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抑止力自体はカタチのない力の渦だが、具現化する際はカタチを伴う。無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。大抵は「一般人」を後押しするカタチで抑止力は発現する。対象である要因を消し去るだけの力を得るが、取って代わる事のないように倒すため以外の力は持たされず、また当人には自分が抑止力によって後押しされているという自覚はない。そういった、結果的に滅びの要因を排除した人間が人々の目にとまると、「英雄」と呼ばれるわけである。他に人間の後押しでは手におえない場合は自然現象として発動し、滅びの要因を周囲ごと消し去る。
 
抑止力自体はカタチのない力の渦だが、具現化する際はカタチを伴う。無意識がカタチになったものである為、発生しても誰の目にもとまらず、誰にも意識される事はない。大抵は「一般人」を後押しするカタチで抑止力は発現する。対象である要因を消し去るだけの力を得るが、取って代わる事のないように倒すため以外の力は持たされず、また当人には自分が抑止力によって後押しされているという自覚はない。そういった、結果的に滅びの要因を排除した人間が人々の目にとまると、「英雄」と呼ばれるわけである。他に人間の後押しでは手におえない場合は自然現象として発動し、滅びの要因を周囲ごと消し去る。
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抑止力はあくまで星の圏内における安全機構であるため、星の中で生まれた存在に対しては明確に作用するが、星の外部から生まれた存在は明確な滅びの要因になりうるにも関わらず、抑止力の影響を全く受けない。太陽系外の存在であるヴェルバーはその一つである。
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抑止力はあくまで星の圏内における安全機構であるため、星の中で生まれた存在に対しては明確に作用するが、星の外部から生まれた存在は明確な滅びの要因になりうるにも関わらず、抑止力の影響を全く受けない。太陽系外より飛来した[[捕食遊星ヴェルバー|ヴェルバー]]や、[[フォーリナー]]クラスにまつわる外宇宙の神性はその一つである。
    
=== 抑止力の排斥例 ===
 
=== 抑止力の排斥例 ===
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:月世界の王。地球を掌握せんと動いていたが、抑止力の存在を知って方法を変える。<br />その結果に生まれたのが[[真祖]]。
 
:月世界の王。地球を掌握せんと動いていたが、抑止力の存在を知って方法を変える。<br />その結果に生まれたのが[[真祖]]。
 
;人理の破壊
 
;人理の破壊
:過去にさかのぼってのやり直しを行うことは人理の深刻な破壊につながり、歴史が丸ごとひっくり返ってしまうため、抑止力の対象になりうる。
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:過去にさかのぼってのやり直しを行うことは人理の深刻な破壊につながり、歴史が丸ごとひっくり返ってしまうため、抑止力の発生対象になりうる。
:「過去を改変する」という行為は非常に難易度が高く、[[聖杯戦争]]のような大規模魔術儀式でないと実行不可能であるが、これにおいては「通常なら有り得ないサーヴァントの召喚」という形で介入が行われることが多い
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:「過去を改変する」という行為は脅威度もさることながら非常に難易度が高く、[[聖杯戦争]]のような大規模魔術儀式でないと実行不可能であるが、これにおいては「通常なら有り得ないサーヴァントの召喚」という形で介入が行われることが多い。
 
;地球的規模での人類の大量殺戮
 
;地球的規模での人類の大量殺戮
 
:非常にわかりやすい形で「現在の人間の世界」を破壊してしまうため、当然抑止力の対象になる。
 
:非常にわかりやすい形で「現在の人間の世界」を破壊してしまうため、当然抑止力の対象になる。
:こちらも[[聖杯]]クラスの奇跡でないと実行不可能なため、聖杯戦争における強力なサーヴァントの召喚による介入がメインとなる。
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:こちらも[[聖杯]]クラスの奇跡でないと実行不可能なため、同様に聖杯戦争における強力なサーヴァントの召喚による介入がメインとなる。
:第三次聖杯戦争でアインツベルン家が[[アンリマユ]]を召喚し聖杯が汚染された場合、それ以降の聖杯戦争でアンリマユの受肉が確定的になった際には抑止力が働く。
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:第三次聖杯戦争でアインツベルン家が[[アンリマユ]]を召喚し聖杯が汚染された場合、それ以降の聖杯戦争でアンリマユの受肉が確定的になった際には抑止力が働くが、『stay night』『Zero』本編のように受肉の確率が五分五分程度の場合は火急の危機ではないとして抑止力は発動しない模様。
:ただし『stay night』『Zero』本編のように受肉の確率が五分五分程度の場合は火急の危機ではないとして抑止力は発動しない模様。
   
:『Grand Order』の『屍山血河舞台 下総国』は特異点ではなく「並行世界」なので抑止力の対象に入ったため、その世界を起点としてあらゆる徳川の世となった世界を滅ぼし尽くそうとした[[天草四郎時貞(剪定事象)|妖術師]]に対抗する為に[[千子村正]]が送り込まれた。
 
:『Grand Order』の『屍山血河舞台 下総国』は特異点ではなく「並行世界」なので抑止力の対象に入ったため、その世界を起点としてあらゆる徳川の世となった世界を滅ぼし尽くそうとした[[天草四郎時貞(剪定事象)|妖術師]]に対抗する為に[[千子村正]]が送り込まれた。
;神霊クラスの降臨
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;神霊クラスの降臨、権能の地球上での行使
:上記のアンリマユもそうだが、物理法則が確定した現代で神霊クラスの存在を降臨させることも危険なため抑止力の対象となる。
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:上記のアンリマユもそうだが、物理法則が確定した現代で神霊クラスの存在を降臨させたり、「そうだからそうなる」でその権能を行使することも危険なため抑止力の対象となる。
;権能の地球上での行使
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:抑止力の介入でなければ神霊をサーヴァントとして召喚できない理由はこれが一因である他、[[ギルガメッシュ]]は地球上で『天地乖離す開闢の星』を本気の全力全開で行使すると抑止力に目をつけられ排斥されてしまうと言っている。
:上記の神霊クラスの降臨同様、物理法則の確定した現代で「そうだからそうなる」で力を行使する権能も抑止される。
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:[[ギルガメッシュ]]曰く、地球上で『天地乖離す開闢の星』を本気の全力全開で行使すると抑止力に目をつけられ、排斥されてしまうとか。
   
;[[ビースト]]クラスの顕現
 
;[[ビースト]]クラスの顕現
 
:人類悪であるビーストの存在そのものも、人類の滅亡に繋がる緊急事態として抑止力の攻撃対象となる。この特に危険な脅威へのカウンターとして抑止力に召喚される存在こそが、[[グランドクラス]]のサーヴァントである。
 
:人類悪であるビーストの存在そのものも、人類の滅亡に繋がる緊急事態として抑止力の攻撃対象となる。この特に危険な脅威へのカウンターとして抑止力に召喚される存在こそが、[[グランドクラス]]のサーヴァントである。
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;[[マックスウェル]]、「人造の神(ネオ・フューラー)」
 
;[[マックスウェル]]、「人造の神(ネオ・フューラー)」
 
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|帝都聖杯奇譚]]』では[[総統]]と[[マックスウェル|キャスター]]の目的が「人造の神(ネオ・フューラー)」を復活させる事だったため、『神霊クラスの降臨』に該当。
 
:『[[Fate/KOHA-ACE 帝都聖杯奇譚|帝都聖杯奇譚]]』では[[総統]]と[[マックスウェル|キャスター]]の目的が「人造の神(ネオ・フューラー)」を復活させる事だったため、『神霊クラスの降臨』に該当。
:マスターを持たないサーヴァントとしてEXランク宝具を持つ[[坂本龍馬|ライダー]]が召喚されるが、[[織田信長|魔人アーチャー]]によって倒され、「人造の神(ネオ・フューラー)」の復活を許した。
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:マスターを持たないサーヴァントとしてEXランク宝具を持つ[[坂本龍馬|ライダー]]が召喚されるが、[[織田信長|魔人アーチャー]]によって倒され、「人造の神(ネオ・フューラー)」の復活を許してしまう。だがキャスター以外の全サーヴァントと聖杯の力により[[魔神セイバー|抑止の守護者]]が直接現れ、キャスターと「人造の神(ネオ・フューラー)」はこれに討たれた。
:最終的にはキャスター以外の全サーヴァントと聖杯の力により[[魔神セイバー|抑止の守護者]]も直接現れ、キャスターと「人造の神(ネオ・フューラー)」はこれに討たれた。
      
===実際に排斥されかかった例===
 
===実際に排斥されかかった例===
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