候補のうち、クラスに対応して所持する兵装としての宝具が変化しても、この技の性能は変わること無く宝具級の威力を発揮する。<br>しかし、狂戦士クラスで召喚されたため、その卓越した武技とともに、この宝具も使えない状態となってしまっている。作中で放ったのは、バーサーカーから斧剣ごとこの秘剣を投影した士郎。対人用「射殺す百頭」の剣技の投影による「是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレードワークス)」を使った。<br>格闘ゲームUnlimitedcodeではバーサーカーの聖杯必殺技として斧剣を用いて一撃ごとに加速しながら百連撃を行う射殺す百頭も登場しているが、これについての開発側からのコメントなどは全く無いため、対何用かや何故バーサーカー状態で使えるかなどは詳細不明。<br>これら以外に、『射殺す百頭』の原型となったヒュドラ殺しにおける100頭同時殲滅を行った弓矢([[子ギル|プリズマ☆イリヤ]]では巨大な弩として描かれた)自体もステータスの詳細欄などで触れられており、ヘラクレスの所持する最高の宝具と記されている。<br>他にも、遠坂凛も言及したヘラクレスの象徴たる「ヒュドラの毒矢」や、「名剣マルミアドワーズ」等、高名な宝具候補は複数ある。
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: 彼の持つ万能攻撃宝具。一つの兵装ではなく、生前の偉業「ヒュドラ殺し」で使った弓の能力を元にヘラクレスが編み出した、言わば「流派・射殺す百頭」。その本質は、攻撃が一つに重なる程の高速の連撃にある。
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:状況・対象に応じて様々なカタチに変化する「技」であり、公式で明言されたものは対人用の「ハイスピード9連撃」、対幻想種用の「ドラゴン型のホーミングレーザーを9発同時発射」の二者。剣や槍や斧や弓といった武器はおろか防具である盾でさえも使用可能であり、複数の名のある宝具候補のうち、クラスに対応して所持する兵装としての宝具が変化しても、この技の性能は変わること無く宝具級の威力を発揮する。
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:しかし、狂戦士クラスで召喚されたため、その卓越した武技とともに、この宝具も使えない状態となってしまっている。作中で放ったのは、バーサーカーから斧剣ごとこの秘剣を投影した士郎。対人用「射殺す百頭」の剣技の投影による「是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレードワークス)」を使った。
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:格闘ゲーム『Unlimitedcode』ではバーサーカーの聖杯必殺技として斧剣を用いて一撃ごとに加速しながら百連撃を行う射殺す百頭も登場しているが、これについての開発側からのコメントなどは全く無いため、対何用かや何故バーサーカー状態で使えるかなどは詳細不明。
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:これら以外に、『射殺す百頭』の原型となったヒュドラ殺しにおける100頭同時殲滅を行った弓矢([[子ギル|プリズマ☆イリヤ]]では巨大な弩として描かれた)自体もステータスの詳細欄などで触れられており、ヘラクレスの所持する最高の宝具と記されている。
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:他にも、遠坂凛も言及したヘラクレスの象徴たる「ヒュドラの毒矢」や、「名剣マルミアドワーズ」等、高名な宝具候補は複数ある。
    
; 回転して突撃する蒼い槍兵(ブーメランサー)
 
; 回転して突撃する蒼い槍兵(ブーメランサー)
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保有スキル:狂化:B、戦闘続行:A、心眼 (偽):B、勇猛:A+、神性:A
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[[スキル (サーヴァント)|保有スキル]]:狂化:B、戦闘続行:A、心眼 (偽):B、勇猛:A+、神性:A
    
== リンク ==
 
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*[[登場人物]]
 
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