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| 真名 = ジェームズ・モリアーティ
 
| 真名 = ジェームズ・モリアーティ
 
| 読み =  
 
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| 外国語表記 =  
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| 外国語表記 = James Moriarty
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/Grand Order]]
 
| 声優 = 土師孝也
 
| 声優 = 土師孝也
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| 性別 = 男性
 
| 性別 = 男性
 
| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
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| 一人称 = 私
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| 二人称 = 君
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| 三人称 = 彼/彼女
 
| 異名 =  
 
| 異名 =  
 
| 愛称 =  
 
| 愛称 =  
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}}
 
}}
 
==概要==
 
==概要==
   
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。亜種特異点Ⅰで真名が明かされる前は'''新宿のアーチャー'''と呼称されている。
 
「[[アーチャー|弓兵]]」の[[サーヴァント]]。亜種特異点Ⅰで真名が明かされる前は'''新宿のアーチャー'''と呼称されている。
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: こうして目的の完全遂行まであと一歩というところまで漕ぎ付けたが、駆けつけた[[巌窟王 エドモン・ダンテス|厳窟王]]と[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の二人により救出された[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]と、この時の為に身を隠していた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]ら二名が二次創作という形で無数の名探偵達――本来彼と戦うべきシャーロック・ホームズには届かないまでも名だたる探偵達の幻霊――を召喚。彼らに力を与えられた主人公に"この事件の犯人である事を完全に証明され"弱体化し、敗北を喫する。
 
: こうして目的の完全遂行まであと一歩というところまで漕ぎ付けたが、駆けつけた[[巌窟王 エドモン・ダンテス|厳窟王]]と[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]の二人により救出された[[ウィリアム・シェイクスピア|シェイクスピア]]と、この時の為に身を隠していた[[ハンス・クリスチャン・アンデルセン|アンデルセン]]ら二名が二次創作という形で無数の名探偵達――本来彼と戦うべきシャーロック・ホームズには届かないまでも名だたる探偵達の幻霊――を召喚。彼らに力を与えられた主人公に"この事件の犯人である事を完全に証明され"弱体化し、敗北を喫する。
 
: 本来ならば幻霊探偵の支援を受けた主人公を相手にしてもなお充分な勝算はあったのだが、魔弾を命中させる為にどうしても消す事が出来なかった、主人公を大切に想う心が敗北の一因となってしまった。
 
: 本来ならば幻霊探偵の支援を受けた主人公を相手にしてもなお充分な勝算はあったのだが、魔弾を命中させる為にどうしても消す事が出来なかった、主人公を大切に想う心が敗北の一因となってしまった。
: 落下中であった隕石も[[エミヤ〔オルタ〕]]と[[セイバーオルタ]]の宝具攻撃によって粉砕・一掃され、計画は完全に失敗。
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: 落下中であった隕石も[[エミヤ〔オルタ〕]]と[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の宝具攻撃によって粉砕・一掃され、計画は完全に失敗。
 
: 全てが終結した後、いつの日か正式に契約するかも知れない主人公に激励をかけ、初めて「正義の味方」という役割を体験できたことに満足したように消滅した。
 
: 全てが終結した後、いつの日か正式に契約するかも知れない主人公に激励をかけ、初めて「正義の味方」という役割を体験できたことに満足したように消滅した。
 
;人物
 
;人物
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: 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。
 
: 胡散臭い喋りでジョークをよく飛ばすなど愉快な印象を与える人物。一方で途轍もない頭脳を有しており、冷静な観察眼と計算を以て行動をしている。
 
: 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが、本来は[[キャスター]]らしく自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。
 
: 魔弾の射手の幻霊「マックス」を取り込んだことによりアーチャーになっているが、本来は[[キャスター]]らしく自身の霊基がそう訴えているのを感じていた。
: 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く、「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ。(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える。)いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。
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: 「黒い聖剣を使用する剣士の少女」という程度の情報から[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|アルトリア・オルタ]]の真名を推測するほどの高い推理力を持つ<ref group = "注">とはいえその推理の過程には明らかに無理があるものも多く「知らない筈の事をうっかり口を滑らせてしまったため、咄嗟にそれっぽい推理を後付けしてごまかした」という解釈も成り立つ。(そもそもエクスカリバーは英霊間の知名度が極めて高いうえセイバーオルタは風王結界による隠蔽も行わないため、英国圏の英霊であるモリアーティなら知っていて当然レベルとも言える。)いずれにせよ真名推理を前提として動けるほどの智謀を持つ事は変わらない。</ref>。
 
: また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。
 
: また、戦闘においても時間稼ぎを目的とした戦闘をきっちり予想通りの秒数で終わらせるほど理知的で、時折数式やギャンブル用語に例えている。
 
: 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。
 
: 本来は悪役であり、宿敵であるホームズはおろか彼自身も「モリアーティという存在」に善心が存在したことに驚きを感じていた(最も、この善心は前述の通り「元々持っていた」訳でもないようだが)。
: 他、無意味な死を何より嫌うと自称している。
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: 無意味な死を何より嫌うと自称している他、原点におけるモリアーティ像と容姿が異なるのは、ホームズが意図的に虚偽を流した可能性が高いとされている。
 
;能力
 
;能力
: カメレオンの持ち手が特徴なステッキは、サーベルと銃を仕込んでおり、遠距離と近距離に対応できる。
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: カメレオンの持ち手が特徴なステッキはサーベルを仕込んでおり、遠距離と近距離に対応できる。
 
: 主武装としている超過剰武装多目的棺桶『ライヘンバッハ』は重機関銃にロケットランチャー、ビーム砲といった多様な小型兵器を内蔵しており、[[幻霊]]「マックス」を取り込んだことで技術的に狙いを付けなくても敵に背中を向けていてさえも当たるようになっている。また、これ自体を振り回して敵に叩きつけたりもする。
 
: 主武装としている超過剰武装多目的棺桶『ライヘンバッハ』は重機関銃にロケットランチャー、ビーム砲といった多様な小型兵器を内蔵しており、[[幻霊]]「マックス」を取り込んだことで技術的に狙いを付けなくても敵に背中を向けていてさえも当たるようになっている。また、これ自体を振り回して敵に叩きつけたりもする。
 
: 他、催眠術を使って対象の記憶を消したりもできる。
 
: 他、催眠術を使って対象の記憶を消したりもできる。
: 武器も、その扱い方もすべてが合理的であり、戦場を的確に把握し、部下を使って敵を追い込む。しかし真に恐ろしいのは、不確定要素を排除するどころかその不確定要素すら予測し計画に組み込んでしまえる圧倒的な頭脳。
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: 武器も、その扱い方も全てが合理的であり、戦場を的確に把握し、部下を使って敵を追い込む。しかし真に恐ろしいのは、不確定要素を排除するどころかその不確定要素すら予測し計画に組み込んでしまえる圧倒的な頭脳。
 
: ただし「犯罪者は探偵に敗れる」事、および彼自身が「一度も誰かに犯人だと特定されたことがない犯罪者」という基盤で英霊として成り立つ特性が原因で、探偵系のサーヴァントやその力を借りた存在に「(起こした事件の)犯人だと特定される」ことで力が抜けていき、極端に弱体化してしまう事が唯一の弱点となっている。
 
: ただし「犯罪者は探偵に敗れる」事、および彼自身が「一度も誰かに犯人だと特定されたことがない犯罪者」という基盤で英霊として成り立つ特性が原因で、探偵系のサーヴァントやその力を借りた存在に「(起こした事件の)犯人だと特定される」ことで力が抜けていき、極端に弱体化してしまう事が唯一の弱点となっている。
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; 終局的犯罪(ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド)
 
; 終局的犯罪(ザ・ダイナミクス・オブ・アン・アステロイド)
 
: ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:100人
 
: ランク:A+<br />種別:対軍宝具<br />レンジ:1~99<br />最大捕捉:100人
: 彼が目指す窮極の破壊、「惑星破壊」を具現化した宝具。
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: モリアーティが目指す窮極の破壊「惑星破壊」を具現化した宝具。
: アーチャーとしてのサーヴァントとして召喚されたため「対軍」に留まっているが、本来ならば「対都市」「対国」のランクである。
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: 巨大な杭で大地を穿ち、地割れに全てを呑み込ませる。
: 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能だった。
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: サーヴァントとして召喚されたため「対軍」に留まっているが、力を増幅させれば「対都市」「対国」と範囲が広がっていく。
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: 真名判明前でも疑似宝具として問題なく使用が可能で『悪性隔絶魔境 新宿』においてはこの宝具を最大活用する事で、地球の破壊まであと一歩と迫った。
 
:『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵単体に超強力な攻撃」という効果のBuster宝具。
 
:『Grand Order』では「敵単体の防御力をダウン<ref group = "注" name="3ターン">3ターン</ref><ref group = "注" name="オーバーチャージで効果UP">オーバーチャージで効果UP</ref>&敵単体に超強力な攻撃」という効果のBuster宝具。
 
; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム)
 
; 終局的犯罪(カタストロフ・クライム)
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==真名:ジェームズ・モリアーティ==
 
==真名:ジェームズ・モリアーティ==
:ジェームズ・モリアーティ。シャーロック・ホームズシリーズにおいて、ホームズ最大最強のライバルとして名高い数学教授。
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:ジェームズ・モリアーティ。シャーロック・ホームズシリーズに登場した、ホームズ最大最強のライバルとして名高い数学教授。
:登場した作品はわずか三作。その殆どはホームズの言葉でしか登場しないにも関わらず、ホームズ最後の事件の暗躍によって、絶大な支持を受けた悪のカリスマ。
+
 
 +
:登場した作品はわずか三作。しかもそのほとんどがホームズの伝聞でしか登場しない状況にも関わらず『ホームズ最後の事件』の暗躍によって絶大な支持を受け、モリアーティの名前は邪悪のカリスマとしてミステリー史上に燦然と輝いている。
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:シャーロック・ホームズシリーズそのものも、あらゆる「ミステリ」の開拓者と呼ぶべき作品群であるが、ジェームズ・モリアーティもまた「咎を受けることなく、犯罪を画策する」犯罪者のカリスマとしての根源的存在であるといえよう。
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:天才、哲学者、思索家、極めて優れた頭脳、「犯罪界のナポレオン」。表向きは数学者・教師であり、その組織網はヨーロッパ中に広がったとされる。
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:ただし、執筆した論文の一つ『小惑星の力学』は表にほとんど出ることなく闇に葬られており、アイザック・アシモフはそれを着想にして黒後家蜘蛛の会シリーズの短編『終局的犯罪』を執筆した。
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:天才、哲学者、思索家、極めて優れた頭脳、「犯罪界のナポレオン」。ただの数学教授でありながら、その組織網はヨーロッパ中に広がったとされる。
   
:証拠を残さず君臨し続けたが故に、彼は一度たりとも、名指しで犯人とされたことはなかった。故に、犯人と指差された瞬間、これほどまでに弱体化する。
 
:証拠を残さず君臨し続けたが故に、彼は一度たりとも、名指しで犯人とされたことはなかった。故に、犯人と指差された瞬間、これほどまでに弱体化する。
 
:作中で明かされた設定によると、「犯罪コンサルタント」のような仕事に携わっていたとされている。
 
:作中で明かされた設定によると、「犯罪コンサルタント」のような仕事に携わっていたとされている。
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;小惑星の力学
 
;小惑星の力学
:The Dynamics of an Asteroid…シャーロック・ホームズシリーズでは『恐怖の谷』で言及された、彼の手による論文。
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:『The Dynamics of an Asteroid』。シャーロック・ホームズシリーズでは『恐怖の谷』で言及された、彼の手による論文。
 
:ホームズ曰く「純粋数学の最高峰に分け入った論文」であると言われている。
 
:ホームズ曰く「純粋数学の最高峰に分け入った論文」であると言われている。
 
:『Fate/Grand Order』での実体は「惑星破壊」の方法についての論文であり、この論文を実証したいと思った事が悪の道に入る切っ掛けになったように描かれている。
 
:『Fate/Grand Order』での実体は「惑星破壊」の方法についての論文であり、この論文を実証したいと思った事が悪の道に入る切っ掛けになったように描かれている。
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