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:カドックに召喚された異聞帯のアナスタシアは「永久凍土帝国に存在した場合のアナスタシア」というべき状態で内面がヤガに近い物になっており、家族の顔も思い出せなくなっている。カドック相手には地の性格を見せることもあるが、基本的に無機質で氷の様な冷たさを持ち、鼠を「囓って増えることしか能のない生命体」と見下す。だが、ソレを汎人類史の強さだと認識している。
 
:カドックに召喚された異聞帯のアナスタシアは「永久凍土帝国に存在した場合のアナスタシア」というべき状態で内面がヤガに近い物になっており、家族の顔も思い出せなくなっている。カドック相手には地の性格を見せることもあるが、基本的に無機質で氷の様な冷たさを持ち、鼠を「囓って増えることしか能のない生命体」と見下す。だが、ソレを汎人類史の強さだと認識している。
 
;能力
 
;能力
:ロマノフ帝国の秘蔵精霊であるヴィイと契約しており、氷や冷気を操る力を有する。魔力も大半はヴィイが賄ってくれるためマスターへの負荷も少なく、良好な関係さえ築ければ扱い易いサーヴァントと言える。一方で寒い場所で産まれ育った為に、暑さに弱いという弱点がある。
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:ロマノフ帝国の秘蔵精霊であるヴィイと契約しており、氷や冷気を操る力を有する。魔力も大半はヴィイが賄ってくれるためマスターへの負荷も少なく、良好な関係さえ築ければ扱い易いサーヴァントと言える。ただし、寒い場所で生涯のすべてを過ごしてきたため、暑さに弱いという弱点がある。
    
== ステータス ==
 
== ステータス ==
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==真名:アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ==
 
==真名:アナスタシア・ニコラエヴナ・ロマノヴァ==
:ロマノフの末裔にして精霊使い。
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:ロマノフ帝国、最後の皇帝であったニコライ二世の末娘。
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: 20世紀、ロシアに起こった「2月革命」の直後、家族諸共処刑された。
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===関連===
 
===関連===
 
;ヴィイ
 
;ヴィイ
 
:彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。
 
:彼女と契約したロマノフ帝国の秘蔵精霊。
:ヴィイ、と呼ばれる精霊ないし妖怪は厳密には存在しない。ロシアの文豪であるゴーゴリの怪奇短編小説「ヴィイ」で登場した創作妖怪である。ただし、ヴィイと似た伝承はスラヴに幾つか存在し、それを原型としたものと推測されている。
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:ヴィイ、と呼ばれる精霊ないし妖怪は厳密には存在しない。ロシアの文豪であるゴーゴリの怪奇短編小説「ヴィイ」で登場した創作妖怪である。だがヴィイと似た伝承はスラヴに幾つか存在し、それを原型としたものと推測されている。
 
:アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。
 
:アナスタシアが契約したヴィイは、ロマノフ帝国が保有していた使い魔である。彼はその魔眼であらゆる秘密を暴き、城塞の弱点を見つけ出し、更には敵対する者を血に染め上げた。
 
:ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。
 
:ただし、才能がなければ彼を見ることも操作することもできない。アナスタシアは死ぬ直前で、ようやく彼と契約する資格を得た。
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