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人間の視点ではムーンセルのネットワークは光としか認識できないが、魂を霊子化できる魔術師なら情報として知覚し、一ユニットとして参加することができる。故にこれにアクセスできるのは魔術師(ウィザード)だけ。ムーンセル・オートマトンは自らに接触できる人々(=霊子ハッカー)に対してこれへのアクセスを許可した。これに入場する際にはあらゆる記憶が削除され、修正された記憶が返却される。入場時に記憶を消され月海原学園の一生徒として日常を送るが、その中で四日間のタイムリミットまでに自我を呼び起こし自分を取り戻した者だけがマスターとして聖杯戦争本戦に参加する。この予選通過者には本来の記憶が返却されるが、予選を通過できなかった者は精神の死を迎える<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218頁">『Fate/EXTRA material』218頁。</ref>。腕が確かな霊子ハッカーならば侵入はたやすいが、脱出できるのは聖杯戦争に勝ち抜いたただ一人だけで、聖杯戦争のルール上敗北すると霊子化した魂ごとデリートされる。
 
人間の視点ではムーンセルのネットワークは光としか認識できないが、魂を霊子化できる魔術師なら情報として知覚し、一ユニットとして参加することができる。故にこれにアクセスできるのは魔術師(ウィザード)だけ。ムーンセル・オートマトンは自らに接触できる人々(=霊子ハッカー)に対してこれへのアクセスを許可した。これに入場する際にはあらゆる記憶が削除され、修正された記憶が返却される。入場時に記憶を消され月海原学園の一生徒として日常を送るが、その中で四日間のタイムリミットまでに自我を呼び起こし自分を取り戻した者だけがマスターとして聖杯戦争本戦に参加する。この予選通過者には本来の記憶が返却されるが、予選を通過できなかった者は精神の死を迎える<ref group="出" name="『Fate/EXTRA material』218頁">『Fate/EXTRA material』218頁。</ref>。腕が確かな霊子ハッカーならば侵入はたやすいが、脱出できるのは聖杯戦争に勝ち抜いたただ一人だけで、聖杯戦争のルール上敗北すると霊子化した魂ごとデリートされる。
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人間を知るために行われた『月の聖杯戦争』も、このSE.RA.PHを利用して行われた。しかしムーンセルに人間の善悪の基準は分からず、“公正な判断基準”として、生存競争によるふるい落としを選択した。128人のマスターをSE.RA.PHに招いて聖杯を商品として競い合わせる。生存の手段も人間としての品質も問わず、ただ生き残れば“優れた人間”として評価する<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(1/6)">『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第一幕(1/6)。</ref>。
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人間を知るために行われた『月の聖杯戦争』も、このSE.RA.PHを利用して行われた。しかしムーンセルに人間の善悪の基準は分からず、“公正な判断基準”として、生存競争によるふるい落としを選択した。128人のマスターをSE.RA.PHに招いて聖杯を商品として競い合わせる。生存の手段も人間としての品質も問わず、ただ生き残れば“優れた人間”として評価する<ref group = "出" name = "CCCコラボイベント第一幕(1/6)">『深海電脳楽土 SE.RA.PH』第一幕「スワンレイク・リターンズ(1/6)」。</ref>。
    
ほぼ全員が似たような容姿なのはアクセスに使用したアバターが似たようなものだからで、遠坂凛や間桐慎二がそれらと一線を画す容姿をしているのはカスタムアバターを使用しているため。カスタムアバターを使用できるのは特に腕のよい魔術師に限られる。中にはいわゆる3D酔いをするマスターもいる。SE.RA.PHはムーンセル内に点在し、中には既に旧型として廃棄されたものの、未だに崩壊していない独自領域もあったが<ref group="出"> 『Fate/EXTRA material』196頁。</ref>、『EXTELLA』において新SE.RA.PHになったことで点在していた領域は融合、今は衝突を繰り返しながら『開かれた、ひとつの大きな世界』になろうとしている<ref group="出">『Fate/EXTELLA material』110頁。</ref>。
 
ほぼ全員が似たような容姿なのはアクセスに使用したアバターが似たようなものだからで、遠坂凛や間桐慎二がそれらと一線を画す容姿をしているのはカスタムアバターを使用しているため。カスタムアバターを使用できるのは特に腕のよい魔術師に限られる。中にはいわゆる3D酔いをするマスターもいる。SE.RA.PHはムーンセル内に点在し、中には既に旧型として廃棄されたものの、未だに崩壊していない独自領域もあったが<ref group="出"> 『Fate/EXTRA material』196頁。</ref>、『EXTELLA』において新SE.RA.PHになったことで点在していた領域は融合、今は衝突を繰り返しながら『開かれた、ひとつの大きな世界』になろうとしている<ref group="出">『Fate/EXTELLA material』110頁。</ref>。
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『Last Encore』ではSE.RA.PH崩壊から約1000年が経過した。西暦3020年において地上の人口は10万を切り、じき滅亡域に到達する。文明圏を維持することが人の証であると仮定すると、SE.RA.PHにいるマスターが最後の人類。つまりSE.RA.PHが崩壊すると人類は宇宙から消えることになる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第4話、WORD 04">『Fate/EXTRA Last Encore』第4話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/04.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 04]。</ref>。そのためなのか、人類に対する振る舞いも変質しており、従来は「アクセスしてきた存在を捕らえて逃がさない」だけのはずのものが、「少しでも適性のある人類は無差別に捕らえて逃がさない」という危険極まりないものになってしまっている<ref group = "注">『Fate/Grand Order』においてBBが「地球人類の総数が3%を切ったらディストピア管理モードに移行する」と物騒な事を言っていたが、本当にそうなった可能性もある。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話。</ref>。SE.RA.PHは本来人間観察のために作られたものであるが、やはりムーンセルは機械に過ぎず、管理するのみで人の内面までは理解しなかった。故に人間を招き入れて行動を記録したが、その際に生じた人間の事象に対する反応・感情を理解せず切り捨ててしまった。これによりSE.RA.PH最下層のさらに下には廃棄された人間の感情、憎念が溜まるようになった。地上世界において死後の世界は物理的に存在しないか、観察不可能な物ものであったがSE.RA.PHにおいては量子的に実現し、そして1000年という時間を経て死者の憎念が亡霊の如くして歩き回る事例さえも出てきた<ref group = "注">なおこの時ハクノはラニに亡霊が誰のことを指すのかを質問したが、彼女は何も答えようとしなかった。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話</ref>。
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『Last Encore』ではSE.RA.PH崩壊から約1000年が経過した。西暦3020年において地上の人口は10万を切り、じき滅亡域に到達する。文明圏を維持することが人の証であると仮定すると、SE.RA.PHにいるマスターが最後の人類。つまりSE.RA.PHが崩壊すると人類は宇宙から消えることになる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第4話、WORD 04">『Fate/EXTRA Last Encore』第4話「顔のない王」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/04.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 04]。</ref>。そのためなのか、人類に対する振る舞いも変質しており、従来は「アクセスしてきた存在を捕らえて逃がさない」だけのはずのものが、「少しでも適性のある人類は無差別に捕らえて逃がさない」という危険極まりないものになってしまっている<ref group = "注">『Fate/Grand Order』においてBBが「地球人類の総数が3%を切ったらディストピア管理モードに移行する」と物騒な事を言っていたが、本当にそうなった可能性もある。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話「今は旧き辺獄の底」。</ref>。SE.RA.PHは本来人間観察のために作られたものであるが、やはりムーンセルは機械に過ぎず、管理するのみで人の内面までは理解しなかった。故に人間を招き入れて行動を記録したが、その際に生じた人間の事象に対する反応・感情を理解せず切り捨ててしまった。これによりSE.RA.PH最下層のさらに下には廃棄された人間の感情、憎念が溜まるようになった。地上世界において死後の世界は物理的に存在しないか、観察不可能な物ものであったがSE.RA.PHにおいては量子的に実現し、そして1000年という時間を経て死者の憎念が亡霊の如くして歩き回る事例さえも出てきた<ref group = "注">なおこの時ハクノはラニに亡霊が誰のことを指すのかを質問したが、彼女は何も答えようとしなかった。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話「祈りの弓」。</ref>。
    
===月の裏側===
 
===月の裏側===
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===Last Encore===
 
===Last Encore===
 
;焼却炉
 
;焼却炉
:辺獄の薔薇園。立ち入った生徒の半数は意味消失からの自殺に陥っている。廃棄物として捨てられたものの跡地。良くないもの、悪夢を見る場所として知られる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/01.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 01]。</ref>。
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:辺獄の薔薇園。立ち入った生徒の半数は意味消失からの自殺に陥っている。廃棄物として捨てられたものの跡地。良くないもの、悪夢を見る場所として知られる<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01">『Fate/EXTRA Last Encore』第1話「今は旧き辺獄の底」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/01.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 01]。</ref>。
 
:構造帯そのものが破損しているためSE.RA.PHの清浄機能が働いておらず、ここに訪れた者は三層のレイヤーを同時に視る。一つは元々用意された土台。廃墟。一つは予選参加者全員に見せていた共通幻想。学園。そして一つは来訪者が持ち込んだ原風景であり、トラウマ<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01"/>。
 
:構造帯そのものが破損しているためSE.RA.PHの清浄機能が働いておらず、ここに訪れた者は三層のレイヤーを同時に視る。一つは元々用意された土台。廃墟。一つは予選参加者全員に見せていた共通幻想。学園。そして一つは来訪者が持ち込んだ原風景であり、トラウマ<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第1話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 01"/>。
    
;ムーンマイルラダー
 
;ムーンマイルラダー
:上昇し、七天の海の戦いへと導くもの。聖杯戦争に参加したマスターが、対戦相手であるマスターに勝利した時のみ下ろされるSE.RA.PHの基本原則。傷を癒す効果もある<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。
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:上昇し、七天の海の戦いへと導くもの。聖杯戦争に参加したマスターが、対戦相手であるマスターに勝利した時のみ下ろされるSE.RA.PHの基本原則。傷を癒す効果もある<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話「死相」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。
:基本一方通行であり、下から上の階層へ上るにはこのラダーを使用する必要があるものの、上から下の階層に下りるだけならラダーは必要ではない<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第2-3話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。
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:基本一方通行であり、下から上の階層へ上るにはこのラダーを使用する必要があるものの、上から下の階層に下りるだけならラダーは必要ではない<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話「死相」、第3話「黄金鹿と嵐の夜」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。
    
;新設海洋都市ケープ
 
;新設海洋都市ケープ
 
:もともとはSE.RA.PHの七層を構成する第一階層だったが、SE.RA.PHの管理から解放された都市。[[間桐シンジ]]により、争いが起きないように一定の法律のもと都市行政によって管理されている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02"/>。
 
:もともとはSE.RA.PHの七層を構成する第一階層だったが、SE.RA.PHの管理から解放された都市。[[間桐シンジ]]により、争いが起きないように一定の法律のもと都市行政によって管理されている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 02"/>。
:聖杯戦争で1回戦を勝ち上がった間桐シンジだったが「何もせずに死ぬ」ことを嫌った彼は自分の意志で2回戦に上がらず、チャクラ・ヴァルティンがSE.RA.PHの在り方を変えたことでこの階層にただ1人残っていた彼は自動的にフロアマスターとなり、残っていたリソースを好き勝手に使って第一階層を作り替えた<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第3話</ref>。後に彼の片腕となる女性マスターが第三階層より逃げ延び、シンジの秘書となり、ケープはより完成した都市となった。以後、間桐シンジはかつての舞台であった旧校舎を住居とし、表だった都市運営は秘書となった女性マスターが行っていた。少女を中心にした治安部隊を組織したのはその女性マスターの趣味とおもわれる<ref group = "出">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/03.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 03]</ref>。
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:聖杯戦争で1回戦を勝ち上がった間桐シンジだったが「何もせずに死ぬ」ことを嫌った彼は自分の意志で2回戦に上がらず、チャクラ・ヴァルティンがSE.RA.PHの在り方を変えたことでこの階層にただ1人残っていた彼は自動的にフロアマスターとなり、残っていたリソースを好き勝手に使って第一階層を作り替えた<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第3話「黄金鹿と嵐の夜」。</ref>。後に彼の片腕となる女性マスターが第三階層より逃げ延び、シンジの秘書となり、ケープはより完成した都市となった。以後、間桐シンジはかつての舞台であった旧校舎を住居とし、表だった都市運営は秘書となった女性マスターが行っていた。少女を中心にした治安部隊を組織したのはその女性マスターの趣味とおもわれる<ref group = "出">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/03.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 03]</ref>。
:セントラルタワーの政府に危険な電脳兵器であるサーヴァントを譲渡することにより市民登録となる。聖杯戦争を恐れたマスターたちは「第一階層だった」所に留まろうと皆サーヴァントを売り払っており、この階層で戦いを望む人間は存在しない<ref group = "注">[[遠坂凛 (EXTRA)|リン]]に言わせれば「臆病者たちのフロア」「死にたくない者たちの供託」と評されている。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話。</ref>。聖杯戦争をやめたマスターたちを称えて年から年中祝っており、街には祭り、酒場には宴を開いている。サーヴァントを売ったマスターはマスター権を破棄する代わりに、無益な戦闘を強制されず一生遊んで暮らせる程の生活が保証されるが、やがて飽きてしまい引き篭もる者たちが殆ど<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話。</ref>。
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:セントラルタワーの政府に危険な電脳兵器であるサーヴァントを譲渡することにより市民登録となる。聖杯戦争を恐れたマスターたちは「第一階層だった」所に留まろうと皆サーヴァントを売り払っており、この階層で戦いを望む人間は存在しない<ref group = "注">[[遠坂凛 (EXTRA)|リン]]に言わせれば「臆病者たちのフロア」「死にたくない者たちの供託」と評されている。</ref><ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話「死相」。</ref>。聖杯戦争をやめたマスターたちを称えて年から年中祝っており、街には祭り、酒場には宴を開いている。サーヴァントを売ったマスターはマスター権を破棄する代わりに、無益な戦闘を強制されず一生遊んで暮らせる程の生活が保証されるが、やがて飽きてしまい引き篭もる者たちが殆ど<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/>。
:マスターの人口比率はほんの僅かしかいない程少ないが、全マスターを快適に過ごさせるためにNPCたちは都市のパーツとして働いて都市を稼働させてる。売られたサーヴァントは令呪によって拘束・分解して都市運営のリソースとして有効活用するが、万が一に備えて見込みのあるサーヴァントは狂化を施して手駒として残している<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話">『Fate/EXTRA Last Encore』第2話。</ref>。
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:マスターの人口比率はほんの僅かしかいない程少ないが、全マスターを快適に過ごさせるためにNPCたちは都市のパーツとして働いて都市を稼働させてる。売られたサーヴァントは令呪によって拘束・分解して都市運営のリソースとして有効活用するが、万が一に備えて見込みのあるサーヴァントは狂化を施して手駒として残している<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第2話"/>。
    
;悔根の森
 
;悔根の森
 
:[[ダン・ブラックモア|姿を見せない狙撃手]]の狩り場となった第二階層。ラダー出現場所である王城を第二階層入り口とし、一面に広がる森林と時計塔が建たれている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話"/>。
 
:[[ダン・ブラックモア|姿を見せない狙撃手]]の狩り場となった第二階層。ラダー出現場所である王城を第二階層入り口とし、一面に広がる森林と時計塔が建たれている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第5話"/>。
:刻を告げる鐘楼が鳴り響いた時、迷い込んだマスターはその頭部を撃ち抜かれ、『決闘』に至る事もできず抹殺されてきた。『停滞の海』から戦いに訪れたマスターたちは、入り口である「王城」を出た瞬間に狙撃され、森への撤退を余儀なくされた。多くのマスターは[[ダン・ブラックモア|狙撃手]]を倒す為に王城から離れたが、その道半ばで狩人に倒されるか、狙撃手がいるであろう時計塔に辿り着いた時、最後の罠によって爆殺された。狙撃手は時計塔ではなく、この王城に身を潜ませている。刻を告げる鐘の音は、王城頂部から時計塔の鐘を狙って撃たれた跳弾の音である<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話、[https://fate-extra-lastencore.com/keyword/05.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 05]</ref>。
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:刻を告げる鐘楼が鳴り響いた時、迷い込んだマスターはその頭部を撃ち抜かれ、『決闘』に至る事もできず抹殺されてきた。『停滞の海』から戦いに訪れたマスターたちは、入り口である「王城」を出た瞬間に狙撃され、森への撤退を余儀なくされた。多くのマスターは[[ダン・ブラックモア|狙撃手]]を倒す為に王城から離れたが、その道半ばで狩人に倒されるか、狙撃手がいるであろう時計塔に辿り着いた時、最後の罠によって爆殺された。狙撃手は時計塔ではなく、この王城に身を潜ませている。刻を告げる鐘の音は、王城頂部から時計塔の鐘を狙って撃たれた跳弾の音である<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第5話「祈りの弓」、[https://fate-extra-lastencore.com/keyword/05.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 05]</ref>。
    
;忘却の庭
 
;忘却の庭
:[[ありす|マスターを捕食する怪物]]が徘徊する第三階層。「自分の名前を忘れさせて無力化させる」というありすの固有結界「名無しの森」と融合したもの<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第7話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 07">『Fate/EXTRA Last Encore』第7話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/07.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 07]。</ref>。
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:[[ありす|マスターを捕食する怪物]]が徘徊する第三階層。「自分の名前を忘れさせて無力化させる」というありすの固有結界「名無しの森」と融合したもの<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第7話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 07">『Fate/EXTRA Last Encore』第7話「誰かの為の物語」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/07.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 07]。</ref>。
:この階層は月の聖杯戦争があった頃はゴーストが出やすい階層だったが、『Last Encore』では頻繁に出るようになってからは亡霊集う夢の跡地と称されている。<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第6話">『Fate/EXTRA Last Encore』第6話。</ref>。
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:この階層は月の聖杯戦争があった頃はゴーストが出やすい階層だったが、『Last Encore』では頻繁に出るようになってからは亡霊集う夢の跡地と称されている。<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第6話">『Fate/EXTRA Last Encore』第6話「永久機関・少女帝国」。</ref>。
 
:ここでは誰もが時間の迷子になる。人生は連続した物語に見えているだけで、実際は過去と現在のシャッフリングにすぎない<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第7話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 07"/>。前述の固有結界と融合しているためか、怪物を因果を縫い付ける形で撃破しない限りはふりだしに戻ってしまう<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第6話"/>。
 
:ここでは誰もが時間の迷子になる。人生は連続した物語に見えているだけで、実際は過去と現在のシャッフリングにすぎない<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第7話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 07"/>。前述の固有結界と融合しているためか、怪物を因果を縫い付ける形で撃破しない限りはふりだしに戻ってしまう<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第6話"/>。
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;ザザ鳴りの街
 
;ザザ鳴りの街
:雨が降り続く第五階層。吹き溜まった死、怨念の声がノイズとなり、そのノイズが雨音となって再生されている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08">『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]より。</ref>。
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:雨が降り続く第五階層。吹き溜まった死、怨念の声がノイズとなり、そのノイズが雨音となって再生されている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08">『Fate/EXTRA Last Encore』第8話「无二打」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]より。</ref>。
 
:[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|この階層を彷徨う殺人鬼]]の怒りが投影された物で停滞し、崩壊した地上の風景を再現しているとも。フロアマスターは既に死亡したと判定され他にマスターもいないため、一騎打ちによる勝者輩出は行われなかった。そのため、既にラダーは下りている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
 
:[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|この階層を彷徨う殺人鬼]]の怒りが投影された物で停滞し、崩壊した地上の風景を再現しているとも。フロアマスターは既に死亡したと判定され他にマスターもいないため、一騎打ちによる勝者輩出は行われなかった。そのため、既にラダーは下りている<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
    
;試写室
 
;試写室
:「生者でも白野でもなく、あるマスターの要素を持った死の総体に過ぎない」事実を知ったハクノが失意の中で辿り着いた記録。[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に対して「俺は憎しみしかない」「君は憎しみを知らない」という吐露に反応した<ruby>誰か</rb><rt>白野</RT></RUBY>の余計なお世話<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/09.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 09]。</ref>。「ウィザードでもマスターでもなく過去に存在した人間の再現データ、NPCに過ぎない」者がハクノにマスターとして一番大事なものをここで思い出させようと用意した<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第9話。</ref>。
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:「生者でも白野でもなく、あるマスターの要素を持った死の総体に過ぎない」事実を知ったハクノが失意の中で辿り着いた記録。[[ネロ・クラウディウス|セイバー]]に対して「俺は憎しみしかない」「君は憎しみを知らない」という吐露に反応した<ruby>誰か</rb><rt>白野</RT></RUBY>の余計なお世話<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第8話「无二打」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/09.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 09]。</ref>。「ウィザードでもマスターでもなく過去に存在した人間の再現データ、NPCに過ぎない」者がハクノにマスターとして一番大事なものをここで思い出させようと用意した<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第9話「招き蕩う黄金劇場」。</ref>。
:1000年前に行われた聖杯戦争では校舎の中にあった視聴覚室であったとされるが、今はやきそばパンだけが残されている<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第9話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/09.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 09]。</ref>。
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:1000年前に行われた聖杯戦争では校舎の中にあった視聴覚室であったとされるが、今はやきそばパンだけが残されている<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第9話「招き蕩う黄金劇場」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/09.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 09]。</ref>。
    
;無限の――
 
;無限の――
 
:無人の第六階層。勝者を輩出する事なく、敗者を決定する事なく、ただ戦いに破れたそれぞれの遺体が、'''無限の残骸'''の如く積み重なる、実力伯仲だった二名のマスターの戦いの末路。
 
:無人の第六階層。勝者を輩出する事なく、敗者を決定する事なく、ただ戦いに破れたそれぞれの遺体が、'''無限の残骸'''の如く積み重なる、実力伯仲だった二名のマスターの戦いの末路。
:1000年前の聖杯戦争で遠坂リンとラニ=Ⅷはこのフロアで対決したが、互いにサーヴァントを失い、互いに致命傷を与えた両名は、どっちが勝ったのかを判別できず『勝者でもなく敗者でもない者』としてカウント、完全なる引き分けという結果に終わった。仮死状態にある両者は保護された。そのタイミングでトワイス・ピースマンの手で聖杯戦争が事実上停止し、ムーンセルは第六階層でもっとも優れたマスターであるリンとラニをフロアマスターとして選んだ。しかし、リソースを制限された第六階層が機能をフル動員してフロアを維持し、保護状態にあったリンとラニをフロア中枢の補助装置として組み込み、魂さえ停止した微睡の中で自己を第六階層そのものであり同時にマスターであると再定義、第六階層は彼女たちの世界に再構成された<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第10話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10">『Fate/EXTRA Last Encore』第10話、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/10.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 10]。</ref>。
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:1000年前の聖杯戦争で遠坂リンとラニ=Ⅷはこのフロアで対決したが、互いにサーヴァントを失い、互いに致命傷を与えた両名は、どっちが勝ったのかを判別できず『勝者でもなく敗者でもない者』としてカウント、完全なる引き分けという結果に終わった。仮死状態にある両者は保護された。そのタイミングでトワイス・ピースマンの手で聖杯戦争が事実上停止し、ムーンセルは第六階層でもっとも優れたマスターであるリンとラニをフロアマスターとして選んだ。しかし、リソースを制限された第六階層が機能をフル動員してフロアを維持し、保護状態にあったリンとラニをフロア中枢の補助装置として組み込み、魂さえ停止した微睡の中で自己を第六階層そのものであり同時にマスターであると再定義、第六階層は彼女たちの世界に再構成された<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第10話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10">『Fate/EXTRA Last Encore』第10話「無限の残骸」、[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/10.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 10]。</ref>。
 
:リンとラニが自分たちの状態(フロア化している)事を把握するまで数十年のラグがあり、その間、第六階層にいた数少ないマスターたちは第七階層に向かったか、下層に避難した<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/10.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 10]。</ref>。
 
:リンとラニが自分たちの状態(フロア化している)事を把握するまで数十年のラグがあり、その間、第六階層にいた数少ないマスターたちは第七階層に向かったか、下層に避難した<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10">[http://fate-extra-lastencore.com/keyword/10.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 10]。</ref>。
 
:死の直前でフロアと同化したリンとラニの本体(オリジナル)の意識は、いまだ『聖杯戦争』のただ中にある。彼女たちは霧のかかった意識のまま、本能に従い、代理となる分身(アバター)を作成。勝敗を明らかにする為、対戦相手を殺し第七階層に上がるという当初の目的の為に戦闘を再開したのだが、すでにムーンセルは私たちに引き分けの判定を与えていた為に、何年、何十年、何百年と戦いを繰り返しても彼女たちが勝者としてフロアから開放される時は来ず、500年の殺し合いが続き、彼女たちもようやく状況を諦めた。自分たちではもう判定は覆らない。片方を殺したところで片方が勝者になる事はない。オリジナルに意識はなく、分身を介して活動することしかできないが、無数の分身を量産し殺し合わせる生体ユニットとして活動し続ける事で摩耗し、彼女達はムーンセルが終了の判定を下すことで第六階層まであがってきたマスターと戦い、これを倒して勝者としてカウントされるか、倒されて敗者としてカウントされるかだけである<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第10話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10"/>。  
 
:死の直前でフロアと同化したリンとラニの本体(オリジナル)の意識は、いまだ『聖杯戦争』のただ中にある。彼女たちは霧のかかった意識のまま、本能に従い、代理となる分身(アバター)を作成。勝敗を明らかにする為、対戦相手を殺し第七階層に上がるという当初の目的の為に戦闘を再開したのだが、すでにムーンセルは私たちに引き分けの判定を与えていた為に、何年、何十年、何百年と戦いを繰り返しても彼女たちが勝者としてフロアから開放される時は来ず、500年の殺し合いが続き、彼女たちもようやく状況を諦めた。自分たちではもう判定は覆らない。片方を殺したところで片方が勝者になる事はない。オリジナルに意識はなく、分身を介して活動することしかできないが、無数の分身を量産し殺し合わせる生体ユニットとして活動し続ける事で摩耗し、彼女達はムーンセルが終了の判定を下すことで第六階層まであがってきたマスターと戦い、これを倒して勝者としてカウントされるか、倒されて敗者としてカウントされるかだけである<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第10話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 10"/>。  
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:[[覚者|チャクラ・ヴァルティン]]成立後、ごく稀に発露するようになった強化現象<ref group = "出"> [http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。サイバーゴーストは、生を求めて彷徨う肉体の無いモノであるならば、デッドフェイスは生きながら死に囚われたモノ。「滅びたい」「終わりにしたい」という何も生み出さない悪性情報の一種<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
 
:[[覚者|チャクラ・ヴァルティン]]成立後、ごく稀に発露するようになった強化現象<ref group = "出"> [http://fate-extra-lastencore.com/keyword/02.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 02]。</ref>。サイバーゴーストは、生を求めて彷徨う肉体の無いモノであるならば、デッドフェイスは生きながら死に囚われたモノ。「滅びたい」「終わりにしたい」という何も生み出さない悪性情報の一種<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
 
:SE.RA.PHでは肉体の死と精神の死が別物のため、肉体が死のうとも精神が死に切らなければ精神活動も呪いとして蓄積される。熾天の檻が閉ざされ、聖杯戦争が終わった事で死者の無念を分解する浄化機能がなくなり死を放置する事になった。そこから生まれたものがデッドフェイスである<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
 
:SE.RA.PHでは肉体の死と精神の死が別物のため、肉体が死のうとも精神が死に切らなければ精神活動も呪いとして蓄積される。熾天の檻が閉ざされ、聖杯戦争が終わった事で死者の無念を分解する浄化機能がなくなり死を放置する事になった。そこから生まれたものがデッドフェイスである<ref group = "出" name = "『Fate/EXTRA Last Encore』第8話、『Fate/EXTRA Last Encore』WORD 08"/>。
:個体差はあるらしく、生者のまま死人になり過ぎて生きながら死んでいる者、死者でありながら動き回って死にながら生きている者がデッドフェイスになるが<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第7話"</ref>、死を迎えながら死に切れない精神情報は電光の仮面となり、死した肉体を動かし、いずれ肉体すら悪性情報に変質させ、その素顔を死の貌に塗り替えてしまう。満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる<ref group = "出"> [http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]。</ref>
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:個体差はあるらしく、生者のまま死人になり過ぎて生きながら死んでいる者、死者でありながら動き回って死にながら生きている者がデッドフェイスになるが<ref group = "出">『Fate/EXTRA Last Encore』第7話「誰かのための物語」。"</ref>、死を迎えながら死に切れない精神情報は電光の仮面となり、死した肉体を動かし、いずれ肉体すら悪性情報に変質させ、その素顔を死の貌に塗り替えてしまう。満足な終わりを迎えた肉体すら汚染し「動く死人」に変わってしまった時、その生命意義は全て失われ、フロアを彷徨うだけの災害となる<ref group = "出"> [http://fate-extra-lastencore.com/keyword/08.html Fate/EXTRA Last Encore WORLD/WORD 08]。</ref>
 
:作中では[[主人公 (EXTRA)#岸浪ハクノ|岸浪ハクノ]]と[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]が死相となっている。
 
:作中では[[主人公 (EXTRA)#岸浪ハクノ|岸浪ハクノ]]と[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]が死相となっている。
  
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