差分

363 バイト追加 、 2018年7月20日 (金) 00:26
119行目: 119行目:     
== メモ ==
 
== メモ ==
*彼女が人類を残そうとしたのは、人類の幸福のためではなく、次に地球を訪れるものにとっての幸福のため。何もかもがなくなった後で地球にやってくる存在に未来を託し、そして叶うのなら、人類というかつていた輝かしいものたちをその存在に知ってほしいと考えていた。
+
*彼女が標本のような形でも人類を未来に残そうとしたのは、人類の幸福のためではなく、次に地球を訪れるものにとっての幸福のため。何もかもがなくなった後で地球にやってくる存在に未来を託し、そして叶うのなら、人類というかつていた輝かしいものたちをその存在に知ってほしいと考えていた。なので、「ただ残し続けること」が彼女にとっての「永遠」となる<ref group = "出">[https://www.4gamer.net/games/266/G026651/20170302098/index_2.html 「Fate/Grand Order」がもたらす新しいスマホゲームの形――奈須きのこ×塩川洋介が語るFGOの軌跡と未来とは]</ref>。
 
**「避けられぬ滅びに対して、人類の記録を未来に遺す」という点で、獅子王の思想は[[シオン・エルトナム・アトラシア|オシリスの砂]]に共通する部分がある。一方で、獅子王の計画では保護されなかった人類は結果的に世界から排除され滅ぶ消極的な絶滅であるが、オシリスの砂の場合は賢者の石のために全人類をリソースとして消費する積極的な絶滅であり、この手段と目的の逆転はオシリスの砂と対峙した人物たちにことごとく否定されている。
 
**「避けられぬ滅びに対して、人類の記録を未来に遺す」という点で、獅子王の思想は[[シオン・エルトナム・アトラシア|オシリスの砂]]に共通する部分がある。一方で、獅子王の計画では保護されなかった人類は結果的に世界から排除され滅ぶ消極的な絶滅であるが、オシリスの砂の場合は賢者の石のために全人類をリソースとして消費する積極的な絶滅であり、この手段と目的の逆転はオシリスの砂と対峙した人物たちにことごとく否定されている。
 
***またオシリスの砂の方法(願い)は「限界まで生存しその果てに滅びを受け入れた者のみが選ぶ最後の光であって、自ら滅びを早めるなど霊長への冒涜に他ならない」、というダメ出しも行われており、その点でも「既に人類の滅びが確定している」獅子王とは状況が違う。
 
***またオシリスの砂の方法(願い)は「限界まで生存しその果てに滅びを受け入れた者のみが選ぶ最後の光であって、自ら滅びを早めるなど霊長への冒涜に他ならない」、というダメ出しも行われており、その点でも「既に人類の滅びが確定している」獅子王とは状況が違う。
10,730

回編集