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その一画一画が膨大な魔力を秘めた[[魔術]]の結晶であり、マスターの魔術回路と接続されることで命令権として機能する。<br>
 
その一画一画が膨大な魔力を秘めた[[魔術]]の結晶であり、マスターの魔術回路と接続されることで命令権として機能する。<br>
 
冬木の聖杯戦争の令呪は[[間桐臓硯]]が考案(第二次聖杯戦争から)。
 
冬木の聖杯戦争の令呪は[[間桐臓硯]]が考案(第二次聖杯戦争から)。
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[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]では、聖杯そのものによって召喚された[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]が、各サーヴァントに対する令呪を二画所持している。これは完全にそれぞれのクラスに対する専用の物であり、ルーラーが特定の勢力に肩入れして中立性を損なうことを防ぐ安全弁となっている。<br>
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ルーラーはこの令呪を使用して聖杯戦争の正しい運営を妨げる要素に対して協力を要請したり、取引の材料として移譲したりといった目的に用いる。
    
[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]では、かつて地上で行われた聖杯戦争をモデルとしているため令呪のシステムも基本そのまま使用されている。<br>
 
[[Fate/EXTRA|月の聖杯戦争]]では、かつて地上で行われた聖杯戦争をモデルとしているため令呪のシステムも基本そのまま使用されている。<br>
予選を突破し、本戦へと到達したマスター128人それぞれにサーヴァントとともに三画の令呪がムーンセルから与えられる。<br>
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予選を突破し、本戦へと到達したマスター128人それぞれにサーヴァントとともに3画の令呪がムーンセルから与えられる。<br>
 
基本的に令呪は右手に現れるが、左手に現れている[[主人公 (EXTRA)|主人公]]のように例外は存在する。<br>
 
基本的に令呪は右手に現れるが、左手に現れている[[主人公 (EXTRA)|主人公]]のように例外は存在する。<br>
 
地上の聖杯戦争に比べて令呪の重要性は大きく、令呪を保持していることが「本戦への参加権利」の保有と見なされている。<br>
 
地上の聖杯戦争に比べて令呪の重要性は大きく、令呪を保持していることが「本戦への参加権利」の保有と見なされている。<br>
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なおこの仕組みは聖杯戦争中、ムーンセルの権限が適用される場所に限った規則であり、[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]のようにムーンセルの目が届かないところにおいては、この規則は適用外にある。<br>
 
なおこの仕組みは聖杯戦争中、ムーンセルの権限が適用される場所に限った規則であり、[[Fate/EXTRA CCC|月の裏側]]のようにムーンセルの目が届かないところにおいては、この規則は適用外にある。<br>
 
この事から、令呪を失うと消去されると言うのは令呪そのものに備わった機能ではなく、ムーンセルの機能であることがわかる。
 
この事から、令呪を失うと消去されると言うのは令呪そのものに備わった機能ではなく、ムーンセルの機能であることがわかる。
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[[Fate/Apocrypha|聖杯大戦]]では、聖杯そのものによって召喚された[[ジャンヌ・ダルク|ルーラー]]が、各サーヴァントに対する令呪を二画所持している。これは完全にそれぞれのクラスに対する専用の物であり、ルーラーが特定の勢力に肩入れして中立性を損なうことを防ぐ安全弁となっている。<br>
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ルーラーはこの令呪を使用して聖杯戦争の正しい運営を妨げる要素に対して協力を要請したり、取引の材料として移譲したりといった目的に用いる。
      
全ての聖杯戦争の元となった『[[Fate/Prototype]]』にも令呪は存在し、その性質は現在の物と余り変わらないが、最大の特徴はマスターに選ばれた魔術師の体に、七人のマスターの中で自分の実力が何番目か一目でわかる「マスター階梯」が令呪として現れる事。「マスター階梯」は天使の名を模し、順位に応じて羽の数が増えていく。<br>
 
全ての聖杯戦争の元となった『[[Fate/Prototype]]』にも令呪は存在し、その性質は現在の物と余り変わらないが、最大の特徴はマスターに選ばれた魔術師の体に、七人のマスターの中で自分の実力が何番目か一目でわかる「マスター階梯」が令呪として現れる事。「マスター階梯」は天使の名を模し、順位に応じて羽の数が増えていく。<br>
 
また令呪が身体に現れる位置も個人差があり、胸・うなじ・頬・掌・舌など完全にバラバラ。
 
また令呪が身体に現れる位置も個人差があり、胸・うなじ・頬・掌・舌など完全にバラバラ。
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『Fate/Grand Order』の『永久凍土帝国 アナスタシア』では、令呪の技術を流用して生み出された[[サーヴァント]]の“檻”が登場している。
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『[[Fate/Grand Order]]』の『永久凍土帝国 アナスタシア』では、令呪の技術を流用して生み出された[[サーヴァント]]の“檻”が登場している。
    
=== 令呪の効果 ===
 
=== 令呪の効果 ===
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端的な例が「サーヴァントに自害を強制する」という命令であり、マスターにとってサーヴァントが都合の悪い存在となった場合、マスターはいつでもサーヴァントの意思を無視して切り捨てることができる。(これがあるため、作中で自分のマスターを直接殺害したサーヴァントの多くは、全ての令呪を使い切らせた状態で実行している)。<br>
 
端的な例が「サーヴァントに自害を強制する」という命令であり、マスターにとってサーヴァントが都合の悪い存在となった場合、マスターはいつでもサーヴァントの意思を無視して切り捨てることができる。(これがあるため、作中で自分のマスターを直接殺害したサーヴァントの多くは、全ての令呪を使い切らせた状態で実行している)。<br>
 
ただし、自らが死ぬリスクを度外視したり、自害行動後でも即死せず一定の戦闘が可能なサーヴァントの場合、令呪を持ったままのマスターの殺害も可能である。<br>
 
ただし、自らが死ぬリスクを度外視したり、自害行動後でも即死せず一定の戦闘が可能なサーヴァントの場合、令呪を持ったままのマスターの殺害も可能である。<br>
また、そもそも令呪を使用される前にマスターを殺傷、もしくは令呪に宿る腕を切り落とすことで令呪の命令を防ぐ、という対抗手段も存在する。実際、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]は[[相良豹馬]]の「自害しろ」という命令をされる寸前に豹馬の下顎を斬り落とすことで、[[森長可|バーサーカー]]は同じく[[間桐慎二|間桐少佐]]の「自害しろ」という命令をされる寸前に右腕を切り落とす事で令呪を未然に防いでいる。また、全英霊最速の[[アキレウス|赤のライダー]]はそのずば抜けた敏捷性ゆえに、彼の視界に入っているならば令呪の使用も間に合わずマスターを殺害することが可能とされている。<br>
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また、そもそも令呪を使用される前にマスターを殺傷、もしくは令呪に宿る腕を切り落とすことで令呪の命令を防ぐ、という対抗手段も存在する。実際、[[ジャック・ザ・リッパー (Apocrypha)|黒のアサシン]]は[[相良豹馬]]の「自害しろ」という命令をされる寸前に豹馬の下顎を斬り落とすことで、『帝都聖杯奇譚』の[[森長可|バーサーカー]]は同じく[[間桐少佐]]の「自害しろ」という命令をされる寸前に右腕を切り落とす事で令呪を未然に防いでいる。また、全英霊最速の[[アキレウス|赤のライダー]]はそのずば抜けた敏捷性ゆえに、彼の視界に入っているならば令呪の使用も間に合わずマスターを殺害することが可能とされている。<br>
その他、セイバールートのバッドエンドの一つには、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]が[[衛宮士郎|士郎]]を手にかけるというものもある。
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その他、セイバールートのバッドエンドの一つには、[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]が[[衛宮士郎]]を手にかけるというものもある。
    
なお、令呪は事実上現代の魔術師には魔術で干渉できない、とされている対魔力Aのサーヴァント(セイバー等)にも干渉する事が可能。これは単純に令呪の魔力がAランクを超えるということではなく、魔力による強制力以外にもサーヴァントは召喚の際に「令呪を受け入れる」という契約を交わしているためである。
 
なお、令呪は事実上現代の魔術師には魔術で干渉できない、とされている対魔力Aのサーヴァント(セイバー等)にも干渉する事が可能。これは単純に令呪の魔力がAランクを超えるということではなく、魔力による強制力以外にもサーヴァントは召喚の際に「令呪を受け入れる」という契約を交わしているためである。
    
ただし対魔力が令呪に対して完全に無力と言う訳ではなく、高い対魔力スキルを持っていれば意に沿わぬ命令に反発する事が可能。マスター側はこの場合、重ねて使用する事でさらなる強制力を発揮することができる。<br>
 
ただし対魔力が令呪に対して完全に無力と言う訳ではなく、高い対魔力スキルを持っていれば意に沿わぬ命令に反発する事が可能。マスター側はこの場合、重ねて使用する事でさらなる強制力を発揮することができる。<br>
抵抗の実例としては『stay night』で[[メディア|キャスター]]がセイバーに下した絶対服従の令呪、『Zero』で[[衛宮切嗣|切嗣]]が同じくセイバーに下した聖杯破壊の令呪が挙げられる。<br>
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抵抗の実例としては『stay night』で[[メディア|キャスター]]がセイバーに下した絶対服従の令呪、『Zero』で[[衛宮切嗣]]が同じくセイバーに下した聖杯破壊の令呪が挙げられる。<br>
どちらにおいても、セイバーは1画目の命令に対して強い抵抗を示すと同時に、重ねられた2画目の命令に屈してしまっている。<br>
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どちらにおいても、セイバーは1画目の命令に強い抵抗を示すも、重ねられた2画目の命令には屈してしている。<br>
同じく『Stay/night』でセイバーが凛から聖杯破壊のために宝具を使う事を令呪で命じられたが、この時凛は脱出を諦め自分を巻き添えにする形で宝具を使う事を命じたため、セイバーはこれに抵抗した。こちらはアーチャーの援護により凛の脱出が叶ったため、結果としてセイバーは抵抗し切った。<br>
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同じく『stay night』でセイバーが凛から聖杯破壊のために宝具を使う事を令呪で命じられたが、この時凛は脱出を諦め自分を巻き添えにする形で宝具を使う事を命じたため、セイバーはこれに抵抗した。こちらはアーチャーの援護により凛の脱出が叶ったため、結果としてセイバーは抵抗し切った。<br>
 
『Apocrypha』においても[[アストルフォ|黒のライダー]]の心情を現す文に「令呪も魔術の一種である以上、自身の対魔力スキルで弾く事も出来ようが」「仮令(たとえ)Aランクであっても逆らうのは一画が限度」「二画使用されれば、どんな命令にも従わなければならない」と言うものがある。<br>
 
『Apocrypha』においても[[アストルフォ|黒のライダー]]の心情を現す文に「令呪も魔術の一種である以上、自身の対魔力スキルで弾く事も出来ようが」「仮令(たとえ)Aランクであっても逆らうのは一画が限度」「二画使用されれば、どんな命令にも従わなければならない」と言うものがある。<br>
 
加えて、対魔力Aですら全身全霊をもって抵抗しても、命令を一時的に受け付けずに時間を稼ぐのが限界。戦闘中に咄嗟に使用された場合等には抵抗出来ない。
 
加えて、対魔力Aですら全身全霊をもって抵抗しても、命令を一時的に受け付けずに時間を稼ぐのが限界。戦闘中に咄嗟に使用された場合等には抵抗出来ない。
    
逆に、令呪を使用するマスターが高い能力を持っている場合、本来令呪では通用しない命令を強制する事も可能となる。<br>
 
逆に、令呪を使用するマスターが高い能力を持っている場合、本来令呪では通用しない命令を強制する事も可能となる。<br>
『stay night』プロローグでは、凛の令呪使用について「『絶対服従』と言う曖昧かつ長期にわたる命令は本来は無効であるはずだが『逆らうと能力が1ランク下がる』程度の強制力を感じている」と言うことを、令呪の対象者である[[エミヤ|アーチャー]]自身が丁寧に説明してくれる。
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『stay night』のプロローグでは、凛の令呪使用について「『絶対服従』と言う曖昧かつ長期にわたる命令は本来は無効であるはずだが『逆らうと能力が1ランク下がる』程度の強制力を感じている」と言うことを、令呪の対象者である[[エミヤ|アーチャー]]自身が丁寧に説明してくれる。
    
また、キャスターがセイバーに下した命令も描写から長期服従の類であると推測されるが、キャスターが神代の魔術師であるためか(抵抗こそされているものの)セイバーに通用している。<br>
 
また、キャスターがセイバーに下した命令も描写から長期服従の類であると推測されるが、キャスターが神代の魔術師であるためか(抵抗こそされているものの)セイバーに通用している。<br>
 
その逆もまたしかりで、能力の低いマスターならば強制力が落ちるようだ。<br>
 
その逆もまたしかりで、能力の低いマスターならば強制力が落ちるようだ。<br>
『EXTRA CCC』では、マスターとして三流の[[ジナコ=カリギリ|ジナコ]]では大英霊たる[[カルナ]]に対しての令呪も石につまずく程度にしかならないと、カルナ本人の口から発せられている。ただし、月の聖杯戦争においては「マスター≠マナを用いた魔術師」であるため、地上の聖杯戦争でも同様の事が起こりうるかは不明。一応、流動リソースはマナであるため令呪の原理も地上と似たようなものであるとは考えられる。
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『EXTRA CCC』では、マスターとして三流の[[ジナコ=カリギリ]]では大英霊たる[[カルナ]]に対しての令呪も石につまずく程度にしかならないと、カルナ本人の口から発せられている。ただし、月の聖杯戦争においては「マスター≠マナを用いた魔術師」であるため、地上の聖杯戦争でも同様の事が起こりうるかは不明。一応、流動リソースはマナであるため令呪の原理も地上と似たようなものであるとは考えられる。
   −
また、「狂化」状態の英霊には令呪の効果が落ちる場合もある。「狂化」のランクや、「狂化」された英霊の格によって、令呪に対する抵抗力も増す模様である。例として、「狂化B」の[[ヘラクレス|バーサーカー]]は、そもそもが優れた英霊であることもあって通常のマスターでは命令どころか令呪の契約そのものがキャンセルされかねないとされており、アインツベルンは特別製の強化令呪を使用することによって制御していた。その他、「狂化ランクEX」の場合、命令の内容を問わず令呪二画が必須であることが言及されている。<br />
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また、「狂化」状態の英霊には令呪の効果が落ちる場合もある。「狂化」のランクや、「狂化」された英霊の格によって、令呪に対する抵抗力も増す模様である。例として、「狂化B」の[[ヘラクレス|バーサーカー]]は、そもそもが優れた英霊であることもあって通常のマスターでは令呪自体を無効にされかねないが、[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]は全身に及ぶ特別製の令呪でこれを克服していた<ref group="出">「Fate用語辞典-バーサーカー」『Fate/side material』p.69</ref>。その他、「狂化EX」の場合、命令の内容を問わず令呪2画が必須であることが言及されている。<br>
「狂化C」の[[ランスロット|バーサーカー]]に対しては、このサーヴァントが最も守りたくない「[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を絶対に無視する」という命令を一画で遵守させられている。
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「狂化C」の[[ランスロット|バーサーカー]]は、最も守りたくない「[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を絶対に無視する」という命令を1画で遵守させられている。
    
==== サーヴァント以外への使用 ====
 
==== サーヴァント以外への使用 ====
 
令呪はサーヴァントの使役に特化し、自由意志を蹂躙して命令を遂行させるほど強力な魔術である。<br>
 
令呪はサーヴァントの使役に特化し、自由意志を蹂躙して命令を遂行させるほど強力な魔術である。<br>
 
だが、逆にサーヴァントと接続されていない状態ではその方向性を失い、あらゆる魔術に利用できる「無色の魔力」として使用することが出来る。<br>
 
だが、逆にサーヴァントと接続されていない状態ではその方向性を失い、あらゆる魔術に利用できる「無色の魔力」として使用することが出来る。<br>
監督役の管理下にあるものや心霊医術で摘出した令呪がこれにあたり、綺礼はこれを使って[[魔術|魔術師]]として劣る自身を補っていた。
+
監督役の管理下にあるものや心霊医術で摘出した令呪がこれにあたり、綺礼はこれを使って[[魔術]]として劣る自身を補っていた。
    
=== 令呪の分配 ===
 
=== 令呪の分配 ===
1回の[[聖杯戦争]]で計21画。聖杯戦争が近づくにつれ、聖杯によってマスター候補7名に3画ずつ分配されていく。<br>
+
1回の[[聖杯戦争]]で計21画。聖杯戦争が近づくと、聖杯はマスター候補に痣にも見える令呪の兆しを与える。<br>
マスターの資格は、聖杯自身が「相応しい」と見込んだ者に与える。<br>
+
マスターの基準は魔術回路を持つ魔術師で、英霊を喚ぶに足る偉人、異端者であること。特に始まりの御三家は優遇される<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-聖杯戦争関係」『fate/complete material Ⅲ World material.』p.131</ref>。そうはいっても[[間桐鶴野]]に令呪の兆しは現れずじまいだった。<br>
この基準がどんなものなのかは定かではないが、単に魔術師としての技量のみを基準としているわけではない模様。もともと、聖杯戦争自体が外から魔術師をおびき寄せる口実であることもあって、自ら聖杯戦争に参加することを望む者には、優先的に授けられるようである。<br>
+
元々、聖杯戦争自体が外から魔術師をおびき寄せる口実であることもあって、自ら聖杯戦争に参加することを望む者には、優先的に授けられるようである。<br>
分配の開始は、聖杯に魔力が満ち、聖杯戦争の準備が整った証とも言えるものだが、早い者では開始の数年前から令呪を授かることもある。
+
分配の開始は、聖杯に魔力が満ち、聖杯戦争の準備が整った証ともいえるものだが、早い者では開始の数年前から令呪の兆しを授かることもある。マスター候補がサーヴァントを召喚すると兆しは令呪3画に変わり、外見もタトゥーのように形のはっきりした物になる。
   −
基本的には、聖杯のある都市(通常は[[冬木市]])に存在する魔術師に分配される。第四次の[[ウェイバー・ベルベット|ウェイバー]]は冬木市、『Apocrypha』の[[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア|カウレス]]はトゥリファスに来る事で令呪を発現させている。<br>
+
基本的には、聖杯のある都市に存在する魔術師に分配される。[[ウェイバー・ベルベット]][[カウレス・フォルヴェッジ・ユグドミレニア]]、[[ギルガメッシュ|偽のアーチャー]]の召喚者などは現地に到着してから令呪の兆しを獲得している。また[[衛宮切嗣]]は第四次の3年前に冬木市に下見に来ており、同年に令呪の兆しを得ている。その一方で[[言峰綺礼]]はイタリアに居ながら令呪の兆しが現れている。<br>
ただし、始まりの御三家の一つ・アインツベルンのように、国外に拠点があってもそこで令呪を授かり、サーヴァントを召喚してから冬木市に乗り込む場合もあって、例外や抜け道の類はある模様。<br>
+
聖杯に「相応しい」者の数が7人に満たない場合、「格の劣る」マスターが選ばれ、無理にでも7人の枠は埋められる。この場合、サーヴァントを召喚した瞬間に令呪が与えられる。<br>
聖杯に「相応しい」者の数が7人に満たない場合、「格の劣る」マスターが選ばれ、無理にでも7人の枠は埋められる。<br>
   
特に、第三次の影響を受けた以後は、聖杯そのものが歪んできている。
 
特に、第三次の影響を受けた以後は、聖杯そのものが歪んできている。
   −
月の聖杯戦争においては前述した通り、予選を突破したマスター128人に対して一人三画ずつ、ムーンセルから分配される。<br />
+
月の聖杯戦争においては前述した通り、予選を突破したマスター128人に対して1人3画ずつ、計384画がムーンセルから分配される。
そのため一回の聖杯戦争で計384画が参加者に配られることになる。
      
=== 再契約と令呪の再分配 ===
 
=== 再契約と令呪の再分配 ===
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=== 令呪の移譲 ===
 
=== 令呪の移譲 ===
戦略上の理由や、そもそも聖杯戦争への参加を拒むなど、何らかの理由でマスターであることを自ら放棄することは可能である。そのため、令呪はマスターの意思で他人に譲渡することができる。難しい手続きは必要なく、特にペナルティもない。<br>
+
戦略上の理由や、そもそも聖杯戦争への参加を拒むなど、何らかの理由でマスターであることを自ら放棄することは可能である。そのため、令呪はマスターの意思で他人に譲渡することができる。難しい手続きは必要なく、特にペナルティもない。
(第五次における間桐桜は聖杯戦争への参加を拒否しながらも、令呪は宿したままだった。これは新しくマスターになろうとした間桐慎二が魔術回路を持ってはおらず、ライダーに魔力供給ができないため)
      
譲る先のアテがない場合には、聖杯戦争を自ら降りる人物は監督役に令呪を託すことでマスター権を放棄することが出来る。
 
譲る先のアテがない場合には、聖杯戦争を自ら降りる人物は監督役に令呪を託すことでマスター権を放棄することが出来る。
116行目: 113行目:     
月の聖杯戦争では[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]が自身が暗殺したバーサーカーのマスターから令呪ごと腕を移植することで半ばゴースト化しつつも聖杯戦争敗北後の消滅を免れている。その際、サーヴァントであった[[李書文|アサシン]]はバーサーカーの特性が付与された二属性持ち(マルチクラス)の状態となっている。
 
月の聖杯戦争では[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ|ユリウス]]が自身が暗殺したバーサーカーのマスターから令呪ごと腕を移植することで半ばゴースト化しつつも聖杯戦争敗北後の消滅を免れている。その際、サーヴァントであった[[李書文|アサシン]]はバーサーカーの特性が付与された二属性持ち(マルチクラス)の状態となっている。
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====偽臣の書====
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[[令呪]]を1画消費して作られる、マスター権譲渡用の本。譲渡している間、本来のマスターから令呪は失われるが、魔力供給は続く。その魔力を利用することで、魔術回路を持たない者でも疑似的に魔術を行使可能。<br>
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魔術的な契約用の本に令呪をかけて作られる。本ではなく、それに掛かった令呪がサーヴァントを縛り、令呪を除くマスターの権利を行使できる<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-令呪関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.132">「奈須きのこ一問一答-令呪関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.132</ref>。<br>
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現時点では間桐家だけがこの方法を用いているが、『Fate/Zero』で衛宮切嗣が[[ソラウ・ヌァザレ・ソフィアリ]]が使っているのではないかと推測しており、家系独自の物では無い。
    
===大令呪===
 
===大令呪===
 
<ruby><rb>大令呪</rb><rt>シリウスライト</RT></RUBY>。[[クリプター]]に与えられる特権。世界そのものを塗り替えると言われている。<br>
 
<ruby><rb>大令呪</rb><rt>シリウスライト</RT></RUBY>。[[クリプター]]に与えられる特権。世界そのものを塗り替えると言われている。<br>
 
第二部第三章時点では[[カドック・ゼムルプス|カドック]]、[[オフェリア・ファムルソローネ|オフェリア]]のものしか登場しておらず使用したのはオフェリア一人だけなので具体的な効果は不明。<br>
 
第二部第三章時点では[[カドック・ゼムルプス|カドック]]、[[オフェリア・ファムルソローネ|オフェリア]]のものしか登場しておらず使用したのはオフェリア一人だけなので具体的な効果は不明。<br>
ただし、これを使用すると死んでしまう。<br>
+
ただし、これを使用すると死ぬ。<br>
 
なお、[[芥ヒナコ]]は最期まで使用していなかったが、単純に使うのを忘れていたのか、そもそも与えられていなかったのかは不明である。
 
なお、[[芥ヒナコ]]は最期まで使用していなかったが、単純に使うのを忘れていたのか、そもそも与えられていなかったのかは不明である。
    
=== 使用例 ===
 
=== 使用例 ===
==== Fate/stay night ====
+
==== 第五次聖杯戦争 ====
 
;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
 
:Fateルートでは1画目をライダーに学校3階の窓から蹴りだされた際セイバーを召喚するために使用。2画目をバーサーカー戦で宝具を解放しようとするセイバーを止めるために使用。3画目をセイバーの宝具を解放し聖杯を破壊するために使用。
 
:Fateルートでは1画目をライダーに学校3階の窓から蹴りだされた際セイバーを召喚するために使用。2画目をバーサーカー戦で宝具を解放しようとするセイバーを止めるために使用。3画目をセイバーの宝具を解放し聖杯を破壊するために使用。
 
:UBWルートでは1画目をアーチャーへ攻撃しようとするセイバーを止めるために使用。2画目を「他者封印・鮮血神殿」内へセイバーを召喚するために使用。3画目をキャスターへ攻撃しようとするセイバーを止めるために使用。
 
:UBWルートでは1画目をアーチャーへ攻撃しようとするセイバーを止めるために使用。2画目を「他者封印・鮮血神殿」内へセイバーを召喚するために使用。3画目をキャスターへ攻撃しようとするセイバーを止めるために使用。
 +
:『Fate/hollow ataraxia』でセイバーに長距離の跳躍をさせるべく1画使用。
 
;[[遠坂凛]]
 
;[[遠坂凛]]
 
:アーチャーへの1画目は絶対服従に使用。FateルートとHFルートでは2画目をセイバーに首を切り落とされる寸前のアーチャーを強制帰還させるために使用。UBWルートでは2画目をアーチャーに士郎への敵対を禁止させるために使用。
 
:アーチャーへの1画目は絶対服従に使用。FateルートとHFルートでは2画目をセイバーに首を切り落とされる寸前のアーチャーを強制帰還させるために使用。UBWルートでは2画目をアーチャーに士郎への敵対を禁止させるために使用。
 
:セイバーへの1画目は聖杯の泥へ走り込もうとするセイバーを止めるために使用。
 
:セイバーへの1画目は聖杯の泥へ走り込もうとするセイバーを止めるために使用。
 
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
:偽臣の書を一冊作成するごとに1画消費。HFルートでは士郎を守ることに1画使用。
+
:偽臣の書を1冊作成するごとに1画消費。HFルートでは士郎を守ることに1画使用。
 
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
:バーサーカーに強制撤去を命じるも「天の鎖」により無効化される。
+
:Fateルートでは狂化を本来のランクに戻すのに使用。UBWルートではバーサーカーに強制撤去を命じるも「天の鎖」で無効にされる。
 +
:『[[Fate/unlimited codes]]』のバーサーカールートでは自害を命じる。
 
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
 
:ランサーに対し、「マスター変更を承諾する」「全員と戦い、一度は撤退する」に1画ずつ使用。UBWルートではランサーの自害に最後の1画を使用。
 
:ランサーに対し、「マスター変更を承諾する」「全員と戦い、一度は撤退する」に1画ずつ使用。UBWルートではランサーの自害に最後の1画を使用。
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
 
:契約破りの短剣を自分に使わせないために1画、自害させる為に2画使用。ただし、後の2画は使った時点で既に契約破棄されていたため効果はなかった。
 
:契約破りの短剣を自分に使わせないために1画、自害させる為に2画使用。ただし、後の2画は使った時点で既に契約破棄されていたため効果はなかった。
 +
;[[葛木宗一郎]]
 +
:UBWルートのデッドエンドでキャスターに令呪でセイバーを手駒にすることを命じているが、後に令呪は持っていないことになった。
 +
;[[メディア|キャスター]]
 +
:『Fate/unlimited codes』のアサシンルートで全画使用。門番の強制、対セイバー戦の継続、対バーサーカー戦の継続にそれぞれ1画。
 +
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
 +
:『Fate/hollow ataraxia』にてアヴェンジャーに令呪で自分の左腕になるように命じる。
   −
==== Fate/Zero ====
+
==== 第四次聖杯戦争 ====
 
;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
:アイリスフィール救出にセイバーを瞬間移動させるため1画使用。「約束された勝利の剣」を聖杯破壊に使用させるために2画連続で重ね掛け使用。
+
:アイリスフィール救出にセイバーを瞬間移動させるため1画使用。「約束された勝利の剣」を聖杯破壊に使用させるために2画重ね掛ける。
 
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
:アサシンを情報収集も兼ねて、ライダー相手に1画を用いて特攻させるも、直後に未使用二画が再び宿る。その後監督役である璃正がケイネスにより葬られたため彼に預託令呪が移動。切嗣との最終決戦にて起源弾の防御の為に1画を使用。
+
:アサシンを情報収集も兼ねて、ライダー相手に1画を用いて特攻させるも、直後に未使用2画が再び宿る。その後監督役である璃正がケイネスにより葬られたため彼に預託令呪が移動。切嗣との最終決戦にて起源弾の防御の為に1画を使用。
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
:ライダーとアーチャーの決戦前にて、マスター権を放棄するため3画連続使用。結果的に、ライダーの能力強化に繋がった。
+
:ライダーとアーチャーの決戦前にて、マスター権を放棄するため3画連続使用。結果的にライダーの能力強化に繋がった。
 
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
;[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト]]
 
:緒戦時に、セイバーとの尋常の勝負を望むランサーに対して、バーサーカーとの共闘・セイバー抹殺の命令を強制するために1画使用。負傷により、残り2画はケイネスからソラウへ移譲するも、ソラウは令呪を使用しないまま腕を切り落とされ令呪を失う。
 
:緒戦時に、セイバーとの尋常の勝負を望むランサーに対して、バーサーカーとの共闘・セイバー抹殺の命令を強制するために1画使用。負傷により、残り2画はケイネスからソラウへ移譲するも、ソラウは令呪を使用しないまま腕を切り落とされ令呪を失う。
154行目: 164行目:  
;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
 
:アイリスフィールを拉致する際、狂化の影響で劣化していた「己が栄光の為でなく」を一時的に本来の性能まで回復させるために1画使用。また、「アイリスフィールを攫ってセイバーから逃亡せよ」という命令に1画使用。この後、綺礼から預託令呪を移譲され3画を回復。
 
:アイリスフィールを拉致する際、狂化の影響で劣化していた「己が栄光の為でなく」を一時的に本来の性能まで回復させるために1画使用。また、「アイリスフィールを攫ってセイバーから逃亡せよ」という命令に1画使用。この後、綺礼から預託令呪を移譲され3画を回復。
  −
==== Fate/EXTRA ====
  −
;[[主人公 (EXTRA)|主人公]]
  −
:スクリーンを通しての決戦場へ瞬間移動に1画。その後の選択肢次第では[[呂布奉先|バーサーカー]]の攻撃を受け止めるのにもう1画を使用する。
  −
:『EXTRA』漫画版ではセイヴァーの『一に還る転生』で消滅したセイバーをもう一度顕現させる為に最後の1画を使用した。なお、これは彼が元AIだったからできた例外であり、通常なら絶対に無理とのこと。
  −
:『EXTRA CCC』の月の裏側では[[ギルガメッシュ]]と契約する条件として3画全てを使い切る。そしてルートにより3画を彼より新しく与えられる。
  −
:『FoxTail』ではキャスターをBBの虫空間に呼び寄せる為に最後の1画を使用。
  −
;[[ダン・ブラックモア]]
  −
:[[ロビンフッド|自身のサーヴァント]]に対して、学園サイドにおける敵マスターへの宝具による攻撃を永久に禁ずることに1画。
  −
;[[ラニ=Ⅷ]]
  −
:自爆を実行するまでの時間稼ぎをさせるため、バーサーカーへの行動強化に使用。
  −
;[[ランルーくん]]
  −
:ドラマCD版で使用。死ぬ間際、「もっと食べたかった」と強く願ったことが令呪として発動した。
  −
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
  −
:月の裏側にて、敗北した[[ガウェイン|セイバー]]が[[BB]]に吸収されそうになるのを阻止する為、彼に聖杯戦争予選前までの時間軸に戻り自身との契約を破棄すべく「勅令」として3画重ねて使用した。
  −
:『EXTRA』漫画版では「聖者の数字」を封じられたガウェインの力を補う為と、ガラティーンの最大出力の為に2画同時に使用した。
      
==== Fate/Apocrypha ====
 
==== Fate/Apocrypha ====
220行目: 214行目:  
;[[フラット・エスカルドス]]
 
;[[フラット・エスカルドス]]
 
:[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)]]を[[アルケイデス]]から逃がす為に1画使用。
 
:[[ジャック・ザ・リッパー (Fake)]]を[[アルケイデス]]から逃がす為に1画使用。
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==== 月の聖杯戦争 ====
 +
;[[主人公 (EXTRA)|主人公]]
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:スクリーンを通しての決戦場へ瞬間移動に1画。その後の選択肢次第では[[呂布奉先|バーサーカー]]の攻撃を受け止めるのにもう1画を使用する。
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:『EXTRA』漫画版ではセイヴァーの『一に還る転生』で消滅したセイバーをもう一度顕現させる為に最後の1画を使用した。なお、これは彼が元AIだったからできた例外であり、通常なら絶対に無理とのこと。
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:『EXTRA CCC』の月の裏側では[[ギルガメッシュ]]と契約する条件として3画全てを使い切る。そしてルートにより3画を彼より新しく与えられる。
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:『FoxTail』ではキャスターをBBの虫空間に呼び寄せる為に最後の1画を使用。
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;[[ダン・ブラックモア]]
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:[[ロビンフッド|自身のサーヴァント]]に対して、学園サイドにおける敵マスターへの宝具による攻撃を永久に禁ずることに1画。
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;[[ラニ=Ⅷ]]
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:自爆を実行するまでの時間稼ぎをさせるため、バーサーカーへの行動強化に使用。
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;[[ランルーくん]]
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:ドラマCD版で使用。死ぬ間際、「もっと食べたかった」と強く願ったことが令呪として発動した。
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;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
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:月の裏側にて、敗北した[[ガウェイン|セイバー]]が[[BB]]に吸収されそうになるのを阻止する為、彼に聖杯戦争予選前までの時間軸に戻り自身との契約を破棄すべく「勅令」として3画重ねて使用した。
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:『EXTRA』漫画版では「聖者の数字」を封じられたガウェインの力を補う為と、ガラティーンの最大出力の為に2画同時に使用した。
    
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====
 
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====
234行目: 244行目:  
:ドラマCD版ではセイバーオルタに向けてマシュを移動させるために1画使用。
 
:ドラマCD版ではセイバーオルタに向けてマシュを移動させるために1画使用。
 
:アニメ『First Order』では同じくセイバーオルタ戦でマシュへの応援に1画使用。
 
:アニメ『First Order』では同じくセイバーオルタ戦でマシュへの応援に1画使用。
:コミック版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第一特異点にて、[[ジークフリート]]の全力での宝具解放に1画使用。
+
:漫画版『Fate/Grand Order -turas réalta-』では第一特異点にて、[[ジークフリート]]の全力での宝具解放に1画使用。
 
:なお、主人公は'''束縛目的で令呪を使った事がない'''。メインストーリーでもイベントでもサーヴァントの意志を無視する形での命令を下したシーンはは無いが、『悪巧み四天王対策マニュアル』によると主人公の令呪で強制的に封じ込める事が含まれている。これが実行されたことがあるのかは不明。
 
:なお、主人公は'''束縛目的で令呪を使った事がない'''。メインストーリーでもイベントでもサーヴァントの意志を無視する形での命令を下したシーンはは無いが、『悪巧み四天王対策マニュアル』によると主人公の令呪で強制的に封じ込める事が含まれている。これが実行されたことがあるのかは不明。
 
:ゲームシステム上の用途としては、1画消費で任意の出撃中サーヴァント1人のHPまたはNPのどちらかを100%回復させる。また、控えも含め全滅してしまった時、令呪3画をまとめて消費する事で、6騎全てのサーヴァントをHP全回復&NP100%チャージの状態で復活させ、聖晶石を消費しないコンティニューとして使用することが可能。
 
:ゲームシステム上の用途としては、1画消費で任意の出撃中サーヴァント1人のHPまたはNPのどちらかを100%回復させる。また、控えも含め全滅してしまった時、令呪3画をまとめて消費する事で、6騎全てのサーヴァントをHP全回復&NP100%チャージの状態で復活させ、聖晶石を消費しないコンティニューとして使用することが可能。
297行目: 307行目:  
なお、『stay night』『hollow ataraxia』ともども、タイトルロゴには主人公の令呪があしらわれている。
 
なお、『stay night』『hollow ataraxia』ともども、タイトルロゴには主人公の令呪があしらわれている。
   −
==== Fate/stay night ====
+
==== 第五次聖杯戦争 ====
 
;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
:本編にイベント画あり。剣と鞘の装飾がモチーフ。
+
:本編にイベント画あり。見た目の通り、剣を表す<ref group="出" name="『ゲーマガ』2007年2月号">『ゲーマガ』2007年2月号</ref>。
 
;[[遠坂凛]]
 
;[[遠坂凛]]
:本編にイベント画あり。宝石がモチーフ?
+
:本編にイベント画あり。円形の紋様は安定、秩序、ひいては彼女の均整の取れた能力を表している<ref group="出" name="『ゲーマガ』2007年2月号" />。
 
;[[間桐桜]]
 
;[[間桐桜]]
:三枚花弁の桜模様。アニメ版偽臣の書、hollowマニュアル内で見ることが出来る。
+
:三枚花弁の桜模様。『Fate/hollow ataraxia』の説明書、及びTVアニメ版『Fate/stay night』の偽臣の書などで登場している。TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』などでの偽臣の書のデザインは異なる。
 
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[イリヤスフィール・フォン・アインツベルン]]
:全身びっしり特別製令呪。魔術回路と接続されているのではなく、魔術回路が令呪。
+
:全身の魔術回路がそのまま令呪。普段は見えないが、魔力を生成すると令呪として起動し光る<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-令呪関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.132" />。
 
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
 
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
:FDにイベント画あり。ダブルセイバー型。
+
:『Fate/hollow ataraxia』でイベント画あり。ダブルセイバー型。
 
;[[メディア|キャスター]]
 
;[[メディア|キャスター]]
:unlimited codesにて判明。複雑な形状。あえて言うならアサシンの燕返しの剣の軌道か、ルールブレイカーが三又の短剣になったように見える。
+
:『[[Fate/unlimited codes]]』にて判明。複雑な形状。あえて言うならアサシンの燕返しの剣の軌道か、ルールブレイカーが三又の短剣になったように見える。
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
 
;[[アトラム・ガリアスタ]]
:本人の地上波版UBWでの初登場に伴い令呪も初公開。真上から見た花を思わせる一画と、指の方に小さな鏃の一画、手首の方に花を覆う葉のように両端に広がる一画。
+
:TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』での本人の初登場に伴い令呪も初公開。真上から見た花を思わせる一画と、指の方に小さな鏃の一画、手首の方に花を覆う葉のように両端に広がる一画。
   −
なお、『unlimited codes』では[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]の令呪も確認可能で、「フルール・ド・リス(百合紋)」に似ているが細部が異なるデザイン。
+
なお、『Fate/unlimited codes』では[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]の令呪も確認可能で、「フルール・ド・リス(百合紋)」に似ているが細部が異なるデザイン。
   −
==== Fate/Zero ====
+
==== 第四次聖杯戦争 ====
 
;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
:先の尖ったラテン十字(逆十字として描かれることもある。意味が全く変わってしまうが、こちらの方が切嗣らしい?)。サーヴァントは同じだが、士郎の物とは全く違うデザイン。
+
:先の尖ったラテン十字(逆十字として描かれることもある。意味が全く変わってしまうが、こちらの方が切嗣らしい?)。サーヴァントは同じだが、士郎の物とは全く違うデザイン。
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
 
;[[ウェイバー・ベルベット]]
 
:左右対称の図柄。剣とそれに裂かれた空間。
 
:左右対称の図柄。剣とそれに裂かれた空間。
333行目: 343行目:  
:綺礼のものを細く左右対称にしたような図柄。手の方へ向いた槍か川を形造ったような流線型。
 
:綺礼のものを細く左右対称にしたような図柄。手の方へ向いた槍か川を形造ったような流線型。
   −
第四次聖杯戦争の全マスターの令呪は、後に発売された設定集「Fate/Zero material」で確認が可能。
+
第四次聖杯戦争の全マスターの令呪は『Fate/Zero material』で公開されている。璃正の預託令呪はアニメ版にて初登場した。
 
  −
==== Fate/EXTRA ====
  −
;[[主人公 (EXTRA)|主人公]]
  −
:本編でイベント画あり。複雑な形をしている。
  −
;[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]
  −
:ドラマCDにて判明。『Fate/stay night』の遠坂凛とまったく同じ形状。
  −
;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
  −
:ドラマCDにて判明。『CCC』ではイベント画あり。王冠を象った図柄。
  −
;[[間桐シンジ]]
  −
:ドラマCDにて判明。
  −
:菱型が三つ、三角形を象るように描かれている。三方対称である点は、桜や雁夜の物と似ている。
  −
;[[ラニ=Ⅷ]]
  −
:ドラマCDにて判明。象形文字のような独特な形状。
  −
;[[ダン・ブラックモア]]
  −
:ドラマCDにて判明。盾と剣が組み合わさった、左右対称の図柄。
  −
;[[ありす]]
  −
:ドラマCDにて判明。ハート型の上に王冠を象った図柄。
  −
;[[ランルーくん]]
  −
:ピエロをイメージさせる曲線に鎌を重ね合わせた奇怪な図柄。
  −
;[[臥藤門司]]
  −
:ガトーのごちゃまぜ宗教を思わせる梵字的な、荒々しい和風の図柄。
  −
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
  −
:歪な形状をした三本の短剣。
  −
;[[トワイス・H・ピースマン]]
  −
:後光の指した仏を象った神秘的な形状の図柄。
  −
;[[ジナコ=カリギリ]]
  −
:?マークを元にした、太った女性のように見える図像。
  −
;[[殺生院キアラ]]
  −
:生え茂る植物を象ったかのような、左右対称の図柄。
  −
 
  −
主人公の令呪は、作中のイベント画で判明している。それ以外のマスターについては長らく不明であったが、後に発売されたドラマCD「Sound Drama Fate/EXTRA」に付属したブックレットのキャラクター紹介欄にて、登場する各マスターの令呪デザインが公開された。
  −
:後に「EXTRA material」で全員の令呪の形が公開された。
      
==== Fate/Apocrypha ====
 
==== Fate/Apocrypha ====
419行目: 397行目:  
:両手、両肩、背中。5つ全て同じ形状であるらしい。
 
:両手、両肩、背中。5つ全て同じ形状であるらしい。
   −
プレイヤー以外の令呪は、小説1巻と同時発売の漫画版1巻で確認できる。
+
プレイヤー以外の令呪は漫画版1巻で確認できる。
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==== 月の聖杯戦争 ====
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;[[主人公 (EXTRA)|主人公]]
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:本編でイベント画あり。複雑な形をしている。
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;[[遠坂凛 (EXTRA)|遠坂凛]]
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:ドラマCDにて判明。『Fate/stay night』の遠坂凛とまったく同じ形状。
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;[[レオナルド・ビスタリオ・ハーウェイ]]
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:ドラマCDにて判明。『CCC』ではイベント画あり。王冠を象った図柄。
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;[[間桐シンジ]]
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:ドラマCDにて判明。
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:菱型が三つ、三角形を象るように描かれている。三方対称である点は、桜や雁夜の物と似ている。
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;[[ラニ=Ⅷ]]
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:ドラマCDにて判明。象形文字のような独特な形状。
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;[[ダン・ブラックモア]]
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:ドラマCDにて判明。盾と剣が組み合わさった、左右対称の図柄。
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;[[ありす]]
 +
:ドラマCDにて判明。ハート型の上に王冠を象った図柄。
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;[[ランルーくん]]
 +
:ピエロをイメージさせる曲線に鎌を重ね合わせた奇怪な図柄。
 +
;[[臥藤門司]]
 +
:ガトーのごちゃまぜ宗教を思わせる梵字的な、荒々しい和風の図柄。
 +
;[[ユリウス・ベルキスク・ハーウェイ]]
 +
:歪な形状をした三本の短剣。
 +
;[[トワイス・H・ピースマン]]
 +
:後光の指した仏を象った神秘的な形状の図柄。
 +
;[[ジナコ=カリギリ]]
 +
:?マークを元にした、太った女性のように見える図像。
 +
;[[殺生院キアラ]]
 +
:生え茂る植物を象ったかのような、左右対称の図柄。
 +
 
 +
主人公の令呪は作中のイベント画で判明している。またありすの令呪は令呪とはいわれていなかったがキャスターの宝具に登場している。<br>
 +
それ以外のマスターについては長らく不明であったが、後に発売されたドラマCD『Sound Drama Fate/EXTRA』に付属したブックレットのキャラクター紹介欄にて、登場する各マスターの令呪デザインが公開された。後に『Fate/EXTRA material』で全員の令呪の形が公開された。
    
==== Fate/Prototype ====  
 
==== Fate/Prototype ====  
439行目: 449行目:  
:マスター階梯:六位、翼数:2枚羽、天使階級:「能天使」、刻印位置:未定
 
:マスター階梯:六位、翼数:2枚羽、天使階級:「能天使」、刻印位置:未定
   −
Prototypの全マスターの令呪形状は、「Fate/Prototype Tribute Phantasm」にて公開されている。
+
『Fate/Prototype』の全マスターの令呪形状は、『Fate/Prototype Tribute Phantasm』にて公開されている。
    
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====  
 
==== Fate/Prototype 蒼銀のフラグメンツ ====  
459行目: 469行目:  
==== Fate/Grand Order ====
 
==== Fate/Grand Order ====
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
 
;[[主人公 (Grand Order)]]
:流線型の盾か鏃を思わせる形状。男女で形状が異なる。男性主人公のデザインを手がけたのは近衛乙嗣氏で、女性主人公のデザインは御大(武内崇氏)が担当<ref group = "出">[https://twitter.com/hagitcho/status/949975712500408322 近衛乙嗣Twitter2018年1月7日4:07]</ref>。
+
:流線型の盾か鏃を思わせる形状。男女で形状が異なる。男性主人公のデザインを手がけたのは近衛乙嗣氏で、女性主人公のデザインは御大(武内崇氏)が担当<ref group = "出">[https://twitter.com/hagitcho/status/949975712500408322 近衛乙嗣Twitter2018年1月7日4:07]</ref>。
 
;[[オルガマリー・アニムスフィア]]
 
;[[オルガマリー・アニムスフィア]]
 
:『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』の夢の中のみ。翼の意匠を主とした左右対称の形状。主人公のものと若干の類似が見られる。
 
:『Fate/Grand Order -MOONLIGHT/LOSTROOM-』の夢の中のみ。翼の意匠を主とした左右対称の形状。主人公のものと若干の類似が見られる。
466行目: 476行目:  
:左右対称の形状。主人公のものと類似しているが上下逆で、折れ曲がった曲線からなる為流線形とは言い難い形状になっている。
 
:左右対称の形状。主人公のものと類似しているが上下逆で、折れ曲がった曲線からなる為流線形とは言い難い形状になっている。
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ ]]
 
;[[オフェリア・ファムルソローネ ]]
:オープニングムービーとPVで確認可能。傾いた直線と、両側に互い違いに配された蝶の羽のような形から成る点対称の形状。
+
:傾いた直線と、両側に互い違いに配された蝶の羽のような形から成る点対称の形状。
<!-- ;[[芥ヒナコ]] -->
+
;[[芥ヒナコ]]
<!-- :複雑な左右対称の形状。 -->
+
:複雑な左右対称の形状。
 
<!-- ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] -->
 
<!-- ;[[スカンジナビア・ペペロンチーノ]] -->
 
<!-- :蔦のような線によるハートに囲まれた唇。 -->
 
<!-- :蔦のような線によるハートに囲まれた唇。 -->
477行目: 487行目:  
;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]
 
;[[デイビット・ゼム・ヴォイド]]
 
:全身イラストで確認可能。羽か葉が、十字に刻まれ3つに分かたれた形状。
 
:全身イラストで確認可能。羽か葉が、十字に刻まれ3つに分かたれた形状。
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 +
クリプターの令呪はオープニングムービーとPVで先行公開され、作中にも登場する。
    
== 脚注 ==
 
== 脚注 ==
匿名利用者