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582 バイト追加 、 2014年6月26日 (木) 22:39
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;「あのな。 ランサーと軽く打ち合えってのが無理なんだよ。<br> 一度打ち合ったが最後、俺達は勝って殺すまでやり合うぞ」<br>「インド屈指の英雄に、五分の力なんてのが失礼千万だ。<br> アイツと打ち合う時は、殺し合う時と決めている」
 
;「あのな。 ランサーと軽く打ち合えってのが無理なんだよ。<br> 一度打ち合ったが最後、俺達は勝って殺すまでやり合うぞ」<br>「インド屈指の英雄に、五分の力なんてのが失礼千万だ。<br> アイツと打ち合う時は、殺し合う時と決めている」
 
:シロウが提案した「ランサーとの試合」について。「施しの英雄」に戦場で殺し、殺される戦士として最大の敬意を払う。<br>会話したこともなく性格も正反対な両者だが、言葉を交わさずとも生粋の戦士として互いに通じる物を感じていた。
 
:シロウが提案した「ランサーとの試合」について。「施しの英雄」に戦場で殺し、殺される戦士として最大の敬意を払う。<br>会話したこともなく性格も正反対な両者だが、言葉を交わさずとも生粋の戦士として互いに通じる物を感じていた。
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;「俺が駆け抜けた俺の人生だ。手前が勝手に解釈すりゃいいさ。ただまぁ―――」<br>「喜劇にしてくれ。読んだ人間が、馬鹿馬鹿しいと笑ってくれるような。実際、踵だけが人間のままでそこを射抜かれて死んだなんて、馬鹿馬鹿しいにも程がある!」
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:キャスターから「いつかあなたの物語を書くとしたら、喜劇か悲劇か」と問われて。この答えに稀代の劇作家は、いつもの笑みを消して真摯な態度で「畏まりました」と頷く。
    
== メモ ==
 
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