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**余談だが第四章以前にも『[[氷室の天地 Fate/school life]]』におけるぼくの考えた最強偉人募集でひっそりと登場していた。(あくまでも古代ヘブライ伝承上のソロモン王であって本人ではないが)
 
**余談だが第四章以前にも『[[氷室の天地 Fate/school life]]』におけるぼくの考えた最強偉人募集でひっそりと登場していた。(あくまでも古代ヘブライ伝承上のソロモン王であって本人ではないが)
 
***能力名は『ソロモン王の指輪』と普通に伝承通りだが、画風は'''某妖怪漫画家'''的なアレであって指輪というより笛を吹いて十二使徒を使役する方になってしまっている。
 
***能力名は『ソロモン王の指輪』と普通に伝承通りだが、画風は'''某妖怪漫画家'''的なアレであって指輪というより笛を吹いて十二使徒を使役する方になってしまっている。
*『Grand Order』最終章での戦いによって、彼の痕跡は時空を超越した場である「英霊の座」からさえ消え去った。が、これによって現代の世界に生じる弊害のようなものは特に描写されていない。「ソロモンから生まれ出でたモノの完全消滅」とくれば、彼が築いた魔術の基礎の部分が魔術師たちの記憶から消失したり、もっと言えば誕生に彼の関わったカルデアが消滅でもしそうなモノだが特にそういった描写はない。あくまで「ソロモンが自らの手で直接産みだしたものが対象」ということか。
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*あくまで「ソロモンが自らの手で直接産みだしたものが対象」ということか。
 
*何気に現状では唯一の、'''聖杯戦争に参加して優勝し、自身の願いを(自身の望む形で)叶えることに成功した'''サーヴァント。
 
*何気に現状では唯一の、'''聖杯戦争に参加して優勝し、自身の願いを(自身の望む形で)叶えることに成功した'''サーヴァント。
    
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
 
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; 『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』が齎した結果
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: FGO第一部最終章において重要な役割を担った『訣別の時来たれり、其は世界を手放すもの』だが、この効果については疑問点が残る。
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: まず、FGO最終章が完結した際にゲーム内プロフィール欄に書かれた「遠い未来において「魔術」が人間にとっての悪になった時、これを滅ぼすためにソロモンが用意した安全装置とも言える。己の姿や功績が二度と地上に現れない以上、英霊の座からも消滅し、ソロモン王の痕跡は世界や人類史から全て消え去り、人類では誰も到達していない終わり、本当の意味での「無」に至る。」という記載。
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: これをそのまま受け取った場合、これによって現代の世界に生じるであろう弊害のようなものは特に描写されていないという点が当時疑問として挙げられた。「ソロモンから生まれ出でたモノの完全消滅」とくれば、彼が築いた魔術の基礎の部分が魔術師たちの記憶から消失したり、もっと言えば誕生経緯に彼の直接関わったカルデアが消滅でもしそうなモノだが特にそういった描写はない、というものである。
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: 後にこれを受けてか「FGOmaterialⅣ」においてソロモンの項の宝具欄に「ソロモンの完全消滅とは彼の痕跡がなくなるという意味ではなく、「彼が成すべき事をすべて終了した」という意味合いとなる。」「あらゆる生命はその完結時・終了時に「やり残し」が存在し、その者がどれほど完璧な人生を送ろうと残される「余剰」を後に続く人々が受け持つ事で人類史の轍は作られる。それに対し、生命の宿題/この宇宙で成すべきタスクすべてを完璧に成し遂げ、やり残しを完全に無くした状態になったことで、ソロモンは自らの存在意義と役目を完結させたのだ。」と解説が加えられた。
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: これによりソロモンの消滅による現世への影響が現れなかったことへの回答が得られた……ように見えるが、materialにおいても「遠い未来において「魔術」が人間にとっての悪になった時、これを滅ぼすためにソロモンが用意した安全装置とも言える。」という一文には変化がなかった。
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: ゲーティアが将来人理を滅ぼそうとする未来を予見していなかったであろうことを考えれば、ここで言う「魔術」がゲーティアを指していないだろうことは間違いない。
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: 一体ここで言う「魔術」とは何を指し、そして如何様にして抑止されるはずだったのだろうか……。
 
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
 
===注釈===
 
===注釈===
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