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| | 隠し属性 = 人 | | | 隠し属性 = 人 |
| | 性別 = 男性 | | | 性別 = 男性 |
− | | 一人称 = 私/オレ<ref>「ある重要な場面」等といった条件次第で発する</ref> | + | | 一人称 = 私/オレ<ref group = "注">「ある重要な場面」等といった条件次第で発する</ref> |
| | 二人称 = お前/貴様/○○(呼び捨て) | | | 二人称 = お前/貴様/○○(呼び捨て) |
| | 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て) | | | 三人称 = 奴/奴等/○○(呼び捨て) |
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| ; 略歴 | | ; 略歴 |
| : 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、[[遠坂凛]]によって召喚される。 | | : 『[[Fate/stay night]]』では[[聖杯戦争|第五次聖杯戦争]]において、[[遠坂凛]]によって召喚される。 |
− | : 『[[Fate/Grand Order]]』第一部の序章においては既に黒化しており、西暦2004年の冬木で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]を守り続けていた。 | + | : 『[[Fate/Grand Order]]』特異点F『炎上汚染都市 冬木』においては既に黒化しており、西暦2004年の冬木で[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバーオルタ]]を守り続けていた。主人公一行と敵対するも、敗北。消滅する間際に、マシュの宝具を見たことで裏に[[マーリン]]が絡んでいることに勘付いた。 |
− | : 主人公一行と敵対するも、敗北。消滅する間際に、マシュの宝具を見たことで裏に[[マーリン]]が絡んでいることに勘付いた。
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| ; 人物 | | ; 人物 |
− | : 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。 | + | : 浅黒い肌に赤い外套を纏った白髪の男。辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な人物。 |
− | : 厳めしい顔をしており、基本的に気障で皮肉屋、そして悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し。 | + | : 気障で皮肉屋で悲観的。淡々と仕事をこなす現実主義者だが、仕事人間という訳でもなく、慇懃無礼ながら相手を気遣うなど根本的にはお人好し<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" >『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ「エミヤ」より。</ref>。また、キザで意地っ張りな子供らしいところもある<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ">『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ「アーチャー」より。</ref>。 |
− | : 現在の性格に至ったのは「正義の味方」を貫こうと奮闘しながら、望まない虐殺と人の醜さを見せつけられた挙句、最後には世界に裏切られてしまったが故の絶望から。かつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。 | + | : だが人間を虐殺することで滅びを回避する役目を持つ“守護者”という立場である以上、基本的には冷徹な仕事人であり、私情を挟めない方の執行官のようなもの。常に厳めしい顔をしているのはそのあたりの不自由さ故である<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。 |
− | : 辿ってきた数奇な人生を語るかのような、その背中が印象的な漢。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事は凛ルートの彼の結末だけでなくセイバールートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。 | + | : 「万人を救いたい」という理想を貫こうと奮闘するも、その果てに望まない殺人の繰り返しと見せ付けられる人間の醜さに辟易して現在の性格に至った<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。世界に裏切られてしまったが故の絶望とかつての理想を憎悪するが故に、その理想を追っていた頃の自分に対しては時には殺意を含めるほどに刺々しく接するが、生来のお人好し故か、士郎に対し主に魔術面でのアドバイスをする場面も。今でも本心では「正義の味方」の理想を諦めきれていない事はUBWルートの彼の結末だけでなくFateルートでの凛との会話で「世界平和」を語った事からも仄めかされている。 |
| : 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。 | | : 家事の達人であり、生活能力の低いマスターに召喚されると、文句を言いつつも手馴れた様子で家事を取り仕切る。 |
− | : 『Fate/Grand Order』では人類史の修復、即ち「人類を救う戦い」という状況もあってか、比較的ポジティブな言動が目立つ他、表情も『Fate/stay night』と比べると優しげな印象を受ける。また、ここぞと言う時にニヒルな冗談を口にするプレイボーイとしての一面を見せている。 | + | : 『Fate/Grand Order』では人類史の修復、即ち「人類を救う戦い」という状況もあってか、比較的ポジティブな言動が目立つ他、表情も『Fate/stay night』と比べると優しげな印象を受ける。また、ここぞと言う時にニヒルな冗談を口にするプレイボーイとしての一面を見せているが、あくまでも「場の空気をよんでのもの」であるとのこと<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅰ』102-109ページ" />。 |
| : 「下っ端の英霊ほど雑務に駆り出された」経験もあってか、英霊の事情に関する情報も詳しく、それを[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行に説明している。 | | : 「下っ端の英霊ほど雑務に駆り出された」経験もあってか、英霊の事情に関する情報も詳しく、それを[[主人公 (Grand Order)|主人公]]一行に説明している。 |
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| ;衛宮士郎と英霊エミヤ | | ;衛宮士郎と英霊エミヤ |
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− | *士郎とエミヤは既に別の存在になっている。劇中で彼自身が語っているように、士郎を殺してもタイムパラドックスが引き起こされてエミヤの存在が消える可能性は極めて低い。<br>それでもなお士郎を殺そうとしたのは、過去の自分を許せないが故の八つ当たりのようなものは本人の言。 | + | *士郎とエミヤは既に別の存在になっている。劇中で彼自身が語っているように、士郎を殺してもタイムパラドックスが引き起こされてエミヤの存在が消える可能性は極めて低い。それでもなお士郎を殺そうとしたのは、過去の自分を許せないが故の八つ当たりのようなものは本人の言。 |
− | **実際は八つ当たりというより、罪人である自身の罪を償う為という意味が大きく占める。<br>セイバーにそれを指摘された際は八つ当たりにすぎないと否定していたが、「Answer」にて彼の本心が語られている。 | + | **実際は八つ当たりというより、罪人である自身の罪を償う為という意味が大きく占める。セイバーにそれを指摘された際は八つ当たりにすぎないと否定していたが、「Answer」にて彼の本心が語られている。 |
| + | **しかし『stay night』ではどのルートでも他人を守るために戦う選択をしてしまうあたり、彼の性根は死んでも直らなかったらしい<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』46-49ページ"/>。 |
| *士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いセイバールートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしい。 | | *士郎との共通点は眉毛の形、士郎のシャツとアーチャーの礼装のシルエット。それ以外は身長も髪も肌の色も(アニメ以後は声も)全く異なる。にもかかわらず殆どヒントが無いセイバールートの時点で正体を見抜いたプレイヤーも存在したらしい。 |
| **ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。 | | **ちなみに作中のキャラでは、本編外ではあるものの大河とルヴィアが直感的に彼の正体に気付いているかのような描写がある。 |
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| == 脚注 == | | == 脚注 == |
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| + | ===出典=== |
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