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==概要==
 
==概要==
[[魔術協会]]における三大部門の一角。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。別名「移動石柩」。<br>
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バルトアンデルス。[[魔術協会]]における三大部門の一角。北海に隠された神代の島。北海で彷徨い続ける“生きた海”。最古の魔術棟。北欧を根城とする原協会で、その名の通り海上を彷徨い移動する山脈の形をしているという。別名「移動石柩」。真なる神秘の継承者を名乗る。<br>
主に肉体改造を主軸としている。<br>
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『文明による魔術の進歩・変化を認めず、西暦以前の神秘───神代の魔術のみを魔術とする』というロンドンの時計塔と相反する理念・絶対原則が存在する。魔術の進歩を認めないという事は、人類の消費文明を認めないということ。今の人間社会とは相いれない学術棟。<br>
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それ故、門は固く閉ざされ、新たな門弟は数えるほどしかいない。年に一度だけ門を開き、才能あるものを招き入れるというが、時計塔でも彷徨海に辿り着けた者は数えるほどしかいない。[[アトラス院]]とは違う意味で秘密主義の集まり。主に肉体改造を主軸としている。<br>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
 
『2015年の時計塔』によれば、「神代の魔術こそ至高、西暦以後の魔術なぞ児戯に等しい」と見下しているため、時計塔とは冷戦状態にあるとのこと。<br>
あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。
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あまり表には出てこないのか、『MELTY BLOOD 路地裏ナイトメア』では神秘関連の三大組織として「[[時計塔]]」「[[アトラス院]]」「[[聖堂教会]]」がスタンスの違いから睨み合っているとされており、彷徨海の名前はまったく出てこない。<br>
アトラス院との交流は不明であるが、漫画版『MELTY BLOOD』の後日談で[[シオン・エルトナム・アトラシア]]が「思いついたことがあるので彷徨海まで出かけてくる」と発言しているため、まったくの没交渉ではなさそうである。
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[[人理継続保障機関フィニス・カルデア|カルデア]]の資料にも概要しか記されていない。
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『[[Fate/Grand Order]]』の最新シナリオ「永久凍土帝国 アナスタシア」のラストシーンにて彷徨海からのラジオメッセージを傍受するという展開になった。
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北海のただ中にある浮島とされているが、その実は全くの逆。一つの異世界として移動する“海”の中に、西暦以前に造られた魔術棟が存在する。<br>
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神秘のテクスチャを貼り付けながら移動する土地。まさに“独立した特異点”と言える。これが21世紀においても発見されずに残っている理由とされる。
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『[[Fate/Grand Order]]』のシナリオ「永久凍土帝国 アナスタシア」のラストシーンにて彷徨海からのラジオメッセージを傍受した。<br>
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通信は時計塔基準ではないが、波長はアトラス院の魔力波形に近い。彷徨海のデータがないため、確証を得ることは出来ない。通信で届いた座標はノルウェーの西側の海だが、座標は大雑把で、常に変動している。移動、というよりはブレている。<br>
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そのため座標へのペーパームーンによる虚数移動は危険が伴う。彷徨海に直接行って縁を結ばなければ、長距離移動虚数潜航は困難。
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地球の地表の漂白化から逃れられた理由は、神秘のテクスチャを貼り付け移動する“独立した特異点”ともいえる場所だったから。<br>
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[[ゴルドルフ・ムジーク]]からは「かび臭い魔術のみに執着した老人どもの集まり」と評された。
    
== 所属者 ==
 
== 所属者 ==
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