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| ==キャスター (フラグメンツ) == | | ==キャスター (フラグメンツ) == |
− | *真名:ヴァン・ホーエンハイム | + | *真名:ヴァン・ホーエンハイム・パラケルスス |
− | *誕生日:月日/血液型:型 | + | <!-- *誕生日:月日/血液型:型 |
− | *身長:cm/体重:kg | + | *身長:cm/体重:kg --> |
− | *サーヴァント階位:? | + | *サーヴァント階位:六位 |
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| 『Prototype』の世界で行われた、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]に登場する、「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの[[サーヴァント]] 。<br>白色のローブを纏った、女性と見紛いかねない長髪の美青年。 | | 『Prototype』の世界で行われた、[[Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ|八年前の聖杯戦争]]に登場する、「[[クラス (キャスター)|魔術師]]」のクラスの[[サーヴァント]] 。<br>白色のローブを纏った、女性と見紛いかねない長髪の美青年。 |
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| ;略歴 | | ;略歴 |
− | : [[玲瓏館美沙夜|美沙夜]]の父が召喚したサーヴァント。<br>玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、鉄壁の守りを敷いている。<br>真名は「パラケルスス」の名で広く知られる、錬金術師ヴァン・ホーエンハイム。 | + | :1991年2月に[[玲瓏館美沙夜|美沙夜]]の父によって召喚されたサーヴァント。真名は「パラケルスス」の名で広く知られる、錬金術師ヴァン・ホーエンハイム。<br>玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、鉄壁の守りを敷く。その後、マスター間の約定により[[ライダー (フラグメンツ)|ライダー]]陣営と同盟を締結するが、同日夜、[[バーサーカー (フラグメンツ)|バーサーカー]]の襲撃と時間を同じくして現れた[[沙条愛歌]]と邂逅を果たす。そして根源接続者である彼女への興味、自らの目的を達成するのに強者に付いた方が賢明であるという合理的な判断に加え、自分どころか神々すら凌ぐ輝きを放つ彼女の器に魅せられ、玲瓏館のサーヴァントとして動きながら愛歌の元に付く道を選んだ。<br>複合神殿でのライダーとの決戦の際には、愛歌の命を受けて[[セイバー (Prototype)|セイバー]]のサポートを行い、彼を勝利に導く。ライダー陣営にキャスターが敵対したことで、同盟の契約違反と見なされた美沙夜の父は強制(ギアス)のペナルティにより死亡。キャスターは愛歌をマスターとし、さらなる暗躍を続ける。 |
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| ;人物 | | ;人物 |
− | :「ヴァン・ホーエンハイム」は略した名前で、本名「テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ ホーエンハイム」。
| + | :生粋の[[魔術|魔術師]]であるが、人を教え導くことに喜びを感じる人物で、美沙夜の父や幼い美沙夜にも真摯に接する人格者。また効果や効率を重んじすぎる魔術師の中で、魔術に風情や情感を覚える一風変わった人柄。生前は「遍く人々を、愛し子を救うために成すべきことを成す」として、魔術師でありながらその研究成果を世間に広め、医療の発達に貢献した。そして、それを疎んだ他の魔術師の手によって最期を迎えたらしい。その聖人のような高潔さに美沙夜の父や美沙夜からは全幅の信頼を向けられる。 |
− | :生粋の[[魔術|魔術師]]であるが、人を教え導くことに喜びを感じる人物で、幼い美沙夜の質問にも真摯に答える人格者。また効果や効率を重んじすぎる魔術師の中で、魔術に風情や情感を覚える一風変わった人物。 | + | :一方、姿隠しを見破られているのに不気味な人影の姿で美沙夜の前に現れ、彼女に透明で冷ややかな氷のようだと思わせている。また姿を現した後も、美沙夜は彼と話していると偶に「気圧されている」と感じる時があり、その思惑には不明な点があった。 |
− | :一方、姿隠しを見破られているのに不気味な人影の姿で美沙夜の前に現れ、彼女に透明で冷ややかな氷を思わせている。また姿を現した後も、美沙夜は彼と話していると偶に「気圧されている」と感じる時が有り、その思惑には不明な点がある。 | + | :実は美沙夜が出会った当初に覚えた不安は正しく、清廉ではあるが彼もまた「正しい魔術師」の一人であり、根源への到達には手段を選ばない。結果、玲瓏館を裏切って愛歌の元に付き、美沙夜を彼女に売って遠距離から呪詛を掛けられるよう細工を行っていた。 |
− | :実は美沙夜が出会った当初に覚えた不安は正しく、清廉ではあるが彼もまた「正しい魔術師」の一人であり、根源への到達には手段を選ばない。そして[[沙条愛歌|愛歌]]から誘いを受け、根源接続者である彼女への興味、自らの目的を達成するのに強者に付いた方が賢明であるという合理的な判断に加え、自分どころか神々すら凌ぐ輝きを放つ彼女の器に魅せられる。
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− | :結果、玲瓏館のサーヴァントとして動きながら愛歌の元に付き、美沙夜を彼女に売って遠距離から呪詛を掛けられるよう細工を行っていた。 | |
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| ;能力 | | ;能力 |
− | :玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、数十の結界と呪詛の罠、各方角に独立した防御機構である「エレメンタル」を一体ずつ配置し、気配遮断を持つ[[アサシン (フラグメンツ)|アサシン]]や突破力に優れたバーサーカーの侵入すら阻む強固な陣を敷いている。また「道具作成」によってホムンクルスやエーテル塊の欠片の生成、「エレメンタル」の材料となる火蜥蜴(サラマンダー)を始めとする幻想種の召喚を行う。 | + | :伝説的な錬金術師にして、「土」「水」「火」「風」「空」の5つの属性を併せ持つアベレージ・ワンの魔術師。宝石魔術を操る。 |
− | :「エレメンタル」とは四大元素の象徴である四精霊を素材として造られた宝石でそれぞれが象徴する属性の色をしている。エレメンタルはキャスターの分身でもあり、平時は空中での神殿の警戒を行い、キャスター戦闘時にはこれらを使役して魔力供給と術の強化、支援などを行わせる。 | + | :玲瓏館邸を「神殿」に作り変え、数十の結界と呪詛の罠、各方角に独立した防御機構である「エレメンタル」を一体ずつ配置し、気配遮断を持つ[[アサシン (フラグメンツ)|アサシン]]や突破力に優れたバーサーカーの侵入すら阻む強固な陣を敷いている。また魔力を込めた宝石やホムンクルス、エーテル塊の欠片など、短時間で高度な魔術品の生成を可能とする。 |
− | :本人曰く「争いはさほど好きではない」とのことだが、あらゆる元素変換を極め、大魔術級の威力を持った複数属性の魔術を同時に操り、なおかつそのコントロールも卓越している。また隠し持つ宝具は絶大な火力を有し、サーヴァント2騎以上をまとめて相手取り、それらを消滅させるに足る破壊力がある。 | + | :「エレメンタル」はキャスターの分身でもある宝石で、平時は空中での神殿の警戒を行い、キャスター戦闘時にはこれらを使役して魔力供給と術の強化、支援などを行わせる。 |
| + | :本人曰く「争いはさほど好きにはなれない」とのことだが、あらゆる元素変換を極め、大魔術級の威力を持った複数属性の魔術を同時に操り、なおかつそのコントロールも卓越している。 |
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| + | == [[宝具]] == |
| + | ;? |
| + | :威力には自負があるものの、サーヴァント2騎以上をまとめて相手取って使用すべきと考えている。 |
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| == 登場作品と役柄 == | | == 登場作品と役柄 == |
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| == メモ == | | == メモ == |
| + | *「ヴァン・ホーエンハイム」は略した名前で、本名「テオフラストゥス・フィリップス・アウレオールス・ボンバストゥス・フォン・ ホーエンハイム」。 |
| + | **本名が長すぎるので、真名に略した名前が使われているのは[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]と同じ。 |
| *「パラケルスス」という通り名の由来に関する説は2つ存在し、「古代ローマの高名な医者・ケルススを凌ぐ」という意味を込めて自称した、または「ホーエンハイム」をラテン語化したと言われている。 | | *「パラケルスス」という通り名の由来に関する説は2つ存在し、「古代ローマの高名な医者・ケルススを凌ぐ」という意味を込めて自称した、または「ホーエンハイム」をラテン語化したと言われている。 |
− | *本名が長すぎるので、真名に略した名前が使われているのは[[セイバー (EXTRA・赤)|ネロ]]と同じ。
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| *『[[Fate/stay night]]』でも活躍したアイテムであるアゾット剣の本質的な意味での製作者にして所有者。 | | *『[[Fate/stay night]]』でも活躍したアイテムであるアゾット剣の本質的な意味での製作者にして所有者。 |
| *「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。だが時期が近い『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した、同じく「キャスター」で生粋の魔術師だった[[キャスター (Apocrypha・黒)|アヴィケブロン]]があんな事をしでかしたので、登場した時から読者の間で不安は大きかった。その後美沙夜との交流で払拭されたかと思いきや、不安は最悪のカタチで的中した……。 | | *「根源への到達」と言う、「魔術師」として、恐ろしくまともな目的を持つサーヴァント。だが時期が近い『[[Fate/Apocrypha]]』に登場した、同じく「キャスター」で生粋の魔術師だった[[キャスター (Apocrypha・黒)|アヴィケブロン]]があんな事をしでかしたので、登場した時から読者の間で不安は大きかった。その後美沙夜との交流で払拭されたかと思いきや、不安は最悪のカタチで的中した……。 |
| + | *「魔術師だが一般人にも有名」というTYPE-MOONの世界設定的には矛盾しかねない人物。と思いきや、魔術師でありながら世間に広く知識を広めたために他の魔術師に謀殺された、という解釈を取ることでその部分をクリアしている。 |
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| + | {| class="wikitable" |
| + | |- |
| + | | マスター || 筋力 || 耐久 || 敏捷 || 魔力 || 幸運 || 宝具 || 備考 |
| + | |- |
| + | | 美沙夜の父 || D || E || C || A || B || A+ || |
| + | |} |
| + | [[スキル (サーヴァント) |保有スキル]]:陣地作成、道具作成、高速詠唱など |
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| ==話題まとめ== | | ==話題まとめ== |