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:『[[Fate/EXTRA CCC]]』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ">『Fate/EXTRA material』161-162ページ「ヴィーナス・スタチュー」より。</ref>。<br>ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。
 
:『[[Fate/EXTRA CCC]]』で各階層の最後に立ちふさがる少女像。センチネル化した少女の本体にして、迷宮の核。本来なら物理干渉では破壊できない"世界の果て"。その内部は[[BB]]ですら立ち入れない禁猟乙女領域。サクラ迷宮をすり抜けたところで最後にこの壁がある以上、[[主人公 (EXTRA)|主人公]]たちが何をしようが無駄なあがきにすぎないと[[BB]]は想定していた。しかし心の専門家である[[殺生院キアラ|キアラ]]の秘術によって『内部に飛び降りる』などという離れ技が実行され、無敵のセンチネルシステムは攻略可能な防壁に格落ちしてしまった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ">『Fate/EXTRA material』161-162ページ「ヴィーナス・スタチュー」より。</ref>。<br>ちなみに壁に埋め込まれた肥大化アバターは[[BB]]からのメモリ増築の結果。迷宮を自在に変革するためにはあれだけの改造が必要。スタチューの中でセンチネルを倒し、心の淀みを振り払い、[[BB]]の支配から解放(接続を解除)されれば元の大きさの戻れる仕組み。[[サーヴァント]]たちの心象世界にあるレリーフはこれとは違うもので、あれこそ深層にある"魂のカタチ"と思ってもらえばよい<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。<br>ゲーム内では"レリーフ"と呼ばれている。壁に囚われた少女、というコンセプトでデザインされた。開発初期での名称はショコラヴェールだった<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』161-162ページ"/>。
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;NPC
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;[[NPC]]
:聖杯戦争の運用および本戦前期間のための数合わせとして、ムーンセルがかつて地上に居た人間をモデルにして作成したAI。聖杯戦争を円滑に進めるために作られた仮想生命。運営するための代理人。ムーンセルの蔵書の中から「かつて存在した何者か」をモデルに「再現」したもの<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ">『Fate/EXTRA material』164ページ「NPC」より。</ref><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ">『Fate/EXTRA material』99-100ページ「NPC」より。</ref>。
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:聖杯戦争の運用および本戦前期間のための数合わせとして、ムーンセルがかつて地上に居た人間をモデルにして作成したAI。
:サーヴァントとは違いプログラミングされた仮想生命でしかなく、それぞれ<ruby><rb>役割</rb><rt>ロール</rt></ruby>があり、そこから逸脱することはできないが、役割が決まっているとはいえ独自の思考、人格が備わっている。NPCが生命としてリアルでなければ、NPCと接触するマスターたちの反応がリアルにならない。そう算出したムーンセルによって、NPCたちには人工知能が与えられた。ただし彼らの『人格』は一度きりのものであり、また、設定された人生観から逸脱する事はできない。NPCは聖杯戦争が終わればムーンセルに経験を没収され、身体・性能・人格を含めたすべてをリセットされ、次の聖杯戦争用の『装置』として再チューニングされる<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/><ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
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:そんなNPCたちにとってマスターたちは羨望の対象であり、また、嫌悪の対象でもある。人間の不合理性に振り回され、道具のように消費されていく自分たちの在り方に不満を訴えるNPCも少なくはないため。命を与えられながらも、その命を否定されるもの。今そこに『有る』が、今そこに『無い』もの。そんな彼らの不満は鬱積し、一つの都市伝説を作った。輪廻転生とも呼べるメモリの使い回しの末、高い人間性、魂を獲得したものは上級AIに昇格させてもらえるというのだが、無論、そんな未来はない。仮にそんな事態が起きたとしても、ムーンセルにとってそれは意味のないバグに過ぎない<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』164ページ"/>。
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:『EXTELLA』では新SE.RA.PHになってからはそれぞれの生命権を認められ、役割はあるものの『マスターたちの戦いが終わったら全員廃棄処分』という一大リセットがなくなった。中には上昇機構のNPCもおり、人間性をもっと獲得してAIに昇格しよう、というものもいる。新ローマや千年京でNPC立ちがこぞって商売を始めたのも、商売に目覚めたからではなく、夢を叶えるためにリソースを集めているが、玉藻の前によって容赦なく税金を搾り取られてしまう<ref group="出" name="『Fate/EXTELLA material』99-100ページ"/>。
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:なお、主人公とヒロインのひとり・遠坂凛との奇妙な縁の始まりは、記憶も何も無いままに曖昧な状態になっている[[主人公 (EXTRA)]]に対し、それ故に凛が彼を「敵」と認識出来ずに、NPCと誤認し接触を図った事がきっかけである。
   
;攻性プログラム
 
;攻性プログラム
 
:アリーナやサクラ迷宮に存在した敵性プログラム。レガリアの力で軍勢として使役され、各勢力の主戦力として機能する。
 
:アリーナやサクラ迷宮に存在した敵性プログラム。レガリアの力で軍勢として使役され、各勢力の主戦力として機能する。
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