88行目: |
88行目: |
| :イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。 | | :イヴァン4世。ロシアの<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>にして<ruby><rb>恐怖</rb><rt>テリブル</RT></RUBY>の怪物。 |
| :そして異聞帯においては魔獣のような姿へと変貌し、神に近い存在となった男。 | | :そして異聞帯においては魔獣のような姿へと変貌し、神に近い存在となった男。 |
| + | |
| + | :ロシアの凍土で発見された、最古の巨大生物。それと結合したことで、イヴァン雷帝は成長期に入った。 |
| + | :イヴァン雷帝の英雄としての資質か、それとも<ruby><rb>皇帝</rb><rt>ツァーリ</RT></RUBY>としての血統か。 |
| + | :マンモスやサーベルタイガーなどのような、成長が原因の破滅すらも乗り越えた。乗り越えてしまった。 |
| + | :もはや崇拝され、愛される頂きの存在ではなく。ただただ恐ろしい怪物へと成り果てた。 |
| + | |
| + | :ロシア最悪の暴君と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。 |
| + | :そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。 |
| + | :そのあまりに相反する二面性は、真っ当な人間が許容できるものではなく、絶対的な権限を持った皇帝のみに許された特権であっただろう。 |
| + | :現代の知識によって自身の状況を弁えてはいるが、一般人であればこのサーヴァントを目視しただけで昏倒するだろう。 |
| + | :姿形が怪物であるだけでなく、彼の持つ権勢があまりに圧倒的であるからだ。 |
| | | |
| :現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、 | | :現在の人類史にいたる過程で「不要なもの、不要なゆらぎ(IF)」としてそぎ落とされた“もしも”のロシア、 |
| :「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨に君臨する皇帝。 | | :「その先は行き止まり(デッドエンド)なので歴史を打ち切る」と並行世界論にすら切り捨てられた「永久凍土帝国アナスタシア」に君臨に君臨する皇帝。 |
| :サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。 | | :サーヴァントとして蘇ったイヴァン雷帝その人だが、異聞帯の歴史においては世界最初のヤガとして存在している。 |
| + | :ロシア最悪の暴君と謳われるだけあって、その苛烈さと残虐さは類を見ない。 |
| + | :そしてその一方で、神に対してはひたすら敬虔な信徒であった。 |
| | | |
| :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 | | :彼の帝国に住まう者はみなヤガだが、それは人間の姿では最早生きていけない過酷な環境だからだ。 |