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===  Fate/Grand Order ===
 
===  Fate/Grand Order ===
;「......。<br>......。」<br>「ハイ、シッテマス。」<br>「え、嘘。まさか敵側にいるとか?<br>いないよね? え? カルデアで召喚する可能性がある?」<br>「ア、ウン。<br>ダイジョウブデス......ハイ......。」
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;「……。<br>……。」<br>「ハイ、シッテマス。」<br>「え、嘘。まさか敵側にいるとか?<br>いないよね? え? カルデアで召喚する可能性がある?」<br>「ア、ウン。<br>ダイジョウブデス……ハイ……。」
 
:コラボイベントで主人公から、[[ペンテシレイア|アマゾネスの女王]]を知っているかと聞かれての反応。大丈夫と言いつつ表情が虚ろになっており、トラウマレベルで苦手になっているのが明らかである。
 
:コラボイベントで主人公から、[[ペンテシレイア|アマゾネスの女王]]を知っているかと聞かれての反応。大丈夫と言いつつ表情が虚ろになっており、トラウマレベルで苦手になっているのが明らかである。
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== メモ ==
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*小説版で新規に追加されたサーヴァントの一人で、東出氏原案のキャラクター。
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*彼の父ペレウスは[[アタランテ]]と「アルゴナウタイ」と「カリュドーンの猪狩り」に共に参加した旧知の仲で、彼が彼女の事を「姐さん」と呼ぶのは親しみの他に、父と共に冒険をした人物に対する敬意も含まれていると思われる。
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*母ティティスは海の神ネレウスの眷属・ネレイデスの乙女で、その美貌から主神ゼウスも彼女を狙っていたが「必ず父より優れた子を産む」という予言を知ってあっさり諦めた。ある意味[[遠坂葵]]の原典である。
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*母ティティスが彼を不死の体にした方法は、作品中では「神聖の炎で炙り、人間としての血を蒸発させる」というものであったが、一般的に知られる伝説では「冥府に流れる忘却の川(レテ)の水に浸す」パターンであることが多い。<br>この場合、赤子の足首を掴んで川に突っ込んだために踵の一部が不死性を得ず残ってしまったという、いわば'''うっかりミス'''の結果があの弱点であり、作中で語られる「父ペレウスがアキレウスの人間の部分を全て失くすことを惜しんだため」という理由に比べると微妙に格好悪い。
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*かの大英雄カルナと同等の戦力評価は伊達でなく「神性」または神造兵装を保有してないサーヴァントでは実質彼に勝つ事は限りなく不可能に近いとされる程で、ライダーの真名を聞いたカウレスも弱点の踵があるにも関わらず黒のサーヴァントでケイローンが居なかったら黒陣営の敗北は確定していたと評している。
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**尤も好敵手との戦いを求める彼にとって神性を持たない者との戦いにはあまり執着はしておらず、自らを傷つけられる者との戦いを優先している。自身を傷つけられるアーチャーの存在を知った際は歓喜で身を震わせて再戦を宣言したり、赤陣営と黒陣営との全面戦争の際にも積極的にアーチャーと戦おうとしている。態々、ダメージを与えうる存在と戦おうとしているので戦略的には不死性を活かしているとは言い難かったりする。
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**なお、神性(あるいは神性をスキルで取得できる)または神造兵装を持つサーヴァント、つまりアキレウスに傷を負わせることができるサーヴァントは、2016年6月現在約140人ほど存在するサーヴァントのうち30余名程度(明確に断定し辛いのも含まれる為)とされる。とはいえ、これらの数は総合的な話であって、実際の戦場ならばサーヴァント召喚の時点で決まってしまう様なものであり、当人が『宙駆ける星の穂先』を使わない限りに高い確率で戦況が詰んでしまう可能性も否めないほど。
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*『彗星走法』によって最速と謳われるほどの速さを持つ彼だが、敏捷はA+と珍しくもないどころか師匠[[ケイローン]]とすら肩を並べるほどのランクである。描写としての異常性から見ると、恐らくスペック上の敏捷と『彗星走法』を加えた実際の速さは異なるのではないかと思われる。
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*『Fate/Apocrypha material』によれば黒のライダーが「蒼天囲みし小世界」を使用できたのは、アキレウスが他人に宝具を貸した逸話があることと、黒のライダー自身も他人と宝具を貸し借りした逸話を数多く持っていたことで、双方宝具をやり取りすることができるだけの条件が揃っていたからという理由がある。
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*伝承の中には、[[メディア]]の4人目の夫だったという説も存在する。
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*[[イスカンダル]]は彼が主人公である『イリアス』の大ファンである。<br>史実では元々、イスカンダルの母方にあたるエペイロスのモロッソイ王家はアキレウスの子ネオプトレモスとトロイの王女の末裔を自称しており、幼い頃から英雄譚に憧れて育った彼は師アリストテレスから贈られた『イリアス』を片時も手放さず、東方出征の折には往路で立ち寄ったトロイ遺跡でアキレウスの墓に詣でたり、親友ヘファイスティオンをパトロクロス、自らをアキレウスとしてロールプレイに興じたりしたという。<br>虚淵氏曰く、「'''人類史最初のオタクセレブ'''」。
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*ライダー以外にも[[ランサー]]、[[バーサーカー]]、[[シールダー]]のクラスとしても召喚可能。クラスが変わる度に宝具のラインナップも微妙に変化し、例えばランサーとして召喚された場合はライダーの宝具である『疾風怒濤の不死戦車』が失われる代わりに『宙駆ける星の穂先』にHP削減効果が付与される<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』152-153ページ"/>。東出氏によるとこの場合、神速で走り回りながら神速でこの槍を振り回してくるので、どちらにせよ手が付けられないとか<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』176ページ"/>。
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**バーサーカーとして召喚された場合は生前での死体を引きずり回す行為を平然と行うとのこと。
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*東出氏によると、伝承から宝具に使える逸話を真面目に拾うと膨大な数になってしまうので、不死性と俊足をスキルに回して宝具を3つに絞る予定だったらしい。奈須氏に宝具候補のリストを見せて相談したところ、「彼くらいの大英雄ならばいっそ5つ位持たせてしまおう」と意見を貰い、今の形になったとの事<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』152-153ページ"/>。それでも宝具候補にあった'''黄金聖衣みたいな鎧'''は出せなかったらしい。
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**また、ギリシャにて召喚された場合、この黄金聖衣みたいな鎧が宝具として追加されるとのこと。オミットされた槍の不治の呪いを含めれば、合計'''7つ分'''という異常に豊富な宝具を所有することになる。その様は奈須・東出両氏から「'''宝具山盛りの超強力サーヴァント'''」「'''ウルトラハイスペックサーヴァント'''」と評される程だが、当然ながら魔力消費も尋常でないほど激しく、本来の聖杯戦争なら即魔力切れで、彼を真っ当に扱えるならば間違いなく超一流のマスターであるという<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』152-153ページ"/>。[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]という舞台であったからこそ、彼の実力が発揮できたと言える<ref group = "出" name = "『Fate/Apocrypha matelial』152-153ページ"/>。
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***『Fate/Grand Order』霊基再臨第三段階で見られるセイントグラフではこの黄金聖衣みたいな鎧と思わしきものを身につけている。
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**アキレウスはトロイア戦争において、ギリシア軍の総大将アガメムノーンと揉めたことで出陣を拒否。代わりに出陣しようとした親友パトロクロスにこの鎧を貸し与えたという逸話を持つ。アキレウスが他人と宝具をやり取りしたという例の一つ。
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**更にこの鎧はパトロクロスを打ち倒したへクトールが戦利品として持ち帰りアポロンが彼用に仕立て上げ、彼の鎧となったとされている。この逸話通りならへクトールもまたこの鎧を得られることになるのだろう。ちなみにアキレウスは鎧が奪われた故にまた神々から新しい鎧の二着目をゲットしてたりしている。つくづく豪勢な話である。
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*FGO Fes「Fate/Apocrypha」 stage day2 Premium Talk Show+Liveのトークによると、アニメ第4話のアキレウスの口笛は古川氏が吹けないという事でケイローン役の武内氏が代役で吹いたらしい。
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*一部の人からはカラーリングがオレンジと緑だからか'''にんじん'''と揶揄されることがある。
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**実際、イラスト担当の近衛乙嗣氏のデザイン開発のコードネームが「にんじん君」であったことがマテリアルで判明した。
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***そしてスペシャルイベント『Fate/Apocrypha Inheritance of Glory』でもモードレッドから「ニンジンみたいなヤツ」と言われてしまった。
    
;アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
 
;アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ
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