差分

2,333 バイト追加 、 2018年10月30日 (火) 09:55
141行目: 141行目:  
: 自身がパッションリップと同じく被虐体質持ちであること告白する。
 
: 自身がパッションリップと同じく被虐体質持ちであること告白する。
 
: 『屍山血河舞台 下総国』での悲惨な末路や方々で垣間見られる不幸属性の要因は彼女の体質的なものなのかもしれない…
 
: 『屍山血河舞台 下総国』での悲惨な末路や方々で垣間見られる不幸属性の要因は彼女の体質的なものなのかもしれない…
 +
 +
;「ならば放っておいていただきたい! 拙者は、巡り巡って、新たなお館様を得た!」<br>「私を……! 忍びを……!」<br>「使い潰すべきものを使い潰そうともされぬ、二度とは仕えられぬであろう御方に巡り合えたのだ!」<br>「私は! 私は……!! もっと忠義を尽くしたい!」<br>「もっともっとこの身を役立てたい! 最後の最後まで!」<br>「な・の・に!」<br>「どうして邪魔をするのよ! あなたが!」
 +
: 幕間『蛇―――我が身を這い回るものよ』にて、千代女の苦手なものを見抜き、ひたすらシミュレーターで蛇を仕掛けてくる酒呑童子への叫び。
 +
: 忍びは主君あってこそと語るだけに忠義は前提であるが、稀有なマスターの在り方に理想を重ね、その巡り合いに喜びを感じている。
 +
: それだけに、その主の前で弱みを暴こうとする(そのような意図はないが)酒呑童子に激しい怒りをぶつけている。
 +
: 日頃忍びであろうとする千代女が、感情を御せずに女言葉になっている辺り、その怒りの深さが伺える。
 +
 +
;「ち、ち、忠義と思慕は別物にござる!」
 +
: 同上。マスターの命令であれば<ruby><rb>褥</rb><rt>しとね</RT></RUBY>も共にできると答えた千代女に、「浮気しはるん?」と指摘されて。
 +
: 二度ほど重ねて、夫を比較に出されたことで、主従関係への愚弄を感じた千代女の怒りは頂点に達した。
 +
: なお二度に渡る質問に対して、二度共同じ言葉でどもっているので、やや複雑な感情を抱ていることが伺える。
 +
 +
;「如何に、如何に伊吹の御子とて……我が祖・甲賀三郎の……」<br>「呪われし血が……如何に……拙者の躰を苛もうとも! それ以上は!」<br>「口を開くならば、お覚悟召されよ! ―――童子殿!」
 +
: 同上。自身のトラウマを刺激する存在そのものとも言える酒呑童子に向かって。
 +
: それでも力の差はあり敗北濃厚ではあったが、千代女の姿を見て満足したのか、酒呑童子は敗北を認めて去っていった。
    
==メモ==
 
==メモ==
476

回編集