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| <!-- 主人公が女性の場合、「お兄ちゃん」ではなく「お姉ちゃん」 --> | | <!-- 主人公が女性の場合、「お兄ちゃん」ではなく「お姉ちゃん」 --> |
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− | ;「お兄ちゃんは……あたしのことこわくないの?<br /> もしかして……あたしに会いに来てくれてるの?<br /> もし、そうだったら…………<br /> あたしは……ありす。<br /> いつも……ここにいる、から……」<br />「いつか一緒にお茶会しようね。お兄ちゃん」 | + | ;「お兄ちゃん、……あたし(ありす)のこと覚えてる?<br /> もしかすると、気付いてもいなかったかな。あたし(ありす)はただ、見つめてるだけだったから……。<br /> あたし(ありす)、お兄ちゃんなら、お友達になってくれそうな気がしてたの。やっとあたし(ありす)も、お友達が出来るって……。<br /> だからお兄ちゃんが行っちゃったときは……かなしかったし、さびしかった。<br /> でもね……ここに来るとちゅうで、あたし(ありす)はあたし(アリス)に出会ったの。<br /> あたし(アリス)はあたし(ありす)のただ一人のお友達。やっと出来たあたし(ありす)の、あたし(ありす)だけのお友達。<br /> だからお兄ちゃんのことはもういいの。あたし(アリス)さえいれば、あたし(ありす)はまんぞくだから。<br /> でも、次の遊びあいてなんだよね。……しょうがないから、遊んであげる。<br /> おねがいだから、すぐにきえないでね。あたし(ありす)はかなしいし、あたし(アリス)はつまんないから」 |
− | :予選にて。初めて話した時に。
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− | ;「お兄ちゃん、……{{rb(あたし,ありす)}}のこと覚えてる?<br /> もしかすると、気付いてもいなかったかな。{{rb(あたし,ありす)}}はただ、見つめてるだけだったから……。<br /> {{rb(あたし,ありす)}}、お兄ちゃんなら、お友達になってくれそうな気がしてたの。やっと{{rb(あたし,ありす)}}も、お友達が出来るって……。<br /> だからお兄ちゃんが行っちゃったときは……かなしかったし、さびしかった。<br /> でもね……ここに来るとちゅうで、{{rb(あたし,ありす)}}は{{rb(あたし,アリス)}}に出会ったの。<br /> {{rb(あたし,アリス)}}は{{rb(あたし,ありす)}}のただ一人のお友達。やっと出来{{rb(あたし,ありす)}}の、{{rb(あたし,ありす)}}だけのお友達。<br /> だからお兄ちゃんのことはもういいの。{{rb(あたし,アリス)}}さえいれば、{{rb(あたし,ありす)}}はまんぞくだから。<br /> でも、次の遊びあいてなんだよね。……しょうがないから、遊んであげる。<br /> おねがいだから、すぐにきえないでね。{{rb(あたし,ありす)}}はかなしいし、{{rb(あたし,アリス)}}はつまんないから」
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| :対戦の組合わせ発表の場にて。この時点では、彼女がいったい何を言っているのか、主人公にはほとんど理解できない。 | | :対戦の組合わせ発表の場にて。この時点では、彼女がいったい何を言っているのか、主人公にはほとんど理解できない。 |
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− | ;「お兄ちゃん、遊ぼ! おにごっこがいいな。ねえ、おにごっこ!」<br />「お兄ちゃん、今日も遊ぼう! 今日は学校で、かくれんぼがしたいな。<br /> じゃあ、{{rb(あたし,ありす)}}隠れるから、ちゃんと見つけにきてよ!」<br />「じゃ、今度は宝探しね! 『ヴォーパルの剣』を見つけられたら、きっと、あの子もどいてくれるわ。」 | + | ;「お兄ちゃん、遊ぼ! おにごっこがいいな。ねえ、おにごっこ!」<br />「お兄ちゃん、今日も遊ぼう! 今日は学校で、かくれんぼがしたいな。<br /> じゃあ、あたし(ありす)隠れるから、ちゃんと見つけにきてよ!」<br />「じゃ、今度は宝探しね! 『ヴォーパルの剣』を見つけられたら、きっと、あの子もどいてくれるわ。」 |
| :ありすにとっては、全てが遊びであり、聖杯戦争を戦っているという自覚はない。 | | :ありすにとっては、全てが遊びであり、聖杯戦争を戦っているという自覚はない。 |
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− | ;「……なんでそんなに怒っているの? ……ひっく…… お兄ちゃんと遊びたかっただけなのに……」<br />「うっく……ひっく…… ごめんなさい……お兄ちゃん……」 | + | ;「そうだよ。あたし(ありす)は、あたし(アリス)だけと話すの。<br /> せっかく、おなじだとおもったのに。ようやく、おなじひとだとおもったのに。<br /> やっとやっと、さみしくなくなるとおもったのに!<br /> わたしのコトをきらうなら、お兄ちゃんなんていらないの」<br />「お兄ちゃんはあたし(ありす)だけのあたし(アリス)じゃない。<br /> だからお兄ちゃんはもういらないの」 |
− | :名無しの森にて、ありすをつかまえると。
| + | :決戦日、エレベーターの中で。二人で完結する二人だけの世界。 |
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− | ;「そうだよ。{{rb(あたし,ありす)}}は{{rb(あたし,アリス)}}だけと話すの。<br /> せっかく、おなじだとおもったのに。ようやく、おなじひとだとおもったのに。<br /> やっとやっと、さみしくなくなるとおもったのに!<br /> わたしのコトをきらうなら、お兄ちゃんなんていらないの」<br />「お兄ちゃんは{{rb(あたし,ありす)}}だけの{{rb(あたし,アリス)}}じゃない。<br /> だからお兄ちゃんはもういらないの」
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− | :決戦日、エレベーターの中で。二人で完結する二人だけの世界。\n//主人公が女子の場合は、「お兄ちゃん」ではなく「お姉ちゃん」になる。 | |
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| == メモ == | | == メモ == |