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**EXTRAマテリアル記載のステータスでは『鮮血魔嬢』は「対人宝具」であるが、用語集の方では「対軍宝具」と記載されており、どちらか片方のみが正式採用された設定なのか、あるいは軍神五兵などのように2つ以上の種別を持つ宝具なのかは現在不明。ただしステータスの方には「ちなみにどれ'''ぼ'''ど広範囲であろうと、種別は'''大'''軍ではなく対人」と<del>短い中に2箇所も誤字りながら</del>追記されている。
 
**EXTRAマテリアル記載のステータスでは『鮮血魔嬢』は「対人宝具」であるが、用語集の方では「対軍宝具」と記載されており、どちらか片方のみが正式採用された設定なのか、あるいは軍神五兵などのように2つ以上の種別を持つ宝具なのかは現在不明。ただしステータスの方には「ちなみにどれ'''ぼ'''ど広範囲であろうと、種別は'''大'''軍ではなく対人」と<del>短い中に2箇所も誤字りながら</del>追記されている。
 
**『鮮血魔嬢』に当てられているバートリ・エルジェーベトという読みは彼女の真名をハンガリー語(マジャル語)表記したもので、ハンガリーではアジア圏言語と同様に姓→名の順で表記される。<br>ただ、彼女が活動していた当時、ハンガリーは神聖ローマ帝国(ドイツ)の支配下にあったため、ドイツ語表記された名前も正しい名前の一つである。
 
**『鮮血魔嬢』に当てられているバートリ・エルジェーベトという読みは彼女の真名をハンガリー語(マジャル語)表記したもので、ハンガリーではアジア圏言語と同様に姓→名の順で表記される。<br>ただ、彼女が活動していた当時、ハンガリーは神聖ローマ帝国(ドイツ)の支配下にあったため、ドイツ語表記された名前も正しい名前の一つである。
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*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果を持つチートスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰してエクストラターンを1回だけ発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
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**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
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**ただし上述の通り上位級の英霊である彼女に比べて主人公のサーヴァントは「セイバークラス条件を満たしていないセイバー」「架空の英霊で、認められていない名も無き正義の味方の代表者でしかないアーチャー」「Aランクサーヴァントの1割未満の戦闘能力しかないキャスター」「弱体化しており(宝具開放あたりまで)互いの信頼関係もやる気も薄い慢心王」といった性能に難のある面々揃い。また主人公が 戦局眼が凛やレオと同等以上と言われていることを考えると主人公が上位英霊と組んだら実際これぐらいの力量があった可能性もある。
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*『Grand Order』での宝具『鮮血魔嬢』は呪いでHPが0になることを除けばCCCに忠実な効果となっている。<del>若干威力が物足りないのも一緒</del>
 
*サーヴァントとしての評価はB+〜Aランク相当の英霊。ガウェインに言わせればそこまで高くもないらしいが、このランクはそのガウェインに迫る上位級の英霊の評価である。
 
*サーヴァントとしての評価はB+〜Aランク相当の英霊。ガウェインに言わせればそこまで高くもないらしいが、このランクはそのガウェインに迫る上位級の英霊の評価である。
 
**本来なら一貴族の女性である彼女が、ここまでの強さを持つとは驚きである。ただ、月の裏側では反英雄に属するサーヴァントの方が力が増すらしく、それも関連していると思われる。
 
**本来なら一貴族の女性である彼女が、ここまでの強さを持つとは驚きである。ただ、月の裏側では反英雄に属するサーヴァントの方が力が増すらしく、それも関連していると思われる。
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**では彼女が『EXTELLA』での寝返った相手である[[アルキメデス]]に貢献したかというとそうではなく、肝心の奪わせたレガリア(指輪)を食べるわ、大した考えも無くアルテラ本体の封印をぶった切ってしまった事で計画が一気に瓦解するわ、なので……。とりあえず学士殿に合掌。
 
**では彼女が『EXTELLA』での寝返った相手である[[アルキメデス]]に貢献したかというとそうではなく、肝心の奪わせたレガリア(指輪)を食べるわ、大した考えも無くアルテラ本体の封印をぶった切ってしまった事で計画が一気に瓦解するわ、なので……。とりあえず学士殿に合掌。
 
***更に言えば『CCC』でBBについている時も、主人公たちに連戦連敗。しまいにはBBに「負け犬」呼ばわりされる始末。が、どちらの場合も見捨てられることなく一応最後まで戦い続けているので、期待はされていたのかそれとも余程人手が足りなかったのか、とにかくある意味で「愛されキャラ」ではあった模様。
 
***更に言えば『CCC』でBBについている時も、主人公たちに連戦連敗。しまいにはBBに「負け犬」呼ばわりされる始末。が、どちらの場合も見捨てられることなく一応最後まで戦い続けているので、期待はされていたのかそれとも余程人手が足りなかったのか、とにかくある意味で「愛されキャラ」ではあった模様。
*CCCでパートナーとなっている時の彼女は'''恐ろしいほどに強い'''。<br>スキル「恋愛夢想の現実逃避(セレレム・アルモディック)」は発動時こそ無防備になるが、相手のスキルを除く全ての手に3手分勝利する、つまりは[[ロビンフッド|アーチャー]]の「顔の無い王」と同じ効果を持つチートスキルである。使えばほぼ'''毎ターン相手の手の半数を潰してエクストラターンを1回だけ発生させる'''という脅威のスキルであり、彼女の筋力の高さも相まって何も考えなくても相手は死んでいく。<br>「拷問は血税の如く(アドー・キーンザース)」は、与えたダメージ分自分のHPを回復するスキルだが、このスキル自体の威力がかなり高い上に回復量がなんと'''与えたダメージの100%'''なため、『敵に大ダメージを与えつつ自分はHPを大量回復』することが可能とこちらも強力。適度に使用していればまず死ぬことがない安定感抜群の攻撃兼回復スキルであり、宝具の使用条件である「HP50%以下」を満たしても、宝具使用後これを使うだけでHPを安全圏まで持ち直せる。<br>他にも消費MPのわりに高威力な「絶頂無情の夜間飛行(エステート・レピュレース)」や、成功率100%というキャス狐の「呪相・密天」を大幅に上回るガードスタン効果を持つ「徹頭徹尾の竜頭蛇尾(ヴェール・シャールカーニ)」、ギルガメッシュの「天の鎖」より遥かに強力な麻痺効果を持つ「不可避不可視の兎狩り(ラートハタトラン)」など、優秀なスキルが目白押しとなっている。<br>多くのゲームでは「敵が味方になると弱体化する」パターンが多いが、彼女の場合は「味方になっても強いまま」であった。というかスキルが全て強化、あるいは制限解除されており、十分すぎるほどに強かった衛士時に輪をかけて強い。これが愛の力なのだろうか……。
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*彼女が[[鬼王朱裸|ビジュアル系に感化された際に名乗った「エリザベートJAPAN」]]はヴィジュアル系ロックバンド「X JAPAN」、バレンタインイベントでの「カレーが辛かった」という理由でのドタキャンは同バンドのリーダーを務めるYOSHIKI氏の実話(同じ理由によりライブ前のリハーサルから帰宅してしまった)に由来したもの。
**メタ的な意見を言えば、後戻りのできないダンジョンでプレイヤーが詰まないように配慮されたと考えられる。
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**X JAPANのメジャー・デビュー・アルバム『BLUE BLOOD』(同作リリース当時は「X」名義)の11曲目に収録されている'''『ROSE OF PAIN』'''という楽曲は、YOSHIKI氏がそのものずばりエリザベートの史実における残虐な逸話に着想を得て作詞・作曲した楽曲である。この縁が『Grand Order』以降の彼女にフィードバックされているのであろう。
**ただし上述の通り上位級の英霊である彼女に比べて主人公のサーヴァントは「セイバークラス条件を満たしていないセイバー」「架空の英霊で、認められていない名も無き正義の味方の代表者でしかないアーチャー」「Aランクサーヴァントの1割未満の戦闘能力しかないキャスター」「弱体化しており(宝具開放あたりまで)互いの信頼関係もやる気も薄い慢心王」といった性能に難のある面々揃い。また主人公が 戦局眼が凛やレオと同等以上と言われていることを考えると主人公が上位英霊と組んだら実際これぐらいの力量があった可能性もある。
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**アイドルを目指して歌唱に励む彼女であるはずが、同一視されることを忌避しているメタル寄りの楽曲を多く揃えるX JAPAN由来のエピソードを有することになってしまったのは皮肉なものである。
*『Grand Order』での宝具『鮮血魔嬢』は呪いでHPが0になることを除けばCCCに忠実な効果となっている。<del>若干威力が物足りないのも一緒</del>
      
== 話題まとめ ==
 
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匿名利用者