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449 バイト追加 、 2018年10月9日 (火) 22:29
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:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ「衛宮士郎」より。</ref>。
 
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ「衛宮士郎」より。</ref>。
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:頼まれ事は断らない、目に付いた人助けはオートで行うと言われているが、「自分にできる事しか引き受けられない」と徹底し、悲観している。<ref group="注">このあたりが遠坂凛との微妙な、しかし決定的な違い。</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520969502729588736 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月11日9:13]</ref>。
 
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
 
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
 
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされてしまった後天的異常者である。
 
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされてしまった後天的異常者である。
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