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:それが、彼らの新たな冒険談のはじまりだった。
:それが、彼らの新たな冒険談のはじまりだった。
;「いや!しかしあえて!我が真名を解放する!我が<ruby>真名<rt>な</rt></ruby>はシャルルマーニュ!どうかその胸に刻んで貰いたい、SE.RA.PHのマスターよ!」<br/>「あ、重要なのは<ruby>シャルル<rt>・・・・</rt></ruby>と呼んで欲しいってとこだ。シャルルでもシャルでも構わないが、もう一つのメジャーな呼び方はアウトな!<br/> 別に<ruby>アッチ<rt>・・・</rt></ruby>がカッコ悪いって訳じゃないが、ちょっと今の俺には重荷に過ぎるんだ。」
;「いや!しかしあえて!我が真名を解放する!我が<ruby>真名<rt>な</rt></ruby>はシャルルマーニュ!どうかその胸に刻んで貰いたい、SE.RA.PHのマスターよ!」<br/>「あ、重要なのは<span style="text-emphasis-style:dot filled;">シャルル</span>と呼んで欲しいってとこだ。シャルルでもシャルでも構わないが、もう一つのメジャーな呼び方はアウトな!<br/> 別に<span style="text-emphasis-style:dot filled;">アッチ</span>がカッコ悪いって訳じゃないが、ちょっと今の俺には重荷に過ぎるんだ。」
:春風の剣士はあっさりと真名を明かす。ところでシャルルマーニュと言えばもう一つメジャーな呼称があるが、それは──。
:春風の剣士はあっさりと真名を明かす。ところでシャルルマーニュと言えばもう一つメジャーな呼称があるが、それは──。
:ノリが男子高校生並みのそれである。十二勇士のあまりのキャラの濃さには玉藻の前も唖然。
:ノリが男子高校生並みのそれである。十二勇士のあまりのキャラの濃さには玉藻の前も唖然。
;「──ま、要するにオルタと同じだ。<ruby>別の側面<rt>・・・・</rt></ruby>ってやつさ。<br/> ──八世紀から九世紀にかけて、西ヨーロッパ社会を統一し、ついにはローマ皇帝を名乗った男、カール大帝。<br/> それが俺であり、アイツだ。俺はセイバークラスとしての全盛期の頃で召喚され、アイツは王としての全盛期で召喚された。<br/> だから、主義も違うし考え方も違う。俺は少なくとも、アイツを倒す気でいるよ。」
;「──ま、要するにオルタと同じだ。<span style="text-emphasis-style:dot filled;">別の側面</span>ってやつさ。<br/> ──八世紀から九世紀にかけて、西ヨーロッパ社会を統一し、ついにはローマ皇帝を名乗った男、カール大帝。<br/> それが俺であり、アイツだ。俺はセイバークラスとしての全盛期の頃で召喚され、アイツは王としての全盛期で召喚された。<br/> だから、主義も違うし考え方も違う。俺は少なくとも、アイツを倒す気でいるよ。」
:第一ルート5日目。アルジュナから「大帝というサーヴァントは何者なのか?」と尋ねられての返答。「大帝」とはカール大帝……つまり、シャルル自身である。
:第一ルート5日目。アルジュナから「大帝というサーヴァントは何者なのか?」と尋ねられての返答。「大帝」とはカール大帝……つまり、シャルル自身である。
:それでも別側面として召喚されたからこそ、彼は大帝を拒絶し、打倒するために戦うのだった。
:それでも別側面として召喚されたからこそ、彼は大帝を拒絶し、打倒するために戦うのだった。