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337 バイト追加 、 2018年12月4日 (火) 23:39
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:魔術によって形成されたスプリガン、ゴーレムなどが該当する。
 
:魔術によって形成されたスプリガン、ゴーレムなどが該当する。
 
:[[ダビデ]]は「巨人を倒す者」であるため、世界にある「巨人とされるもの」が集まってしまう。
 
:[[ダビデ]]は「巨人を倒す者」であるため、世界にある「巨人とされるもの」が集まってしまう。
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;巨人種
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:北欧に出現した人型の巨大生物。強力で神秘を備えた存在。上記の巨人のカテゴリの一つ。
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:多くは古き神秘が息づいていた時代に存在したとされる。[[魔術師]]でさえ、化石や骨はともかく実物はそう見ない。
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:神秘が色濃く残された地域では生き残りが脅威となり、各時代の英雄に倒されてきた。神代には蔓延っていたが、[[ベオウルフ]]が生きていた時代では精々10メートル程度に留まっている。
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:北欧の巨人種は全環境対応型の存在で寒冷地や温暖地域でも活動できるが、本来は温かい土地の方が向いている。また、北欧の神々とは相容れなかったが、神々に並び立つほどの存在。ただの投石でさえ、巨人種が行うと神秘が付随される。
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:かつては北欧には強大な巨人種が多数生息していたとされるが、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの現代に於ける北欧で巨人種の目撃はほぼ皆無。
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:本来は遭遇できるようなものではなく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]がレイシフトした七つの時代でも、古代の巨人種を見かける事はなかった。古代の巨人種の情報がカルデアに存在しなかったため、ボーダーで接近を感知できなかった。
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:[[シャーロック・ホームズ]]は疑似霊子演算装置トライヘルメスに触れた際、巨人種についての秘匿データを閲覧していた。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ナポレオン]]が語ったによると巨人種狩りのコツは「戦う時には感覚器か脚を狙う事」。感覚器の集まる箇所は頭部であり、視覚を使って索敵する為、的もでかいので仮面越しでもダメージを与えると良いとか。脚は特に関節部を狙い、バランスを崩した巨体には打撃を叩き込みやすくなる。ぶっちゃけると別段特別ではなく定石、常道な戦法。威力のある武器を使っているなら重要器官を狙って一撃必殺も悪くはない。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]曰く炎の熱が全ての巨人を浸し、霜の巨人や山の巨人などのあらゆる巨いなるモノが歪み果て、炎の如き破壊者として振る舞う厄災と化した。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われており、絶対命令権によって操られており<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、破壊者としての習性を抑えている。だが命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに終焉の炎から生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。熱源を感知して人間、動物、英霊、御使いの区別なく襲い掛かる。霊的な視野か熱源感知能力を持っているとされるが、使っているのは結局は視覚。その多くは冬眠状態だが、僅かでも熱源が存在すれば、たちまち襲って喰らい尽くす。終盤に[[スルト]]の復活に共鳴して仮面を失い、神代に近しい力を取り戻しており、集落の結界を半日程で破壊するほど。
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:;ヨトゥン種
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::北欧神話に於ける霜の巨人。体長はおよそ5メートル。人型だが両腕が長い。何らかの言語を発しているが、どのような言語体系とも異なる獣の咆哮の様で解読できず、言葉も通じない。
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::北欧世界を構成する九つの領域の「氷凍領域ニヴルヘイム」と「火炎領域ムスペルヘイム」の二つが衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。それが北欧に於ける原初の巨人種、ユーミル。ユーミルの肉体から発生した数多の巨人種が<ruby><rb>霜の巨人</rb><rt>ヨトゥン/RT></RUBY>と呼ばれる。神々の時代に生まれた巨人。
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::ヨトゥン種は時に北欧の神々と交わり、新たな神や巨人を生んだという。ヨトゥン種の生き残りはやがて神話から零落し、後世の伝承に於けるトロールに変わったとされる。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、21世紀であるにも関わらず異聞帯で出現したものは、[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ベルグリシ種
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::北欧神話に於ける山の巨人。霜の巨人であるヨトゥン種とは友好的な存在。石の棍棒を持っている。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山の巨人に見付かった子は助からないと言われており、襲われている子を見つけたらすぐに逃げる事とされている。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ムスペル種
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::火の巨人。火の戦士。北欧神話に於ける炎の国ムスペルヘイムの住人。滅びの神話の担い手。
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::ヨトゥン種やベルグリシ種と比べると、手強いとされる実力を持つ。ムスペルからは硫化水素の火山の香り、硫黄の臭いがする。
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::斃れた仲間の骸を盾にするなど、勇猛で冷徹。岩石、氷塊の投擲を行う。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]によって仮面を付けられて操られるだけではなく、鎖によって拘束した状態で[[スカサハ=スカディ]]の城の地下に閉じ込められていた。
    
;クリチャーチ
 
;クリチャーチ
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;双角馬
 
;双角馬
:バイコーン。
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:バイコーン。名前の通り、二本の角を備えた馬のような幻想種。
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:ロシアの異聞帯では通常の馬が絶滅してしまっているためか、乗用動物としてはもっぱらこちらが利用されている、
    
;天馬
 
;天馬
:神代の幻想種。通常の天馬のランクは魔獣であり、そう強力な幻想種ではないが、[[メドゥーサ]]が召喚する個体は神代から存在し続けてきた個体で、幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。
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:神代の幻想種。一般的にはペガサスと呼ばれる、翼の生えた馬。
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:通常の天馬のランクは魔獣であり、そう強力な幻想種ではないが、[[メドゥーサ]]が召喚する個体は神代から存在し続けてきた個体で、幻獣の域に達しており、護りに関しては既に竜種に達している。
    
;デーモン
 
;デーモン
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:;[[ヴォルフガング・ファウストゥス]]
 
:;[[ヴォルフガング・ファウストゥス]]
 
::『[[Fate/Labyrinth]]』に登場したラミュロスの一員。自身の霊器再臨を目論み、迷宮の聖杯戦争を開催する。
 
::『[[Fate/Labyrinth]]』に登場したラミュロスの一員。自身の霊器再臨を目論み、迷宮の聖杯戦争を開催する。
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;巨人種
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:北欧に出現した人型の巨大生物。強力で神秘を備えた存在。
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:多くは古き神秘が息づいていた時代に存在したとされる。[[魔術師]]でさえ、化石や骨はともかく実物はそう見ない。
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:神秘が色濃く残された地域では生き残りが脅威となり、各時代の英雄に倒されてきた。神代には蔓延っていたが、[[ベオウルフ]]が生きていた時代では精々10メートル程度に留まっている。
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:北欧の巨人種は全環境対応型の存在で寒冷地や温暖地域でも活動できるが、本来は温かい土地の方が向いている。また、北欧の神々とは相容れなかったが、神々に並び立つほどの存在。ただの投石でさえ、巨人種が行うと神秘が付随される。
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:かつては北欧には強大な巨人種が多数生息していたとされるが、スウェーデンやデンマーク、ノルウェーなどの現代に於ける北欧で巨人種の目撃はほぼ皆無。
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:本来は遭遇できるようなものではなく、[[主人公 (Grand Order)|主人公]]がレイシフトした七つの時代でも、古代の巨人種を見かける事はなかった。古代の巨人種の情報がカルデアに存在しなかったため、ボーダーで接近を感知できなかった。
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:[[シャーロック・ホームズ]]は疑似霊子演算装置トライヘルメスに触れた際、巨人種についての秘匿データを閲覧していた。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』で[[ナポレオン]]が語ったによると巨人種狩りのコツは「戦う時には感覚器か脚を狙う事」。感覚器の集まる箇所は頭部であり、視覚を使って索敵する為、的もでかいので仮面越しでもダメージを与えると良いとか。脚は特に関節部を狙い、バランスを崩した巨体には打撃を叩き込みやすくなる。ぶっちゃけると別段特別ではなく定石、常道な戦法。威力のある武器を使っているなら重要器官を狙って一撃必殺も悪くはない。
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:『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]曰く炎の熱が全ての巨人を浸し、霜の巨人や山の巨人などのあらゆる巨いなるモノが歪み果て、炎の如き破壊者として振る舞う厄災と化した。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われており、絶対命令権によって操られており<ref group = "注">[[スカサハ=スカディ]]がひとたび襲えと言えば襲い、眠れと言えば眠りに就く。</ref>、破壊者としての習性を抑えている。だが命令に対してそれなりには動くが勤勉とは言えず、統率の取れた軍としては不適格<ref group = "注">[[シグルド]]と融合した[[スルト]]は「使い魔としては三流」と言っている。</ref>。さらに終焉の炎から生き残った巨人たちの「あらゆる熱を喰う」という本能は抑えられない。熱源を感知して人間、動物、英霊、御使いの区別なく襲い掛かる。霊的な視野か熱源感知能力を持っているとされるが、使っているのは結局は視覚。その多くは冬眠状態だが、僅かでも熱源が存在すれば、たちまち襲って喰らい尽くす。終盤に[[スルト]]の復活に共鳴して仮面を失い、神代に近しい力を取り戻しており、集落の結界を半日程で破壊するほど。
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:;ヨトゥン種
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::北欧神話に於ける霜の巨人。体長はおよそ5メートル。人型だが両腕が長い。何らかの言語を発しているが、どのような言語体系とも異なる獣の咆哮の様で解読できず、言葉も通じない。
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::北欧世界を構成する九つの領域の「氷凍領域ニヴルヘイム」と「火炎領域ムスペルヘイム」の二つが衝突で溶けだした霜が毒の川となり、毒がムスペルヘイムの熱に当てられて巨人と化した。それが北欧に於ける原初の巨人種、ユーミル。ユーミルの肉体から発生した数多の巨人種が<ruby><rb>霜の巨人</rb><rt>ヨトゥン/RT></RUBY>と呼ばれる。神々の時代に生まれた巨人。
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::ヨトゥン種は時に北欧の神々と交わり、新たな神や巨人を生んだという。ヨトゥン種の生き残りはやがて神話から零落し、後世の伝承に於けるトロールに変わったとされる。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では、21世紀であるにも関わらず異聞帯で出現したものは、[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ベルグリシ種
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::北欧神話に於ける山の巨人。霜の巨人であるヨトゥン種とは友好的な存在。石の棍棒を持っている。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では山の巨人に見付かった子は助からないと言われており、襲われている子を見つけたらすぐに逃げる事とされている。[[スカサハ=スカディ]]によって頭部を仮面で覆われている。
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:;ムスペル種
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::火の巨人。火の戦士。北欧神話に於ける炎の国ムスペルヘイムの住人。滅びの神話の担い手。
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::ヨトゥン種やベルグリシ種と比べると、手強いとされる実力を持つ。ムスペルからは硫化水素の火山の香り、硫黄の臭いがする。
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::斃れた仲間の骸を盾にするなど、勇猛で冷徹。岩石、氷塊の投擲を行う。
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::『無間氷焔世紀 ゲッテルデメルング』では[[スカサハ=スカディ]]によって仮面を付けられて操られるだけではなく、鎖によって拘束した状態で[[スカサハ=スカディ]]の城の地下に閉じ込められていた。
      
==[[竜種]]==
 
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