:亜種特異点Ⅰでは[[幻霊]]の性質も色濃く刻まれており、本人すら理解できぬ思考を擁している。この影響で会話を交わしながら本人以外には全く読めないタイミングで不意に殺害にかかる殺人鬼と化した<ref group = "注">その在り方はエミヤ・オルタに「いつ爆発するかもわからない、悪意を持った爆弾」と例えられている。</ref>。
:亜種特異点Ⅰである幻霊を取り込んだことで、他者の外見を投影する能力を身に着けている。霊基はカルデアの観測を以ても見破れない程に精巧に再現されるが、内面の方までは投影できないため自身の知識でなんとかしなければならず、会話や行動に違和感が生じる<ref group = "注">例えば「悪性隔絶魔境 新宿」で呪腕のハサンになった際に酒の席に付き合うシーン。本物は体質と宗教が理由で飲酒はできない。</ref>。
:また、投影した人物の記憶を残してしまうというデメリットがあり、亜種特異点Ⅰではチンピラや成金、呪腕のハサンの人生の記憶によって自己が曖昧になって苦しんでいた<ref group = "注">『デスジェイル・エスケイプ』でも、うっかりすると自分自身を忘れてしまうとして、自己を確立するための仕合を望んでいた。</ref>。