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465 バイト追加 、 2014年6月7日 (土) 13:03
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;略歴
 
;略歴
:蔵書の穴倉・[[アトラス院]]に所属する、[[魔術|錬金術師]]。師であるシアリム・エルトナムの指示によって聖杯戦争に参加。<br>予選時に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と邂逅。二回戦では[[ダン・ブラックモア]]に興味を持ち、星を見るため対戦相手である主人公に協力を要請し、結果的に主人公の助言者となる。三回戦では概念武装「ヴォーパルの剣」を練成し、主人公に協力する。<br>自身の第三回戦にて、[[遠坂凛]]と対戦し、敗北寸前まで追い詰められる。その時、主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐する。<br>[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]に操られ、第二階層の衛士(センチネル)として登場。敗れた後は生徒会会計として味方に復帰する。<br>自身の階層において、かなり突飛な真理に辿り着き、主人公に究極の選択を迫る。
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:蔵書の穴倉・[[アトラス院]]に所属する、[[魔術|錬金術師]]。師であるシアリム・エルトナムの指示によって聖杯戦争に参加。
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:予選時に[[主人公 (EXTRA)|主人公]]と邂逅。二回戦では[[ダン・ブラックモア]]に興味を持ち、星を見るため対戦相手である主人公に協力を要請し、結果的に主人公の助言者となる。三回戦では概念武装「ヴォーパルの剣」を練成し、主人公に協力する。
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:自身の第三回戦にて、[[遠坂凛]]と対戦し、敗北寸前まで追い詰められる。その時、主人公が選んだ行動により、彼女の運命は大きく分岐する。
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:[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]では[[BB]]に操られ、第二階層の衛士(センチネル)として登場。敗れた後は生徒会会計として味方に復帰する。
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:自身の階層において、かなり突飛な真理に辿り着き、主人公に究極の選択を迫る。
    
;人物
 
;人物
:眼鏡と褐色の肌が特徴の少女。無表情で感情表現に乏しく、自らを「人形」「道具」と称する。また、占星術を嗜むことから、それに基づいた難しい言い回しで話すことも特徴。<br>その無表情さと言い回しの双方によって、非常にとっつき難い人間になってしまっている。<br>自ら語るように、他人や自身の感情というものを理解していない。師によって、その欠けた心を与えてくれる誰かを探すことも求められており、それゆえ主人公に興味を持つ。<br>人間性の欠落によって、使命のために自身が死ぬことをいとわない。また、羞恥心が欠落しているためか、下着全般を着けていない。<br>ラニルートの場合のみ、自分を助けてくれた主人公との関わりの中で、人間性が少しずつ増していく。<br>CCCでは衛士状態の時はいろいろとアレで、ある意味ものすごい名言も飛び出したが、生徒会に参加してからは基本的に冷静で無表情なラニ。ただし人間性は増しており、衛士時代の黒歴史を掘り起こされそうになって静かに怒ったり、桜や凛とガールズトークに花を咲かせたりと、普通の少女のような表情を見せる。
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:眼鏡と褐色の肌が特徴の少女。無表情で感情表現に乏しく、自らを「人形」「道具」と称する。また、占星術を嗜むことから、それに基づいた難しい言い回しで話すことも特徴。
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:その無表情さと言い回しの双方によって、非常にとっつき難い人間になってしまっている。
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:自ら語るように、他人や自身の感情というものを理解していない。師によって、その欠けた心を与えてくれる誰かを探すことも求められており、それゆえ主人公に興味を持つ。
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:人間性の欠落によって、使命のために自身が死ぬことをいとわない。また、羞恥心が欠落しているためか、下着全般を着けていない。
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:ラニルートの場合のみ、自分を助けてくれた主人公との関わりの中で、人間性が少しずつ増していく。
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:漫画版では、3回戦で主人公・白野に凛と一緒に救われる。ラニルートと同じく人間性を獲得していくが、後に[[トワイス・H・ピースマン]]から参加資格とバーサーカーを彼女の意志を無視する形で再び与えられ、白野と殺し合う事を要求されてしまう。
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:『CCC』では衛士状態の時はいろいろとアレで、ある意味ものすごい名言も飛び出したが、生徒会に参加してからは基本的に冷静で無表情なラニ。ただし人間性は増しており、衛士時代の黒歴史を掘り起こされそうになって静かに怒ったり、桜や凛とガールズトークに花を咲かせたりと、普通の少女のような表情を見せる。
    
;能力
 
;能力
:錬金術によって練成されたホムンクルス。ただし、EXTRAの世界では既にマナが枯渇しているため、その製法は従来のものと大きく異なり、ラニは「自然の触覚」としてのホムンクルスではない。EXTRA世界の裏社会に流通しているクローンとしてのホムンクルスでもない。旧世界の魔術理論とアトラス院の最新科学技術で作られた、来るべき電脳世界に対応した新人類である。<br>様々な調整が施されており、その最たるものがオパールの心臓(炉心)である。賢者の石と考察できる第六世代型量子コンピューター。<br>第五真説要素(エーテライト)によって作られた最後の平行変革機(パラダイマイザー)であり、凛に追い詰められた際、魔術回路の臨界収束による炉心融解を起こすことでムーンセルそのものを破壊しようとしたが、[[ランサー]]の攻撃によってその目論見は失敗に終わった。この心臓を失ってもなお、彼女は生存し続けている。<br>非常に優秀な[[ウィザード|霊子ハッカー]]であり、錬金術(高速思考、並列思考を含む)の心得もあるほか、占星術も扱う。<br>ちなみにEDからリアルの姿はアバターと殆ど同一と判明している。<br>生命としての生存能力はホムンクルスの例に漏れず低い。その代わり演算・情報処理能力はムーンセルの管理AIに匹敵し、仮に彼女に心が無ければ、月の聖杯戦争において最強のマスターになれたと[[キャスター (CCC・青)]]は語る。
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:錬金術によって練成されたホムンクルス。ただし、EXTRAの世界では既にマナが枯渇しているため、その製法は従来のものと大きく異なり、ラニは「自然の触覚」としてのホムンクルスではない。EXTRA世界の裏社会に流通しているクローンとしてのホムンクルスでもない。旧世界の魔術理論とアトラス院の最新科学技術で作られた、来るべき電脳世界に対応した新人類である。
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:様々な調整が施されており、その最たるものがオパールの心臓(炉心)である。賢者の石と考察できる第六世代型量子コンピューター。
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:第五真説要素(エーテライト)によって作られた最後の平行変革機(パラダイマイザー)であり、凛に追い詰められた際、魔術回路の臨界収束による炉心融解を起こすことでムーンセルそのものを破壊しようとしたが、[[ランサー]]の攻撃によってその目論見は失敗に終わった。この心臓を失ってもなお、彼女は生存し続けている。
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:非常に優秀な[[ウィザード|霊子ハッカー]]であり、錬金術(高速思考、並列思考を含む)の心得もあるほか、占星術も扱う。<br>ちなみにEDからリアルの姿はアバターと殆ど同一と判明している。
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:生命としての生存能力はホムンクルスの例に漏れず低い。その代わり演算・情報処理能力はムーンセルの管理AIに匹敵し、仮に彼女に心が無ければ、月の聖杯戦争において最強のマスターになれたと[[キャスター (CCC・青)]]は語る。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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:前作に引き続き登場。彼女のPUNISH!の時の画像は色々とあぶない。
 
:前作に引き続き登場。彼女のPUNISH!の時の画像は色々とあぶない。
 
;[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]
 
;[[Fate/EXTRA CCC Fox Tail]]
:白野からお説教をスルーされるなど、ちょっと扱いが悪い。<br>管理願望を持つため、[[ヴァイオレット]]からは親近感を持たれている。
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:白野からお説教をスルーされるなど、ちょっと扱いが悪い。
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:管理願望を持つため、[[ヴァイオレット]]からは親近感を持たれている。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
 
;[[バーサーカー (EXTRA・赤)]]
 
;[[バーサーカー (EXTRA・赤)]]
:召喚したサーヴァント。指示によるタイムラグをなくし完全に制御するため、ラニと意識を合わせているのでバーサーカー化している。実は真名を把握していない。<br>実は彼の方はラニに亡き妻の面影を見ているので、彼女がマスターの場合に限り裏切りの心配は左程無い。
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:召喚したサーヴァント。指示によるタイムラグをなくし完全に制御するため、ラニと意識を合わせているのでバーサーカー化している。実は真名を把握しておらず、バーサーカーは「バーサーカーという名称の道具」として認識している。
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:実は彼の方はラニに亡き妻の面影を見ているので、彼女がマスターの場合に限り、裏切りの心配は左程無い。
    
;[[ランサー (CCC・赤)]]
 
;[[ランサー (CCC・赤)]]
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;[[主人公 (EXTRA)]]
 
;[[主人公 (EXTRA)]]
:協力者、もしくは六回戦の対戦相手。彼または彼女に好意を抱いており、CCCで互いにすべてを解放した際、とても嬉しそうであった。
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:協力者、もしくは六回戦の対戦相手。
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:彼または彼女に好意を抱いており、『CCC』で互いにすべてを解放した際、とても嬉しそうであった。
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;[[遠坂凛]]
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;[[遠坂凛#遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]
:三回戦の対戦相手にして、主人公を巡るライバル。サーヴァントの実力は全くの互角だったのが、彼女達の方が柔軟性に勝り、互いに信頼しあっていたため、僅かだが確実に押されていた。CCCでは良き戦友。
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:三回戦の対戦相手にして、主人公を巡るライバル。
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:サーヴァントの実力は全くの互角だったのが、彼女達の方が柔軟性に勝り、互いに信頼しあっていたため、僅かだが確実に押されていた。:『CCC』では良き戦友。
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;[[間桐桜]]
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;[[間桐桜#間桐桜 (EXTRA) |間桐桜]]
:ムーンセルの上級AIとアトラス院製のホムンクルスは相性がいいのか、とても仲良し。彼女が主人公に好意を抱いていることにもいち早く気づいていた。
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:ムーンセルの上級AIとアトラス院製のホムンクルスは相性がいいのか、とても仲良し。
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:彼女が主人公に好意を抱いていることにもいち早く気づいていた。
    
;[[臥藤門司]]
 
;[[臥藤門司]]
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;[[ジナコ=カリギリ]]
 
;[[ジナコ=カリギリ]]
:「最強厨」という忌むべき名を付けた張本人。普段、理性的な彼女でもこれはかなり腹に据えかねたらしく、ジナコには結構態度が冷たい。
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:「最強厨」という忌むべき名を付けた張本人。
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:普段、理性的な彼女でもこれはかなり腹に据えかねたらしく、ジナコには結構態度が冷たい。
    
;[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]
 
;[[シアリム・エルトナム・レイアトラシア]]
:製作者。師とも父とも呼ぶ。EXTRAでは「師父」と呼ばれていたために男性かと思われていたが、れっきとした女性であり、かなりタイトなミニスカートを履いている。また、月の聖杯が他の者の手に渡りそうになった場合や、手に入れても手に負えなかった場合は破壊するよう指示しており、その危険性を憂慮している。
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:製作者。師とも父とも呼ぶ。『EXTRA』では「師父」と呼ばれていたために男性かと思われていたが、れっきとした女性であり、かなりタイトなミニスカートを履いている。また、月の聖杯が他の者の手に渡りそうになった場合や、手に入れても手に負えなかった場合は破壊するよう指示しており、その危険性を憂慮している。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「……○○さんでは困難だと判断します。ですので……わ、私でよろしければ、お手伝いする選択も、ありますが」<br />「は、はい―――ののの、乗りかかった、船ですから。<br> 時間を作って、確実に、完璧なプランのもと、地上にある貴方の体を、見つけだしますので」
 
;「……○○さんでは困難だと判断します。ですので……わ、私でよろしければ、お手伝いする選択も、ありますが」<br />「は、はい―――ののの、乗りかかった、船ですから。<br> 時間を作って、確実に、完璧なプランのもと、地上にある貴方の体を、見つけだしますので」
:多少の戸惑いを残しながらも、主人公に協力を申し出るラニ。不本意な形で聖杯戦争から脱落した代わりに、ラニは人間らしさを手に入れてゆく。
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:多少の戸惑いを残しながらも、主人公に協力を申し出るラニ。
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:不本意な形で聖杯戦争から脱落した代わりに、ラニは人間らしさを手に入れてゆく。
    
;「――え!?<br> こ……このような症例、アトラスの大書庫にも記録されて――」
 
;「――え!?<br> こ……このような症例、アトラスの大書庫にも記録されて――」
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;「正気で聞いているのですか?何度でも言います。<ruby><rb>下着</rb><rt>ぱんつ</rt></ruby> 履かせ ない」
 
;「正気で聞いているのですか?何度でも言います。<ruby><rb>下着</rb><rt>ぱんつ</rt></ruby> 履かせ ない」
:CCCのプロフィール欄の質問、「好きな下着の色は?」に対する解答。しかし、好きな色を尋ねられて「はかせない」というのはどういうことだろうか。
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:『CCC』のプロフィール欄の質問、「好きな下着の色は?」に対する解答。
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:しかし、好きな色を尋ねられて「はかせない」というのはどういうことだろうか。
    
;「人類全てを、私が脱がす。人々からあらゆる虚飾、あらゆる服飾を取り上げ、裸の王国を作るのです…!」
 
;「人類全てを、私が脱がす。人々からあらゆる虚飾、あらゆる服飾を取り上げ、裸の王国を作るのです…!」
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;「聞いたことがあります」
 
;「聞いたことがあります」
:眼鏡で博識というキャラの宿命か、アンソロジードラマCDでは解説役を務める。「何!知っているのか!?」の役どころは当然というべきか遠坂凛。
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:眼鏡で博識というキャラの宿命か、アンソロジードラマCDでは解説役を務める。
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:「何!知っているのか!?」の役どころは当然というべきか遠坂凛。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*炉心に使用されている「エーテライト」は、[[シオン・エルトナム・アトラシア]]の持っている擬似神経繊維ではなく、「第五真説要素」。<br>第五架空要素(エーテル)を自壊させる作用があり、他にアトラスの七大兵器のひとつ、[[概念武装|黒い銃身]]にも使用されている。
 
*炉心に使用されている「エーテライト」は、[[シオン・エルトナム・アトラシア]]の持っている擬似神経繊維ではなく、「第五真説要素」。<br>第五架空要素(エーテル)を自壊させる作用があり、他にアトラスの七大兵器のひとつ、[[概念武装|黒い銃身]]にも使用されている。
*演算能力は聖杯戦争の会場となる校舎と同規模。校舎は一回戦の128人の時点では七つ用意されているので、最低でも18体のサーヴァントを維持できるレベルということである。ちなみにCCCでの旧校舎は数十体のサーヴァントを維持できる。
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*演算能力は聖杯戦争の会場となる校舎と同規模。校舎は一回戦の128人の時点では七つ用意されているので、最低でも18体のサーヴァントを維持できるレベルということである。ちなみに『CCC』での旧校舎は数十体のサーヴァントを維持できる。
 
*自分のサーヴァントの真名を把握しようともせずに戦っていた。それなのに宝具の名前は知っているというのもおかしな話であり、バーサーカーの『軍神五兵』に付けられた「ゴッドフォース」という名は、'''彼女が勝手に付けた名称'''であると思われる。<br>実際、彼と同じ中華の英霊である[[アサシン (EXTRA)]]の宝具には不自然な名は付けられていない。
 
*自分のサーヴァントの真名を把握しようともせずに戦っていた。それなのに宝具の名前は知っているというのもおかしな話であり、バーサーカーの『軍神五兵』に付けられた「ゴッドフォース」という名は、'''彼女が勝手に付けた名称'''であると思われる。<br>実際、彼と同じ中華の英霊である[[アサシン (EXTRA)]]の宝具には不自然な名は付けられていない。
 
*EXTRAにおける「眼鏡」「はいてない」担当。はいてないのは漫画版曰く「合理的でないから」。
 
*EXTRAにおける「眼鏡」「はいてない」担当。はいてないのは漫画版曰く「合理的でないから」。
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*[[シオン・エルトナム・アトラシア|シオン]]に次ぐエジプトニーソでもある。
 
*[[シオン・エルトナム・アトラシア|シオン]]に次ぐエジプトニーソでもある。
 
*彼女の外見がインド風なのは、彼女の製作者がインドに対して何かしらの思い入れがあったためと説明されている。
 
*彼女の外見がインド風なのは、彼女の製作者がインドに対して何かしらの思い入れがあったためと説明されている。
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*[[登場人物]]
 
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