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| == ナタリア・カミンスキー == | | == ナタリア・カミンスキー == |
| *スペル:''Natalia Kaminski'' | | *スペル:''Natalia Kaminski'' |
− | *誕生日:月日/血液型:型 | + | <!-- *誕生日:月日/血液型:型 |
| *身長:cm/体重:kg | | *身長:cm/体重:kg |
− | *スリーサイズ:B/W/H | + | *スリーサイズ:B/W/H --> |
− | *CV:渡辺明乃 | + | *CV:渡辺明乃 |
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| [[封印指定]]を執行するフリーのエージェント。[[衛宮切嗣]]の傭兵としての師。 | | [[封印指定]]を執行するフリーのエージェント。[[衛宮切嗣]]の傭兵としての師。 |
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− | ;略歴 | + | ; 略歴 |
− | :[[魔術|魔術師]]をターゲットとする、かつては一匹狼だったハンター。協会派遣の執行者ではなく、それに先んじて獲物を確保し、協会側に転売するというあくどい商売を行っていた。「封印指定の執行者」を名乗るものの、本物の封印指定なんてものは早々現れるはずもなく、もっぱら相手にしていたのは協会の禁を破った外道魔術師である。<br />[[衛宮矩賢]]が引き起こしたアリマゴ島の事件で切嗣を拾い、その後彼を狩人として鍛え上げる。<br />切嗣が一人前になった頃、魔蜂使いオッド・ボルザーク暗殺の仕事の途上で致命的なミスを犯してしまい、機乗したジャンボジェットと共に大西洋上空で散る。 | + | : [[魔術|魔術師]]をターゲットとする、かつては一匹狼だったハンター。協会派遣の執行者ではなく、それに先んじて獲物を確保し、協会側に転売するというあくどい商売を行っていた。「封印指定の執行者」を名乗るものの、本物の封印指定なんてものは早々現れるはずもなく、もっぱら相手にしていたのは協会の禁を破った外道魔術師である。 |
− | | + | : [[衛宮矩賢]]が引き起こしたアリマゴ島の事件で切嗣を拾い、その後彼を狩人として鍛え上げる。 |
− | ;人物 | + | : 切嗣が一人前になった頃、魔蜂使いオッド・ボルザーク暗殺の仕事の途上で致命的なミスを犯してしまい、機乗したジャンボジェットと共に大西洋上空で散る。 |
− | :「何があろうと生き残る」のがモットー。金の亡者で稼ぎのためには手段を選ばない。その一方で宵越しの金は持たないという快楽主義者でもあって、多感な年頃の男の子には論理面でかなり問題がある保護者であった。<br />態度にこそ出さなかったが、切嗣に父親殺しをさせてしまったことに罪悪感を抱いていた。島から連れ出した切嗣を放っておけなかったのも、切嗣が自分と同じ稼業につこうとした際に拒否できなかったのも、そこに一因がある。結局、自分が切嗣のためにしてやれるのはそれだけだから、と彼を鍛えたが、才能があるからといってその才能を活かすことが必ずしも幸せになることではないと思い煩っていたようだ。<br />切嗣にとっては厳しくも本当は優しい、父親代わり・母親代わりのような存在であったが、逆にナタリアにとっての切嗣は、息子というだけでなく、ちょっと本気の恋慕の情があった。<br> それ故にセクハラは何度も仕掛けてもそれ以上は手を出さなかった、そんな乙女心を秘めていた姐さん。 | + | ; 人物 |
− | | + | : 「何があろうと生き残る」のがモットー。金の亡者で稼ぎのためには手段を選ばない。その一方で宵越しの金は持たないという快楽主義者でもあって、多感な年頃の男の子には論理面でかなり問題がある保護者であった。 |
− | ;能力 | + | : 態度にこそ出さなかったが、切嗣に父親殺しをさせてしまったことに罪悪感を抱いていた。島から連れ出した切嗣を放っておけなかったのも、切嗣が自分と同じ稼業につこうとした際に拒否できなかったのも、そこに一因がある。結局、自分が切嗣のためにしてやれるのはそれだけだから、と彼を鍛えたが、才能があるからといってその才能を活かすことが必ずしも幸せになることではないと思い煩っていたようだ。 |
− | :数代前の先祖にサキュバスを持つ、[[混血|半妖の血筋]]。それにより、不死や再生能力は持たないものの、並外れた運動神経と、吸精によって魔力を貯蔵しブーストするという特殊能力を持つ。<br />切嗣の師匠だけあって魔術師としては異端であり、銃火器を始めとする近代兵器を用いることを厭わない。 | + | : 切嗣にとっては厳しくも本当は優しい、父親代わり・母親代わりのような存在であったが、逆にナタリアにとっての切嗣は、息子というだけでなく、ちょっと本気の恋慕の情があった。 |
| + | : それ故にセクハラは何度も仕掛けてもそれ以上は手を出さなかった、そんな乙女心を秘めていた姐さん。 |
| + | ; 能力 |
| + | : 数代前の先祖にサキュバスを持つ、[[混血|半妖の血筋]]。それにより、不死や再生能力は持たないものの、並外れた運動神経と、吸精によって魔力を貯蔵しブーストするという特殊能力を持つ。 |
| + | : 切嗣の師匠だけあって魔術師としては異端であり、銃火器を始めとする近代兵器を用いることを厭わない。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
− | ;[[Fate/Zero]] | + | ; [[Fate/Zero]] |
− | :衛宮切嗣の幼少期のエピソードに登場。 | + | : 衛宮切嗣の幼少期のエピソードに登場。 |
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| == 人間関係 == | | == 人間関係 == |
− | ;[[衛宮切嗣]] | + | ; [[衛宮切嗣]] |
− | :弟子。 | + | : 弟子。 |
− | ;[[衛宮矩賢]] | + | ; [[衛宮矩賢]] |
− | :ターゲットとした魔術師の一人。 | + | : ターゲットとした魔術師の一人。 |
− | ;オッド・ボルザーク | + | ; オッド・ボルザーク |
− | :生涯最後にターゲットとした魔術師。<br />限定的ながら死徒化の手段を手に入れ、死徒化した蜂を[[使い魔]]にして配下を増やしていた危険極まりない魔術師。二つ名は「魔蜂使い」。 | + | : 生涯最後にターゲットとした魔術師。 |
− | ;[[間桐雁夜]] | + | : 限定的ながら死徒化の手段を手に入れ、死徒化した蜂を[[使い魔]]にして配下を増やしていた危険極まりない魔術師。二つ名は「魔蜂使い」。 |
− | :「Zeroカフェ」にて。蟲の使い魔を見た瞬間に上記のオッドの記憶を思い出し、即座に銃撃をかました。 | + | ; [[間桐雁夜]] |
| + | : 「Zeroカフェ」にて。蟲の使い魔を見た瞬間に上記のオッドの記憶を思い出し、即座に銃撃をかました。 |
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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
− | ;「そいつは子供が親を殺す理由としちゃ下の下だよ」 | + | ; 「そいつは子供が親を殺す理由としちゃ下の下だよ」 |
− | :切嗣が矩賢を殺害した現場に立ち会った時の台詞。淡々とした口調だけに重い。 | + | : 切嗣が矩賢を殺害した現場に立ち会った時の台詞。淡々とした口調だけに重い。 |
− | | + | ; 「でもね、素質に沿った生業を選ぶってのが、必ずしも幸せなことだとは限らない。才能ってやつはね、ある一線を越えると、そいつの意思や感情なんぞお構いなしに人生の道筋を決めちまう。人間そうなったらオシマイなんだよ。 “何をしたいか” を考えずに、 “何をすべきか” だけで動くようになったらね……そんなのはただの機械、ただの現象だ。ヒトの生き様とは程遠い」 |
− | ;「でもね、素質に沿った生業を選ぶってのが、必ずしも幸せなことだとは限らない。才能ってやつはね、ある一線を越えると、そいつの意思や感情なんぞお構いなしに人生の道筋を決めちまう。人間そうなったらオシマイなんだよ。 “何をしたいか” を考えずに、 “何をすべきか” だけで動くようになったらね……そんなのはただの機械、ただの現象だ。ヒトの生き様とは程遠い」 | + | : 切嗣との最後の通信の中で。 |
− | :切嗣との最後の通信の中で。<br />心配する言葉とは逆に、ナタリアを手にかけてしまった切嗣はこの言葉ゆえにこそ、己を機械とすることを決意する。 | + | : 心配する言葉とは逆に、ナタリアを手にかけてしまった切嗣はこの言葉ゆえにこそ、己を機械とすることを決意する。 |
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| == メモ == | | == メモ == |
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| **作中での暗殺は割合あっさりと成功したが、オッド・ボルザークとは過去にやりあったことがあったらしく、その時には取り逃がしたと語った。その後悔を、暗殺の仕事を請けた理由の一つにあげている。 | | **作中での暗殺は割合あっさりと成功したが、オッド・ボルザークとは過去にやりあったことがあったらしく、その時には取り逃がしたと語った。その後悔を、暗殺の仕事を請けた理由の一つにあげている。 |
| **小説版では切嗣に視点があったため、その最期の姿は描写されなかったが、アニメ版では爆炎の中に散っていく姿が描写され、まるでこうなることを予期していたかのように、口元に小さな笑みを浮かべていた。 | | **小説版では切嗣に視点があったため、その最期の姿は描写されなかったが、アニメ版では爆炎の中に散っていく姿が描写され、まるでこうなることを予期していたかのように、口元に小さな笑みを浮かべていた。 |
− | *Fate/ZEROの切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか? | + | *Fate/Zeroの切嗣幼少期・アリマゴ島編のボイスキャストは、TVアニメ「Phantom 〜Requiem for the Phantom〜」を彷彿とさせる布陣である。Nitro+繋がりだろうか? |
− | **入野自由([[衛宮切嗣|少年切嗣]]/ツヴァイ)、高垣彩陽([[シャーレイ]]/アイン)、千葉一伸([[衛宮矩賢]]/サイス・マスター)、渡辺明乃(ナタリア・カミンスキー/リズィ・ガーランド) | + | **入野自由([[衛宮切嗣|少年切嗣]]/ツヴァイ)、高垣彩陽([[シャーレイ]]/アイン)、千葉一伸([[衛宮矩賢]]/サイス・マスター)、渡辺明乃(ナタリア/リズィ・ガーランド) |
| *また、ナタリア役の渡辺明乃女史は[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]も演じている。見た目もよく似ており、容姿の参考にされた可能性もある。 | | *また、ナタリア役の渡辺明乃女史は[[リーズバイフェ・ストリンドヴァリ]]も演じている。見た目もよく似ており、容姿の参考にされた可能性もある。 |
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| == 話題まとめ == | | == 話題まとめ == |
− | ;母の日 | + | ; 母の日 |
− | :彼女の生き様を描いたアニメ版のFate/Zero19話は、5月の第二日曜日(放送スケジュールでは土曜の24時・ネット局の中で最も早い場合)、すなわち「母の日」に放映されたのであった。ファンの間では、母の日にこの放送をするために切嗣の過去編をシャーレイ編とナタリア編で一話ずつにした、とまことしやかに囁かれている。 | + | : 彼女の生き様を描いたアニメ版のFate/Zero19話は、5月の第二日曜日(放送スケジュールでは土曜の24時・ネット局の中で最も早い場合)、すなわち「母の日」に放映されたのであった。ファンの間では、母の日にこの放送をするために切嗣の過去編をシャーレイ編とナタリア編で一話ずつにした、とまことしやかに囁かれている。 |
− | :このことは制作側も気にしていたようで、後に「Zeroカフェ」にて、切嗣がナタリアと母の日を祝う話が描かれた。 | + | : このことは制作側も気にしていたようで、後に「Zeroカフェ」にて、切嗣がナタリアと母の日を祝う話が描かれた。 |
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| == リンク == | | == リンク == |
| *[[登場人物]] | | *[[登場人物]] |