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; 略歴
 
; 略歴
: 『Fate/Zero』とのコラボイベント『Fate/Accel Zero Order』にて登場。 [[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]を阻止するために[[抑止力]]によって現界した。
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: 『Fate/Zero』とのコラボイベント「Fate/Accel Zero Order」にて登場。 [[聖杯戦争|第四次聖杯戦争]]を阻止するために[[抑止力]]によって現界した。
: 本イベントの世界においては、アインツベルンが『Zero』や『stay night』の世界よりも10年早く天の衣としてのホムンクルスを完成させていたため、[[アンリマユ]]に汚染された聖杯が起動する可能性が高く、人類滅亡の危機として抑止力に認識された模様<ref>このイベントの世界では[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]がマスターとして単独で参戦しているため、[[衛宮切嗣]]はアインツベルンに雇われていない。</ref>。
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: 本イベントの世界においては、アインツベルンが『Fate/Zero』や『Fate/stay night』の世界よりも10年早く天の衣としてのホムンクルスを完成させていたため、[[アンリマユ]]に汚染された聖杯が起動する可能性が高く、人類滅亡の危機として抑止力に認識された模様<ref>このイベントの世界では[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]がマスターとして単独で参戦しているため、[[衛宮切嗣]]はアインツベルンに雇われていない。</ref>。
 
: [[主人公 (Grand Order)|主人公]]が[[ジル・ド・レェ|キャスター]]を倒している間に[[雨生龍之介]]を殺害。さらに聖杯起動阻止の最短かつ確実な手段として[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]の殺害を試みるが、目的を同じくしつつも異なる手段を取るカルデア陣営と戦闘となる。
 
: [[主人公 (Grand Order)|主人公]]が[[ジル・ド・レェ|キャスター]]を倒している間に[[雨生龍之介]]を殺害。さらに聖杯起動阻止の最短かつ確実な手段として[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]の殺害を試みるが、目的を同じくしつつも異なる手段を取るカルデア陣営と戦闘となる。
 
: その後、幾度か交戦した後[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイⅡ世]]と対話。共同前線をとる。大聖杯の破壊後には、主人公たちを敢えて帰還させた上で、単独で聖杯を汚染させた元凶であるアンリマユと戦う。
 
: その後、幾度か交戦した後[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイⅡ世]]と対話。共同前線をとる。大聖杯の破壊後には、主人公たちを敢えて帰還させた上で、単独で聖杯を汚染させた元凶であるアンリマユと戦う。
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、アイリスフィールと共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
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:終局特異点「冠位時間神殿 ソロモン」では冠位時間神殿に召喚され、アイリスフィールと共にⅩの座を統括する[[魔神柱|廃棄孔アンドロマリウス]]と交戦する。
 
; 人物
 
; 人物
 
: 浅黒い肌に白髪、武者の甲冑を思わせるアーマーと赤いフードを纏った男。
 
: 浅黒い肌に白髪、武者の甲冑を思わせるアーマーと赤いフードを纏った男。
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: 自身の起源である「切断」「結合」の二重属性の力が具現・カタチにしたもの。その力が込められているナイフ。
 
: 自身の起源である「切断」「結合」の二重属性の力が具現・カタチにしたもの。その力が込められているナイフ。
 
: 生前使用していた礼装魔弾「起源弾」と同様、魔術回路ないし魔術刻印、或いははそれに似たモノを体内に有する相手に対して致命的なダメージを与える。
 
: 生前使用していた礼装魔弾「起源弾」と同様、魔術回路ないし魔術刻印、或いははそれに似たモノを体内に有する相手に対して致命的なダメージを与える。
: 歴とした第二宝具であり、真名開放すれば真の力を発揮するが、『Grand Order』では通常攻撃として用いることが多い。
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: 歴とした第二宝具であり、真名開放すれば真の力を発揮するが、『Fate/Grand Order』では通常攻撃として用いることが多い。
    
== 真名:エミヤ ==
 
== 真名:エミヤ ==
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
: 『Fate/Accel Zero Order』の開催に伴い実装。
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: 「Fate/Accel Zero Order」の開催に伴い実装。
    
== 人間関係 ==
 
== 人間関係 ==
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;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
:『Fate/Accel Zero Order』にて世界を滅ぼす要因とされているため抹殺対象。正史では夫婦となっている。
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:「Fate/Accel Zero Order」にて世界を滅ぼす要因とされているため抹殺対象。正史では夫婦となっている。
 
:そういった縁もあってか、アイリスフィールを犠牲にすることに対して「どうにも説明しがたい葛藤」があると述べていた。
 
:そういった縁もあってか、アイリスフィールを犠牲にすることに対して「どうにも説明しがたい葛藤」があると述べていた。
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;[[ディルムッド・オディナ]]
 
;[[ディルムッド・オディナ]]
 
:[[アルトリア・ペンドラゴン]]や[[ジャガーマン]]、[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|エルメロイⅡ世]]が自分をいつも不思議そうに見てくることに首を傾げるのに対して、彼が自分に向ける視線には「いや。あんたは分かりやすい」と述べている。
 
:[[アルトリア・ペンドラゴン]]や[[ジャガーマン]]、[[諸葛孔明〔エルメロイⅡ世〕|エルメロイⅡ世]]が自分をいつも不思議そうに見てくることに首を傾げるのに対して、彼が自分に向ける視線には「いや。あんたは分かりやすい」と述べている。
:清廉たる彼にとってエミヤの在り方に思う所があるのか、Fate/Zeroでの因縁が尾を引いているのか……
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:清廉たる彼にとってエミヤの在り方に思う所があるのか、『Fate/Zero』での因縁が尾を引いているのか……
    
;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
; 「そうだな……たまには、何か甘いものでも食いたくなる。」
 
; 「そうだな……たまには、何か甘いものでも食いたくなる。」
:マイルーム会話「好きなこと」。少々意外であるが、大の甘党であった切嗣の助手[[久宇舞弥]]との面識がこのエミヤには生前あったのかすら、微妙なところである。
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:マイルーム会話「好きなこと」。『Fate/stay night』でも息子とお茶請けにどら焼きを食べていたり、娘に汁粉のことを教えていたりと甘党なエピソードがあったりする。
   −
; 「嫌いなもの?言うまでもない。綺麗事で世の中を救えるなんて、甘ったれたことを抜かす奴には、虫酸が走るね。」
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; 「嫌いなもの? 言うまでもない。綺麗事で世の中を救えるなんて、甘ったれたことを抜かす奴には、虫酸が走るね。」
 
:マイルーム会話「嫌いなこと」。こちらは思い当たる節がある人物がいくらかはいるが、正史を辿らなかったこのエミヤの場合は、かつての自分自身を指していたと思われる。
 
:マイルーム会話「嫌いなこと」。こちらは思い当たる節がある人物がいくらかはいるが、正史を辿らなかったこのエミヤの場合は、かつての自分自身を指していたと思われる。
    
;「生まれてきたのを、後悔したことはないか?」
 
;「生まれてきたのを、後悔したことはないか?」
:マイルーム会話'''「誕生日ボイス」'''。そんな殺生な…。実に取り付く島もない対応であるが彼自身はどうなのだろうか…?
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:マイルーム会話'''「誕生日ボイス」'''。誕生日祝いに贈るには暗過ぎる問いである。
    
;「上手い作戦があるというなら、聞くだけは聞いておくが」<br>「慎重さ、綿密さ、あとは黙って無駄口を叩かないこと。それだけで上手くやっていけるだろう」<br>「アンタの事情なんて知ったことじゃないし、聞きたくもない。ともかく、サーヴァントとしての務めだけは果たす。……それでいいんだ」
 
;「上手い作戦があるというなら、聞くだけは聞いておくが」<br>「慎重さ、綿密さ、あとは黙って無駄口を叩かないこと。それだけで上手くやっていけるだろう」<br>「アンタの事情なんて知ったことじゃないし、聞きたくもない。ともかく、サーヴァントとしての務めだけは果たす。……それでいいんだ」
:マイルーム会話、並びに「主従関係」「絆Lv1」。主従関係はとにかくドライ、それでもサーヴァントとしての勤めは果たそうとしている。
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:マイルーム会話、並びに「主従関係」「絆Lv1」。主従関係はとにかくドライ、それでもサーヴァントとしての務めは果たそうとしている。
:……しかし、マスターはただの主従関係で満足する人間ではないことを彼は知る由もなかったが。
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;「世界を救うだと? 甘い考えはさっさと捨てた方が身のためだ」
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;「世界を救うだと? 甘い考えはさっさと捨てた方が身のためだ」
 
:マイルーム会話「絆Lv2」。人類史の修復に奔走するマスターに対してシビアに投げかける。「正義の味方」を辞めなかったばかりに、ただ救い続ける機能へと成り果てたからこそ、彼はソレを忠告している。
 
:マイルーム会話「絆Lv2」。人類史の修復に奔走するマスターに対してシビアに投げかける。「正義の味方」を辞めなかったばかりに、ただ救い続ける機能へと成り果てたからこそ、彼はソレを忠告している。
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;「この先どんな奇跡が起きようと、僕の在り方……僕の罪状は、変わらない。 だが、僕が及ばなかったことを……成し遂げられる人間なのかもな……あんたは」
 
;「この先どんな奇跡が起きようと、僕の在り方……僕の罪状は、変わらない。 だが、僕が及ばなかったことを……成し遂げられる人間なのかもな……あんたは」
:マイルーム会話「絆Lv5」。どんな悲劇に屈することなく向き合い、絆を築け、そして誰かに手を差し伸べることができる…そんな、「生前の彼には思いもよらなかった」人に一筋の光を見出す。
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:マイルーム会話「絆Lv5」。どんな悲劇に屈することなく向き合い、絆を築け、そして誰かに手を差し伸べることができる、そんな「生前の彼には思いもよらなかった」人に一筋の光を見出す。
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;エミヤ「結局、僕に出来ることなんてこれしかない。アサシンのサーヴァント……正義の味方の末路としては、気の利いたブラックジョークだよ――」<br>アイリ「切嗣。声が届かなくとも、私だけは…あなたを」
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;エミヤ「結局、僕に出来ることなんてこれしかない。アサシンのサーヴァント……正義の味方の末路としては、気の利いたブラックジョークだよ――」<br>アイリ「切嗣。声が届かなくとも、私だけは……貴方を」
 
:霊基再臨4回目。このアイリこそが最愛の人に出会うこともなかった孤高の彼を見守り、加護する存在であると同時に、世界最高の呪いにも等しい高ランクの「聖杯の寵愛」の正体でもある。
 
:霊基再臨4回目。このアイリこそが最愛の人に出会うこともなかった孤高の彼を見守り、加護する存在であると同時に、世界最高の呪いにも等しい高ランクの「聖杯の寵愛」の正体でもある。
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:『Fate/Grand Order material Ⅲ』では天の衣がエミヤに向ける心情として、この台詞に近い内容が出ている。服は違うが、同一人物なのだろうか。
    
;「……分からない。考えもしなかった。是も非もないと観念していた。選択の余地などない、と。<br>だが今、改めて選べと言われると……どうにも説明しがたい葛藤があるのは、事実だ。<br>とりわけこの[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|ホムンクルス]]については……別の手段があるというなら、それを探ってみたいとは思う。<br>何故だろうな?こんな感覚は初めてだ」
 
;「……分からない。考えもしなかった。是も非もないと観念していた。選択の余地などない、と。<br>だが今、改めて選べと言われると……どうにも説明しがたい葛藤があるのは、事実だ。<br>とりわけこの[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|ホムンクルス]]については……別の手段があるというなら、それを探ってみたいとは思う。<br>何故だろうな?こんな感覚は初めてだ」
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;「……衛宮、切嗣。かつてそう呼ばれていた。まだ人として生きた頃には、な。<br> 僕は世界を救うんだ。これまでも、これからも」
 
;「……衛宮、切嗣。かつてそう呼ばれていた。まだ人として生きた頃には、な。<br> 僕は世界を救うんだ。これまでも、これからも」
 
:ACT‐18にて。人としての姿を見せたアンリマユに「自分の名前ぐらい名乗ったらどうだ」と言われた際に。この時、名前がアサシン(?)から'''衛宮切嗣'''と変化する。
 
:ACT‐18にて。人としての姿を見せたアンリマユに「自分の名前ぐらい名乗ったらどうだ」と言われた際に。この時、名前がアサシン(?)から'''衛宮切嗣'''と変化する。
:正史と違い折れて砕けなかった魂は、これからも理想を胸に役目を果たし続けるべく、静かに歩みつづける…。
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:正史と違い折れて砕けなかった魂は、これからも理想を胸に役目を果たし続けるべく、静かに歩み続ける。
    
;「……君の話は、よくわからない。時々、違う国の言葉で話しているのではと思うほどに。」<br>「ああ、理解できない。君の言う事は何一つ。けれど―――」<br>「君が嘘を言っていない事だけは感じられる。」<br>「その君が、こうしてあの怪物たちと戦うというのなら―――僕にも、ここで戦う理由ぐらいは出来る。」<br>「……何の為に戦うかは分からないが、なに。もとから僕は、そういう男だったようだからね。」
 
;「……君の話は、よくわからない。時々、違う国の言葉で話しているのではと思うほどに。」<br>「ああ、理解できない。君の言う事は何一つ。けれど―――」<br>「君が嘘を言っていない事だけは感じられる。」<br>「その君が、こうしてあの怪物たちと戦うというのなら―――僕にも、ここで戦う理由ぐらいは出来る。」<br>「……何の為に戦うかは分からないが、なに。もとから僕は、そういう男だったようだからね。」
:終章にて。人理を護るなんてまったく柄じゃない、少し罪のある人間を独断で排除するのが仕事だと、ドライで消極的な態度だったが、アイリスフィールの言葉を聞き、魔神柱との戦いに参戦することを決意した。なお彼女が述べたことは結構メタなので、彼が理解できないのも当然だと思われる。
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:終章にて。人理を護るなんてまったく柄じゃない、少し罪のある人間を独断で排除するのが仕事だと、ドライで消極的な態度だったが、アイリスフィールの言葉を聞き、魔神柱との戦いに参戦することを決意した。なお彼女が述べたことは結構メタなので、彼が理解できないのも無理はない。
    
; 「…………今は部屋を出てくれ。いつか君と何かを語る時が来るのかもしれないが―――<br>きっと、今ではないだろうさ。アイリスフィール・フォン・アインツベルン。」
 
; 「…………今は部屋を出てくれ。いつか君と何かを語る時が来るのかもしれないが―――<br>きっと、今ではないだろうさ。アイリスフィール・フォン・アインツベルン。」
: 幕間の物語『微笑む花が如き、君を』にて。[[アイリスフィール〔天の衣〕]]とちょっとした逃避行の末にようやく踏み込んだ会話をした後にエミヤは薄く笑いながらこう告げた。ようやく「君」では無くフルネームでアイリを呼んだが、まだ突き放したような距離が感じられる。今後にやや含みを持たせたとも取れるが果たして…
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: 幕間の物語「微笑む花が如き、君を」にて。[[アイリスフィール〔天の衣〕]]とちょっとした逃避行の末にようやく踏み込んだ会話をした後にエミヤは薄く笑いながらこう告げた。ようやく「君」では無くフルネームでアイリを呼んだが、まだ突き放したような距離が感じられる。今後にやや含みを持たせたとも取れるが果たして。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
*宝具「時のある間に薔薇を摘め」はイギリスの詩人、ロバート・ヘリックの詩から。また、マテリアルの宝具解説文に記載されている「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」という文章はその詩にて宝具名に続く言葉である。
 
*宝具「時のある間に薔薇を摘め」はイギリスの詩人、ロバート・ヘリックの詩から。また、マテリアルの宝具解説文に記載されている「時は流れ、今日には微笑む花も明日には枯れ果てる」という文章はその詩にて宝具名に続く言葉である。
*紛れもなく「衛宮切嗣」の一つの並行世界でのなれの果てであるが、彼が『stay night』や『Zero』の衛宮切嗣とはどう違う生涯を歩んだかは定かではない。マイルーム会話ではそれこそ反応してきそうな[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]や[[エミヤ]]が彼に関して言及する台詞はない。逆も然りである。
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*紛れもなく「衛宮切嗣」の一つの並行世界でのなれの果てであるが、彼が『Fate/stay night』や『Fate/Zero』の衛宮切嗣とはどう違う生涯を歩んだかは定かではない。マイルーム会話ではそれこそ反応してきそうな[[アルトリア・ペンドラゴン|アルトリア]]や[[エミヤ]]が彼に関して言及する台詞はない。逆も然りである。
 
**後に登場した[[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ・フォン・アインツベルン]]は「非情な魔術師殺しとしての切嗣」と「イリヤの為に全てを捨てた切嗣」の両方の側面を唯一知っている為に思う所も大きかったのか、彼が歩んだであろう「暗殺者を張り通した切嗣」の姿に言及していた。
 
**後に登場した[[クロエ・フォン・アインツベルン (Grand Order)|クロエ・フォン・アインツベルン]]は「非情な魔術師殺しとしての切嗣」と「イリヤの為に全てを捨てた切嗣」の両方の側面を唯一知っている為に思う所も大きかったのか、彼が歩んだであろう「暗殺者を張り通した切嗣」の姿に言及していた。
**幕間の物語『微笑む花が如き、君を』によればアルトリアやエミヤと会話は交わしたらしいが戦闘や魔術に関する事務的な内容のみであった。本来の第四次聖杯戦争に参加した切嗣の記憶を持っているような描写はアイリスフィールへの対応も含めて見受けられなかったが…
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**幕間の物語「微笑む花が如き、君を」によればアルトリアやエミヤと会話は交わしたらしいが戦闘や魔術に関する事務的な内容のみであった。本来の第四次聖杯戦争に参加した切嗣の記憶を持っているような描写はアイリスフィールへの対応も含めて見受けられなかったが……
*実は『Fate/Accel Zero Order』実施が決まる以前から存在しており、リリース時に実装する可能性もあった。実際、ストーリー登場は期間限定クエストのみではあるが、召喚においては恒常排出されうる可能性があるキャラクターである。
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*『Fate/Grand Order カルデアエース』によると、実は「Fate/Accel Zero Order」実施が決まる以前から存在しており、リリース時に実装する可能性もあった。実際、ストーリー登場は期間限定クエストのみではあるが、召喚においては恒常排出されうる可能性があるキャラクターである。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;ミスリード?
 
;ミスリード?
:真名の表記が「エミヤ」で、なおかつ彼のイメージカラーとも言える赤い色のフードを纏っていたため、初見ではあたかも従来のエミヤが別クラスで召喚されたかのような、プレイヤーのミスリードを誘う存在となっている。ただし、発表された当初より彼が「衛宮切嗣の方のエミヤなのでは?」と予想する声も多かった。
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:真名が「エミヤ」で、彼のイメージカラーと言える赤い色のフードを纏っていたため、初見ではあたかも従来のエミヤが別クラスで召喚されたかのような、プレイヤーのミスリードを誘う存在となっている。ただし、発表された当初より彼が「衛宮切嗣の方のエミヤなのでは?」と予想する声も多かった。
:理由としては「ナイフに銃器という装備」「宝具名に『時』の文字」「『Zero』のイベントなのに主人公の切嗣由来の概念礼装がない」「CMに一瞬映る目が死んでいる」など。あるいは[[天草四郎時貞]]ような前例があったことも、その原因の一つなのかもしれない。
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:理由としては「ナイフに銃器という装備」「宝具名に『時』の文字」「『Fate/Zero』のイベントなのに主人公の切嗣由来の概念礼装がない」「CMに一瞬映る目が死んでいる」など。以前に[[天草四郎時貞]]という名前での引っ掛けがあったことも疑いを強めた。
:なお、これらの予想の一方で、CMのラストシーンで中空に歯車が浮かび駆動している様子が描かれていたことから「いや、やっぱり切嗣じゃないエミヤのほうじゃないのか」という反論もあった。結局はご覧のとおりであったわけだが。
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:ufotableが制作したCMは「空の境界/the Garden of Order」、「Fate/Accel Zero Order」共に最後に歯車が映し出される。これが無限の剣製の物で、アーチャーが登場するのではと期待する人も居たが、結局どちらのイベントにも登場しなかった。
:キャラクターデザインを担当したAKIRA氏も「正体をエミヤ(アーチャー)と誤認する方向で、赤フードや褐色肌基本的なラインは指定いただく形になりました。」と語っている。
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:キャラクターデザインを担当したAKIRAも『Fate/Grand Order material Ⅲ』で「正体をエミヤ(アーチャー)と誤認する方向で、赤フードや褐色肌基本的なラインは指定いただく形になりました。」と語っている。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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