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===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
; [[トラぶる花札道中記|とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦]]
+
; [[トラぶる花札道中記|とびたて!超時空トラぶる花札大作戦]]
 
: 龍之介と共に最高のアート環境と材料を求めて、聖杯温泉に出発。花札勝負なのに、彼らの行先には屍しか残らない。
 
: 龍之介と共に最高のアート環境と材料を求めて、聖杯温泉に出発。花札勝負なのに、彼らの行先には屍しか残らない。
 
; [[Fate/Ace Royal]]
 
; [[Fate/Ace Royal]]
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=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|ジャンヌ・オルタ]]
+
; [[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕]]
 
: ストーリー第一章にて彼が従う、竜の魔女となったジャンヌ。
 
: ストーリー第一章にて彼が従う、竜の魔女となったジャンヌ。
 
: フランスと神に絶望し、破壊の限りを尽くそうとしている為精神が汚染されているジルとは非常に仲が良い(彼なりに心配したジルに対し「いつまでも愚かだと殺すわよ」と言われたりもしているが)。
 
: フランスと神に絶望し、破壊の限りを尽くそうとしている為精神が汚染されているジルとは非常に仲が良い(彼なりに心配したジルに対し「いつまでも愚かだと殺すわよ」と言われたりもしているが)。
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: 好みにドストライクな「ボーイッシュな少女」であったために熱視線を向けている。
 
: 好みにドストライクな「ボーイッシュな少女」であったために熱視線を向けている。
 
; [[ディルムッド・オディナ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
 
; [[ディルムッド・オディナ]]、[[エドワード・ティーチ]]、[[ファントム・オブ・ジ・オペラ]]
: イベント『プリズマ・コーズ』後半戦にて、魔法少女嗜好紳士四天王を結成した同志。
+
: イベント『魔法少女紀行 ~プリズマ・コーズ~』後半戦にて、魔法少女嗜好紳士四天王を結成した同志。
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
; [[アビゲイル・ウィリアムズ]]
 
: 「深淵の匂いがする」と興味を持っている相手。何かと親切にしているらしい。
 
: 「深淵の匂いがする」と興味を持っている相手。何かと親切にしているらしい。
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; [[蒼崎橙子]]
 
; [[蒼崎橙子]]
 
: 彼女の造形美に惚れ込み、龍之介ともども弟子入りする。
 
: 彼女の造形美に惚れ込み、龍之介ともども弟子入りする。
; [[ありす]]、[[ナーサリーライム|アリス]]
+
; [[ありす]]、[[ナーサリー・ライム|アリス]]
 
: 3巻表紙では水着姿の彼女達を目を輝かせて見つめていた。……おそらくは性的ではない、もっと危険な意味で。
 
: 3巻表紙では水着姿の彼女達を目を輝かせて見つめていた。……おそらくは性的ではない、もっと危険な意味で。
    
===その他===
 
===その他===
; [[ネロ・クラウディウス|セイバー (EXTRA・赤)]]
+
; [[ネロ・クラウディウス]]
 
: 度々出会うセイバーのそっくりさん。
 
: 度々出会うセイバーのそっくりさん。
 
: だが一目で、彼女がジャンヌではないと看破。地獄のアーティストとしては、それなりに尊敬している。
 
: だが一目で、彼女がジャンヌではないと看破。地獄のアーティストとしては、それなりに尊敬している。
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: もうキャスターにとっては論外らしく、彼女に対する評価は「'''ハッ'''」という嘲笑と憐憫が混じった一言に集約されている。
 
: もうキャスターにとっては論外らしく、彼女に対する評価は「'''ハッ'''」という嘲笑と憐憫が混じった一言に集約されている。
 
: 彼女達以外にもキャスターはジャンヌのそっくりさんを知っているらしいのだが……
 
: 彼女達以外にもキャスターはジャンヌのそっくりさんを知っているらしいのだが……
; [[ウィリアム・シェイクスピア|赤のキャスター]]
+
; [[ウィリアム・シェイクスピア]]
 
:『Apocrypha』では彼によって召喚された。
 
:『Apocrypha』では彼によって召喚された。
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== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
 
===Fate/Zero===
 
===Fate/Zero===
;「――怖がらなくていいんだよ。坊や」<br>「立てるかい?」<br>「さぁ坊や、あそこの扉から部屋の外に出られる。<br> 周りを見ないで、前だけを見て、自分の足で歩くんだ。――ひとりで、行けるね?」<br> ――(子供を殺害する)――<br>「恐怖というものには鮮度があります」<br>「怯えれば怯えるほどに、感情とは死んでいくものなのです。<br> 真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う。<br> 如何でしたか? 瑞々しく新鮮な恐怖と死の味は」
+
;「――怖がらなくていいんだよ。坊や。」<br>「立てるかい?」<br>「さぁ坊や、あそこの扉から部屋の外に出られる。<br> 周りを見ないで、前だけを見て、自分の足で歩くんだ。――ひとりで、行けるね?」<br> ――(子供を殺害する)――<br>「恐怖というものには鮮度があります。」<br>「怯えれば怯えるほどに、感情とは死んでいくものなのです。<br> 真の意味での恐怖とは、静的な状態ではなく変化の動態――希望が絶望へと切り替わる、その瞬間のことを言う。<br> 如何でしたか? 瑞々しく新鮮な恐怖と死の味は。」
 
:初登場時。この台詞に龍之介は心を奪われ、キャスターの事を心の底から慕うようになる。
 
:初登場時。この台詞に龍之介は心を奪われ、キャスターの事を心の底から慕うようになる。
 
:なお、子供を殺害したこの手口は'''実際に行った行為'''を再現したものである。
 
:なお、子供を殺害したこの手口は'''実際に行った行為'''を再現したものである。
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:……キャスターの言う道理って……
 
:……キャスターの言う道理って……
   −
;「何をぼそぼそ囁いているのです? さては末期の祈りですかな?」<br>「さあ、恐怖なさい。絶望なさい! 武功の程度だけで覆せる“数の差”には限度というものがある。<br> ウフフ、屈辱的でしょう? 栄えもなければ誉れもない魍魎たちに、押し潰され、窒息して果てるのです!<br> 英雄にとってこれほどの恥はありますまい!」
+
;「何をぼそぼそ囁いているのです? さては末期の祈りですかな?」<br>「さあ、恐怖なさい。絶望なさい! 武功の程度だけで覆せる“数の差”には限度というものがある。<br> ウフフ、屈辱的でしょう? 栄えもなければ誉れもない魍魎たちに、押し潰され、窒息して果てるのです!<br> 英雄にとってこれほどの恥はありますまい!」
 
:セイバー、ランサーを相手に怪魔の軍勢で包囲した時の台詞。
 
:セイバー、ランサーを相手に怪魔の軍勢で包囲した時の台詞。
 
:キャスターの残虐性だけでなく、生前は元帥であっただけに、確かな戦術を心得ていることが伺える。
 
:キャスターの残虐性だけでなく、生前は元帥であっただけに、確かな戦術を心得ていることが伺える。
 
:だがこの後に、匹夫とこき下ろしたランサーに一杯食わされることになる。
 
:だがこの後に、匹夫とこき下ろしたランサーに一杯食わされることになる。
   −
;「ご期待あれリュウノスケ! 最高のCOOLをご覧に入れましょう!」
+
;「ご期待あれ龍之介! 最高のCOOLをご覧に入れましょう!」
 
:アニメ版で追加された海魔召喚直前の2人の様子。
 
:アニメ版で追加された海魔召喚直前の2人の様子。
 
:夕焼けをバックに心を通わせてお互いを呼び合う姿は大変微笑ましい。
 
:夕焼けをバックに心を通わせてお互いを呼び合う姿は大変微笑ましい。
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:余りの屈辱に、言われたキャス狐は怒るのを通り越して泣きそうになっていた。
 
:余りの屈辱に、言われたキャス狐は怒るのを通り越して泣きそうになっていた。
   −
;「……………違うのですよねぇ。金髪ショートで男装をしているからジャンヌ、というワケではないのです。<br> そこの貴女、チェンジです。 <br>私生活を改めてから出直してきてください。」
+
;「……………違うのですよねぇ。金髪ショートで男装をしているからジャンヌ、というワケではないのです。<br> そこの貴女、チェンジです。<br> 私生活を改めてから出直してきてください。」
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]をジッと見つめて、ジャンヌと勘違いしているのかと思いきや、すぐに別人と看破してこう言い放つ。
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]をジッと見つめて、ジャンヌと勘違いしているのかと思いきや、すぐに別人と看破してこう言い放つ。
 
:彼なりの基準があるようだが、それにしてもあまりにも扱いがぞんざいである。
 
:彼なりの基準があるようだが、それにしてもあまりにも扱いがぞんざいである。
 
:ちなみに彼女の真名を見抜いており、これは彼の保有スキル『芸術審美』の効果と思われる。本編で活躍の無かったこのスキルが漸く日の目を見た。
 
:ちなみに彼女の真名を見抜いており、これは彼の保有スキル『芸術審美』の効果と思われる。本編で活躍の無かったこのスキルが漸く日の目を見た。
   −
;「彼女こそ我らの先達の一人。<br> 見る者、聞いた者を全て地獄に叩き落とすほどの異形のアートを造り続けた悪魔の皇帝。<br> そうでしょう第五代皇帝殿? ジャンヌを失う前の私では理解できなかったが、魔道に落ちた今の私なら分かります。<br> 歪な物、おぞましい物を創造し、市民たちを恐怖で縛り付けようとした貴女の政策――まさに、まさにジャイアニズム!<br> 私のジャンヌそっくり隊には加えませんが、貴女の人生はリスペクトします! いざ、ご教授願いましょう!」
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;「彼女こそ我らの先達の一人。<br> 見る者、聞いた者を全て地獄に叩き落とすほどの異形のアートを造り続けた悪魔の皇帝。<br> そうでしょう第五代皇帝殿? ジャンヌを失う前の私では理解できなかったが、魔道に落ちた今の私なら分かります。<br> 歪な物、おぞましい物を創造し、市民たちを恐怖で縛り付けようとした貴女の政策――まさに、まさにジャイアニズム!<br> 私のジャンヌそっくり隊には加えませんが、貴女の人生はリスペクトします! いざ、ご教授願いましょう!」
 
:同上。赤セイバーの真名を即座に看破して。
 
:同上。赤セイバーの真名を即座に看破して。
 
:もう色々とツッコミ所が多すぎる上に、酷過ぎる評価である。当然、赤セイバーは大激怒。
 
:もう色々とツッコミ所が多すぎる上に、酷過ぎる評価である。当然、赤セイバーは大激怒。
 
:赤セイバーの生前の評価に関しては間違いだらけなのだが、実は漫画版で彼女が[[セネカ]]に披露した彫刻は、クトゥルフ系の怪物に見える……。
 
:赤セイバーの生前の評価に関しては間違いだらけなのだが、実は漫画版で彼女が[[セネカ]]に披露した彫刻は、クトゥルフ系の怪物に見える……。
   −
;「イヤですね、こういう生臭い人間関係は」
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;「イヤですね、こういう生臭い人間関係は。」
:キャスター陣営ルート。ランサー陣営と出会い3人の関係性を垣間見ての感想。血生臭い陣営が人間関係が生臭い陣営に呆れていた。
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:キャスター陣営ルート。ランサー陣営と出会い3人の関係性を垣間見ての感想。血生臭い陣営が人間関係が生臭い陣営に呆れていた。
   −
;「ジャンヌゥゥゥゥッ! ジャンヌ、ジャンヌ、ジャンヌジャンヌ、ジャアアアアアアアアアアンヌ!」
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;「ジャンヌゥゥゥゥッ! ジャンヌ、ジャンヌ、ジャンヌジャンヌ、ジャアアアアアアアアアアンヌ!」
 
:同上。最終決戦でセイバーと出会って嬉しさのあまり発狂。声優さんの演技が凄い。
 
:同上。最終決戦でセイバーと出会って嬉しさのあまり発狂。声優さんの演技が凄い。
   −
;「ふむ。彼女の娘ならば、どこの美術館に展示されてもおかしくない芸術品として賞賛されるでしょうね」
+
;「ふむ。彼女の娘ならば、どこの美術館に展示されてもおかしくない芸術品として賞賛されるでしょうね。」
 
:同上。アイリに娘がいると知り目をキラキラさせ食い付いた龍之介に賛同する。しかしどんな美術館なんだ。
 
:同上。アイリに娘がいると知り目をキラキラさせ食い付いた龍之介に賛同する。しかしどんな美術館なんだ。
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===コハエース===
 
===コハエース===
 
;「ジャンヌとか好きだから」
 
;「ジャンヌとか好きだから」
:TYPE-MOONエース付録の体験版のみを参考にした『まほよ』レビューの回、「坂の上の屋敷には二人の魔女が……」というフリに反応して[[メディア|エルフのそこそこな年の奥様]]と共に登場。女ですらねーぞ!
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:TYPE-MOONエース付録の体験版のみを参考にした『[[魔法使いの夜]]』レビューの回、「坂の上の屋敷には二人の魔女が……」というフリに反応して[[メディア|エルフのそこそこな年の奥様]]と共に登場。女ですらねーぞ!
:なお、セリフの元ネタは『あずまんが大王』の木村先生。
+
:セリフの元ネタは漫画『あずまんが大王』の木村先生。
    
===お願い!アインツベルン相談室===
 
===お願い!アインツベルン相談室===
;「これは失敬。蠕動する生肉の感触に当てられ、つい、シラノ・ド・ベルジュラックの真似事などしてしまいました。<br> いやはや、やはりこの手の話術はリュウノスケがいないとうまくいきませんねぇ」
+
;「これは失敬。蠕動する生肉の感触に当てられ、つい、シラノ・ド・ベルジュラックの真似事などしてしまいました。<br> いやはや、やはりこの手の話術は龍之介がいないとうまくいきませんねぇ。」
 
:いきなり弟子ゼロ号に「拷問や生贄に興味はおありかな?」と声をかけて。彼の中では口説き文句に属するらしい。
 
:いきなり弟子ゼロ号に「拷問や生贄に興味はおありかな?」と声をかけて。彼の中では口説き文句に属するらしい。
 
:あと、シラノ・ド・ベルジュラックと違って大きいのは鼻ではなくて目だろうというのも禁句である。
 
:あと、シラノ・ド・ベルジュラックと違って大きいのは鼻ではなくて目だろうというのも禁句である。
 
+
;「こたびの聖杯戦争は最初から最後まで私の望むもので満ちていた。悩みなどありえようか。」<br>「最期には見失った光すら取り戻した。私はパーフェクトに幸福なのです。」
;「こたびの聖杯戦争は最初から最後まで私の望むもので満ちていた。悩みなどありえようか」<br>「最期には見失った光すら取り戻した。私はパーフェクトに幸福なのです。」
+
:[[雨生龍之介|龍之介]]共々好き勝手した結果ハッピーエンドを迎えた、まさに勝ち組の台詞。
:[[雨生龍之介|龍之介]]共々好き勝手した結果ハッピーエンドを迎えたまさに勝ち組の台詞。
   
:他の陣営がそれぞれの事情で悪戦苦闘して尚悲惨な末路を迎えてばかりの本作で、ある意味一番幸せな終わり方をしたといえる。
 
:他の陣営がそれぞれの事情で悪戦苦闘して尚悲惨な末路を迎えてばかりの本作で、ある意味一番幸せな終わり方をしたといえる。
   
;「その彼女の魂が煉獄にいるのなら、私が救い行かず誰が救うというのです!!」
 
;「その彼女の魂が煉獄にいるのなら、私が救い行かず誰が救うというのです!!」
 
:自分は救われたが、[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]が果たして救われたのか?という事が気がかりで、ただでさえ出てる目がますます出てくる勢いで彼女を語る。
 
:自分は救われたが、[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]が果たして救われたのか?という事が気がかりで、ただでさえ出てる目がますます出てくる勢いで彼女を語る。
   
;「い、いまのは、飛び出しがちな私の眼球を隙あらばいさめてきた、ジャンヌの目つぶし…!」
 
;「い、いまのは、飛び出しがちな私の眼球を隙あらばいさめてきた、ジャンヌの目つぶし…!」
 
:隙あらば目つぶし!?意外と過激な聖少女。
 
:隙あらば目つぶし!?意外と過激な聖少女。
   
;「お世話になりました、お嬢さんがた。 このジル・ド・レェ、英霊の座に戻ったのち、かならずやジャンヌと再会してみせましょう!」
 
;「お世話になりました、お嬢さんがた。 このジル・ド・レェ、英霊の座に戻ったのち、かならずやジャンヌと再会してみせましょう!」
 
:相談室から立ち去る際に。何というか、別人のように穏やかである。そして彼の願いは、[[Fate/Apocrypha|別の世界]]にて果たすこととなった…。
 
:相談室から立ち去る際に。何というか、別人のように穏やかである。そして彼の願いは、[[Fate/Apocrypha|別の世界]]にて果たすこととなった…。
    
===Fate/Apocrypha===
 
===Fate/Apocrypha===
;「だが!それでは私が堕ち、穢した魂が浮かばれない!<br>承知の通り、私は殺した!消費して、消費して、消費した!<br>人類を救済しなければ、私は罪を償えない!」
+
;「だが!それでは私が堕ち、穢した魂が浮かばれない!<br> 承知の通り、私は殺した! 消費して、消費して、消費した!<br> 人類を救済しなければ、私は罪を償えない!」
 
:傲慢な救済を諫めるジャンヌに、血を吐くように悔恨を叫ぶ。しかし――。
 
:傲慢な救済を諫めるジャンヌに、血を吐くように悔恨を叫ぶ。しかし――。
 
+
;「―――私は、許されないのですか。」
;「―――私は、許されないのですか」
   
:上記の悔恨を「償いを他者の救済に押し付けるな」とジャンヌに叱責され、涙を零し、膝を突いて、彼女の手をしっかと握りしめ、乞い願う。
 
:上記の悔恨を「償いを他者の救済に押し付けるな」とジャンヌに叱責され、涙を零し、膝を突いて、彼女の手をしっかと握りしめ、乞い願う。
 
+
;「畏まりました、ジャンヌ。……わずかではありますが、またあなたと語らえたことを、幸福に思います。」
;「畏まりました、ジャンヌ。……わずかではありますが、またあなたと語らえたことを、幸福に思います」
   
:敵に召喚されたサーヴァントであろうとも、変わらぬ聖処女からの絶対的な信頼。非道が許されることはなく。贖罪が達成できる日が訪れることもなく。それを他ならぬ彼女から申告されたにも拘わらず、元帥の声は穏やかだった。
 
:敵に召喚されたサーヴァントであろうとも、変わらぬ聖処女からの絶対的な信頼。非道が許されることはなく。贖罪が達成できる日が訪れることもなく。それを他ならぬ彼女から申告されたにも拘わらず、元帥の声は穏やかだった。
 
+
;「させん! 彼女の祈りが終わるまで、我が命絶えると思うな!」
;「させん!彼女の祈りが終わるまで、我が命絶えると思うな!」
   
:大聖杯を破壊する為、自爆宝具を発動させようとするジャンヌに旗を任され、その詠唱の時間を稼ぐ。
 
:大聖杯を破壊する為、自爆宝具を発動させようとするジャンヌに旗を任され、その詠唱の時間を稼ぐ。
 
:そこにあったのは「青髭」と呼ばれた猟奇殺人者の鏡像にしてもうひとつの姿、神と聖女を信じた「救国の英雄」。
 
:そこにあったのは「青髭」と呼ばれた猟奇殺人者の鏡像にしてもうひとつの姿、神と聖女を信じた「救国の英雄」。
    
===Fate/Grand Order===
 
===Fate/Grand Order===
;「またまたお目にかかれましたなぁ、転生せし第二のジャンヌ。再会の記念です。このタコのごとき海魔を食べるのです」
+
====戦闘====
:[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]所持時のマイルーム会話。…それは食えるのか?というか、食っていいもんなのか?
+
;「最高のCOOLをお見せしましょう!」<br/>「この匹夫めがァァァ!!」
 
+
:前者は宝具使用時、後者は被ダメージ時の台詞。いずれも『Fate/Zero』の台詞を彷彿させるものとなっている。
 +
====マイルーム====
 +
;「またまたお目にかかれましたなぁ、転生せし第二のジャンヌ。再会の記念です。このタコのごとき海魔を食べるのです。」
 +
:マイルーム会話「[[アルトリア・ペンドラゴン]]」。…それは食えるのか?というか、食っていいものなのか?
 
;「ん~、何か違うのですよねぇ……金髪で女騎士ならよいというワケではなくて……貴方には清楚さ、可憐さ、慎ましさ、清らかさが足りないというか……無いというか……」
 
;「ん~、何か違うのですよねぇ……金髪で女騎士ならよいというワケではなくて……貴方には清楚さ、可憐さ、慎ましさ、清らかさが足りないというか……無いというか……」
:こちらは[[ネロ・クラウディウス|赤い方のセイバー]]所持時のマイルーム会話。にしてもひっでぇ言われようである。
+
:マイルーム会話「[[ネロ・クラウディウス]]」。それにしてもひどい言われようである。
 
+
;「我が主よ! 貴方は神か! 貴方こそ神か! よくぞ……よくぞ私の前に彼女を招き寄せて下さいましたァ!」
;「我が主よ!貴方は神か!貴方こそ神か!よくぞ……よくぞ私の前に彼女を招き寄せて下さいましたァ!」
+
マイルーム会話「[[ジャンヌ・ダルク]]」。旦那が嬉しそうで何よりです。
:そしてジャンヌを所持している場合のマイルーム話。旦那が嬉しそうで何よりです。
+
====本編====
 
+
;「……お優しい。あまりにお優しいその言葉。しかし、ジャンヌ。<br/> その優しさ故に、貴女は一つ忘れておりますぞ。たとえ、貴女が祖国を憎まずともーー<br/> 私は、この国を、憎んだのだ……! 全てを裏切ったこの国を滅ぼそうと誓ったのだ!」<br/>「貴女は赦すだろう。しかし、私は赦さない! 神とて、王とて、国家とて……!!<br/> 滅ぼしてみせる。殺してみせる。それが聖杯に託した我が願望……!<br/> 我が道を阻むな、ジャンヌ・ダルクゥゥゥッ!!」
;「最高のCOOLをお見せしましょう!」<br/>「この匹夫めがァァァ!!」
+
:第一章ラスト。聖杯の力で[[ジャンヌ・ダルク〔オルタ〕|竜の魔女]]を生み出し、フランスと人理を焼き尽くそうとした男の悲しすぎる慟哭。
:前者は宝具使用時、後者は被ダメージ時の台詞。いずれもFate/Zeroの台詞を彷彿させるものとなっている。
  −
 
  −
;「……お優しい。あまりにお優しいその言葉。しかし、ジャンヌ。<br/> その優しさ故に、貴女は一つ忘れておりますぞ。たとえ、貴女が祖国を憎まずともーー<br/> 私は、この国を、憎んだのだ……! 全てを裏切ったこの国を滅ぼそうと誓ったのだ!」<br/>「貴女は赦すだろう。しかし、私は赦さない! 神とて、王とて、国家とて……!!<br/> 滅ぼしてみせる。殺してみせる。それが聖杯に託した我が願望……!<br/> 我が道を阻むな、ジャンヌ・ダルクゥゥゥッ!!」
  −
:第一章ラスト。聖杯の力で竜の魔女を生み出し、フランスと人理を焼き尽くそうとした男の、悲しすぎる慟哭。
   
:これまでの物語で積み上げられてきたジャンヌとジルの関係からすればあまりにも道理すぎる動機である。
 
:これまでの物語で積み上げられてきたジャンヌとジルの関係からすればあまりにも道理すぎる動機である。
 
+
====その他====
 
;「ふうむ……こうしてジャンヌ本人と比べてみれば、ほほほ……<br> ボリュームが圧倒的に違いましたな……これは申し訳ない……主の無関心を上回る残酷な勘違いでした……心の底から謝罪いたします。<br> おや? なぜそこで聖剣を構えていらっしゃる? 上段から? 下段に?」
 
;「ふうむ……こうしてジャンヌ本人と比べてみれば、ほほほ……<br> ボリュームが圧倒的に違いましたな……これは申し訳ない……主の無関心を上回る残酷な勘違いでした……心の底から謝罪いたします。<br> おや? なぜそこで聖剣を構えていらっしゃる? 上段から? 下段に?」
 
: 『FGO material』、因縁キャラにおけるアルトリアへのコメント。ジャンヌとアルトリアの'''決定的な違い'''に気づいて謝罪した。
 
: 『FGO material』、因縁キャラにおけるアルトリアへのコメント。ジャンヌとアルトリアの'''決定的な違い'''に気づいて謝罪した。
: …のはいいが、青髭の旦那は知らなかった。[[クー・フーリン|青タイツの兄貴]]が'''そのこと'''をからかって彼女の逆鱗に触れて叩き潰されたことを。
+
: …のはいいが、青髭の旦那は知らなかった。[[クー・フーリン]]が'''そのこと'''をからかって彼女の逆鱗に触れて叩き潰されたことを。
 
: 悲しきかな地雷を踏んでしまった彼がどうなったかは、ご察しということで……。
 
: 悲しきかな地雷を踏んでしまった彼がどうなったかは、ご察しということで……。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*クトゥルー神話に登場するタイプの異相の持ち主。なお、インスマウス顔もしくはインスマス顔という名称は、他のクトゥルー関係と同じく作中では使用されていない。
+
*クトゥルフ神話に登場するタイプの異相の持ち主。なお、インスマウス顔もしくはインスマス顔という名称は、他のクトゥルフ関係と同じく作中では使用されていない。
 
**最初からインスマウス面だったわけでなく、邪教の知識(宝具)の影響でこのような容姿になっているが、「アインツベルン相談室」では昔から眼球が飛び出しやすい体質だったと自ら語っており、その度にジャンヌが目潰しをして元に戻していたとかなんとか。
 
**最初からインスマウス面だったわけでなく、邪教の知識(宝具)の影響でこのような容姿になっているが、「アインツベルン相談室」では昔から眼球が飛び出しやすい体質だったと自ら語っており、その度にジャンヌが目潰しをして元に戻していたとかなんとか。
 
**「Fate/Zero material」では昔の顔のデザインも確認できる。また、異相たらしめているのはその双眸によるところが大きく、目を細めて笑みを浮かべた顔は、むしろ優しいとすら言える顔になっている。
 
**「Fate/Zero material」では昔の顔のデザインも確認できる。また、異相たらしめているのはその双眸によるところが大きく、目を細めて笑みを浮かべた顔は、むしろ優しいとすら言える顔になっている。
*宝具「螺湮城教本」もクトゥルー関連。螺湮城(らいんじょう)とは中国語で「ルルイエ」のことを指し、螺湮城教本とはクトゥルー神話に登場する架空の書物「ルルイエ異本」の別名。「ルルイエ」とは旧支配者の一柱であるクトゥルーが封印されている場所であり、海底にあるとされている。
+
*宝具「螺湮城教本」もクトゥルフ関連。螺湮城(らいんじょう)とは中国語で「ルルイエ」のことを指し、螺湮城教本とはクトゥルフ神話に登場する架空の書物「ルルイエ異本」の別名。「ルルイエ」とは旧支配者の一柱であるクトゥルフが封印されている場所であり、海底にあるとされている。
 
**オリジナルの中国語版(架空の書物なので、あくまで「そういう設定」である点に注意)は人皮で装丁されているとされており、この宝具もそれに倣ったのか同じく人皮で装丁されている。さらに表紙にデスマスク、背表紙に美少年の裸像の飾り付けがされており、かなり悪趣味なデザイン。
 
**オリジナルの中国語版(架空の書物なので、あくまで「そういう設定」である点に注意)は人皮で装丁されているとされており、この宝具もそれに倣ったのか同じく人皮で装丁されている。さらに表紙にデスマスク、背表紙に美少年の裸像の飾り付けがされており、かなり悪趣味なデザイン。
 
**「螺湮城教本」はルビの通り、本来の持ち主は魔術師[[フランソワ・プレラーティ]]である。ジルの朋友であり導師であった彼の宝具だが、キャスターのクラス固有スキル「道具作成」を代償にして再現された。しかしプレラーティが所持していたのはオリジナルではなくイタリア語版、それも部分的な翻訳を行っただけのものだという。つまりキャスターが使っているのは「ルルイエ異本」を何度も劣化コピーした物に過ぎないのだが、それでも神秘性が極めて高いランクA+になったのは、神霊級を呼び出せる聖杯もかくやという礼装を原典としているからだろう。
 
**「螺湮城教本」はルビの通り、本来の持ち主は魔術師[[フランソワ・プレラーティ]]である。ジルの朋友であり導師であった彼の宝具だが、キャスターのクラス固有スキル「道具作成」を代償にして再現された。しかしプレラーティが所持していたのはオリジナルではなくイタリア語版、それも部分的な翻訳を行っただけのものだという。つまりキャスターが使っているのは「ルルイエ異本」を何度も劣化コピーした物に過ぎないのだが、それでも神秘性が極めて高いランクA+になったのは、神霊級を呼び出せる聖杯もかくやという礼装を原典としているからだろう。
 
***後にプレラーティが書き記した「螺湮城教本」の設定が『Fate/strange Fake』で公開されたが、それによると、「薬物でトリップしたプレラーティが繋がってはいけない所に繋がってしまい、大急ぎでイタリア語で術式を書き記し、繋がりそのものを封印した」とのこと。つまり、伝承にあるような夏王朝の文献の写本ではなく、あくまでもプレラーティのオリジナルである。
 
***後にプレラーティが書き記した「螺湮城教本」の設定が『Fate/strange Fake』で公開されたが、それによると、「薬物でトリップしたプレラーティが繋がってはいけない所に繋がってしまい、大急ぎでイタリア語で術式を書き記し、繋がりそのものを封印した」とのこと。つまり、伝承にあるような夏王朝の文献の写本ではなく、あくまでもプレラーティのオリジナルである。
 
****プレラーティが使用する場合のランクは堂々の'''EX'''、種別は'''対理宝具'''という危険な匂いしかしない代物。英霊化したプレラーティのもう一つの宝具が「世界のテクスチャすら騙す幻術」であることを考えると、'''世界のテクスチャそのものを作り替える代物'''の可能性すらある。ジルに魂レベルで譲渡しているため現状では使用不能なのがつくづく有り難い。
 
****プレラーティが使用する場合のランクは堂々の'''EX'''、種別は'''対理宝具'''という危険な匂いしかしない代物。英霊化したプレラーティのもう一つの宝具が「世界のテクスチャすら騙す幻術」であることを考えると、'''世界のテクスチャそのものを作り替える代物'''の可能性すらある。ジルに魂レベルで譲渡しているため現状では使用不能なのがつくづく有り難い。
**キャスター自身はあくまでプレラーティのパトロンであって、本来「魔術師」のクラスたりえない。このイレギュラーは[[アンリマユ|第三次の影響]]によるものである。
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**キャスター自身はあくまでプレラーティのパトロンであって、本来「魔術師」のクラスたりえない。このイレギュラーは[[アンリマユ|第三次聖杯戦争の影響]]によるものである。
 
**ちなみに、本家のルルイエ異本は、本作品の著者である虚淵氏の所属するニトロプラスが発売しているゲーム『デモンベイン』シリーズにも登場している。もともとニトロプラスの作品のいくつかはクトゥルー神話が反映されているものがあり、Fate/Zeroにクトゥルーが絡むのはもはや必然であった、といっても過言ではないかもしれない。<br>一応、作中ではTYPE-MOONに配慮してかクトゥルー神話の直接的な用語は登場せず、「異界の邪神」などと表現されている。
 
**ちなみに、本家のルルイエ異本は、本作品の著者である虚淵氏の所属するニトロプラスが発売しているゲーム『デモンベイン』シリーズにも登場している。もともとニトロプラスの作品のいくつかはクトゥルー神話が反映されているものがあり、Fate/Zeroにクトゥルーが絡むのはもはや必然であった、といっても過言ではないかもしれない。<br>一応、作中ではTYPE-MOONに配慮してかクトゥルー神話の直接的な用語は登場せず、「異界の邪神」などと表現されている。
 
*宝具特化型のサーヴァントで、海魔の召喚・使役しかできないように見えがちだが、龍之介の「作品」がすぐに死なないように処置を施したりなど、別の魔術を使う場面もある。これも「螺湮城教本」の力で、この宝具は海魔の召喚・使役しかできないわけではない。
 
*宝具特化型のサーヴァントで、海魔の召喚・使役しかできないように見えがちだが、龍之介の「作品」がすぐに死なないように処置を施したりなど、別の魔術を使う場面もある。これも「螺湮城教本」の力で、この宝具は海魔の召喚・使役しかできないわけではない。
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*本来は元帥にまでなった騎士。虚淵氏に「騎士ということで、結構ガタイは良いです」と評されている。ただし、「彼の一番の凄さは武勇よりも財力ですからね~」とのこと。実際、彼の財の総量は国庫が百年戦争によって消耗していたこともあり、当時のフランス王室のそれを上回るほどだったともいう。彼が異端として告発された理由も「その財力を国王や教会に狙われた」「黒魔術の資金を得る為にその所領を敵国に売り渡しかねないと思われた」などとする意見もある。
 
*本来は元帥にまでなった騎士。虚淵氏に「騎士ということで、結構ガタイは良いです」と評されている。ただし、「彼の一番の凄さは武勇よりも財力ですからね~」とのこと。実際、彼の財の総量は国庫が百年戦争によって消耗していたこともあり、当時のフランス王室のそれを上回るほどだったともいう。彼が異端として告発された理由も「その財力を国王や教会に狙われた」「黒魔術の資金を得る為にその所領を敵国に売り渡しかねないと思われた」などとする意見もある。
 
**残されている肖像画には騎士甲冑を身に付け、元帥らしい威厳に満ちた姿で描かれているものがある。
 
**残されている肖像画には騎士甲冑を身に付け、元帥らしい威厳に満ちた姿で描かれているものがある。
   
*stay night発売前におけるセイバーの正体についての予想はジャンヌ・ダルクであるとの声が最も多かったとのこと。<br>いわば逆輸入の形で彼がセイバーをジャンヌと勘違いするという展開が作中に取り入れられた。
 
*stay night発売前におけるセイバーの正体についての予想はジャンヌ・ダルクであるとの声が最も多かったとのこと。<br>いわば逆輸入の形で彼がセイバーをジャンヌと勘違いするという展開が作中に取り入れられた。
 
**セイバーの方はといえば、キャスターの生前の知り合いでないのは当たり前である上に、彼の真名である「ジル・ド・レェ」と、彼の口にする「ジャンヌ・ダルク」の名前自体に心当たりが無かった。<br>これはセイバーが未だ正しい意味での英霊ではなく、英霊として時を超えた知識を持っていないため、自身が生きた時代以後に現れた両者の伝承を知らないからである。
 
**セイバーの方はといえば、キャスターの生前の知り合いでないのは当たり前である上に、彼の真名である「ジル・ド・レェ」と、彼の口にする「ジャンヌ・ダルク」の名前自体に心当たりが無かった。<br>これはセイバーが未だ正しい意味での英霊ではなく、英霊として時を超えた知識を持っていないため、自身が生きた時代以後に現れた両者の伝承を知らないからである。
 
*最後はセイバーの「約束された勝利の剣」で大海魔ごと粉砕される。<br>光に灼かれるその瞬間に、かつてジャンヌ達と外敵を打ち破り、ランスにて成し遂げたフランス国王の戴冠式のことを思い出す。この時に流した涙は彼に残された僅かな良心と人間性だったのかもしれない。
 
*最後はセイバーの「約束された勝利の剣」で大海魔ごと粉砕される。<br>光に灼かれるその瞬間に、かつてジャンヌ達と外敵を打ち破り、ランスにて成し遂げたフランス国王の戴冠式のことを思い出す。この時に流した涙は彼に残された僅かな良心と人間性だったのかもしれない。
   
*『Zero』に3人もいる幸運E組の一角。<br>しかし最高に相性の良いマスターと巡り合ったのを皮切りに、セイバーとランサーに追い詰められた時にはたまたまケイネスが再起不能になった隙を突いて逃走に成功し、工房がライダーに襲撃された際は龍之介共々偶然外出していたため難を逃れる。<br>更に龍之介の言葉により新たな啓示を得るなど、妙に幸運に恵まれている。
 
*『Zero』に3人もいる幸運E組の一角。<br>しかし最高に相性の良いマスターと巡り合ったのを皮切りに、セイバーとランサーに追い詰められた時にはたまたまケイネスが再起不能になった隙を突いて逃走に成功し、工房がライダーに襲撃された際は龍之介共々偶然外出していたため難を逃れる。<br>更に龍之介の言葉により新たな啓示を得るなど、妙に幸運に恵まれている。
 
*一見仲良く見える龍之介とのコンビだが、奈須氏曰く実は全然噛み合っていないとの事。<br>事実、互いに殺人を好む二人だがその考え方はかなり異なっており、大量虐殺も元はキャスターだけの案である。<br>本編では短期間の付き合いの上にその噛み合わなさが一回りして上手くいったが、召喚直後に龍之介を殺す事も充分有り得たとようで二人の間柄はかなりギリギリの間で動いていたという。これでよく、大してモメずに済んだものである。
 
*一見仲良く見える龍之介とのコンビだが、奈須氏曰く実は全然噛み合っていないとの事。<br>事実、互いに殺人を好む二人だがその考え方はかなり異なっており、大量虐殺も元はキャスターだけの案である。<br>本編では短期間の付き合いの上にその噛み合わなさが一回りして上手くいったが、召喚直後に龍之介を殺す事も充分有り得たとようで二人の間柄はかなりギリギリの間で動いていたという。これでよく、大してモメずに済んだものである。
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== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
; キャスターの口調
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; ジル・ド・レェの口調
: 活字である原作小説では読者の想像に委ねられているが、ドラマCD・アニメでのキャスターの口調は、非常に独特なものがある。
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: 活字である原作小説では読者の想像に委ねられているが、ドラマCD・アニメでのジル・ド・レェの口調は非常に独特なものがある。
: キャスター役の鶴岡聡氏がラジオにゲストで出演した際に語ったところによると、キャスターの演技は歌舞伎を参考にしているとのこと(正確には歌舞伎と内村光良のコント「ミル姉さん」を意識しているそうだが、ミル姉さん自体が女優の桃井かおりの喋り方のモノマネであるためややこしい事になっている)
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: ジル・ド・レェ役の鶴岡聡氏がラジオにゲストで出演した際に語ったところによると、ジルの演技は歌舞伎を参考にしているとのこと(正確には歌舞伎と内村光良のコント「ミル姉さん」を意識しているそうだが、ミル姉さん自体が女優の桃井かおりの喋り方のモノマネであるためややこしい事になっている)
: なお、アニメではあっという間だったが、ドラマCDではキャスターの末期のシーンに長めの尺があてられており、そこでのみ普段とは違う落ち着いた口調になっている。
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: なお、アニメではあっという間だったが、ドラマCDではジルの末期のシーンに長めの尺があてられており、そこでのみ普段とは違う落ち着いた口調になっている。
 
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*アニメ『Fate/Apocrypha』の第2話冒頭で火刑台へ向かう[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]に「この魔女め!」と野次を飛ばしていたモブはジル・ド・レェ役でもある鶴岡聡氏が演じていた。<ref group="注">[[スパルタクス]]の兼役だったためキャストクレジットには載っていなかった</ref><ref group="出">2017年11/7放送 [[Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局]] 第44回。</ref>
*アニメ『Fate/Apocrypha』の第2話の冒頭で火刑台へ向かう[[ジャンヌ・ダルク|ジャンヌ]]に「この魔女め!」と野次を飛ばしていたモブはジル・ド・レェ役でもある鶴岡聡氏が演じていた。<ref group="注">[[スパルタクス]]の兼役だったためキャストクレジットには載っていなかった</ref><ref group="出">2017年11/7放送 [[Fate/Grand Order カルデア・ラジオ局]] 第44回。</ref>
      
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