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*彼女が誕生したキッカケは、単純にFateルートとUBWルートをプレイしたユーザーに大きな驚きを与えたかったことと、キャラクターデザインを担当した武内が「セイバーを黒くしたい、ヒロインを敵役に回したい」と言ったことから。尤も、『Fate/stay night』の原作にあたる旧『Fate』の段階で敵側にマスター権が奪われてセイバーが敵に回る構想があったため、それを取り入れたとのこと<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ">『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ「セイバー」より。</ref>。
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**そしてHFルートでのセイバーは黒化して敵に回り、最終的に士郎に'''倒されなければならない'''。何故なら、彼女こそが主人公、そしてプレイヤーへのテーマである「'''誰かを助けるということは、誰かを助けられない'''」を最大限に具現化したキャラクターであり、HFルートの本質でもある。FateルートとUBWルートという二つのルートを進めてセイバーに対する愛情があったとしても、桜を選んだ以上は「どっちも」というような選択肢は取れず、途中で「セイバーを助ける」という選択肢を選ぶ考えでは、桜を救うことなんて到底出来ない。実際、このシーンは多くのユーザーに賛否両論だったが、それをより強く魅せるための黒化でもあった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ"/>。
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**ここで決断をしなければならない状況に陥り、あそこでセイバーとの決別を経て、士郎の精一杯の矜持と謝らずにセイバーに対してお礼の言葉を述べられたことで、犠牲にしていくものへの感謝と重みをプレイヤーに伝えていくことが奈須きのこが黒セイバーというキャラクターを通じて伝えたかったことである<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』4-15ページ"/>。
 
*「約束された勝利の剣」に回数制限が無くなった為に単純な攻撃力なら全サーヴァント中最強とされており、[[ヘラクレス|バーサーカー]]、[[ギルガメッシュ]]と同じく公式で最強のサーヴァントの一人に挙げられている。
 
*「約束された勝利の剣」に回数制限が無くなった為に単純な攻撃力なら全サーヴァント中最強とされており、[[ヘラクレス|バーサーカー]]、[[ギルガメッシュ]]と同じく公式で最強のサーヴァントの一人に挙げられている。
 
**上記の理由から『Fate/complete material III』では「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できる」と説明されているが、1度攻撃を食らえば「十二の試練」によって耐性ができる事については触れられておらず、物議を醸している。
 
**上記の理由から『Fate/complete material III』では「バーサーカーとなったヘラクレスと正面から斬り合っても圧倒できる」と説明されているが、1度攻撃を食らえば「十二の試練」によって耐性ができる事については触れられておらず、物議を醸している。
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== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
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===注釈===
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===出典===
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==リンク==
 
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