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: 『酒呑童子絵巻』では、彼女との剣合わせの際に田村麻呂が用いたのは安綱より奉じられた'''血吸'''という太刀であった。剣合わせの後に田村麻呂は伊勢神宮に血吸を奉納したが、後世には[[源頼光]]の手に渡って[[酒呑童子]]の首を斬ったときに使われた。言わば源頼光の振るう'''童子切安綱'''の由緒を高めるためのエピソードになっている。
: 『酒呑童子絵巻』では、彼女との剣合わせの際に田村麻呂が用いたのは安綱より奉じられた'''血吸'''という太刀であった。剣合わせの後に田村麻呂は伊勢神宮に血吸を奉納したが、後世には[[源頼光]]の手に渡って[[酒呑童子]]の首を斬ったときに使われた。言わば源頼光の振るう'''童子切安綱'''の由緒を高めるためのエピソードになっている。
: 彼女が田村麻呂と互いに助け合いながら数々の鬼神を退治し英雄としての功績を紡いでいくのは、室町時代後期に『鈴鹿の草子』『鈴鹿の物語』『田村の草子』など、鈴鹿御前と田村麻呂が中心の御伽草子が成立してからになる。
: 彼女が田村麻呂と互いに助け合いながら数々の鬼神を退治し英雄としての功績を紡いでいくのは、室町時代後期に『鈴鹿の草子』『鈴鹿の物語』『田村の草子』など、鈴鹿御前と田村麻呂が中心の御伽草子が成立してからになる。
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== 脚注 ==
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===注釈===
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===出典===
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<references group = "出"/>
== リンク ==
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