*彼女が目撃したとされる大虐殺だが、第一次聖杯戦争の1年前、1990年に行われたもので数百万人規模ということ、オアシスがある地域であることから、'''「ルワンダ大虐殺」'''<ref group = "注">アフリカのルワンダで発生した内戦で、多数派のツチ族が少数派のフツ族過激派に100万人以上虐殺された事件。<br>経緯は省略するが、植民地支配の名残で少数派フツ族が多数派のツチ族を支配する政情であり、フツ族による人種差別的政策に反発を抱いたツチ族がクーデターを起こしたことで1990年に内戦が勃発。1991年時点ではまだ内戦が継続中であり、1993年にかろうじて和平が成立するも、フツ族大統領が何者かに撃墜されたことがきっかけとなり、1994年4月15日の一晩でツチと穏健派フツのおよそ2万人が惨殺され、以後100日で100万人が犠牲となった。<br>冷戦終結により各国が政治的介入をする理由が消滅、さらに1993年のソマリア内戦で行われた米軍初の人道的介入が失敗し、「他国のために自国の若者を犠牲にすべきではない」という風潮が高まっていた上、それを利用した過激派がまっさきに国連平和維持軍兵士を惨殺。結果として国連が虐殺を放置した事で犠牲者が増大し、後に'''アフリカ大戦'''と呼ばれる戦乱が勃発する切っ掛けとなるなど、'''「身を挺して戦いを終わらせようとする者が誰もいなかった」'''ことが問題拡大の原因となった。</ref>ではないかと目されている。