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| ===世界の裏側=== | | ===世界の裏側=== |
− | 神代の終わりに、幻想種たちが去っていった場所。アヴァロン等の理想郷は『星の魂の置き場所』であり、裏側とは別のもの。<br>物質的なくびきから解脱できない者、霊体になっても生きられない者は世界の裏側に移動できない。
| + | 神代の終わりに、幻想種たちが去っていった場所。<br>物質的なくびきから解脱できない者、霊体になっても生きられない者は世界の裏側に移動できない。 |
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| 神代の終焉を理解した幻想種たちが地上を譲り渡し、この場所に移動した。<br>現在の人間が住む世界とは、惑星の地表に薄く広がる織物のようなもので、その下に「地球」という惑星が存在する。<br>一方、世界の裏側とは人間が住む以前の世界、即ち、幻想種たちが闊歩していた時代の〝織物〟。<br>つまり地球は惑星の地表が一番下にあり、それを包んでいるのが惑星の地表に張り付いた〝織物〟の一つ「世界の裏側」である。<br>そして現在の物理法則が支配する世界は、この上に重ねられた別の〝織物〟に過ぎない。<br>この裏側の〝織物〟が剥がれてしまうと、今の世界が崩壊し世界が神代に逆戻りしかねない。<br>聖槍はそれを防ぐ為に裏側を世界に縫い付け、繋ぎとめている。それが『最果ての塔』と呼ばれる現象。 | | 神代の終焉を理解した幻想種たちが地上を譲り渡し、この場所に移動した。<br>現在の人間が住む世界とは、惑星の地表に薄く広がる織物のようなもので、その下に「地球」という惑星が存在する。<br>一方、世界の裏側とは人間が住む以前の世界、即ち、幻想種たちが闊歩していた時代の〝織物〟。<br>つまり地球は惑星の地表が一番下にあり、それを包んでいるのが惑星の地表に張り付いた〝織物〟の一つ「世界の裏側」である。<br>そして現在の物理法則が支配する世界は、この上に重ねられた別の〝織物〟に過ぎない。<br>この裏側の〝織物〟が剥がれてしまうと、今の世界が崩壊し世界が神代に逆戻りしかねない。<br>聖槍はそれを防ぐ為に裏側を世界に縫い付け、繋ぎとめている。それが『最果ての塔』と呼ばれる現象。 |
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| その実体はこの宇宙における最古のアーティファクトであり、広がり続ける宇宙の最前線として「宇宙の果て」を定義するもの。この宇宙のルールを守る「宇宙の天秤」とされ、この宇宙の外の法則である[[フォーリナー]]に直接的に対抗しうる武装の一つ。<br /> | | その実体はこの宇宙における最古のアーティファクトであり、広がり続ける宇宙の最前線として「宇宙の果て」を定義するもの。この宇宙のルールを守る「宇宙の天秤」とされ、この宇宙の外の法則である[[フォーリナー]]に直接的に対抗しうる武装の一つ。<br /> |
− | 「宇宙の果て」そのものであるという概念から、解放により光の槍が突き立てられることでその場所は擬似的に宇宙の果て、すなわち[[特異点]]をも問答無用で消滅させる「事象の地平面」へと変化する。
| + | 「宇宙の果てを示す<ruby><rb>階</rb><rt>きざはし</rt></ruby>」そのものとされる宝具であり、星雲の輝きを宿す。その性質上、ロンゴミニアドLRを真に解放して「光の柱」を建てることは、そこが宇宙の果てであると示すことと同義である。このため、解放に伴い周囲は自動的に'''事象の地平'''に近い状態へと変貌し、その領域は例え[[特異点]]が発生していようが問答無用で消滅する。<br/> |
| + | また、[[闇のコヤンスカヤ]]曰く、日本神話の天沼鉾も同じ性質を持っているとのこと。おそらく「国造り」の権能の本質が「果て」を定義することであると思われる。 |
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| + | ===ボイジャー=== |
| + | 1977年にアメリカ合衆国によって打ち上げられた地球外探査機。 |
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| + | サーヴァントになった[[ボイジャー]]は聖槍による「最果ての加護」と同種であるスキル「最果ての加護(宇宙)」を所持しており、人類や地球の文化を余すところなくゴールデンレコードに搭載したその在り方は、人類という種そのものの標本であり「人間版図の境界線」を示す聖槍のそれと同一である。 |
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| + | ===如意金箍棒=== |
| + | 中国の怪奇小説『西遊記』に登場する武器。作中では主人公である孫悟空の武器として登場する。<br/> |
| + | 元々は東海竜王の持ち物であり、武器ではなく海の底を突いて固める一種の工具だったのだが、押しかけてきた孫悟空が自身の力に見合う武器がないからと強引に持ち去っていった。 |
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| + | 『[[ロード・エルメロイⅡ世の冒険]]』で登場した際には上記の性質から、「世界を縫い留める」聖槍と同一の性質を持つのではないかと推測されていた。<br/> |
| + | また、世界各地の神話には聖槍と同一のものがいくつか見られるようである。 |
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| ==関連人物== | | ==関連人物== |
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| ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]] | | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]] |
| :王として台頭した後、聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。 | | :王として台頭した後、聖槍を主武装としたブリテンを統治したアーサー王のイフ。 |
− | ;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]] | + | :;[[女神ロンゴミニアド]] |
− | :聖槍を手にしたアルトリアが女神と成り果てる最中、聖杯の呪いさえも利用して自身を『嵐の王』として定義したイフ。 | + | ::[[ベディヴィエール]]が三度目においても聖剣を返還できなかったアーサー王のイフ。 |
− | ;[[女神ロンゴミニアド]] | + | ::非常に長い間に聖槍を持ち続けたことで精神構造は女神化している。 |
− | :[[ベディヴィエール]]が三度目においても聖剣を返還できなかったアーサー王のイフ。 | + | :;[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]] |
− | :非常に長い間に聖槍を持ち続けたことで精神構造は女神化している。 | + | ::聖槍を手にしたアルトリアが女神と成り果てる最中、聖杯の呪いさえも利用して自身を『嵐の王』として定義したイフ。 |
| + | :;[[アルトリア・ペンドラゴン〔ルーラー〕]] |
| + | ::上記のランサーが水着サーヴァントになったもの。第二再臨の際に使用しているが、その形状は'''傘'''。 |
| ;[[謎のヒロインXX]] | | ;[[謎のヒロインXX]] |
| :[[サーヴァントユニヴァース]]の宇宙刑事。 | | :[[サーヴァントユニヴァース]]の宇宙刑事。 |
| :この宇宙における最古のアーティファクト「ロンゴミニアドLR」を所有している。 | | :この宇宙における最古のアーティファクト「ロンゴミニアドLR」を所有している。 |
| + | ;[[グレイ (Grand Order)]] |
| + | :上記のグレイがサーヴァントとなったもの。 |
| + | :『[[Fate/Grand Order Arcade]]』では、聖槍が暴走した結果外見が完全に[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]になってしまった。 |
| + | ;[[ボイジャー]] |
| + | :上記の探査機ボイジャーがサーヴァントとなったもの。 |
| + | ;[[モルガン (Grand Order)]] |
| + | :プロフィールで、ロンゴミニアドを魔術として会得していると語られている。 |
| + | :ブリテン異聞帯では[[ケルヌンノス]]対策として魔術化したロンゴミニアドをキャメロットに複数装填していた。 |
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| ==言及作品== | | ==言及作品== |
− | ;[[Fate/Labyrinth]]
| + | *[[Fate/Labyrinth]] |
− | :
| + | *[[Fate/Grand Order]] |
| + | *[[Fate/Grand Order Arcade]] |
| + | *[[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |
| + | *[[Garden of Avalon]] |
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| ==メモ== | | ==メモ== |
− | *アルトリア・ペンドラゴンが聖剣を使う場合と聖槍を使う場合とでサーヴァントとしての姿が変わるのは『Fate/Grand Order』でも描写されているが、とりわけ聖槍を用いるランサーやオルタ・ランサー、またフォーリナー時はいずれも聖剣を使うセイバーやアサシン時と比べてお胸のサイズが大きく異なっている。このため、グレイが聖槍を持ってしまった事で肉体が変質していることも合わせて、'''「ロンゴミニアドは巨乳好き」'''などと一部では言われてしまっている。 | + | *アルトリア・ペンドラゴンが[[聖剣]]を使う場合と聖槍を使う場合とでサーヴァントとしての姿が変わるのは『Fate/Grand Order』でも描写されているが、とりわけ聖槍を用いるランサーやオルタ・ランサー、またルーラー時はいずれも聖剣を使うセイバーやアサシン時と比べてお胸のサイズが大きく異なっている。このため、グレイが聖槍を持ってしまった事で肉体が変質していることも合わせて、'''「ロンゴミニアドは巨乳好き」'''などと一部では言われてしまっている。 |
| **実際のところは聖剣のほうに成長を止める作用があったためにセイバーの体格が少年のようになってしまったのであり、ロンゴミニアドにそういう性質があるのではなく、'''アルトリアが普通に成長した結果'''このようなサイズになるだけと思われる。 | | **実際のところは聖剣のほうに成長を止める作用があったためにセイバーの体格が少年のようになってしまったのであり、ロンゴミニアドにそういう性質があるのではなく、'''アルトリアが普通に成長した結果'''このようなサイズになるだけと思われる。 |
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| [[Category:Fate/Apocrypha]] | | [[Category:Fate/Apocrypha]] |
| [[Category:Fate/Grand Order]] | | [[Category:Fate/Grand Order]] |
| + | [[Category:Garden of Avalon]] |
| + | [[Category:ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |