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== 概要 ==
 
== 概要 ==
   
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[キャスター|魔術師]]」の[[サーヴァント]]。
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; 略歴
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;略歴
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:『[[Fate/Grand Order]]』Lostbelt No.2『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で北欧異聞帯の王として登場。最終戦争を経ても死なずに生き延びており、[[神霊]]にならずに、神として地上に在り続けていた。スカンジナビア半島オスロ・フィヨルド北部の汎人類史旧オスロにある氷雪の城に棲んでいる。
 
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:1000年前のラグナロクを生き延び、北欧の山嶺の半分を魔力で作った氷雪で覆い、大神オーディンより授かった三体のワルキューレ、スルーズ、ヒルド、オルトリンデを原型に百騎を超す量産型ワルキューレ「御使い」を魔力で作り、巨人種に仮面を付けて操り、集落に住まわせた人類を管理していた。
; 人物
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;人物
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:容姿は[[スカサハ]]にそっくり。寛大さと冷酷さを兼ね備える存在。全ての命を愛するとされている。
 
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:勇士を育てる師としての顔が一切存在していない。武芸の達人ではない。超然としつつも親しみやすかったランサー・スカサハとは異なり、「なにか踏んでしまったかな」「おや小さきもの(人間)か」「愛そうか、殺そうか」と、まさしく自然(神々)そのものの性質を秘めている。息を吹いて吹雪になり、生物はおおむね死ぬ事と、微笑んで常春になり、生命は華やかに芽吹く事は、彼女にとっては等価。
; 能力
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:自身の中に組み込まれたスカサハも意見しているらしく、[[スルト|シグルドと融合した者]]の事を「簡便に扱える武器ではなく、存在そのものが持ち主を傷付ける魔剣」と自信ありげに言っていた。
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:自分以外のあらゆる生命に対してどう処するかは「殺そうか」「愛そうか」の一言で扱っており、敵であれば殺し、子であれば全てを愛する。慈愛の塊と称され、ヒトだろうと英霊だろうと本気で愛している。殺さないと決めた相手は殺さない。殺すならばすぐに殺す。止めて、凍らせ、滅ぼす。愛するなら最期まで。生かし、愛でて、死を看取る。敵を殺すと口にするが、北欧に於いて自身の敵に成り得る存在はおらず、いくら[[ナポレオン]]が砲撃しても相手にされず、警戒船も防衛線もなく本格的な攻撃部隊も投入しない。御使いを数騎撃破した程度では愛は崩れず、直接宣戦布告でもしない限り敵とは見なされない。
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:脆く、儚く、弱い人間には何時までも続く神の愛が必要だと考え、異聞帯に存在する炎の日々を生き延び、子と認めたものを永遠に愛すると決めており、人を滅ぼすつもりはなく「庇護対象」としている。また巨人たちも我が子として扱う。
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:実は割とウッカリでぽやんとしており、あたたかみがある。関係を深めていけば、いずれ女王としての顔以外の神でもなく支配者でもなく「北欧の母」としての仮面さえも剥げ落ちた、素の彼女の個性が見えてくる。
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;能力
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:神代から力を維持してきた神、天然自然の具現で、魔力を感じ取るのも面倒なレベルの強さ。
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:北欧異聞帯の山嶺の半分を覆う純白の氷雪はスカサハ=スカディが魔力で生み出したもので、自身の一部であるが故に、その上での出来事をすべてを識っている。手に取る様に見る事ができる。音を聞くことも出来、あらゆる息遣い、鳴き声、羽ばたき、吹き荒ぶ風、葉と葉の重なり合う響きまで聞き取れる。
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:巨人に対して絶対命令権を持ち、<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、多数の巨人種を同時に制御するが、命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。
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:大神から受け継いだ原初のルーンを使う事ができ、痛みを与えることも魔力も奪う事もなく、[[ナポレオン]]、[[マシュ・キリエライト]]、[[主人公 (Grand Order)]]の三人を指一本動かせない抜け殻の様な状態にしてしまった。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
10,730

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