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; 略歴
 
; 略歴
:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在する。
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:『[[Fate/Apocrypha]]』ではフランスの学生寮で、レティシアという少女に憑依するイレギュラーな形で召喚された。マスターが存在しない[[聖杯戦争|聖杯大戦]]の管理者として、トゥリファスの小さな教会に滞在する。聖杯大戦に必要な存在としてホムンクルスの少年を示唆する啓示、もう1人のルーラーとの敵対、ルーラーとしての義務、彼女自身の英霊としての誇り、そして自身すらも気づかず封じ込めた感情に揺れてジレンマに陥る。しかしそれでも大戦を戦い抜いてゆく。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
 
:『[[Fate/Grand Order]]』第一特異点『邪竜百年戦争 オルレアン』では自分が死んで間もない西暦1431年のフランスに召喚される。どういう理由か聖杯戦争の知識を与えられず、能力も低下した状態で現界した。状況に戸惑いながらも、もう一人の[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・ダルク]]が引き起こした邪竜百年戦争を終結させ、フランスを今一度救うべく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]たちと共に戦う。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
 
:終局特異点『冠位時間神殿 ソロモン』では冠位時間神殿に召喚され、無尽蔵の魔神柱の前に死地に陥ったマスターに救いの手を差し伸べる。その後、フランスの特異点に召喚されていたサーヴァントたちを率いて、Ⅰの座を統括する[[魔神柱|溶鉱炉ナベリウス]]の制圧に赴く。
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: 子供の怨霊の集合体である[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]を「救えない」と断じて消滅させようとしたルーラーに対して、子供の守護者たらんとする赤のアーチャーから一方的な敵愾心を抱かれた。以後、憎しみを持って付け狙われている。
 
: 子供の怨霊の集合体である[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]を「救えない」と断じて消滅させようとしたルーラーに対して、子供の守護者たらんとする赤のアーチャーから一方的な敵愾心を抱かれた。以後、憎しみを持って付け狙われている。
 
; [[レティシア]]
 
; [[レティシア]]
: 憑依したフランス人の少女。聖杯大戦以外の知識は彼女のものがベースとなっている。
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: 憑依したフランス人の少女。聖杯大戦以外の知識は彼女のものがベースとなっている。自分に協力してくれた彼女へ感謝を抱きながら、ジークへの特別な想いは彼女のものだと思い、内心で応援する。しかし……。
 
; アルマ・ペトレシア
 
; アルマ・ペトレシア
 
: 下宿させてもらった教会のシスター。<br>純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないような女性……かと思いきや、実は聖堂教会から派遣されたユグドミレニア一族への監視役。ジャンヌの正体にも当初から気づいていた。
 
: 下宿させてもらった教会のシスター。<br>純朴で神の愛以外に必要なものは存在しないような女性……かと思いきや、実は聖堂教会から派遣されたユグドミレニア一族への監視役。ジャンヌの正体にも当初から気づいていた。
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: 黒の陣営との会談の後、探していたジークに会って彼の願いを果たしに行こうとした矢先にへたりこんでこの台詞。特に後者の台詞は'''かなり本気'''らしく、三十分もしないうちに本気で木の根を齧り始めるだろうと聞いていたジークに思わせた。
 
: 黒の陣営との会談の後、探していたジークに会って彼の願いを果たしに行こうとした矢先にへたりこんでこの台詞。特に後者の台詞は'''かなり本気'''らしく、三十分もしないうちに本気で木の根を齧り始めるだろうと聞いていたジークに思わせた。
 
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
 
:人間に憑依する形での現界や自身の燃費という理由で仕方が無いとはいえ、それまで見せていた毅然とした聖女の姿は欠片もない。
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;「でも、もし会えたとしたら、どうかジーク君の笑顔を見せてくださいね。」
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: アニメ版で一度目の別れの言葉。この時のジークはぎこちない笑顔しか作れなかったが、遥か未来の世界の裏側にて約束は果たされることになる。
    
;「な、な、な、ななななななななななななな何を言いだすんですかいきなり!?」<br>「こ、子供っ!子供って!子供って!こ、子供は天からの授かり物ですし聖杯戦争中にそんなことを考えるなんて破廉恥極まりないと申しますかそもそも相手が………って違う!ああああもう落ち着け私!」
 
;「な、な、な、ななななななななななななな何を言いだすんですかいきなり!?」<br>「こ、子供っ!子供って!子供って!こ、子供は天からの授かり物ですし聖杯戦争中にそんなことを考えるなんて破廉恥極まりないと申しますかそもそも相手が………って違う!ああああもう落ち着け私!」
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:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルに対して。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはりあらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
 
:己の贖罪をシロウの人類救済に求めようとするジルに対して。歯痒い気持ちであることは理解しつつも、それでもやはりあらゆる面で人類の平均を上回っている自分たちが、総体としての人類を導こうなどと考えてはならないと諭す。
 
:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いだった。
 
:罰が拭い去れる日など、永劫訪れず。己を罪人と憎みながら、それでもなお英霊として世界を救い続ける―――。それが、彼らに与えられた罰であり、救いだった。
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;「いいえ、約束します。私は、貴女に会いに行きます」
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:別れの時、ジークからの「もう会えないのか」という問いへの答え。
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:聖杯大戦のルーラー・ジャンヌはここで終焉し、サーヴァントの記憶は記録となり、ジークとは二度と会えないのが必定である。
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:それでも彼女は会えないという言葉を飲み込み、再会の約束を紡ぐ。そして――――。
    
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
 
;「諸天は主の栄光に。大空は御手の業に。<br> 昼は言葉を伝え、夜は知識を告げる。<br> 我が心は我が内側で熱し、思い続けるほどに燃ゆる。<br> 我が終わりは此処に。我が命数を此処に。我が命の儚さを此処に。<br> 残された唯一つの物を以て、彼の歩みを守らせ給え。<br> 主よ、この身を委ねます」
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**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものは十分に大きかったのだろう。
 
**もっとも戦闘機パイロットの小林が71位になっていたりするので、『Zero』アニメの放送直後という時期によるものは十分に大きかったのだろう。
 
*宝具「我が神はここにありて」は生前のジャンヌと同じ旗の下に集った者であれば、ジャンヌから貸与・譲渡されることで使用できる。『Apocrypha』ではシェイクスピアに召喚されたジル・ド・レェがこの旗を使用している。
 
*宝具「我が神はここにありて」は生前のジャンヌと同じ旗の下に集った者であれば、ジャンヌから貸与・譲渡されることで使用できる。『Apocrypha』ではシェイクスピアに召喚されたジル・ド・レェがこの旗を使用している。
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*Apocryphaラストにてジャンヌが世界の裏側に到達できたのは、彼女が肉体のない英霊であったため。ただしそれは壁にぶつかってすり抜けるレベルの極小の可能性であり、ジャンヌが揺るがぬ想いを持って無限に試行したが故に成し得たことであった。
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*彼女の英霊としてのスタンスは、今を生きる人に肩を貸すべきというものだが、それでも天草四郎の人類救済の願いには賛同したかもしれないと語っている。彼女が最後に人類の救済を否定したのは、悩みながらも人を学び、進もうとする少年との出会いがあったため。
 
*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
*ジャンヌは生前、聖カトリーヌ修道院の祭壇の裏に隠されていた剣の在処を言い当てたという逸話がある。この聖カトリーヌの剣は生前一度も抜かれることがなかったという。同じ剣の宝具である「紅蓮の聖女」との関連性は不明。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
 
**『Grand Order』におけるジル・ド・レェの幕間の物語『聖女の剣』は、ジルがこの聖カトリーヌの剣を捜索するエピソードとなっている。
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