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『塔』はこの世界を貫いている巨大な光の柱。これは聖槍の在り方がカタチとなったものであり、本来の姿。<br>『槍』はその塔が地上に落とした影のもの。塔の能力、[[権能]]をそのまま使える個人兵装。<br>『塔』は世界の果てに在り続けるもの、『槍』は塔の管理者が持ち続ける武器。例えるならば、塔が本体で槍は子機という事である。
『塔』はこの世界を貫いている巨大な光の柱。これは聖槍の在り方がカタチとなったものであり、本来の姿。<br>『槍』はその塔が地上に落とした影のもの。塔の能力、[[権能]]をそのまま使える個人兵装。<br>『塔』は世界の果てに在り続けるもの、『槍』は塔の管理者が持ち続ける武器。例えるならば、塔が本体で槍は子機という事である。
「聖槍は健在なり」と人間に示したものであり、実際に塔としてあるようだが、『世界の果て』にあるため人間には永遠に辿り着けない。<br>塔は世界の果てにそびえながら、人界のすべてを見通し、見守っている。
===世界の裏側===
===世界の裏側===
『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』の舞台である西暦1273年のエルサレムに現れた理想都市。細部こそ異なるが、円卓の城キャメロットと似通っている。<br>聖地の上に一夜にして築かれたが、それもその筈、あの都市は「聖槍」そのもの。
『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』の舞台である西暦1273年のエルサレムに現れた理想都市。細部こそ異なるが、円卓の城キャメロットと似通っている。<br>聖地の上に一夜にして築かれたが、それもその筈、あの都市は「聖槍」そのもの。
[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]は聖都に理想都市を作り、選ばれた人間を集めたが、その実態は理想都市で生きる為ではなく、理想の人間として集めたに過ぎない。<br>選ばれた人間を保護したというが、真相は逃がさないように閉じ込めた。故に聖都に運ばれた人間は、みな聖槍の中に仕舞われたようなもの。<br>ちなみに清らかな人間というのは「清く正しい人間」をではなく、「何が起ころうと正しい行いしかできない人間たち」である。
[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]は聖都に理想都市を作り選ばれた人間を集めたが、その実態は理想都市で生きる為ではなく、理想の人間として集めたに過ぎない。<br>選ばれた人間を保護したというが、真相は逃がさないように閉じ込めた。故に聖都に運ばれた人間は、みな聖槍の中に仕舞われたようなもの。<br>ちなみに清らかな人間というのは「清く正しい人間」をではなく、「何が起ころうと正しい行いしかできない人間たち」である。
ヘルメスの計算によると、聖槍には五百人分の魂が収納でき、獅子王は聖都を最果ての塔にし、聖都にいるものを聖槍に取り込ませる。<br>こうなれば生命として活動する余地はなく、生きるか死ぬかという話ではなくなり、皆“善良な人間の要素”として管理される。<br>聖都は収束し、一つの塔になるが、その塔の中には圧縮された地獄があり、獅子王の元で人間の価値を証明するように永久に保管される。
ヘルメスの計算によると、聖槍には五百人分の魂が収納でき、獅子王は聖都を最果ての塔にし、聖都にいるものを聖槍に取り込ませる。<br>こうなれば生命として活動する余地はなく、生きるか死ぬかという話ではなくなり、皆“善良な人間の要素”として管理される。<br>聖都は収束し、一つの塔になるが、その塔の中には圧縮された地獄があり、獅子王の元で人間の価値を証明するように永久に保管される。
無論、『塔』が出来るという事は、その一帯は全て『世界の果て』になり、『塔』という完全な世界を作る代わりに、『塔』の外の世界は消滅する。<br>第六特異点が異例中の異例で人理定礎値がEXになっているのは、崩壊が始まり、既に“世界のどこでもない”場所だったからである。
無論、『塔』が出来るという事は、その一帯は全て『世界の果て』になり、『塔』という完全な世界を作る代わりに、『塔』の外の世界は消滅する。<br>第六特異点が異例中の異例で人理定礎値がEXになっているのは、崩壊が始まり、既に“世界のどこでもない”場所だったからである。
ゲーティアの[[特異点#人理焼却|大偉業]]により人理は焼却され、人類史は無に返される。そして神が人間によって生み出された以上、人間が消滅すれば神もまた存在できない。<br>
[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]もまた人間を愛している神の一つとして、何を犠牲にしようとも人間たちを残すことを決め、清き魂を集めて、聖槍に保管することにした。
だがこの行いは主人公から「ただの標本」と否定され、獅子王との最終決戦の末にベディヴィエールによって聖剣返還を成され、この時代を乱した原因である聖槍、ひいては聖都は消滅に至る。
===ロンゴミニアドLR===
===ロンゴミニアドLR===
『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて存在が明かされた、[[サーヴァントユニヴァース]]における二本一組の聖槍。
『Fate/Grand Order』の期間限定イベント『サーヴァント・サマー・フェスティバル!』にて存在が明かされた、[[サーヴァントユニヴァース]]における二本一組の聖槍。
その実体はこの宇宙における最古のアーティファクトであり、広がり続ける宇宙の最前線として「宇宙の果て」を定義するもの。そのため、この宇宙の外の法則で動く存在である[[フォーリナー]]を打倒し得る、まさしく数少ない天敵の一つ。
「無を食い破る力」という[[魔法|第一魔法]]を思わせるとんでもない力を持つ他、解放により光の槍が突き立てられることでその場所を擬似的に「宇宙の果て」と定め、敵を事象の地平に吹き飛ばす。
==関連人物==
==関連人物==
==メモ==
==メモ==
*アルトリア・ペンドラゴンが聖剣を使う場合と聖槍を使う場合とでサーヴァントとしての姿が変わるのは『Fate/Grand Order』でも描写されているが、聖槍を使う場合のランサーもオルタ・ランサーもセイバーに比べるとお胸のサイズがとんでもないことになっている。このため、グレイが聖槍を持ってしまった事で肉体が変質していることも合わせて、'''「ロンゴミニアドは巨乳好き」'''などと一部では言われてしまっている。
*アルトリア・ペンドラゴンが聖剣を使う場合と聖槍を使う場合とでサーヴァントとしての姿が変わるのは『Fate/Grand Order』でも描写されているが、聖槍を使う場合のランサーもオルタ・ランサーもセイバーに比べるとお胸のサイズがとんでもないことになっている。このため、グレイが聖槍を持ってしまった事で肉体が変質していることも合わせて、'''「ロンゴミニアドは巨乳好き」'''などと一部では言われてしまっている。
**実際のところは聖剣のほうに成長を止める作用があったためにセイバーの体格が少年のようになってしまったのであり、ロンゴミニアドにそういう性質があるのではなく、アルトリアが普通に成長した結果このようなサイズになるだけと思われる。
**実際のところは聖剣のほうに成長を止める作用があったためにセイバーの体格が少年のようになってしまったのであり、ロンゴミニアドにそういう性質があるのではなく、'''アルトリアが普通に成長した結果'''このようなサイズになるだけと思われる。
== 脚注 ==
== 脚注 ==