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{{サーヴァント概要
 
{{サーヴァント概要
| タイトル = グランドアサシン
+
| タイトル = グランドアサシン→アサシン
 
| 真名 = “山の翁”(ハサン・サッバーハ)
 
| 真名 = “山の翁”(ハサン・サッバーハ)
 
| 外国語表記 = "First Hassan"
 
| 外国語表記 = "First Hassan"
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| 地域 = 中東
 
| 地域 = 中東
 
| 属性 = 秩序・悪
 
| 属性 = 秩序・悪
| 隠し属性 = 人
+
| 副属性 = 人
 
| 性別 = 男性<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>
 
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| スリーサイズ =  
 
| スリーサイズ =  
 
| 一人称 = 我(または「山の翁」と単語として喋る)
 
| 一人称 = 我(または「山の翁」と単語として喋る)
| 二人称 = (その人物の属性、所属する組織の名前で呼ぶ)/お前<ref group = "注">“山の翁”の手で落命する事が決定した者はこう呼ぶ。もう組織のしがらみも宿命に捕らわれる事もない「“誰か”」として呼びかけている。</ref>
+
| 二人称 = (その人物の属性、所属する組織の名前で呼ぶ)/汝、お前<ref group = "注">“山の翁”の手で落命する事が決定した者はこう呼ぶ。もう組織のしがらみも宿命に捕らわれる事もない「“誰か”」として呼びかけている。</ref>
 
| 三人称 = 男/女/魔術の徒<ref group = "注">[[主人公 (Grand Order)|マスター]]などの魔術師に対して。</ref>
 
| 三人称 = 男/女/魔術の徒<ref group = "注">[[主人公 (Grand Order)|マスター]]などの魔術師に対して。</ref>
 
| イメージカラー =  
 
| イメージカラー =  
 
| サーヴァント階位 =  
 
| サーヴァント階位 =  
| 特技 =  
+
| 特技 = 首狩り
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+
| 好きな物 =
| 苦手な物 =  
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| 苦手な物 = 怠惰、堕落、劣化
 
| 天敵 =  
 
| 天敵 =  
 
| デザイン = Ryota-H
 
| デザイン = Ryota-H
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==概要==
 
==概要==
   
「[[グランドクラス|冠位]]」の資格を持つ「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
 
「[[グランドクラス|冠位]]」の資格を持つ「[[アサシン|暗殺者]]」の[[サーヴァント]]。
    
; 略歴
 
; 略歴
: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『神聖円卓領域 キャメロット』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。
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: 『[[Fate/Grand Order]]』第六特異点『[[神聖円卓領域 キャメロット]]』で獅子王率いる円卓に対抗する為の戦力を欲した主人公らに、当代のハサンである[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕のハサン]]が引き合わせるという形で姿を現した。
 
: 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。
 
: 自身が課した試練を潜り抜け、力を貸すにふさわしい相手であることを示した主人公に幾つかの助言を与えた上でアトラス院を訪れてこれまでの特異点にも繋がる人理崩壊の根本的な謎や[[聖槍]]の秘密などについての知識を直接手に入れに行くよう助言し、その課題の完遂を条件に決戦の先陣を切ることを約束する。
: 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在であるガウェインの足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。
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: 最終盤の聖都攻略戦では交わした約束通り先陣を切り、聖都軍で最も手強い存在である[[ガウェイン]]の足止めを担う。円卓最強である彼を本気の欠片すら見せずに足止めする他、最終的には聖者の数字が発動し能力が3倍近くとなったガウェインすら全く歯牙にもかけず軽くあしらう程の力を見せ、自分の手助けが必要な場面は過ぎ去ったと見ると戦いを中断。敵であるはずのガウェインへ悔いを残さない行動を取るよう忠告を与えつつその場から静かに立ち去る。
: その後、右腕を失い瀕死の呪腕のハサンの前に現れ、魔神と化したトリスタンを一刀の下に切り捨てた。
+
: その後、右腕を失い瀕死の呪腕のハサンの前に現れ、魔神と化した[[トリスタン]]を一刀の下に切り捨てた。
 
: そして「右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない」と言う建て前で、任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
 
: そして「右腕が魔神の腕でないなら呪腕のハサンのはずがない」と言う建て前で、任務を果たした彼を『生きながらも役目を果たした山の翁』として山の翁から解任。彼に生者として崩壊した時代を復興させる使命を与えた事を仄めかしつつ姿を消した。
: 第七特異点『絶対魔獣戦線 バビロニア』では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の第六章での行いに対する礼として自力で第七特異点に現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公にいくつかの助言を与え導いた。
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: 第七特異点『[[絶対魔獣戦線 バビロニア]]』では[[主人公 (Grand Order)|主人公]]の第六章での行いに対する礼として自力で第七特異点に現れ、ジウスドゥラという老人の名と姿で紀元前2655年のウルクの街に紛れ込み、主人公にいくつかの助言を与え導いた。
: その後、第七特異点最終盤にてついに正体を現し、墜落した冥界から脱出するために飛び立とうとするティアマトの翼を一撃で斬り落とし飛行手段を封じると同時に、ティアマト自身に死の概念を付加することで不死性を無効化。
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: その後、第七特異点最終盤にてついに正体を現し、墜落した冥界から脱出するために飛び立とうとする[[ティアマト]]の翼を一撃で斬り落とし飛行手段を封じると同時に、ティアマト自身に死の概念を付加することで不死性を無効化。
: 地上へ飛び立つ前に殺さねばならぬティアマトの、不死のロジックを破れず進退窮まっていた主人公達の、最後の勝ち筋を拓いてみせた。
+
: 地上へ飛び立つ前に殺さねばならぬティアマトの不死のロジックを破れず、進退窮まっていた主人公達の最後の勝ち筋を拓いて見せた。
 
; 人物
 
; 人物
: 大きな角の付いた髑髏の仮面と胸部に髑髏をあしらった装飾のある甲冑を身に纏った大男。
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: 大きな角の付いた髑髏の仮面と胸部に髑髏をあしらった装飾のある甲冑を身に纏った大男。他の英霊達と関わりは持たず自己主張もしないが、[[ハサン・サッバーハ|ハサン達]]には大変厳しい先輩になる。
: 自分の意思では殺す相手を選ばず、『相手が「死ぬべき時を見失った」亡者と化した時にのみ、天主になりかわり救済を与える』という、人を殺すことについて非常に強い理念を持つ。一方的にオジマンディアスの首を落とし、ギフトで強化されたガウェインを軽くあしらい、更には神霊と化した獅子王すら倒せてもおかしくないとされる程の途轍もない力を持ちながら、人理が崩壊するのを黙って見ていたのは、「まだ天命によって討たれる時ではない」または「''天命を下すのは自分ではない''」からである。加えて、一度自身が手を掛けようとした相手が目前にいても、その相手が身の潔白を示す等して死の天命が過ぎ去ったと判断した場合、手を下す事無く立ち去ることもある。
+
: 凶悪な外見、苛烈な戦いぶりから残虐な人間性を想像させるが、本人が寡黙なだけであって主の教えを厳守する高潔な性格。言葉を口にする事は滅多にないが、その意思と感情は目を光らせる事で表現している。
 +
: 人の法と神の法、そのどちらにも通じており「生命活動の停止」と「命の終わり」を別の物として捉えている。天命とは「命の終わりにして魂の救済」。この道を間違わない限り、“山の翁”は正しき人の味方となる(ただし容赦、手心というものが一切無いため、戦闘においては死神の如き恐怖を撒き散らす)。
 +
: 自分の意思では殺す相手を選ばず、『相手が「死ぬべき時を見失った」亡者と化した時にのみ、天主になりかわり救済を与える』という、人を殺すことについて非常に強い理念を持つ。一方的に[[オジマンディアス]]の首を落とし、ギフトで強化されたガウェインを軽くあしらい、更には神霊と化した[[女神ロンゴミニアド|獅子王]]すら倒せてもおかしくないとされる程の途轍もない力を持ちながら、人理が崩壊するのを黙って見ていたのは「まだ天命によって討たれる時ではない」または「''天命を下すのは自分ではない''」からである。加えて、一度自身が手を掛けようとした相手が目前にいても、その相手が身の潔白を示す等して死の天命が過ぎ去ったと判断した場合、手を下す事無く立ち去ることもある。
 
: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に技量・精神のいずれかが衰えて山の翁の資格を失ったと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンに対しては世界のその後を鑑みて殺さずに立ち去る等、周りを全く顧みない人物でもない。
 
: ハサン達に対しても同じような考え方であり、基本的に技量・精神のいずれかが衰えて山の翁の資格を失ったと判断した者に対してはいかなる事情があろうとも容赦なく首を落としにかかる。その一方で、事前に資格無しと処断していた呪腕のハサンに対しては世界のその後を鑑みて殺さずに立ち去る等、周りを全く顧みない人物でもない。
: また殺す気のない相手に対しては厳格ながらも基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
+
: また、殺す気のない相手に対しては厳格ながらも基本的には寛大であり、多少失敬な事を言ったりしても怒らずに聞き流したりと器も大きい。
: 持っている知識・情報も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果てはホームズでさえまだ判っていなかったロマンの謎や正体すらも分かっていたようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
+
: 持っている知識・情報も非常に豊富で、獅子王の正体や目的を始め、第六特異点の砂漠地帯にアトラス院がある事や、そこで主人公らが協力者を得てやっと手に入れた情報も始めから知っていた。果ては[[シャーロック・ホームズ|ホームズ]]でさえまだ判っていなかった[[ソロモン|ロマンの謎や正体]]すらも分かっていたようである。ただし、それらを安易に直接教えるような事はせず、あくまでも主人公達が直接出向いて自分達の目で確かめる事を重視して次にすべき事と場所だけを教えた。
: 基本的には他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く様な形で他人と接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していたベティヴィエール、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
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: 基本的には'''他人に考えさせ、行動させ、体験させることで相手を導く'''様な形で他人と接している。それは情報や計画が不足なまま助力を乞いに来た主人公のみならず、決死の覚悟で頭を下げ、最後にはボロボロになりながらも使命を全うして首を差し出してきた呪腕のハサン、自分の罪や使命を周囲に隠していた[[ベディヴィエール (Grand Order)|ベディヴィエール]]、果てはそれまで敵対して剣を交えていたガウェインに対してすら同じであった。
 
; 能力
 
; 能力
: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、隠密行動判定を完全に成功させたとしても“これから殺す相手”には自分の存在を感知されてしまう。しかし第六章においては、『光輝の大複合神殿』の玉座にありて内部の事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]がまるで存在に気付けず、戦慄を感じて振り返った時には既にその首を刎ねられた後だったという、オジマンディアスをして「まさに神域の暗殺」と言わしめる暗殺を容易く行っている。
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: 「暗殺者を暗殺する」という破綻した役割に大義を与えるため、隠し武器・暗器ではなく、正面から戦う大剣を武器に選んでいる。かつて習得した残滓として大剣を選択した現在でも「気配遮断」のスキルをAランクで所持しているが、隠密行動判定を完全に成功させたとしても“これから殺す相手”には自分の存在を感知されてしまう。しかし第六特異点においては、『光輝の大複合神殿』の玉座にありて内部の事象を全て探知できるはずの[[オジマンディアス]]がまるで存在に気付けず、戦慄を感じて振り返った時には既にその首を刎ねられた後だったという、オジマンディアスをして「まさに神域の暗殺」と言わしめる暗殺を容易く行っている。
 
: 戦闘の際には大剣を片腕で振るい、外套を使って攻撃を受け流す。その技量は[[俵藤太]]をして「自身があと30~40年歳を取ってようやく一射届くかどうか、という武の極み」と言わしめる程の遥か高き領域にある。円卓の騎士の中でも屈指の実力を誇る[[ガウェイン]]ですらも、まるで本気を見せていない状態であったにも関わらず太刀筋を見切るのが精一杯で、さらには「聖者の数字」によって強化された状態で放たれたガラティーンすらも容易く受け流す、規格外の実力を有する。また、首を刎ねた後にオジマンディアスが全力を以て攻撃を加えたが、これにも傷一つ受けずに神殿から立ち去っている。
 
: 戦闘の際には大剣を片腕で振るい、外套を使って攻撃を受け流す。その技量は[[俵藤太]]をして「自身があと30~40年歳を取ってようやく一射届くかどうか、という武の極み」と言わしめる程の遥か高き領域にある。円卓の騎士の中でも屈指の実力を誇る[[ガウェイン]]ですらも、まるで本気を見せていない状態であったにも関わらず太刀筋を見切るのが精一杯で、さらには「聖者の数字」によって強化された状態で放たれたガラティーンすらも容易く受け流す、規格外の実力を有する。また、首を刎ねた後にオジマンディアスが全力を以て攻撃を加えたが、これにも傷一つ受けずに神殿から立ち去っている。
 
: また、地球上の全生命が死に絶えない限り不死身であるティアマトの角翼を一撃で切断した時には、自身の冠位級の霊基を代償にすることでティアマト自身の霊基パターンを変化させて死の概念を付与させ、その不死性を打ち消すという離れ業すらもやってのけたが、代わりにこれ以降の彼の霊基は通常のサーヴァントたちと同じ出力のものとなった。  
 
: また、地球上の全生命が死に絶えない限り不死身であるティアマトの角翼を一撃で切断した時には、自身の冠位級の霊基を代償にすることでティアマト自身の霊基パターンを変化させて死の概念を付与させ、その不死性を打ち消すという離れ業すらもやってのけたが、代わりにこれ以降の彼の霊基は通常のサーヴァントたちと同じ出力のものとなった。  
 
: 第六特異点においては他にも、カルデアのモニターにその姿や存在を捉えられない、主人公の反応を一瞬消失させカルデアの観測上死亡した状態にさせる、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつガウェインの「辺りを強制的に快晴にする」ギフトを無効化する程の大規模な砂嵐を一切の魔力を使わずに発生させる、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせるなど、様々な異能を使用していた。
 
: 第六特異点においては他にも、カルデアのモニターにその姿や存在を捉えられない、主人公の反応を一瞬消失させカルデアの観測上死亡した状態にさせる、聖都の城壁の弓兵を尽く無力化しつつガウェインの「辺りを強制的に快晴にする」ギフトを無効化する程の大規模な砂嵐を一切の魔力を使わずに発生させる、静謐のハサンに取り憑いて試練として強制的に戦わせるなど、様々な異能を使用していた。
: 第七特異点ではティアマトを守るラフムとの戦いの際に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のサポートサーヴァントとなってくれるが、「冠位」クラスを捨てた直後でも尚その強さや技量は健在であったようだ。
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: 第七特異点ではティアマトを守るラフムとの戦いの際に[[主人公 (Grand Order)|主人公]]のサポートサーヴァントとなってくれるが、「冠位」クラスを完全に捨てた直後でも尚その強さや技量は健在であったようだ。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
! クラス !! マスター !!  筋力 !! 耐久 !! 敏捷 !! 魔力 !! 幸運 !! 宝具 !! [[スキル (サーヴァント)|クラス別能力]] !! [[スキル (サーヴァント)|保有スキル]] !! 備考
 
|-
 
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX || 実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。
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| [[アサシン]] || [[主人公 (Grand Order)]] ||B|| A|| B || E || E || A || 対魔力:B<br>気配遮断:A<br>単独行動:B<br>境界にて:A || 戦闘続行:EX<br>天性の肉体:A→C<br>信仰の加護:A+++<br>無冠の武芸:-<br>晩鐘:EX<br>死の淵:EX<br>晩鐘、帰路:EX || 無冠の武芸により、実際の基本能力はランクが+1上昇している<ref group = "出" name="『Fate/Grand Order material Ⅴ』" >「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.28</ref>。<br>強化クエストクリアで「戦闘続行」→「死の淵」に変化。<br>強化クエスト2クリアで「晩鐘」→「晩鐘、帰路」に変化
 
|}
 
|}
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:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:幽谷にあるものは死に慣れ、同化しているため、即死耐性と魅了耐性を獲得する。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
 
:この剣の前に落命する者に「恐怖はあるが痛みは無く、畏れはあるが苦しみは無く、懺悔はあるが後悔は無い」という。
:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃&敵単体に高確率で即死効果<ref group = "注" name="オーバーチャージで確率UP">オーバーチャージで確率UP</ref>」という効果のBuster宝具。
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:『Grand Order』では「敵単体に超強力な攻撃[Lv]&高確率で即死効果<オーバーチャージで確率アップ>」という効果のBuster宝具。
    
==真名:“山の翁”==
 
==真名:“山の翁”==
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; [[Fate/Grand Order]]
 
; [[Fate/Grand Order]]
 
: メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
 
: メインシナリオでは第六特異点で初登場し、その凄まじい力と圧倒的な存在感を以って主人公達を支援した。第七特異点にて一度限りではあるが、NPCとして使用可能。
:その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定でガチャに追加。イベントガチャ限定サーヴァントであり、恒常的な入手手段は現状ない。
+
:その後「“山の翁”ピックアップ召喚」の開催に伴い期間限定サーヴァントとして実装された。
 +
 
 +
; [[Fate/strange Fake]]
 +
: [[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|真アサシン]]の過去が描写されたシーンで少しだけ登場している。
    
===その他===
 
===その他===
109行目: 113行目:  
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
 
:彼女が言っていた「あの御方」というのが彼の事と思われる。
;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
+
;[[ハサン・サッバーハ〔煙酔のハサン〕|煙酔のハサン]]、[[ハサン・サッバーハ〔耀星のハサン〕|耀星のハサン]]、震管のハサン、影剥のハサン
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
 
:自分の後輩にあたるハサンたち。
;[[ハサン・サッバーハ (Fake)]]
+
;[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕|幽弋のハサン]]
:後輩にあたると思われるハサンの一人。
+
:自分の後輩にあたるハサンの一人。
 +
:正確には暗殺教団と全く別の組織の存在が彷徨いの果てに霊廟に辿り着いたのを剣にかけて「死の先払い」をさせることで自分の影として「ハサンにした」相手。
    
=== Fate/Grand Order ===
 
=== Fate/Grand Order ===
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;[[エレシュキガル]]
 
;[[エレシュキガル]]
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
 
:宗教は違っても「死」についての信念と責務には善性を感じており、カルデアが再び「死の国」に関わる事があっても彼女が居るなら大丈夫だろう、と信頼している。
 +
:実際に南米異聞帯で彼女はニンキガルとなり、カルデアの強力な助っ人となった。
 
;[[ニトクリス]]
 
;[[ニトクリス]]
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
 
:宗教は違っても「死者」への礼節と王としての態度は認めているが、エレシュキガルと違ってカルデアが再び「死の国」に関わるなら彼女一人では荷が勝ちすぎるか、と老婆心を持っている。
;■■■■■■■
+
:実際に南米異聞帯で彼女はかなり苦戦したものの、最終的には[[ニトクリス〔オルタ〕]]となり[[カマソッソ]]の討伐に貢献した。
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。
+
;[[テスカトリポカ]]
:異名を考えると「テスカトリポカ」だろうか。上記二人の「カルデアが再び死の国に関わる事」に何か関係があるのだろうか?
+
:「煙る鏡」と呼び、殺す為に殺し死ぬ為に生きる様を信仰とするなら自分に言う事は何も無い、と見ている。<ref group = "注">実際は名称が伏字となっているが、言及されている特徴からしてテスカトリポカである可能性が非常に高い。</ref>
 +
:自身と同じく冠位のサーヴァント。自身がグランドアサシンを降りたことで、彼が仕方なくグランドアサシンとなることになった。彼からは冠位を襲名したことを「山繋がり」と言われており、また一つ貸しともされている。
 +
:自身としては彼がグランドアサシンになることに意見はないものの、それはそれとして「銃はやめておけ」と言い放っている。
 +
;[[紅閻魔]]
 +
:南米異聞帯において、彼女が[[朱瑞鳥・紅閻魔]]となった際、正気に戻すことに陰ながら助力する。
 +
:その後は彼女に特訓を課して、死の概念を与える権能を付与させている。
 +
;[[ネモ〔サンタ〕]]
 +
:期間限定イベント『雪原のメリークリスマス』で共演。
 +
:彼が行おうとしている「航海」について見抜いており、忠告するとともに躊躇が残る彼に対して最後の後押しをした。
 +
;[[ラーヴァ/ティアマト]]
 +
:彼女が[[ティアマト|ビーストⅡ]]だった際に羽を切断し、死の概念を付与した。
 +
:そのためか彼女からは苦手意識を持たれているものの、それを克服しようとした彼女からはお弁当を作ってプレゼントされたりしている。
 +
:マイルームボイスではその返礼としてか、ペルシア産の香香を彼女に渡すよう主人公に頼んでいる。
 +
;[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕]]
 +
:カルデアへとやってきたビーストⅥ/S。
 +
:『螺旋証明世界 リリムハーロット ~喝采なき薔薇~』にて彼女が"ソラ"へと至ったことに感じ入っており、良き契約者を得たとしている。
 +
:自身も彼女に激励ととれる言葉を送っており、元グランドとビーストという間柄でありながら関係性は良好に見える。
 +
 
 +
=== Fate/Grand Order Arcade ===
 +
;[[マーリン〔プロトタイプ〕]]
 +
:同じグランドサーヴァント仲間。[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:とはいえ、性格の相性は最悪なのか「自分の義務を放り出して遊んでいる妖精もどき」と非常に辛辣。
 +
 
 +
;[[ネモ/ノア]]
 +
:同じグランドサーヴァント仲間。[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:「ノア」の放蕩な性格には若干思うところもあるのか、「ネモ」の時には真面目な彼に引き合いに出して弄っていた。
 +
 
 +
;[[ナイチンゲール]]
 +
:[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて共闘。
 +
:「命に触れるその手は可憐であり、異教徒達が天使と見間違えたのも当然である」と好意的。
 +
 
 +
;[[ロムルス]]
 +
:[[ロムルス=クィリヌス|別霊基]]では同じグランドサーヴァント仲間。
 +
:「七つの丘の祖」と呼んでおり、人間性もある程度知っている模様。
 +
 
 +
;[[ビーストⅥ/S]]
 +
:[[背徳果実都市 リリムハーロット|収束特異点]]にて敵対した相手。
 +
:どこかの時点で面識があったかのような反応をしていたが、詳細は不明。
 +
:物語の中で彼女に投げかけた問い掛けは、後に[[ソドムズビースト/ドラコー〔ビースト〕|『Grand Order』]]にて返答されることになる。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
151行目: 195行目:  
: マイルーム会話「嫌いなこと」。教団のトップである“山の翁”の堕落を、彼は許さない。
 
: マイルーム会話「嫌いなこと」。教団のトップである“山の翁”の堕落を、彼は許さない。
 
: 神の教えを守る者たちが人の欲に溺れる事が堕落であり、神への冒涜。そして堕落したハサンの首を断つのが“山の翁”の役目である。
 
: 神の教えを守る者たちが人の欲に溺れる事が堕落であり、神への冒涜。そして堕落したハサンの首を断つのが“山の翁”の役目である。
; 「聖杯などというものはない。妄想と狂信を混同してはならぬ。」
+
; 「聖杯などというものは無い。妄想と狂信を混同してはならぬ。」
 
: マイルーム会話「聖杯について」。“山の翁”の信じる教義に[[聖杯]]は存在しない。ゆえに願望器は戯言に過ぎない代物である。
 
: マイルーム会話「聖杯について」。“山の翁”の信じる教義に[[聖杯]]は存在しない。ゆえに願望器は戯言に過ぎない代物である。
;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
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;「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|呪腕]]のか。悪魔の腕を取り付けてまで何を掴んだ? 己の愚かさか? では──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|静謐]]のか。毒に浸した肢体で何を護った? 野に咲く花すら護れぬ孤独か? 馬鹿め──首を出せ。」<br>「[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|百貌]]のか。無数の知恵で何を積み上げた? 百の魂で一の真偽を奪い合う欲望か? 愚か者め――首を出せ。」
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
 
: マイルーム会話「[[ハサン・サッバーハ〔呪腕のハサン〕|歴代]][[ハサン・サッバーハ〔静謐のハサン〕|のハ]][[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|サン]]」。後任達への余りにも辛口な評価の最後に必ず「首を出せ」と付け加える。とはいえ、後任達への生前や願いを踏まえて言ってるようにも取れる。
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; 「煙る鏡よ。御身が暗殺者の冠位に座する事に意見はないが……ふむ。一つ良いかね?――銃は止めておけ。」
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: マイルーム会話「[[テスカトリポカ]]」。テスカトリポカ自身も言及していたが、“山の翁”が資格を返上した事で空席となったグランドアサシンの後釜に彼が収まった事に差し障りはないとしつつも、それはそれとしてテスカトリポカの自他共に認める壊滅的な銃の腕前は流石に看過出来なかった模様。
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
; 「汝は異教徒ではあるが、信じるに足る者のようだ。特に心が良い。何事にも動じぬ精神こそ、我らに必要なものだった。」
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
: マイルーム会話「絆Lv4」。“山の翁”は狂信者であるが、真に心正しき者は異教徒であろうとも信ずるに値する。
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
; 「良い旅だ、良い思い出だ。良い、実に良い──我が終わりだ。<br> この戦いの終わりに、今度こそ消えたいものだ、我が契約者よ。」
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
 
: マイルーム会話「絆Lv5」。断罪の為に生き続けなければならなかった“山の翁”は、ここに自らが望む“旅の終わり”を見い出した。
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==== 本編 ====
 
==== 本編 ====
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
 
; 「―――魔術の徒よ。<br> そして、人ならざる者たちよ。<br> 汝らの声は届いている。時代を救わんとする意義を、我が剣は認めている。<br> だが———我が廟に踏み入る者は、悉く死なねばならない。<br> 死者として戦い、生をもぎ取るべし。その儀を以て、我が姿を晒す魔を赦す。」
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: 同上。魔神柱を超えるとされる「ティアマトの子供達」を前にして「冠位」を捨てた“山の翁”は主人公との契約を交わす。
 
: 同上。魔神柱を超えるとされる「ティアマトの子供達」を前にして「冠位」を捨てた“山の翁”は主人公との契約を交わす。
 
: ティアマトを討伐するに当たってこれ以上ない援軍に、主人公達(とプレイヤー)は胸を熱くするのだった。
 
: ティアマトを討伐するに当たってこれ以上ない援軍に、主人公達(とプレイヤー)は胸を熱くするのだった。
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==== イベント ====
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; 「ほう。我が霊廟に生涯近づかなんだ理由は、その質素な信仰故だったか、百貌よ。」
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; 「これは考えを改めねばな。我が彷徨うアズライールの廟、些か贅がすぎたか?」
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: 『雀のお宿の活動日誌~閻魔亭繁盛記~』より。百貌のハサンの「安息地に豪華な意匠など不要。住処は単純なものほど良い」との言葉に対して。
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: 想定外な方向からのツッコミに、百貌は半ばパニックを起こしながらも、「信徒たちの祈りの結果ですので」と必死に取り繕う。呪腕のハサンは「なに迂闊な発言をしているのだ、百貌」と心の中で絶叫するが…。
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:<del>そもそも彼らが初代山の翁の霊廟に謁見することは死を意味するので、中々に意地の悪い発言でもある。</del>
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; 「だが―――」
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; 「我らの中に、”寝正月が良い”などという、山の翁にあるまじき堕落を見せた者がいるという。」
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; 「―――まさに神をも恐れぬ失言よ。心当たりはあるか、呪腕の?」
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: 同上より。恐らく呪腕が発言したと知りながら、敢えて語りかけている。今度は呪腕が大慌てで誤魔化す羽目になった。
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: 普段より労働を尊び、堕落を嫌う山の翁に取っては、例え体を休める時でも無為に過ごす事は許さない模様。
    
=== ちびちゅき! ===
 
=== ちびちゅき! ===
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== メモ ==
 
== メモ ==
 
*作中での名前の表記は「“山の翁”」となっているが、基本的に他者からこの名で呼ばれることはなく、主人公やマシュは「キングハサン」と渾名をつけている他、ハサン達は「初代様」、[[玄奘三蔵]]は「骸骨の偉い人」、[[マーリン]]は「キング君」と呼称している。
 
*作中での名前の表記は「“山の翁”」となっているが、基本的に他者からこの名で呼ばれることはなく、主人公やマシュは「キングハサン」と渾名をつけている他、ハサン達は「初代様」、[[玄奘三蔵]]は「骸骨の偉い人」、[[マーリン]]は「キング君」と呼称している。
**最も前述の通り本人は自身の呼び名に関しては頓着しておらず、どう呼ばれても大して気にはしてはいない。「キングハサンと呼んでもよい……」とのコメントも。それに伴いユーザーも「キングハサン」「初代様」「ダークソウルに出てきそうな人」等色々言いたい放題。無論敬意はあるだろうが。
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**最も前述の通り本人は自身の呼び名に関しては頓着しておらず、どう呼ばれても大して気にはしてはいない。「キングハサンと呼んでもよい……」とのコメントも。それに伴いユーザーも「キングハサン」「初代様」「じいじ」「''ダークソウルに出てきそうな人''」等色々言いたい放題。無論敬意はあるだろうが。
 
*初登場時からそのあまりにもデタラメな強さと「ずっと在り続けている」という点から、最高のサーヴァントである七騎「'''[[グランドクラス]]'''」の一人であることが確実視されていた。
 
*初登場時からそのあまりにもデタラメな強さと「ずっと在り続けている」という点から、最高のサーヴァントである七騎「'''[[グランドクラス]]'''」の一人であることが確実視されていた。
**なお、その点を指摘されかかった際には台詞の項の通り、「無粋」と話を途中で遮った。さらにその際カルデアからの通信(それも映像+音声のみを選択して)を文字通り「斬った」。物理的に干渉しえないものを切断するのみならず、更には基本的に不死の存在であったティアマトに死の概念を付与するという規格外な事すらやってのけた事で、冠位級の暗殺者としての実力を見せている。
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**なお、その点を指摘されかかった際には台詞の項の通り、「無粋」と話を途中で遮り、カルデアからの通信(それも映像+音声のみを選択して)を文字通り「斬った」。物理的に干渉しえないものを切断するのみならず、更には基本的に不死の存在であったティアマトに死の概念を付与するという規格外な事すらやってのけた事で、冠位級の暗殺者としての実力を見せている。
 
*『カルデアエース』でのきのこの発言では第七章で冠位を失ったのは本来「人類全体を救うため」の力を「個人の判断でカルデアに肩入れ」したためとのことだが、この件について以下の通り補足されている「(冠位の)資格を捨てたとしても、“山の翁”自身の霊基の強さは依然として冠位級なんです。冠位を捨てて普通のアサシンクラスとなったからといって、自身の霊基の強さが落ちるわけではないんです。そして、その「優れた霊基」をすべて使っての「死の概念の付加」となります。ティアマトに死を教えたことで“山の翁”の霊基は通常のサーヴァントたちと同じ出力のものになりました。」
 
*『カルデアエース』でのきのこの発言では第七章で冠位を失ったのは本来「人類全体を救うため」の力を「個人の判断でカルデアに肩入れ」したためとのことだが、この件について以下の通り補足されている「(冠位の)資格を捨てたとしても、“山の翁”自身の霊基の強さは依然として冠位級なんです。冠位を捨てて普通のアサシンクラスとなったからといって、自身の霊基の強さが落ちるわけではないんです。そして、その「優れた霊基」をすべて使っての「死の概念の付加」となります。ティアマトに死を教えたことで“山の翁”の霊基は通常のサーヴァントたちと同じ出力のものになりました。」
 
**余談だが、この「通常のサーヴァントたちと同じ出力」になってもなお相変わらず「通常のサーヴァント」と桁違いの差を見せつけており、魔神柱よりも強いベル・ラフムを十一体も同時に相手にとった(場合によってはそのまま斬り倒した可能性もある)という恐ろしい戦果をあげている(ストーリー上、ベル・ラフムの前に立ちはだかったのは主人公、マシュ、キングハサンの三者だけであるため、三者の内の事実上の主力は誰だったかは言うまでもない)。
 
**余談だが、この「通常のサーヴァントたちと同じ出力」になってもなお相変わらず「通常のサーヴァント」と桁違いの差を見せつけており、魔神柱よりも強いベル・ラフムを十一体も同時に相手にとった(場合によってはそのまま斬り倒した可能性もある)という恐ろしい戦果をあげている(ストーリー上、ベル・ラフムの前に立ちはだかったのは主人公、マシュ、キングハサンの三者だけであるため、三者の内の事実上の主力は誰だったかは言うまでもない)。
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*「信仰の加護」は'''A+++'''。このスキルはランクが高すぎると人格に異変をきたすと言われているが、彼の場合はそのような節は見られない。影響がないのか、あるいは異変の結果こういった性格になったのか。今のところ詳細は不明である。
 
*「信仰の加護」は'''A+++'''。このスキルはランクが高すぎると人格に異変をきたすと言われているが、彼の場合はそのような節は見られない。影響がないのか、あるいは異変の結果こういった性格になったのか。今のところ詳細は不明である。
 
**また「信仰の加護」を持つ者に共通する、聖杯を望まないサーヴァントの一人。くわえて“山の翁”の場合はイスラム教徒なので、聖杯の存在自体を否定している。
 
**また「信仰の加護」を持つ者に共通する、聖杯を望まないサーヴァントの一人。くわえて“山の翁”の場合はイスラム教徒なので、聖杯の存在自体を否定している。
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*その凄まじい剣技や即死にばかり目が行きがちだが、実は「戦闘続行EX」は“山の翁”の保有するスキルの中でも極めて特異なもので、これは例えどれ程の深手を負い、肉体が半分消し飛んだとしても五体満足時と同様の能力を発揮できるという、通常の戦闘続行とは次元の違う、「生きているのか死んでいるのかさえ分からない」とも形容される異常な能力である。
 
*竹箒日記によると、『Grand Order』におけるサーヴァントの中で'''一番初めに戦闘ボイスを作ったキャラ'''で、収録自体は実装の二年ほど前に行われていた<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記2016/12/14]</ref>。
 
*竹箒日記によると、『Grand Order』におけるサーヴァントの中で'''一番初めに戦闘ボイスを作ったキャラ'''で、収録自体は実装の二年ほど前に行われていた<ref group = "出">[http://www.typemoon.org/bbb/diary/log/201612.html 竹箒日記2016/12/14]</ref>。
 
**『Grand Order』では出演表記が決定されている豪華声優陣の中に、事あるごとに出続けてTYPE-MOONでは定番となりつつある中田譲治氏が長らく表記されなかったが、“山の翁”がスポット参戦する第七章の実装を皮切りに表記に追加された。
 
**『Grand Order』では出演表記が決定されている豪華声優陣の中に、事あるごとに出続けてTYPE-MOONでは定番となりつつある中田譲治氏が長らく表記されなかったが、“山の翁”がスポット参戦する第七章の実装を皮切りに表記に追加された。
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*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
*『Grand Order』で2017年のバレンタインイベントでお返しにくれる「アル・ブクール」は、作中でも述べられているように魔除けのお香であり、一般的には白檀を中心にした配合である。「山の翁」の伝承から類推されやすいが、''ハシシではない。''
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
 
**なお、イスラム圏においてお香は非常にポピュラーな文化であり、客をもてなす際にも食事と並んでコースの一つとされる程である。
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* 『Grand Order』開発初期では「誰でもよいのでハサンを百体合成すると召喚できる」という特殊召喚枠のSSRサーヴァントとして考えられていたが、あえなく没となった。<ref group = "出">「“山の翁”」『Fate/Grand Order material Ⅴ』p.33</ref>
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** 恐らく「ガチャで出てくるキャラを何体か集めるとレアキャラが貰える」という仕組みがいわゆるコンプガチャに該当するため、景品表示法に違反してしまうと判断されたと思われる。
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*[[ハサン・サッバーハ〔幽弋のハサン〕]]には、「彼の若い頃の姿なのでは?」と言う考察があった。詳細はあちらのページを参照。
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**『strange Fake』8巻で明かされた過去で「暗殺教団と縁もゆかりもなかった存在が廟に迷い込み、彼の剣を受けることでハサンになると同時に生死の狭間の翁の影のような存在になった」と明かされた。
    
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;黙示録の四騎士
 
;黙示録の四騎士
:『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。
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:『ヨハネの黙示録』第六章に預言された、七つの封印のうち最初の四つが解かれる際に現れるという、四色の馬を駆る騎士。<br>第一の封印が解かれた時には白い馬に跨った騎士が現れる。手に弓を持ち、頭に冠を頂き、勝利と支配を象徴し、疫病を運ぶと言われている。別名〈征服〉の騎士とも呼ばれる。<br>第二の封印が解かれた時には赤い馬に跨った騎士が現れる。手に大剣を携え、戦争を象徴し、人々を殺し合わせる権限を与えられたと言われている。<br>第三の封印が解かれた時には黒い馬に跨った騎士が現れる。手には食物を制限するための秤を持ち、飢餓を象徴すると言われている。<br>第四の封印が解かれた時には[[ペイルライダー|<RUBY><RB>蒼褪めた</RB><RT>ペイル</RT></RUBY>馬に跨った騎士]]が現れる。ハデスや野獣を引きつれ、疫病を象徴すると言われている。<br>四騎士はそれぞれ死をもたらすものの象徴とされるが、とりわけ第四の騎士はタロットカードの死神のモデルとも言われ、その騎手は骸骨の姿で描き表される。
    
==商品情報==
 
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[[Category:グランドクラス]]
 
[[Category:グランドクラス]]
 
[[Category:Fate/Grand Order]]
 
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[[Category:マンガで分かる!Fate/Grand Order]]
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[[Category:ちびちゅき!]]
 
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