差分

1,162 バイト追加 、 2018年7月15日 (日) 20:02
編集の要約なし
32行目: 32行目:     
; 略歴
 
; 略歴
: 自身を召喚した魔術師に数日で見切りを付け、彼を殺害して逃亡した。
+
: 第5次聖杯戦争の1ヶ月前に召喚され、数日で召喚者に見切りを付け、殺害し、逃亡した。
: 本来なら2日はマスター抜きでも現界可能だが、マスターが自身より優れた魔術師であるキャスターへの嫉妬で魔力量を自身以下に制限していたため早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった男性・[[葛木宗一郎]]に助けられた。彼と出会い、葛木が居候している柳洞寺に転がり込む。
+
: 本来なら2日はマスター抜きでも現界可能だが、マスターが自身より優れた魔術師であるキャスターへの嫉妬で魔力量を自身以下に制限していたため早々に消滅の危機に瀕する。そこへ偶然通りがかった[[葛木宗一郎]]に助けられ、彼が居候している柳洞寺に転がり込む。
: その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行いルール違反なサーヴァントである[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚し、第五次聖杯戦争で暗躍し始める。
+
: その後、生前手に入らなかった束の間の日常を守るため、そしてマスターに聖杯を渡すため、町中から魂喰いを行う。またアサシンを喚ぶ筈だったマスターを処理し、自らサーヴァントの身で[[佐々木小次郎|アサシン]]を召喚するなどして暗躍する。
 
: 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。
 
: 『Fate/Grand Order』終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿のⅢの座に召喚され、アルゴノーツ船を駆る[[イアソン]]のもとに現れて動揺させてしまうものの、彼への発破と船への守護をかけ、[[魔神柱|観測所フォルネウス]]の撹乱を行わせる。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。
 
:『禁忌降臨庭園 セイレム』では[[主人公 (Grand Order)]]に同行して特異点に向かうはずだったが、[[キルケー]]に眠らされて入れ替わられてしまった。
42行目: 42行目:  
: 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。
 
: 自身を「魔女」として祭り上げた者達への復讐の為に英霊となったが、自らを“魔女”に貶めた非道・悪辣な術を使っては意味がないとも解っているため、人が欲望によって自滅するだけの、自己に返る些細な呪いの魔術だけで災いを呼ぶ事を信条としている。一般人からの搾取や人柱などによる地脈の操作などの“魔女”と呼ばれる原因になった魔術は生前は一度も自分の意志では使わず、禁を破る気もなかった。
 
: 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的には良識を持ったお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど、良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れない一面がある。
 
: 行動や方針に“魔女”としての悪性を全面に出すようになったのは願望機である聖杯入手目的のためもあるが、偏に葛木宗一郎との出会いと献身からである。だがそうまでして邪悪な道を歩もうとする場合であっても、本質的には良識を持ったお嬢様育ちな人物であるため、一般人から魔力を搾取はしても命までは奪わないなど、良くも悪くも最後の一線で完全に非情になり切れない一面がある。
: 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『hollow』では日常を十分に楽しんでいる。
+
: 喚ばれた当初は「故郷に帰りたい」という願いを持っていたが、葛木に出会ったことでその願いが変わっている。
 +
: 本来は清純な女性で、惚れた相手にはとことんまで尽くすが、惚れた相手に甘えようとすると逃げていったというトラウマを持つために、一歩引いた態度を貫く。必要であればどんなあくどい手段に訴えることも厭わない反面、必要でないのなら何もしない人で、『Fate/hollow ataraxia』では日常を十分に楽しんでいる。
 
: かわいい女の子とかっこいい男を好む。ヘラクレス並みの筋肉マッチョと外見だけのイケメンは嫌い。天敵は[[ヘラクレス|バーサーカー]]。バーサーカーの狂化のために明かされる機会すらなかったが、同じギリシャの英霊で面識があるため。
 
: かわいい女の子とかっこいい男を好む。ヘラクレス並みの筋肉マッチョと外見だけのイケメンは嫌い。天敵は[[ヘラクレス|バーサーカー]]。バーサーカーの狂化のために明かされる機会すらなかったが、同じギリシャの英霊で面識があるため。
:
+
: 模型や服を作るのが趣味。一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。なお本人は、自分自身が可愛らしい服を着ることに興味はなく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも突っ込まれた。
 +
: 『Fate/Grand Order』では美少女フィギュアの制作にも手を出しているらしく、[[エドワード・ティーチ]]が彼女が制作したと思しきフィギュアを手に入れている。
 
; 能力
 
; 能力
: 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]。魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぐとされる。奈須氏いわく、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も本気キャス子には敵うまい」とのこと。
+
: 魔術の女神ヘカテより神秘を教授された巫女である神代の[[魔術|魔術師]]
: クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内ならAランクの大魔術や空間転移といった魔法域の魔術まで使いこなし、詠唱[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」を持つために長い詠唱を唱えずとも屋敷数件を吹き飛ばす大魔術をマシンガンの如く連射させることが可能。ローブを翼の様に広げて空を飛ぶことも出来る。
+
:魔術が日常であったギリシャ世界ですら"魔女"と言われたその腕前はおそらく世界でも五本の指に入り、現代の[[魔法|魔法使い]]をも凌ぎ、「某[[蒼崎青子|蒼]][[蒼崎橙子|崎]]も本気キャス子には敵うまい」と言われている<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/10.htm 第2回人気投票結果 第10位]」</ref>。その技術は伊達でなく、「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望機として問題なく扱える。神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源に辿り着くという目的意識自体が持てない<ref group="出">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] animation material Ⅱ』</ref>。
: しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性スキルを有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。
+
: クラススキルにより「工房」を上回る「神殿」を作り上げることが可能で、冬木における最大の霊地である柳洞寺を陣地として、霊脈を利用することで冬木全域から集めた魂によって莫大な魔力を蓄えている。神殿内ならAランクの大魔術や空間転移といった魔法域の魔術まで使いこなし、[[スキル (サーヴァント)|スキル]]「高速神言」により1秒未満で屋敷数件を吹き飛ばす大魔術をマシンガンの如く連射させることが可能。ローブを翼の様に広げて空を飛んだり、相手の魔術を呑み込むこともできる。
 +
: しかし大抵のサーヴァントは高い魔術耐性を有しているため、魔術は攻撃手段というより策謀を巡らす手段になり易い。
 
: 直接的な[[魔術]]に限らず、魔術道具の作成など、魔術が関わる行為は万能にこなす。その一つとして、使い魔兼護衛用に竜の牙で製作した「竜牙兵」を多数使役する。
 
: 直接的な[[魔術]]に限らず、魔術道具の作成など、魔術が関わる行為は万能にこなす。その一つとして、使い魔兼護衛用に竜の牙で製作した「竜牙兵」を多数使役する。
: 固有結界は使用出来ないが、莫大な時間と費用を掛けて小さな魔術と大きな魔術を緻密に構築していく事で、同規模の「異界」を作り上げることは可能。
+
: 固有結界は使用出来ないが、莫大な時間と費用を掛けて小さな魔術と大きな魔術を緻密に構築していく事で、同規模の「異界」を作り上げることは可能<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年4月号</ref>。
: 実際、アニメ版UBWでは、昔から境界である橋であり、現世と幽世を隔てるきざはしであることに加えて、十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川であるため、これらを利用して位相をズラして標的を鏡界汚染世界へと招き入れている。
+
: 実際、TVアニメ版UBWでは、昔から境界である橋であり、現世と幽世を隔てるきざはしであることに加えて、十年前に異界の邪神が呼びだされ、汚染された川であるため、これらを利用して位相をズラして標的を鏡界汚染世界へと招き入れている<ref group="出">「[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/548875268350164992 Fate/stay nightさんのツイート 2014年12月27日8時17分]」</ref>。
    
==バリエーション==
 
==バリエーション==
87行目: 90行目:  
: ランク:EX
 
: ランク:EX
 
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
 
: 由来:メディアの母国コルキスの秘宝。
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物だが、正当な所有者は彼女の血筋にあった。実態については不明な点が多い。「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。ただし仮に召喚できたとしても五次最弱から中堅程度にしか上がらないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。
+
: イアソン率いるアルゴナウタイ(アルゴ号の船員たち)が探し求めた宝物だが、正当な所有者は彼女の血筋にあった。実態については不明な点が多い。「地に放ると[[竜種|竜]]が現れる」とされるが「幻獣召喚能力がないためこの用途では使用できない」、「召喚はできるが制御出来ない」とも言われている。金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。[[セブン|第七聖典]]よろしく、ヘンな精霊が憑いているとか。
 
: メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。
 
: メディアにとって扱えないため、宝具ではなく「[[スキル (サーヴァント)|スキル]]」の項にて言及されている。
 
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!
 
:皮を愛でることで回復することができる。もふもふ。精神の癒やしが肉体を凌駕したのだっ!
: 『stay night』ではランクEXとなっているが、『Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復」となっている。
+
: 『Fate/stay night』ではランクEXとなっているが、『Fate/Grand Order』ではランクが存在せず、ゲーム中での効果は「皮を愛でて自身のHPを回復」となっている。
    
== 真名:メディア ==
 
== 真名:メディア ==
127行目: 130行目:  
; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: 100万ダウンロード記念に際して実装。
 
: 100万ダウンロード記念に際して実装。
: 800万ダウンロード記念に際してバトルキャラのモーション並びに宝具演出が『unlimited codes』に近いものへと一新された。
+
: 800万ダウンロード記念に際してバトルキャラのモーション並びに宝具演出が『Fate/unlimited codes』に近いものへと一新された。
 
: ちなみに、サービス開始時点でギルガメッシュを除く他の第五次勢は(不遇で有名なハサンですら)実装済みだったのに対し、彼女のみが未実装であった。
 
: ちなみに、サービス開始時点でギルガメッシュを除く他の第五次勢は(不遇で有名なハサンですら)実装済みだったのに対し、彼女のみが未実装であった。
 
: 戦闘や探索で呼び出されていない時間は、神代の魔術師として他のキャスターに講義をしたり、箱庭作りに精を出したり、昔の自分が余計なことを言い出さないか見張ったりと、忙しくしている。
 
: 戦闘や探索で呼び出されていない時間は、神代の魔術師として他のキャスターに講義をしたり、箱庭作りに精を出したり、昔の自分が余計なことを言い出さないか見張ったりと、忙しくしている。
169行目: 172行目:  
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
 
; [[佐々木小次郎|アサシン]]
 
: 召喚し、契約したサーヴァント。あまり積極的に働かないせいか頭を痛めている。
 
: 召喚し、契約したサーヴァント。あまり積極的に働かないせいか頭を痛めている。
: アサシンからはうまくあしらわれているが、『unlimited code』のアサシンルートではある行動によって愛想を尽かされ、謀殺される。
+
: アサシンからはうまくあしらわれているが、『Fate/unlimited code』のアサシンルートではある行動によって愛想を尽かされ、謀殺される。
 
; [[柳洞一成]]
 
; [[柳洞一成]]
 
: 居候先の息子。口うるさい小姑。
 
: 居候先の息子。口うるさい小姑。
 +
;[[衛宮士郎]]
 +
:彼の特異な魔術回路に興味を持つ。選択肢によっては彼を礼装に改造する(もちろんバッドエンドになる)。
 +
:聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。士郎から料理を学ぶ様子などが見られる。
 +
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
 +
: UBWルートで戦力として目を付けている他、白い衣装を着せて汚したいとも思っている。その他のルートでは自棄になって特攻する相手。
 +
: スピンオフなどでは誇張され、フリフリファッションに着替えさせて遊んだりしている。
 +
:『Fate/Labyrinth』で共演した際はこういった行動はせいぜいからかう程度だったものの、代わりにそれ以外の点でもセイバーを挑発するような言動を繰り返しており避けられている。
 +
:『Fate/hollow ataraxia』や『衛宮さんちの今日のごはん』では料理で大人しくさせる一幕も。
 +
; [[遠坂凛]]
 +
: UBWルートでは魔術で圧倒するが、意外な方向から逆転される。スピンオフではそのことを根に持っている。
 +
: 『Fate/hollow ataraxia』では葛木と入籍する為に、彼女から自分の戸籍を買っている。
 +
;[[エミヤ|アーチャー]]
 +
:UBWルートで味方に引き入れるも、早速正体をバラされるわ、色恋についてからかわれるわ、裏切られるわと散々だった。『Fate/Grand Order』ではチームを組むことも。
 +
;[[言峰綺礼]]
 +
:TV版UBWにて会話が追加される。聖杯の器の所在を問うが、空振りに終わる。その際、詰めが甘いことを指摘され、その直後に彼を殺したと思い込んで逃がしてしまう。
 +
;[[クー・フーリン|ランサー]]
 +
:戦闘面でも性格面でも相性が悪い相手。とはいえ『Fate/Grand Order』ではチームを組むなどしている。
 +
:『Fate/hollow ataraxia』では彼のナンパを咎めていた。
 +
;[[藤村大河]]
 +
:UBWルートで人質にとる。「タイガー道場」ではタイガにお悩み相談をしている。
 
; [[間桐桜]]
 
; [[間桐桜]]
: 本編では面識はなかったが、『hollow』や『タイガーころしあむ』では性格が近いせいか仲が良く、交流もある。
+
: 本編では面識はなかったが、『Fate/hollow ataraxia』や『フェイト/タイガーころしあむ』では性格が近いせいか仲が良く、交流もある。
 +
: 彼女からは「理想の奥様」として尊敬されている。彼女も桜を気に入っており、士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。
 
: アニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''にしていた。
 
: アニメ版第1作ではバーサーカー撃破後に彼女を操って攻撃してきたが、その時何故か'''黒いボンデージファッション'''にしていた。
; [[遠坂凛]]、[[エミヤ|アーチャー]]、[[クー・フーリン|ランサー]]
  −
: 何れも戦闘面でも性格面でも相性が悪い相手。桜とは違い、[[遠坂凛|赤い悪魔]]とはスピンオフでも険悪な関係。[[エミヤ|アーチャー]]や[[クー・フーリン|ランサー]]とも折り合いが悪いが、下記のライダーほど仲が悪くなく、『Grand Order』でもチームを組むなどしている。
  −
; [[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]
  −
: 同じサーヴァントとして基本的には敵対関係だが、清廉なセイバーに執着してヤンデレじみた行動をとることもある。
  −
: スピンオフなどでは誇張され、フリフリファッションに着替えさせて遊んだりもしている。
  −
:『Fate/Labyrinth』で共演した際はこういった行動はせいぜいからかう程度だったものの、代わりにそれ以外の点でもセイバーを挑発するような言動を繰り返しており忌避されている。
   
; [[メドゥーサ|ライダー]]
 
; [[メドゥーサ|ライダー]]
 
: 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。
 
: 自分と同じように神々に運命を狂わされた存在のはずだが、性格の相性は悪く、顔を合わせると舌戦になる。
;[[衛宮士郎]]
+
: アニメ版第1作で交戦するが、『Fate/Grand Order material Ⅰ』にて無かった事になった。
:彼の特異な魔術回路に興味を持つ。選択肢によっては彼を礼装に改造する。(もちろんバッドエンドになる)
  −
:聖杯が絡まないスピンオフでの仲は良好。士郎から料理を学ぶ様子などが見られる。
      
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
207行目: 223行目:  
: サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。
 
: サーヴァントになっても「自己チューで好き勝手に振舞う」と評したり、『Fate/Grand Order』では自分が作った模型の世界(イケメンが最終的に酷い目に遭う)に「イアソンワールド」と付けるなどだいぶ屈折した感情を抱いている模様。
 
; アルゴンコイン
 
; アルゴンコイン
: ホロウマテリアル収録のラフ絵で登場。サイマテで言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
+
: 『Fate/complete material Ⅴ』のラフ絵にて登場。『Fate/side material』で言及された金羊の皮に宿る精霊だと思われる。
 
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど彼女の弟と思わしき言動や姿だが詳細不明。
 
: エルフ耳や髪の色、メディアを「ねえさん」と呼ぶなど彼女の弟と思わしき言動や姿だが詳細不明。
 
: ラフ絵であるため正式な間柄であるかは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
 
: ラフ絵であるため正式な間柄であるかは不明だが「仮にも王女なんだから」とメディアをガミガミ叱るため「うるさいわねー」と嫌そうな顔をされている。
226行目: 242行目:     
=== その他 ===
 
=== その他 ===
 +
;[[カレン・オルテンシア]]
 +
:「トラぶる花札道中記EX」にて幸せを台無しにしようとした彼女に花札で挑まれる。
 
; [[玉藻の前|狐耳のキャスター]]
 
; [[玉藻の前|狐耳のキャスター]]
 
: 幸せな新婚生活を夢見る同類のダメ主婦。
 
: 幸せな新婚生活を夢見る同類のダメ主婦。
248行目: 266行目:  
: 同ルートでの最期のセリフ。裏切られ、彷徨い続けた彼女は時の彼方において出会った男に看取られ、僅かでも幸せだった時を噛締めながら静かに消え逝く。
 
: 同ルートでの最期のセリフ。裏切られ、彷徨い続けた彼女は時の彼方において出会った男に看取られ、僅かでも幸せだった時を噛締めながら静かに消え逝く。
   −
; 「何もない? あぁ、あなたたち現代の魔術師には何もないように見えるのですね。魔力を精製する技術が一段階、いえ一次元違うのでしょう」
+
; 「何もない? あぁ、あなたたち現代の魔術師には何もないように見えるのですね。魔力を精製する技術が一段階、いえ一次元違うのでしょう」
: アニメ『UBW』第14話より。
+
: TVアニメ版『UBW』第14話より。
 
: マスターであるアトラムのマナ精製過程に異を唱え、一瞬で強大なマナを生み出す。キャスターが現代の魔術師とは一線を画した神代の魔術師であることがよくわかる場面。
 
: マスターであるアトラムのマナ精製過程に異を唱え、一瞬で強大なマナを生み出す。キャスターが現代の魔術師とは一線を画した神代の魔術師であることがよくわかる場面。
   −
; 「魔女?魔女ですって…誰も彼もが……私を魔女だと…!」
+
; 「魔女? 魔女ですって…誰も彼もが……私を魔女だと…!」
 
: 同上。歴史に刻まれた自らの悪名と理不尽への怒り。作中でも士郎を始め多くの人物に魔女呼ばわりされると平静さを失っている。
 
: 同上。歴史に刻まれた自らの悪名と理不尽への怒り。作中でも士郎を始め多くの人物に魔女呼ばわりされると平静さを失っている。
   262行目: 280行目:     
=== Fate/hollow ataraxia ===
 
=== Fate/hollow ataraxia ===
; 「皆様ぁ! わたくしはぁ! 葛木メディアでございますー! 葛ーー木ーーメーーーディーーーー」
+
; 「皆様ぁ! わたくしはぁ! 葛木メディアでございますー! 葛ーー木ーーメーーーディーーーー」
 
: せっかくの機会なので、ここぞとばかりに新婚生活を満喫している。
 
: せっかくの機会なので、ここぞとばかりに新婚生活を満喫している。
 
: なお、そのフルネームが記された戸籍は[[遠坂凛]]にちょっとアレな手段で用意してもらったナニである。
 
: なお、そのフルネームが記された戸籍は[[遠坂凛]]にちょっとアレな手段で用意してもらったナニである。
276行目: 294行目:     
;「あれは我慢してるのよ必死に。今だから言うけど……」
 
;「あれは我慢してるのよ必死に。今だから言うけど……」
: 『hollow』ドラマCD『怪物という名の食卓』にて。
+
: 『hollow』ドラマCD「怪物という名の食卓」にて。
 
: ランサーが深海からとってきた「ダイオウグソクムシ」を見てそのワキャワキャさにドン引きし、ランサーから「お前さんとこの竜牙兵もワキャワキャしてるじゃねえか」と言われて。
 
: ランサーが深海からとってきた「ダイオウグソクムシ」を見てそのワキャワキャさにドン引きし、ランサーから「お前さんとこの竜牙兵もワキャワキャしてるじゃねえか」と言われて。
   −
; 「ちょっとォ!! GAIJINだからって馬鹿にしないでくれるゥ!? SUSHIっていったらあれよ、豪華なSASHIMIがのっかってる見た目にも鮮やかな料理ってことぐらい知ってるわYO!!」
+
; 「ちょっとォ!! GAIJINだからって馬鹿にしないでくれるゥ!? SUSHIっていったらあれよ、豪華なSASHIMIがのっかってる見た目にも鮮やかな料理ってことぐらい知ってるわYO!!」
 
: 同上。ド忘れしてしまった夫の好物と思われる料理を男サーヴァント衆に再現してもらい、その審査を務めることに。アーチャーが作った(おそらく正解と思われる)かっぱ巻きを見た反応。
 
: 同上。ド忘れしてしまった夫の好物と思われる料理を男サーヴァント衆に再現してもらい、その審査を務めることに。アーチャーが作った(おそらく正解と思われる)かっぱ巻きを見た反応。
 
: この台詞のみエセ外国人風になっている。ちなみにランサーによると寿司の基本的な知識は聖杯からの知識に含まれているとのこと。
 
: この台詞のみエセ外国人風になっている。ちなみにランサーによると寿司の基本的な知識は聖杯からの知識に含まれているとのこと。
288行目: 306行目:  
: 宗一郎はキャスターと共に、キャスターは宗一郎と共に歩んでいく未来を望んでいた。<br>途中の様々な障害を跳ね除けてまで叶えた願い……宗一郎は遠回りをしたと溜息をつくが、彼女はそれも無駄じゃない、と最愛の夫に微笑むのだった。
 
: 宗一郎はキャスターと共に、キャスターは宗一郎と共に歩んでいく未来を望んでいた。<br>途中の様々な障害を跳ね除けてまで叶えた願い……宗一郎は遠回りをしたと溜息をつくが、彼女はそれも無駄じゃない、と最愛の夫に微笑むのだった。
   −
; 「そのテの仕事の人が、制服着たまま街を歩くわけないでしょ!!それに、ただのコスプレ好きの若奥様かもしれないじゃないの!?」
+
; 「そのテの仕事の人が、制服着たまま街を歩くわけないでしょ!! それに、ただのコスプレ好きの若奥様かもしれないじゃないの!?」
 
: キャスタールート。諸事情により制服姿で街を移動中ランサーに「そのテの仕事」を始めたのかと言われ、発想に呆れ反論する。でもランサーの言うように後者の方が恥ずかしい。
 
: キャスタールート。諸事情により制服姿で街を移動中ランサーに「そのテの仕事」を始めたのかと言われ、発想に呆れ反論する。でもランサーの言うように後者の方が恥ずかしい。
 
; 「…ふう、ぜんぜん気分が晴れないわ。それにしても主人に逆らうなんて、貴方サーヴァント失格ね」
 
; 「…ふう、ぜんぜん気分が晴れないわ。それにしても主人に逆らうなんて、貴方サーヴァント失格ね」
 
: 同上。自分を物の怪の類と勘違いしたアサシンに対して。完全に自分のことを棚にあげた発言である。
 
: 同上。自分を物の怪の類と勘違いしたアサシンに対して。完全に自分のことを棚にあげた発言である。
   −
; 「そう!丘の上の教会で宗一郎様と結婚式!! 白いウエディングドレス! 投げるブーケ!<br /> 群がる女供! それを見下ろすわ・た・し! そしてそしてー! 格安な式場代ー!!」
+
; 「そう!丘の上の教会で宗一郎様と結婚式!! 白いウエディングドレス! 投げるブーケ!<br /> 群がる女供! それを見下ろすわ・た・し! そしてそしてー! 格安な式場代ー!!」
 
: ランサールート。結婚式を夢見て言峰に協力する。
 
: ランサールート。結婚式を夢見て言峰に協力する。
   −
; 「ていうか。貴方、宗一郎様と半日も同じ職場にいられるのに、そんなワガママを言うの? 何さま? 殺すわよ?」
+
; 「ていうか。貴方、宗一郎様と半日も同じ職場にいられるのに、そんなワガママを言うの? 何さま? 殺すわよ?」
 
: 大河ルート。同じ職場というだけで大河が羨ましいようで物騒なことを言う奥様であった。
 
: 大河ルート。同じ職場というだけで大河が羨ましいようで物騒なことを言う奥様であった。
   302行目: 320行目:  
: アーチャールート。主婦の矜持とフィギュア作りの腕前になんの関連性があるのだろうか。
 
: アーチャールート。主婦の矜持とフィギュア作りの腕前になんの関連性があるのだろうか。
   −
; 「そこはほら…ねえ? あなたもわかるでしょう? いやんもう♪」
+
; 「そこはほら…ねえ? あなたもわかるでしょう? いやんもう♪」
 
: 真アサシンシナリオでバゼットとライダー相手に往来の場で惚気ていた。幸せそうでなによりです。
 
: 真アサシンシナリオでバゼットとライダー相手に往来の場で惚気ていた。幸せそうでなによりです。
   −
; 「ちょっとイリヤスフィール!こんな紳士的な殿方に狂化の魔術をかけろだなんて貴女ひどすぎないッ!?<br /> 鬼!! 悪魔!! まさに外道!!<br /> 思い出すまでもない。この人は元からこうだったわ! そうよ、そうにちがいない」
+
; 「ちょっとイリヤスフィール! こんな紳士的な殿方に狂化の魔術をかけろだなんて貴女ひどすぎないッ!?<br /> 鬼!!  悪魔!!  まさに外道!!<br /> 思い出すまでもない。この人は元からこうだったわ! そうよ、そうにちがいない」
 
: 『アッパー』イリヤルート。
 
: 『アッパー』イリヤルート。
 
: 紳士化したバーサーカーに再度狂化の魔術をかけて欲しいとイリヤに頼まれ、一度は承諾するも同代の大英雄が幸せな日常を過ごす自分に感動する様を見てあっさり手のひらを返す。さすがは裏切る事に定評のあるメディアさんである。
 
: 紳士化したバーサーカーに再度狂化の魔術をかけて欲しいとイリヤに頼まれ、一度は承諾するも同代の大英雄が幸せな日常を過ごす自分に感動する様を見てあっさり手のひらを返す。さすがは裏切る事に定評のあるメディアさんである。
327行目: 345行目:  
:開始1、2の台詞。
 
:開始1、2の台詞。
   −
; 「嫌いなもの……? 特に理由はないけど、顔が良いだけの男とか、イラつくわね……」
+
; 「嫌いなもの……? 特に理由はないけど、顔が良いだけの男とか、イラつくわね……」
 
: マイルーム会話「嫌いなこと」。やはりイアソンに裏切られたことが心に大きな影を落としたことが伺える。
 
: マイルーム会話「嫌いなこと」。やはりイアソンに裏切られたことが心に大きな影を落としたことが伺える。
   336行目: 354行目:  
: マイルーム会話「絆Lv5」。無理な作戦も乱暴な物言いもしない。そんな誠実で素直なところがメディアの不信を取り除き、マスターと認めさせた。魔術師としては足元にも及ばない未熟なマスターではあるが、サーヴァントの使い方は上手いと認めている様子。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。無理な作戦も乱暴な物言いもしない。そんな誠実で素直なところがメディアの不信を取り除き、マスターと認めさせた。魔術師としては足元にも及ばない未熟なマスターではあるが、サーヴァントの使い方は上手いと認めている様子。
   −
; 「暑苦しいわ! この上なく暑苦しい! ちょっとマスター、私の傍に300kg以上の筋肉を近づけないで下さる!?」
+
; 「暑苦しいわ! この上なく暑苦しい! ちょっとマスター、私の傍に300kg以上の筋肉を近づけないで下さる!?」
 
: [[ヘラクレス]]がいる時の台詞。知り合いに対して酷い言いようである。
 
: [[ヘラクレス]]がいる時の台詞。知り合いに対して酷い言いようである。
   352行目: 370行目:     
=== カーニバル・ファンタズム ===
 
=== カーニバル・ファンタズム ===
; 「セイバーかわいい……かわいい! かわいい!! かわいいよぉ!!! 小っちゃくて、強くて、おなかがすいてて!<br />彼女だけは何としても捕獲せねばならないわ。捕らえた暁には……。メイド服、フリフリドレス、ゴスロリ、毎日着せ替え放題!」
+
; 「セイバーかわいい……かわいい! かわいい!! かわいいよぉ!!! 小っちゃくて、強くて、おなかがすいてて!<br />彼女だけは何としても捕獲せねばならないわ。捕らえた暁には……。メイド服、フリフリドレス、ゴスロリ、毎日着せ替え放題!」
 
: 第7話より。水晶玉でセイバーの様子を覗き見し、興奮のあまり鼻血を出しながら悶えている。一成でなくとも怪しいと思うのは無理もない。ちなみにキャスターの部屋には自家製のフィギュア、コスチューム、盗撮生写真など多くのセイバーグッズで埋め尽くされている。<del>どこぞの金ぴか顔負けのストーカーぶりである。</del>
 
: 第7話より。水晶玉でセイバーの様子を覗き見し、興奮のあまり鼻血を出しながら悶えている。一成でなくとも怪しいと思うのは無理もない。ちなみにキャスターの部屋には自家製のフィギュア、コスチューム、盗撮生写真など多くのセイバーグッズで埋め尽くされている。<del>どこぞの金ぴか顔負けのストーカーぶりである。</del>
   371行目: 389行目:     
; 「キャスターといえば元祖キャス子ちゃん!!<br /> 安倍のなんたらなんてド新人にやられる狐はお呼びじゃないのよ!!」
 
; 「キャスターといえば元祖キャス子ちゃん!!<br /> 安倍のなんたらなんてド新人にやられる狐はお呼びじゃないのよ!!」
; 「あらついうっかり…最近めざわりな狐が多くてえ? キャス子ちゃん顔出しNG? またまたご冗談を」<br />「なにが狐耳がかわいいですって!? 耳がピコピコ動くのも私が元祖なんですからね!!!!」
+
; 「あらついうっかり…最近めざわりな狐が多くてえ? キャス子ちゃん顔出しNG? またまたご冗談を」<br />「なにが狐耳がかわいいですって!? 耳がピコピコ動くのも私が元祖なんですからね!!!!」
 
: 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』アニメBD2巻付属のブックレットに掲載された『プリズマエース 邂逅編』で、ちゃっかり自分になり替わって登場しようとした[[玉藻の前|某親戚がヤバい狐]]を、本編で潰された超必殺技で吹っ飛ばし高らかに勝利宣言。<br>平安時代のスーパー陰陽師といえど、それより何千年も古い神代の魔女に言わせればまだペーペーの新人らしい。<s>厳密には彼女はやられたというか正体を暴かれただけだが。</s>
 
: 『[[Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ]]』アニメBD2巻付属のブックレットに掲載された『プリズマエース 邂逅編』で、ちゃっかり自分になり替わって登場しようとした[[玉藻の前|某親戚がヤバい狐]]を、本編で潰された超必殺技で吹っ飛ばし高らかに勝利宣言。<br>平安時代のスーパー陰陽師といえど、それより何千年も古い神代の魔女に言わせればまだペーペーの新人らしい。<s>厳密には彼女はやられたというか正体を暴かれただけだが。</s>
    
;「モノを食べれる時は誰にも邪魔されず自由で救われてなくてはならないのよ!?<br> あとアヤカちゃんの眼鏡姿を否定する卑しいやからには牙を突き立てる!!」
 
;「モノを食べれる時は誰にも邪魔されず自由で救われてなくてはならないのよ!?<br> あとアヤカちゃんの眼鏡姿を否定する卑しいやからには牙を突き立てる!!」
:Fate/Prototype Tribute Phantasmより。ちなみにこの脚本を書いたのは眼鏡好きで知られる磨伸氏。綾香が眼鏡を外す事に対して相当抵抗があったことがこの台詞からうかがい知れる。
+
:『Fate/Prototype Tribute Phantasm』より。ちなみにこの脚本を書いたのは眼鏡好きで知られる磨伸氏。綾香が眼鏡を外す事に対して相当抵抗があったことがこの台詞からうかがい知れる。
    
; 「ものを焼けば焦げる。これ、当たり前の話よね。物理法則だもの。<br> 私が下手なんじゃないわ。世界の法則なのよ、これ」
 
; 「ものを焼けば焦げる。これ、当たり前の話よね。物理法則だもの。<br> 私が下手なんじゃないわ。世界の法則なのよ、これ」
: 2015年エイプリルフール企画、Tmitterより。愛する夫のために朝食を用意しようとして失敗する。<br>焦げないように焼くのが料理ってものですよ、若奥様。
+
: 2015年エイプリルフール企画「Tmitter」より。愛する夫のために朝食を用意しようとして失敗する。<br>焦げないように焼くのが料理ってものですよ、若奥様。
 
: ちなみにその夫は「少しぐらい焦げていたほうが歯ごたえがあっていい」とのこと。
 
: ちなみにその夫は「少しぐらい焦げていたほうが歯ごたえがあっていい」とのこと。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
 
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する。
 
* 能力自体は[[魔法|魔法使い]]レベルだが、彼女はTYPE-MOON世界における"魔法"を知らないので定義としては魔術師に位置する。
**ところが元々彼女は神代…つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、元を正せば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが習得していたものの中には「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
+
**元々彼女は神代……つまり多くの魔術が未だ魔法だった頃の人物なので、キャスターが行使する魔術の多くも当時は「魔法」であったと思われ、それでいえば立派な魔法使いである。ただ、キャスターが使える中に「現代まで残った五つの魔法」は無かったというだけである。
** また神代の魔術師であったがために根源は身近な存在だったらしく、根源にたどり着くという目的意識自体が持てず根源に接続することは出来ない。それでもその技術は伊達でなく、'''「この世全ての悪」に汚染された[[聖杯]]を願望実現機として問題なく扱える'''という。
+
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『Fate/stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正されたという逸話を持つ。
* いわゆる「エルフ耳」と呼ばれる長い耳。ぴこぴこ動く。『stay night』PC初回版ではこの設定を忘れた普通の耳のCGが存在し、後にパッチで修正されたという逸話を持つ。
+
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を精製できないようになっている。<br />そもそも本人自身の魔力生成量自体がそう多くはない<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回人気投票]</ref>。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
* 模型や服を作るのが趣味。一升瓶でボトルシップを作ったり、可愛らしい服を[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]に着せたがったりしている。UBWでキャスターに捕えられたセイバーがドレス姿になっていたのは、彼女のこの趣味によるもの。<br />なお本人は、自分自身が可愛らしい服を着ることに興味はなく、「似合う人間が着るからいい」とのこと。ちなみにボトルシップは洋酒の瓶で作るからこそ味があるという事を[[衛宮士郎|士郎]]にも突っ込まれた。
  −
**『Grand Order』では二つの趣味が合体融合した結果美少女フィギュアの制作にも手を出しているらしく、[[エドワード・ティーチ|ヲタ海賊]]は彼女が制作したと思しきフィギュアを手に入れている。
  −
* サーヴァントである彼女は自力で魔力を精製できないようになっている。<br />そもそも本人自身の魔力生成量自体がたいしたことはないと発言されている。その上魔力供給を担うはずのマスター・葛木は魔術師の素養を持たず、契約も出来ないために魔力を作れない。このため、町中の人間から「魂喰い」をすることで魔力を集めて本陣である柳洞寺に蓄えなければ本領発揮は出来ないという。
   
** 正確には、サーヴァントに魔力を精製する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
 
** 正確には、サーヴァントに魔力を精製する機能=エンジンがないわけではなく、それを始動させるための機能=キーが、マスターの魔力によって担われている。キーがなければ車は動かないが、動くためのエンジンは車がもとから持っている、という関係。「英霊」という莫大な魔力の塊を人間であるマスターの魔力のみで現界させているわけではない(とはいえ、マスターからの魔力供給が潤沢であれば、その分エンジンは好調に回るので、それに越したことはない)。
 
* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、葛木と出会えたこと、そしてそれによって聖杯に託すまでもなく自らの望みを叶えていたことが幸運だったのかもしれない。
 
* ステータス中の「幸運」はBランク。生前を考えれば運に恵まれているとは思えないが、葛木と出会えたこと、そしてそれによって聖杯に託すまでもなく自らの望みを叶えていたことが幸運だったのかもしれない。
* 召喚時の彼女の聖杯にかける願いは'''「故郷に帰りたい」'''だったが、葛木に出会った後に願いが変質している。
+
* 伝承ではイアソンも含めて3回、もしくは4回結婚したとされる。4回目の時は不老不死の力を獲得し、[[アキレウス]]と結婚したとも言われる。
* 伝承ではイアソンも含めて3回、もしくは4回結婚したとされる。4回目の時は不老不死の力を獲得し、[[アキレウス]]と結婚したとも言われる。『hollow』では凛から戸籍を買って、式こそ挙げていないものの正式に葛木先生と入籍している。
+
* プロット段階ではキャスタールートも存在したらしい。なんでもロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
* プロット段階ではキャスタールートも存在したらしい。なんでもロリっ娘になった彼女をパートナーにするとかなんとか……。『氷室の天地』に登場するカードゲーム「英雄史大戦」のカードでメディアがロリっ娘になっているのは、このプロットが元ネタ。
+
* 最初のマスターとの諍いについては、『Fate/complete material Ⅱ』の奈須によると「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしましたが~」とのこと。
* 最初のマスターとの諍いについては、キャラクターマテリアルの奈須きのこによると「最初に彼女を召喚したマスターに散々嫉妬され、ひどい目に遭わされたので騙し討ちしましたが~」とのこと。
+
** アニメ版第2作では令呪での自害を強要されそうになるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を刺して契約を破棄していたため事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。
** アニメ版第2作では令呪での自害を強要されそうになるも、自分自身に「破戒すべき全ての符」を刺したことで契約破棄が成り立ったため事なきを得ている。この際、魔術儀式の生贄にされそうになった子供達を逃している。
+
* 『Fate/complete materialⅡ』の奈須曰く、竜牙兵はハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』に登場する骸骨兵のオマージュだとか。
* ルール違反によってアサシンを召喚したキャスターだが、彼女とは別に「聖杯が選んだ、本来アサシンを召喚するはずだったマスター」も存在はしていた。しかし、この人物はサーヴァント召喚前に彼女に発見されて殺されている。
  −
* 金羊の皮が使えればコルキスの竜を召喚出来るが、この竜は竜種の中でも大したことない方なので、第五次聖杯戦争においては最弱から中堅に上がる程度の戦力にしかならないという。しかし第五次で中堅と言うと、ギルガメッシュ、ヘラクレス、アルトリアの三人以外は勝てるか怪しい強さになることを意味するので、大いに戦力増強されるのは間違いない。
  −
* Complete MaterialⅡの奈須氏曰く、竜牙兵はハリーハウゼンの『アルゴ探検隊の大冒険』に登場する骸骨兵のオマージュだとか。
   
* 若妻のイメージが強いが、実は'''本物のお姫様'''。したがって、騎士であるセイバーとの相性は意外とよかったりする。
 
* 若妻のイメージが強いが、実は'''本物のお姫様'''。したがって、騎士であるセイバーとの相性は意外とよかったりする。
 
* [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
 
* [[アイリスフィール・フォン・アインツベルン|アイリスフィール]]は「人妻で姫君」というキャラクター性が被るためか、相性が悪いらしい。『タイころアッパー』では壮絶な舌戦を繰り広げた。
* [[間桐桜]]から「理想の奥様」として尊敬されている。彼女も桜を気に入っており、士郎に自分が料理を習っている事を桜に知られないようにしてほしいと頼んでいる。
+
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『Fate/unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
* 宝具「破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)」は威力を出すことを目的とした物ではないため、『unlimited codes』や『トラぶる花札道中記』などでは、相手を呪詛で束縛した上で上空から全力全壊の魔力弾連射攻撃を行う「神言魔術式・灰の花嫁(ヘカティック・グライアー)」が彼女の最強技として設定されている。
   
* アニメ版の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
 
* アニメ版の回想に登場する若き日のメディアは、元々顔を影で隠す予定だった。しかし、キャラクターデザインの石原恵が描いてしまい発表になった。石原当人は隠れていても対処はしておきたい、という理由で描いたとの事だが、山口監督は好評だったと賞賛している。
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
 
*『Fate/complete material IV Extra material.』初回特典のアレ本には、こやまひろかず氏による描き下ろしイラストによって、魔法少女のような扮装をした「キャスターリリィ」というネタバリエーションが掲載されている。
409行目: 420行目:  
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
; VSバーサーカー
 
; VSバーサーカー
: セイバーレベルの前衛を務められる実力者が二人ほど居れば、[[ヘラクレス|バーサーカー]]に大魔術を食らわせる事ができるが、それも二~三回が限界。
+
: セイバーレベルの前衛を務められる実力者が二人ほど居れば、[[ヘラクレス|バーサーカー]]に大魔術を食らわせる事ができるが、それも二~三回が限界<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年3月号</ref>。
 
: 漫画版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
 
: 漫画版では一方的に拠点を蹂躙されていた。
 
; VS葛木宗一郎
 
; VS葛木宗一郎
: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いは見られない。
+
: 「惚れた方の負け」ということでキャスターが勝負を降りるため本来ありえない組み合わせだが、キャスターは戦闘が始まれば準備しておいた圧倒的火力で相手を葬り、葛木は気付かれる前に相手を即死させる戦術を取るため、真面目に戦闘した場合には初撃を取ったほうが問答無用で勝つという前提戦となり、まずまともな戦いは見られない<ref group="出">「誌上対決8番勝負」『電撃姫』2006年2月号付録「TYPE-MOON DOUBLE MANIAX」</ref>。
 
; VSシエル
 
; VSシエル
: 魔術で勝負する限りは神代の魔女であるキャスターが必ず勝つ。ただし、シエルが魔術協会から降霊魔術の最奥を入手してきて第七聖典で打ち込む、などした場合には話が変わってくる。
+
: 魔術で勝負する限りは神代の魔女であるキャスターが必ず勝つ。ただし、シエルが魔術協会から降霊魔術の最奥を入手してきて第七聖典で打ち込む、などした場合には話が変わってくる<ref group="出">「Fate道場出張版」『コンプセレクションズ』Vol.2</ref>。
 
: キャスターは人間が相手なら第五次聖杯戦争のサーヴァント中で最悪にして最大の成果をあげるのだが、この前提もあくまで魔術の技量に関してのみで身体能力差は考慮されていない。
 
: キャスターは人間が相手なら第五次聖杯戦争のサーヴァント中で最悪にして最大の成果をあげるのだが、この前提もあくまで魔術の技量に関してのみで身体能力差は考慮されていない。
 
: 事実、UBWルートでは凛の魔術で強化された八極拳を食らって敗北寸前に追い込まれており、単純な身体能力は常人と大差無い事が判明している。
 
: 事実、UBWルートでは凛の魔術で強化された八極拳を食らって敗北寸前に追い込まれており、単純な身体能力は常人と大差無い事が判明している。
422行目: 433行目:  
: A「[[蒼崎青子|青子]]、[[蒼崎橙子|橙子]]、どちらも該当します。現代の魔術勝負で、本気キャス子に勝てる”魔術師”はいないですよ。」
 
: A「[[蒼崎青子|青子]]、[[蒼崎橙子|橙子]]、どちらも該当します。現代の魔術勝負で、本気キャス子に勝てる”魔術師”はいないですよ。」
 
: このように魔術師としてならば姉妹両方を圧倒するが、魔法使いとしての青子に対しては露骨に濁された解答になっている。
 
: このように魔術師としてならば姉妹両方を圧倒するが、魔法使いとしての青子に対しては露骨に濁された解答になっている。
; 『Grand Order』でのメディア
+
;VSバゼット
 +
:メディアが圧倒的に優勢。加えて成熟した女性には容赦しない<ref group="出">「Fate Dream Battle Round 4」『電撃姫』2006年8月号</ref>。
 +
; 『Fate/Grand Order』でのメディア
 
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
 
:単体攻撃宝具「破戒すべき全ての符」はダメージこそ全体攻撃宝具と同程度に抑えられているものの、Arts属性な上に使用後NPリチャージ効果付き、キャスターらしくコマンドカードもArts3枚、そして初期段階で持つスキル「高速神言」で自身のNPを一気に80%以上も得られる(同系統スキルとしては破格の初期値。スキル強化で更に伸び、Lv4時点で難なく100%を超える)とずば抜けたゲージ充填能力を誇るのが大きな強み。加えてこの宝具には相手の強化を解除する効果もあるため、スキルを連発する敵への打開策にもなる。
 
: 逆に言えば、敵に回した場合も「高速神言」(敵時はチャージを2ターン進める効果になる)次第で宝具が急に飛んでくる可能性がある上、味方サーヴァントのHP量では十分致命傷、スキルなどで耐えようとすると必然的に強化解除が痛手になる、とかなり厄介なサーヴァントに数えられる。
 
: 逆に言えば、敵に回した場合も「高速神言」(敵時はチャージを2ターン進める効果になる)次第で宝具が急に飛んでくる可能性がある上、味方サーヴァントのHP量では十分致命傷、スキルなどで耐えようとすると必然的に強化解除が痛手になる、とかなり厄介なサーヴァントに数えられる。
匿名利用者