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;「それはそうだ。相手を出し抜くべき聖杯戦争において、毒を飲まされる方が悪い。<br>私を召喚するまでは用心するべきだった。それすら怠るような惰弱なマスターに、未練はない。<br>死んでいないだけ、救いはある」
 
;「それはそうだ。相手を出し抜くべき聖杯戦争において、毒を飲まされる方が悪い。<br>私を召喚するまでは用心するべきだった。それすら怠るような惰弱なマスターに、未練はない。<br>死んでいないだけ、救いはある」
 
:[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の謀略で自身のマスターを毒づけにされた事を「仕方ない」の一言で済ませすんなりマスターの鞍替えを了承する彼女に対し[[ライダー (Apocrypha・赤)|ライダー]]が呆れて「仕方ないで済ませていいのか?」という問いに対しての返答。生後すぐに捨てられ、雌熊に乳を与えられて、狩人たちに見出された少女は「生きる糧は奪う」という単純な世界に生きており、それが故の酷薄であり正論。
 
:[[シロウ・コトミネ|シロウ]]の謀略で自身のマスターを毒づけにされた事を「仕方ない」の一言で済ませすんなりマスターの鞍替えを了承する彼女に対し[[ライダー (Apocrypha・赤)|ライダー]]が呆れて「仕方ないで済ませていいのか?」という問いに対しての返答。生後すぐに捨てられ、雌熊に乳を与えられて、狩人たちに見出された少女は「生きる糧は奪う」という単純な世界に生きており、それが故の酷薄であり正論。
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;「私の願いは“この世全ての子供らが、愛される世界”だ。<br>父に、母に、人に愛された子供が育ち、また子供を愛するという循環だ。<br>誰であろうと、この願いを妨げるなら容赦はせん」
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:上記の通り酷薄な少女にもたった一つだけ、慈愛を向ける存在がある。生後すぐに親から捨てられた彼女の心情が顕れた願い。アサシンから「それは、不可能な世界ではないか?」と評された際にはどこか怒りを感じさせる口調で「この程度の願いを叶えずして何が聖杯か」と告げるほどに彼女にとって何があっても譲れぬ願いであることを意思表示した。
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;「黙れ!貴様こそ、何をやろうとしている!?<br>子供だぞ!彼らは子供であり、無害な霊に過ぎん。<br>悪ですらない!<br>犠牲者だ、世界の<RUBY><RB>機構</RB><RT>システム</RT></RUBY>に挟み潰された憐れむべき魂だ!<br>それを、どうして殺す!?」
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:黒のアサシンを構成する子供達の怨霊を滅ぼそうとするルーラーに矢を番えて睨み咆哮する。子供たちを尊ぶ彼女にとってルーラーの行いは赦されざるものに他ならなかった。それが例え怨霊であろうとも。
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;「――許すものかッ!!<br>ルーラー、お前の欺瞞に満ちた生を私は絶対に許さない!<br>偽の聖女、子供たちを救うのではなく殺したお前を――絶対に許さん!<br>聖杯を獲るなら、獲りに来い。<br>一人残らず、このアタランテが射貫いてやる!」
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:黒のアサシンを完全に滅ぼしたルーラーに血を吐くような怨嗟と共に叫ぶ。ルーラーを最大の怨敵と定めた瞬間。
    
== メモ ==
 
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