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あらゆるものを隷属・同一化させる『<ruby>天声同化<rt>“オラクル”</rt></ruby>』の力を持つ[[カール大帝]]の突如の出現によって、月の世界は新たな戦乱に巻き込まれようとしていた。
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あらゆるものを隷属・同一化させる『<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>』の力を持つ[[カール大帝]]の突如の出現によって、月の世界は新たな戦乱に巻き込まれようとしていた。
 
全ての存在の同一化という理念の元に行われる侵攻に立ち向かうマスターとシャルルマーニュたち。
 
全ての存在の同一化という理念の元に行われる侵攻に立ち向かうマスターとシャルルマーニュたち。
だが、カール大帝に賛同するもの、己の利のために手を貸す者だけでなく、かつての仲間すら『<ruby>天声同化<rt>“オラクル”</rt></ruby>』の力によって同化され、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]たちの前に敵として立ちふさがる。
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だが、カール大帝に賛同するもの、己の利のために手を貸す者だけでなく、かつての仲間すら『<ruby>天声同化<rt>オラクル</rt></ruby>』の力によって同化され、[[ネロ・クラウディウス|ネロ]]たちの前に敵として立ちふさがる。
    
さらにカール大帝の傍には行方不明だった幼いアルテラの姿が……。
 
さらにカール大帝の傍には行方不明だった幼いアルテラの姿が……。
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;作戦会議室
 
;作戦会議室
 
:ベースキャンプ内にある施設。ここから戦場に出撃する。サポート設定やサイドミッション受注のほか、マイルームと同じくサーヴァントカスタマイズや礼装装備などを行えるが、こちらではサーヴァントとの会話や礼装構築はできない。
 
:ベースキャンプ内にある施設。ここから戦場に出撃する。サポート設定やサイドミッション受注のほか、マイルームと同じくサーヴァントカスタマイズや礼装装備などを行えるが、こちらではサーヴァントとの会話や礼装構築はできない。
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;咲き誇る薔薇の帝都 -Mare Aurum-
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:ネロが治めるローマ風エリア。薔薇の意匠と花弁が散りばめられたステージ。エリザベートが勝手に設置したライブステージなども存在する。
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;娯楽に耽る千年京 -Mare Luxuria-
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:玉藻の前が治める、平安京をモチーフとした和風エリア。和風建築物が立ち並び、一見雅なステージだが、なぜかディスコなどの娯楽施設もある。前作では「千年'''魔'''京」となっていたが、本作のBGMギャラリーでの音楽タイトルは上記のとおり「千年京」となっている。
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;かつて在りし運命の街 -Mare Melum-
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:かつて聖杯戦争が行われたという、とある街を再現したステージ。大橋や柳洞寺といった特徴的な建築物がそびえ、夜景にネオンが煌めく。
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;星海交わる混沌宮殿 -Mare Origo-
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:原初と混沌の世界がモチーフ。廃墟となった宮殿や砂漠といったものが混然とそこにある、不可思議なステージ。
    
;天声同化機動聖都 -Carolus Patricius-
 
;天声同化機動聖都 -Carolus Patricius-
 
:カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。
 
:カロルス・パトリキウス。自動拡大型巨大要塞。巨大な防衛砲台を構えているステージ。
:カール大帝の電脳体を覆う鎧のようなもので、機動聖都領域そのものである。シャルルマーニュの空中庭園とは同じ仕組みである模様。
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:その正体はカール大帝の第二宝具。カール大帝の電脳体を覆う鎧のようなもので、機動聖都領域そのものである。シャルルマーニュの空中庭園とは同じ仕組みである模様。
    
;天声同化 (オラクル)
 
;天声同化 (オラクル)
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:操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。
 
:操作サーヴァントとは別に、戦闘中のアシストとして出撃させることができるサーヴァント。操作サーヴァント以外の開放済みサーヴァントから任意で2騎まで選択可。
 
:サポート部隊は戦闘には直接参加せず、操作サーヴァントの被弾時や攻撃時にガードや特定スキルを発動したりするなどのアクションを取ったあと再び退避し待機状態に戻る。絆レベルに応じて戦闘中のアシストが多彩になっていき、「攻撃被弾時ガード」と「アクティブスキル同時撃ち」の2つについては発動頻度や発動対応スキルの異なる「改」バージョンを別枠で習得する。
 
:サポート部隊は戦闘には直接参加せず、操作サーヴァントの被弾時や攻撃時にガードや特定スキルを発動したりするなどのアクションを取ったあと再び退避し待機状態に戻る。絆レベルに応じて戦闘中のアシストが多彩になっていき、「攻撃被弾時ガード」と「アクティブスキル同時撃ち」の2つについては発動頻度や発動対応スキルの異なる「改」バージョンを別枠で習得する。
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;インストールスキル
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:前作から引き続き利用できるシステム。ただし細かな調整が加えられているため、完全に同じものではなくなっている。
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:カテゴリは攻撃(赤)・防御(青)・支援(黄)・ダブル(白)の4種類に分かれており、スキルごとにさまざまな効果がある。これらはサーヴァントごとに8つまで解放されるスキルスロットに填め込むことで、戦闘時に効果を発揮する。また隣り合うスロットに同じカテゴリのスキルをセットすると最低でも10%、最大で30%効果が上昇する。
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:同名スキルでも無印・改・真の三段階があり、同じ強化値で比較すると真は改に比べて効果がさらに高い。ダブルスキルは強化値+10の真スキルを2つ組み合わせて合成したもので、作成できるようになるまで時間はかかるが非常に強力。
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;連動ボーナス
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:上記のインストールスキルに関連する新システム。スキルスロットに特定のスキルを装備した場合、ボーナスとしてスキルの強化値へさらに+1が上乗せされることがある。これが連動ボーナスであり、基本的には各サーヴァントが所有するクラス別スキルと個別スキルに対応したスキルが連動する仕様となっている。
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:このため最多でスキル4種へボーナスを得られるサーヴァントがいる一方、仕様上一つも連動しない場合もある。
    
==開発スタッフ==
 
==開発スタッフ==
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**ステージ攻略も、前作はレジムマトリクスを完成させるのが目的だったのが今作ではさまざまなミッションが次々に発令されるようになり、単なる陣取り合戦ではなくなった。極端に難しいものはないが、マスターや味方が敗走すると敗北に直結するため要領よくこなす必要がある。このことも関係してか、味方NPCのAIは大幅に強化されており、攻撃されてあっさり敗走するといったことはなくなっている。
 
**ステージ攻略も、前作はレジムマトリクスを完成させるのが目的だったのが今作ではさまざまなミッションが次々に発令されるようになり、単なる陣取り合戦ではなくなった。極端に難しいものはないが、マスターや味方が敗走すると敗北に直結するため要領よくこなす必要がある。このことも関係してか、味方NPCのAIは大幅に強化されており、攻撃されてあっさり敗走するといったことはなくなっている。
 
**令呪メニューにも新たに「空間転移」が追加されており、セクター間を一瞬で移動可能になっている。
 
**令呪メニューにも新たに「空間転移」が追加されており、セクター間を一瞬で移動可能になっている。
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***今作の開発コンセプトとしてはシステム周辺の改善に力を入れたいという意図があったため、シナリオ自体は短めだが逆に戦闘システムは総じてブラッシュアップされており、ゲームとしての遊びやすさは格段に増していると言える。
    
*そのほか戦闘以外の面においても前作からはガラリと変わった部分が多い。
 
*そのほか戦闘以外の面においても前作からはガラリと変わった部分が多い。
 
**その筆頭がイベントパート。一部のムービーパートを除いて3Dグラフィックモデルではなく『Grand Order』のような立ち絵式が採用されている。ちなみにこの立ち絵は台詞に合わせて口が動き、各種場面で瞬きもする。
 
**その筆頭がイベントパート。一部のムービーパートを除いて3Dグラフィックモデルではなく『Grand Order』のような立ち絵式が採用されている。ちなみにこの立ち絵は台詞に合わせて口が動き、各種場面で瞬きもする。
**グラフィックも全体的に向上しており、前作と比較するとワダアルコ氏のイラストにより近くなっている。
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**グラフィックも全体的に向上しており、前作と比較するとワダアルコ氏のイラストにより近くなっている。なお立ち絵イラストは前作から続投されているサーヴァントについては本作でも引き続き使用されているが、一部に加筆修正が施されている(カルナの目元に赤いラインが追加されている、ガウェインやネロの瞳が塗りなおされている、アルキメデスの浸食痕が消されている等)。
**ベースキャンプではマスターを操作できるが、その際選択中のサーヴァントが後ろを走って着いてくる。このあたりは『EXTRA』や『EXTRA CCC』を思い起こさせるほか、サーヴァントによって特殊な会話が発生することもある。
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**ベースキャンプではマスターを操作できるが、その際選択中のサーヴァントが後ろを走って着いてくる。このあたりは『EXTRA』や『EXTRA CCC』を思い起こさせると同時に、話しかけたサーヴァントと連れているサーヴァントの組み合わせによっては特殊な会話が発生することもある。意外と細かく作りこまれており、視点を第三者(プレイヤー視点)と当事者(マスターの視点)に切り替えることができるほか、サーヴァントの近くを移動すると、近くにいるサーヴァントの視線も主人公を追いかけるように移動する。
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**インストールスキルシステムにも変更が加わっている。大きな変更はキャラクターごとのスロットに差異がなくなり、サーヴァントによっては前作のような大幅なボーナスは得られなくなったことと、強化上限が+10(ボーナス込みで最大11)に引き下げられていることがあげられる。「心眼」と「細胞活性」は削除されたが、無印・改に加えて真、ダブルという上位カテゴリが登場したほか「皇帝特権」や「千里眼」といった新スキルも追加されており、装備の幅は広がっている。ただし所持上限は300個なので超えた場合は出撃制限がかかってしまう。このため増えすぎたスキルは分解するか、合成して上位種に変換するか選ぶことになる。
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**何気にマネーイズパワーシステムも続投されているが、本作ではレベル上限が引き上げられたことと、キャラクターそのものの増加も関係してか費用が大幅に削減されている。高レベルになるとコストパフォーマンスが悪化するのは同様であるため無闇矢鱈に使うものではないが、一度に数レベル上げることが可能となったことと費用が落ちたことで、前作よりはいくらか気軽に利用しやすくなっている。
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**男女ともにボイスがついた主人公だが、男女間で台詞に結構な差がある。興味があれば聞き比べてみると面白いかもしれない。
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*一部の攻略ステージではギミックにサーヴァントの宝具(鮮血神殿、顔のない王など)が組み込まれていることがある。また宝具演出そのものが入るステージもあり、玉藻の前、アルテラ、アルジュナの宝具は自騎で操作していなくても見る機会がある。
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*前作に引き続きクラスごとにサーヴァント数の偏りがあり、特にアサシンクラスが極めて少ない。
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**内訳としてはセイバー4+1騎、アーチャー2+2騎、ランサー3+1騎、ライダー2+2騎、キャスター2+1騎、アサシン1騎、バーサーカー1+2騎、ルーラー1+1騎。
    
*シナリオは単純な前作の後日談というわけではない。時系列が定かではない印象を受けるものの、詳細は現時点では不明である。本作はいわゆる「劇場版」のような番外編扱いであるため、もしかすると『EXTELLA』の正式な続編が出た場合に明らかになるのかもしれない。
 
*シナリオは単純な前作の後日談というわけではない。時系列が定かではない印象を受けるものの、詳細は現時点では不明である。本作はいわゆる「劇場版」のような番外編扱いであるため、もしかすると『EXTELLA』の正式な続編が出た場合に明らかになるのかもしれない。
**アルテラは前作の経緯あって幼い少女となっているが、ネロがアルキメデスのことに関して名前を聞いたことのある程度といった口ぶりだったりするほか、当のアルキメデスはアルテラのことを知っているような素振りを見せつつ「スライドの痕跡」などといった意味深長な発言をする一方で、左肩から腕にかけての浸食痕がなくなっている。……相変わらず「胡散臭い」という感想をあちこちから抱かれてはいるが。
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**アルテラは前作の経緯あって幼い少女となっているが、ネロや玉藻の前がアルキメデスのことに関して名前を聞いたことのある程度といった口ぶりだったりするほか、当のアルキメデスはアルテラのことを知っているような素振りを見せつつ「スライドの痕跡」などといった意味深長な発言をする一方で、左肩から腕にかけての浸食痕がなくなっている。……相変わらず「胡散臭い」という感想をあちこちから抱かれてはいるが。
**アルジュナは当人曰く「アルキメデスをよく知らない」ということであるため、彼が召喚されたのは少なくとも前作終了後だろうか。ただし、彼やスカサハがムーンセルに召喚された理由が「カール大帝を討伐するため」だったかどうかは不明である。
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**アルジュナは当人曰く「アルキメデスを直接知らない」ということであるため、彼が召喚されたのは少なくとも前作終了後だろうか。ただし、彼やスカサハがムーンセルに召喚された理由が「カール大帝を討伐するため」だったかどうかは不明である。
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*アルジュナが統率している軍(別働隊)はOP映像を見る限り、恐らくは攻性プログラムと自身、そしてそこにロビンフッドを加えた部隊であると推測できる。ロビンフッドも作中で「アルジュナのダンナのところで厄介になっていた」と発言しているので、部隊に所属しているサーヴァントは彼とみていいだろう。
 
*アルジュナが統率している軍(別働隊)はOP映像を見る限り、恐らくは攻性プログラムと自身、そしてそこにロビンフッドを加えた部隊であると推測できる。ロビンフッドも作中で「アルジュナのダンナのところで厄介になっていた」と発言しているので、部隊に所属しているサーヴァントは彼とみていいだろう。
*今作より新たに10騎のサーヴァントが参戦しており、内訳としては完全新規の2騎に加えて『EXTRA』から2騎、『Apocrypha』から1騎、『zero』から2騎、前作では参戦の可能性が極めて低いと言われていた『Grand Order』からも3騎が出演を果たしている。
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*今作より新たに10騎のサーヴァントが参戦しており、内訳としては完全新規の2騎に加えて『EXTRA』から2騎、『Apocrypha』から1騎、『Zero』から2騎、前作では参戦の可能性が極めて低いと言われていた『Grand Order』からも3騎が出演を果たしている。
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**全体の内訳としては『EXTRA』から8騎、『EXTRA CCC』から1騎、『EXTELLA』から2騎、『EXTELLA LINK』から2騎、『stay night』から4騎、『Zero』から3騎、『Apocrypha』から3騎、『Grand Order』から3騎。作品が完結していないこともあり、『Grand Order』初出サーヴァントの出演は依然として少ないと言える。
 
**ちなみに『Grand Order』からの客演組であるアルジュナ、スカサハ、ダレイオス三世と、あちらに先行出演しているアルテラは皆『Grand Order』第一部の公式ビジュアルを飾っている。このため新参戦サーヴァントの発表が行われていた途中の段階では「『Grand Order』のビジュアルにいたサーヴァントが他にも参戦するのではないか?」と予想されていたこともあった。またアーチャーの候補として『EXTRA』で名前が出たこともある[[アタランテ]]、バーサーカーの候補として『EXTRA CCC』での出演候補であった[[ナイチンゲール]]、キャスターの候補として過去作に登場した[[ナーサリー・ライム]]や[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]、ルーラーの候補として『Apocrypha』でジャンヌとの因縁がある[[天草四郎時貞]]の名を上げる人もいたようである。
 
**ちなみに『Grand Order』からの客演組であるアルジュナ、スカサハ、ダレイオス三世と、あちらに先行出演しているアルテラは皆『Grand Order』第一部の公式ビジュアルを飾っている。このため新参戦サーヴァントの発表が行われていた途中の段階では「『Grand Order』のビジュアルにいたサーヴァントが他にも参戦するのではないか?」と予想されていたこともあった。またアーチャーの候補として『EXTRA』で名前が出たこともある[[アタランテ]]、バーサーカーの候補として『EXTRA CCC』での出演候補であった[[ナイチンゲール]]、キャスターの候補として過去作に登場した[[ナーサリー・ライム]]や[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]、ルーラーの候補として『Apocrypha』でジャンヌとの因縁がある[[天草四郎時貞]]の名を上げる人もいたようである。
 
**結果的に、新たに参戦したサーヴァントはその多くが誰かしらに因縁関係を持っている面々となった。シャルルマーニュとカール大帝は両者ともその存在が物語に大きく関わっており、またジルはジャンヌ、ランスロットはアルトリアとガウェイン、スカサハはクー・フーリン、アストルフォはシャルルマーニュ、ダレイオス三世はイスカンダル、アルジュナはカルナとそれぞれ関係がある。
 
**結果的に、新たに参戦したサーヴァントはその多くが誰かしらに因縁関係を持っている面々となった。シャルルマーニュとカール大帝は両者ともその存在が物語に大きく関わっており、またジルはジャンヌ、ランスロットはアルトリアとガウェイン、スカサハはクー・フーリン、アストルフォはシャルルマーニュ、ダレイオス三世はイスカンダル、アルジュナはカルナとそれぞれ関係がある。
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*OP映像は『EXTRA CCC』や前作『EXTELLA』のようなアニメ映像ではなく、3Dグラフィックモデルによるムービー映像となっている。これについてはEXTRAシリーズにおけるアニメーション制作を手掛けているシャフトがちょうど『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』を制作していた時期だったために、ゲームの方まで受注できなかったのではないかという見方がある。
 
*OP映像は『EXTRA CCC』や前作『EXTELLA』のようなアニメ映像ではなく、3Dグラフィックモデルによるムービー映像となっている。これについてはEXTRAシリーズにおけるアニメーション制作を手掛けているシャフトがちょうど『[[Fate/EXTRA Last Encore]]』を制作していた時期だったために、ゲームの方まで受注できなかったのではないかという見方がある。
  
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