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| 読み = えみや しろう
 
| 読み = えみや しろう
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
| 声優 = 杉山紀彰<br />野田順子(幼少期)
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| 声優 = 杉山紀彰<br>野田順子(幼少期)
 
| 身長 = 167cm
 
| 身長 = 167cm
 
| 体重 = 58kg
 
| 体重 = 58kg
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| 苦手な物 = 梅昆布茶
 
| 苦手な物 = 梅昆布茶
 
| 天敵 = [[言峰綺礼]]
 
| 天敵 = [[言峰綺礼]]
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| 起源 = 剣に変わりつつある<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134">「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134</ref>
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| 魔術属性 = 剣
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| 魔術特性 = 剣<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-サーヴァント関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.133">「奈須きのこ一問一答-サーヴァント関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.133</ref>
 
| デザイン = 武内崇
 
| デザイン = 武内崇
 
}}
 
}}
    
== 概要 ==
 
== 概要 ==
[[魔術師]]見習いの少年。養父の影響で、「正義の味方」になることを本気で志している。穂群原学園2年C組(『hollow』では3年C組)。
+
赤毛の少年で<ref group = "出" name="「Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:09」">「[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520969502729588736 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:09]」</ref>、[[魔術師]]見習い。養父の影響で「正義の味方」になることを本気で志している。穂群原学園2年C組(『hollow』では3年C組)。
    
;略歴
 
;略歴
:冬木大災害の生存者で、天涯孤独となった彼は、自分を救ってくれた男・[[衛宮切嗣]]の養子となる。
+
:魔術とは縁の無い家庭に生まれる。<ref group="出">「月姫からFateへ-士郎の両親、養父」『Fate/staynight Premium FanBook』</ref>
:五年後、切嗣は病のために死去。彼は、切嗣が最後に呟いた「正義の味方になりたかったんだ」という言葉から、その志を継ぐことを決意。
+
:第四次聖杯戦争の余波で焼け出されたところ、[[衛宮切嗣]]に助けられ、彼の養子になる。
:それからの五年間、彼は義父に教わった初歩の[[魔術]]を独学で鍛錬し続ける。
+
:養子となった後も悪夢に苛まれ、元の家で家族ごっこをするなど、トラウマに苦しめられる。
:穂群原学園生となった彼は、偶然から夜の学校で争う紅槍を手にした男・[[クー・フーリン|ランサー]]と赤い外套の男・[[エミヤ|アーチャー]]を目撃。ランサーの手により口封じのために致命傷を負わされるものの、駆けつけた[[遠坂凛]]の治癒魔術により、奇跡的に命を取り留める。
+
:切嗣に自分を真似ようとしていることを気付かれ、彼からせめて体は鍛える様にと道場を与えられる。これが元で道場に出入りしていた[[藤村大河]]と揉めた。
:誰に助けられたか分からぬままなんとか自宅に戻った士郎だったが、再度ランサーに襲撃を受ける。
+
:時期は不明だが、[[藤村雷画]]から相撲に誘われ、その時の負けん気から他の競技はどうかと弓道を勧められる。
:必死の応戦も虚しく徐々に追い詰められ、死を覚悟するも、偶然土蔵で金髪の美少女「[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]」を召喚し、ランサーを撃退。駆けつけた凛に事情を聞き、[[聖杯戦争]]を終わらせるべく、セイバーとともに魔術師同士の殺し合いにその身を投じることになる。
+
:第五次聖杯戦争の8年前、切嗣に頼み込んで[[魔術]]を教わる。初めての魔術は「投影」だったが、切嗣に「強化」の方が効率が良いと言われる。
 +
:この頃になると1人で留守番ができると判断され、切嗣は家を空け始める。1ヶ月居ない事はザラで、半年に延びた事も数度あったが、士郎は土産話を楽しみにしていた。
 +
:第五次聖杯戦争の5年前になると切嗣はいつでも家に居る様になり、その冬に死去した。士郎は彼が最後に呟いた「正義の味方になりたかった」という言葉から、その志を継ぐことを決意する。
 +
:それからの5年間、彼は養父に教わった初歩の魔術を独学で鍛錬し続ける。
 +
:切嗣が死んですぐに「コペンハーゲン」で働き始める。当時の士郎を雇う所はここだけだった。
 +
:第五次聖杯戦争の4年前、放課後に高飛びの練習をする。2月に[[遠坂凛]]が、4月に[[間桐桜]]がそれぞれ目撃している。本人が思い返すには正義の味方になろうと迷走していた時期。
 +
:同年の秋、文化祭の準備を押し付けられていたところ、[[間桐慎二]]と知り合う。その後、間桐邸に遊びに行く様になり、桜とも知り合う。
 +
:第五次聖杯戦争では不運にもサーヴァントの戦いを目撃し、[[クー・フーリン|ランサー]]の手で致命傷を負わされるが凛に助けられる。意識を取り戻した後、凛のペンダントを持ち帰る。生き延びた事に気付いたランサーに再び狙われるが、期せずして[[アルトリア・ペンドラゴン|セイバー]]を喚び、ランサーを追い返す。
 +
:その後、凛と[[言峰綺礼]]に事情を聞き、[[聖杯戦争]]を終わらせるべく、セイバーとともに魔術師同士の殺し合いにその身を投じることになる。
 
;人物
 
;人物
 
:切嗣の影響で、全てを分け隔てなく救う「正義の味方」になることを本気で志している。
 
:切嗣の影響で、全てを分け隔てなく救う「正義の味方」になることを本気で志している。
:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、「十年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
+
:それはもともと切嗣が諦めた理想であり、その遺志を継ぐという考えと、「10年前の大災害で唯一生き残ってしまった」自分は人の為に生きねばならない、という強迫観念に似た義務感(サバイバーズギルト)のため培われた理想である。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
 
:日常生活においては「主夫」。家庭料理をはじめとする家事一般に長け、一家を支えている。学園内ではさまざまな要望に応じて各所に赴き、機械の修理や頼まれごとを引き受けていることから、「穂群原のブラウニー」「偽用務員」「ばかスパナ」といった二つ名を持つ。「魔術師は等価交換で動くもの」と幾度か凛に指摘されているのだが、前述の義務感とあいまって、「頼まれごとを引き受けること」がその対価であると士郎は考えている。
:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ「衛宮士郎」より。</ref>。
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:「人助けが生きがい」でありそれ以外に興味がない・興味の持てない性格で、遊びごとなどには無縁で人生に余裕がない。人生における優先順位が公私の「公」に偏重しすぎており、感情の機微に疎く、他人の好意にも悪意にも鈍感。「命を救われた」ことが切嗣から受けた正義の行いであるため、彼の「他人を救う」という目的は「命を救う」という方面に偏っている。だが「心を救う」という行為もまた正義の行いであり<ref group="注">寧ろ『Fate/complete material Ⅱ』では物語中では命より彼と関わった女性の心を救うことが多いと解説された。</ref>、それを無自覚に実践しているにも関らず、人としての感情の鈍さによってそのことの価値に気付くことはなかった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ">「衛宮士郎」『Fate/complete material Ⅱ』p.42-45</ref>。
:頼まれ事は断らない、目に付いた人助けはオートで行うと言われているが、「自分にできる事しか引き受けられない」と徹底し、悲観している。<ref group="注">このあたりが遠坂凛との微妙な、しかし決定的な違い。</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520970359428747264 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:13]</ref>。
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:頼まれ事は断らない、目に付いた人助けはオートで行うと言われているが、「自分にできる事しか引き受けられない」と徹底し、悲観している。<ref group="注">このあたりが遠坂凛との微妙な、しかし決定的な違い。</ref><ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520970359428747264 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:13]</ref>。
 
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
 
:養父からの『借り物の理想』を追いかけて正義の味方を目指し、人助けのためなら自らを省みないその生き方は、奈須氏によれば「一生懸命人間のふりをしているロボット」あるいは「人間になろうとしているロボット」。
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされてしまった後天的異常者である。
+
:[[言峰綺礼]]が先天的な破綻者であるとすれば、彼は冬木大火災により人生を早々に狂わされた後天的異常者である。
 
;能力
 
;能力
 
:魔術師ではあるが、根源への到達を目指していないため正しくは「魔術使い」。士郎にとって魔術は手段であって目的ではない。
 
:魔術師ではあるが、根源への到達を目指していないため正しくは「魔術使い」。士郎にとって魔術は手段であって目的ではない。
:魔術回路の数は27で、代続きしていない魔術師としては多め。しかし魔術の腕は知識・技量ともに半人前もいいところで、凛からは「へっぽこ」と称される。物語開始時点でまともに使える魔術は基礎中の基礎の構造把握を非効率にこなせる程度で、器物の構造を読み取り、内部を視覚映像として捉える魔術だけは上手い<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520969502729588736 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:09]</ref>。実践的な魔術である「[[強化]]」の成功率はほぼゼロ、「[[投影魔術|投影]]」はガワしか作れない、他の魔術はからっきし、知識面は慎二にも劣るという有り様だったが、聖杯戦争を通じて成長や自分の特性を開花させていく。
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:魔術回路の数は27で、1代目の魔術師としては多め。しかし魔術の腕は知識・技量ともに半人前もいいところで、凛からは「へっぽこ」と称される。物語開始時点でまともに使える魔術は基礎中の基礎の構造把握を非効率にこなせる程度で、器物の構造を読み取り、内部を視覚映像として捉える魔術だけは上手い<ref group = "出" name="「Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:09」" />。実践的な魔術である「強化」の成功率はほぼゼロ、「投影」はガワしか作れない、他の魔術はからっきし、知識面は慎二にも劣るという有り様だったが、聖杯戦争を通じて成長や自分の特性を開花させていく。
:その本質は、[[起源]]・魔術属性共に「剣」として一点特化した魔術であり、[[魔法]]に近いと評される大魔術である[[固有結界]]、「無限の剣製」を展開できる稀有な才能の持ち主(詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」の頁にて)。いつまでたっても消失しない投影品や、構造把握能力に長ける、といった彼の特技もすべてはこの固有結界に起因している。
+
:[[魔術師#属性|属性]]が「剣」と一点特化型であり、[[魔法]]に近い大魔術である[[固有結界]]「無限の剣製」を扱える(詳細は「[[エミヤ|アーチャー]]」の頁にて)。高い構造把握能力や、本人が[[投影魔術]]と思い込んでいた、消えない「投影」は「無限の剣製」の能力の延長。
:ただし、未熟であるため物語開始時点で自ら固有結界を起動させることはできず、投影魔術もモノによっては時間が掛かりすぎて実戦に堪えれられない。また、アーチャーと違ってペナルティ(固有結界に対して世界からの修正力が働く事だと思われる)を受ける。
+
:但し、第五次聖杯戦争の時点では魔力が足りず、外部からの補助が無ければ固有結界は展開できない。また「投影」にしてもモノによっては時間が掛かりすぎて実戦に堪えられない。
:士郎が未熟であるのはこのあまりに異質な魔術特性にも一因がある。彼に魔術を教えた切嗣、指導を行った凛の両名ともに、その異常性に気づきはしたもののどう指導して良いかわからなかった(切嗣の方はむしろ士郎が魔術師になることを嫌がっていたため、当初は教導自体を断っていた)。最初の師である切嗣が指導の半ばで死去したことも伴い、魔術の鍛錬はほぼ完全に独学。凛に教わるまで、一度構築してしまえばそのまま使い続けることのできる魔術回路を、鍛錬のたびに一から作るという真似をしていた。聖杯戦争開始まで毎晩行っていたこの鍛錬は、内部に張り巡らした集中をミリ単位でもズラせば、それだけで中身が吹き飛ぶという、自身も過酷な魔術鍛錬を強要されていた[[間桐桜]]から見ても「先輩が自分で自分の喉を突き刺しているように見えました」と怖れるほど危険な代物。奈須きのこ曰く「どうでもいい練習のたびに背骨をまるごと人工の背骨に移植するような命の綱渡りをしているようなもの」<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520971192820183040 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]</ref><ref group="注">この鍛錬法は切嗣が健在の頃から続けていたらしいが、何故こうも危険な方法を切嗣がとったのかは不明。切嗣が半端に教えたことを士郎が勘違いしたまま切嗣が死去した、などの可能性はいくつか考えられるが、正確なところは語られていない。ただし後年アニメ[[Fate/Zero]]付属ドラマCD及び漫画版にて遂にこれの理由説明がなされた。が、これが正式な公式設定かは不明</ref>。これを切嗣が死んでから五年間、進歩も成長も楽しみもなくともひたすら続けていた、という点は士郎の精神的な異常性の一面である。
+
:最初の師である切嗣が指導の半ばで死去したことも伴い、魔術の鍛錬はほぼ完全に独学。凛に教わるまで、一度構築してしまえばそのまま使い続けることのできる魔術回路を、鍛錬のたびに一から作るという真似をしていた。聖杯戦争開始まで毎晩行っていたこの鍛錬は、内部に張り巡らした集中をミリ単位でもズラせば、それだけで中身が吹き飛ぶという、自身も過酷な魔術鍛錬を強要されていた桜から見ても「先輩が自分で自分の喉を突き刺しているように見えました」と怖れるほど危険な代物。奈須きのこ曰く「どうでもいい練習のたびに背骨をまるごと人工の背骨に移植するような命の綱渡りをしているようなもの」<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520971192820183040 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]</ref><ref group="注">この鍛錬法は切嗣が健在の頃から続けていたらしいが、何故こうも危険な方法を切嗣がとったのかは不明だった。『Fate/stay night』で凛は切嗣もこの方法を取っていた、アーチャーは士郎の魔術回路は神経そのもので特異な為に師に恵まれなかったとそれぞれ推測している。後年アニメ版『[[Fate/Zero]]』付属ドラマCD及び漫画版にてわざと無意味な方法を教える事で諦めさせようとしていたと説明された。</ref>。これを切嗣が死んでから5年間、進歩も成長も楽しみもなくともひたすら続けていた、という点は士郎の精神的な異常性の一面である。
 
:10年前の災害で大怪我を負っていた彼を救うために、発見者である衛宮切嗣がその体内に、治癒能力を持つ聖剣の鞘「全て遠き理想郷」を埋め込んだ。このため、本来の持ち主であるセイバーが現界している間は鞘の加護を受けていかなる損傷からも回復できる。
 
:10年前の災害で大怪我を負っていた彼を救うために、発見者である衛宮切嗣がその体内に、治癒能力を持つ聖剣の鞘「全て遠き理想郷」を埋め込んだ。このため、本来の持ち主であるセイバーが現界している間は鞘の加護を受けていかなる損傷からも回復できる。
:「全て遠き理想郷」の影響で士郎の魔術特性は「剣」に変わっており、また起源も「剣」に変わりつつあるという(士郎が本来持つ魔術特性・起源については不明)
+
:「全て遠き理想郷」の影響で士郎の魔術特性は「剣」に変わっており<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-サーヴァント関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.133" />、起源も「剣」に変わりつつある<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134" />
:属性と起源が「剣」にも拘わらず、剣の腕は凡人よりは良いという程度で、あまり秀でていない。しかし弓の腕は神がかっており、セイバーと戦闘中の[[ヘラクレス|バーサーカー]]のこめかみに矢を当てた。
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:「剣」と縁深くはあるが、剣の腕は凡人よりは良いという程度。寧ろ弓の腕が神がかっており、セイバーと戦闘中の[[ヘラクレス|バーサーカー]]のこめかみに矢を当てた。
:幼少期から[[藤村雷画]]の勧めで弓道を始め、その腕前の伸びは[[藤村大河]]も認めるところ。弓道部に所属する頃には部長・[[美綴綾子]]の知る限り、彼が矢を的に外したのは射る前から外れると分かっていた上で射た場合を除いてゼロ。文字通り百発百中の腕前になっている。
+
:その腕前の伸びは[[藤村大河]]も認めるところ。弓道部に所属する頃には部長・[[美綴綾子]]の知る限り、彼が矢を的に外したのは射る前から外れると分かっていた上で射た場合を除いてゼロ。文字通り百発百中の腕前になっている。
 
:ただ、本人が称するところではそれは弓の腕ではなく、毎夜日課になっている魔術の鍛錬の成果でイメージ通りに矢を的中させられるだけとのこと。この辺り、分かる人には分かるらしく、 美綴からは「弓を持たなくても会心に入れるんだから、むしろ弓なんて邪魔じゃないってムカついた」「そもそも弓を持つ、なんて事がアンタには余分」と言われている。
 
:ただ、本人が称するところではそれは弓の腕ではなく、毎夜日課になっている魔術の鍛錬の成果でイメージ通りに矢を的中させられるだけとのこと。この辺り、分かる人には分かるらしく、 美綴からは「弓を持たなくても会心に入れるんだから、むしろ弓なんて邪魔じゃないってムカついた」「そもそも弓を持つ、なんて事がアンタには余分」と言われている。
:また体の鍛錬自体を日課としてこなしているせいもあるのか、魔術を使用しない素手での戦いならそれぞれの試合形式では専門家に及ばないものの、ルールのないどちらが根を上げるのが先かのような勝負なら学園中最強である。
+
:また魔術を使用しない素手での戦いならそれぞれの試合形式では専門家に及ばないものの、ルールのないどちらが根を上げるのが先かのような勝負なら学園中最強の可能性も示唆されている<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2007年5月号</ref>。
 
:HFルートでは中盤の戦闘で左腕を失い、消滅に瀕したアーチャーの発案から腕を移植されることにより命脈を保つ。これによりアーチャーの蓄えた戦闘経験と技術を継承したことに加え、左腕から宝具を引き出す事で使用目的に最も適した宝具を投影しており、[[ヘラクレス|黒化バーサーカー]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタ]]サーヴァントと互角の戦いを繰り広げる力を得た。
 
:HFルートでは中盤の戦闘で左腕を失い、消滅に瀕したアーチャーの発案から腕を移植されることにより命脈を保つ。これによりアーチャーの蓄えた戦闘経験と技術を継承したことに加え、左腕から宝具を引き出す事で使用目的に最も適した宝具を投影しており、[[ヘラクレス|黒化バーサーカー]]や[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕|セイバー・オルタ]]サーヴァントと互角の戦いを繰り広げる力を得た。
 
:だが、肉体強度は読み込み失敗、アーチャーの宝具である固有結界「無限の剣製」は士郎とアーチャーの心象風景が異なるため使用不能、複製できるものは士郎が直接学んだものかアーチャーが記録した宝具のみとなっている。
 
:だが、肉体強度は読み込み失敗、アーチャーの宝具である固有結界「無限の剣製」は士郎とアーチャーの心象風景が異なるため使用不能、複製できるものは士郎が直接学んだものかアーチャーが記録した宝具のみとなっている。
84行目: 95行目:  
:柳洞寺で使用。強化して使うが、これで戦おうとするとデッドエンドとなる。
 
:柳洞寺で使用。強化して使うが、これで戦おうとするとデッドエンドとなる。
    +
;アゾット剣
 +
:魔術を学ぶものが一人前になった際に送られる儀式用の剣。Fateルート、Heaven's Feelルート(以下HFルート)で遠坂凛から譲り受ける。奇しくも両ルートとも凛のありったけの宝石と魔力を注ぎ込んだ代物。
 
;黒鍵
 
;黒鍵
:元々は教会の代行者などがよく使う投擲用の剣、Heaven's Feelルート(以下HFルート)にて言峰綺礼により渡される。強化の魔術を施して一時的にダイヤ並の硬度にした。
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:元々は教会の代行者などがよく使う投擲用の剣、HFルートにて言峰綺礼により渡される。強化の魔術を施して一時的にダイヤ並の硬度にした。
;アゾット剣
  −
:魔術を学ぶものが一人前になった際に送られる儀式用の剣。Fateルート、HFルートでは遠坂凛から譲り受ける。奇しくも両ルートとも凛のありったけの宝石と魔力を注ぎ込んだ代物。
   
;宝石剣ゼルレッチ
 
;宝石剣ゼルレッチ
:遠坂の血筋に対する宝石翁の宿題として遠坂家に伝わる設計図を基に、アーチャーの腕とイリヤの中の過去の記録を用いて投影したもの。本編中実際に使用したのは遠坂凛。限定的な第二魔法行使を可能とする。
+
:遠坂凛の依頼で、イリヤの中の記録をアーチャーの腕で読み込み投影したもの。剣を見た当初、士郎には理論がまるで理解できなかったが材質や構造などといった部分を解析することでなんとか複製に成功する。
:剣を見た当初、士郎には理論がまるで理解できなかったが材質や構造などといった部分を解析することでなんとか複製に成功する。何の魔力も感じられず、剣としての機能すら有さないこの剣を投影した士郎本人の第一印象は「なんかへぼっちい」。
+
:限定的な第二魔法行使を可能とする。元は遠坂家がこの再現を宿題として課され、ゼルレッチの系譜でなければ使えない。投影したばかりで凛の手に渡っていなかった時は何の魔力も感じられず、剣としての機能も有さない為、士郎は「なんかへぼっちい」と思っていた。
    
===Fate/hollow atraraxia===
 
===Fate/hollow atraraxia===
106行目: 117行目:  
;勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
 
;勝利すべき黄金の剣(カリバーン)
 
:かつてセイバーが所有していた「選定の剣」。夢で共有した彼女の過去の記憶で見たものを、バーサーカー戦にて初投影。本来の持ち主であるセイバーと共に振るい、[[ヘラクレス|バーサーカー]]を打倒した。
 
:かつてセイバーが所有していた「選定の剣」。夢で共有した彼女の過去の記憶で見たものを、バーサーカー戦にて初投影。本来の持ち主であるセイバーと共に振るい、[[ヘラクレス|バーサーカー]]を打倒した。
:士郎の投影の特異性を最初に示した投影宝具であり、剣の腕は常人レベルの士郎でさえ、剣に刻まれたセイバーの戦闘記録を再現・投影したことで彼女並みの剣の扱いをすることができる(剣が覚えている、剣が勝手に動くとは士郎の言)。
+
:士郎の投影の特異性を最初に示した投影宝具であり、剣の腕は常人レベルの士郎でさえ、剣に刻まれたセイバーの戦闘記録を再現・投影したことで彼女並みの剣の扱いをすることができる(剣が覚えている、剣が勝手に動くとは士郎の言)。
 
:Fateルートのギルガメッシュ戦でも投影したが、原典である『原罪(メロダック)』を持ち出された結果、オリジナルには勝てずに打ち砕かれてしまった。
 
:Fateルートのギルガメッシュ戦でも投影したが、原典である『原罪(メロダック)』を持ち出された結果、オリジナルには勝てずに打ち砕かれてしまった。
   114行目: 125行目:  
:その後、士郎の投影技術と担い手のセイバーの力で士郎の体内より摘出され、持ち主に返還される。
 
:その後、士郎の投影技術と担い手のセイバーの力で士郎の体内より摘出され、持ち主に返還される。
 
:柳洞寺での決戦において「この世全ての悪」の泥を防ぐために投影。あまりに身近にあった士郎の半身とも言える宝具であるため、通常の投影のような工程を踏まずとも一瞬で投影できた。
 
:柳洞寺での決戦において「この世全ての悪」の泥を防ぐために投影。あまりに身近にあった士郎の半身とも言える宝具であるため、通常の投影のような工程を踏まずとも一瞬で投影できた。
:投影はFateルートのみで使用可能。その他のルートでは存在が知られることはなく、セイバーとの契約が切れてしまうため、回復力も十全に機能しなくなるが、UBWルートではセイバーが見守る中でのアーチャーとの戦いにおいて本来の力に比べて微弱ながらも士郎への加護を発揮していた。
+
:投影はFateルートのみ可能。その他のルートでは存在が知られることはなく、セイバーとの契約が切れてしまうため、回復力も十全に機能しなくなるが、UBWルートではセイバーが見守る中でのアーチャーとの戦いにおいて本来の力に比べて微弱ながらも士郎への加護を発揮していた。
:なお、アーチャーも出自を考えればこれを投影できると思われがちだが、セイバーとの繋がりが切れていることでイメージが出来なくなっているため不可能とされる。また「全て遠き理想郷」自体も長い放浪生活の中で意味を失い、星の内海へと帰っていったためアーチャーの体内には存在していない。
+
:元々セイバーだけが使える物であり、聖杯戦争が解体されて彼女とのラインが切れると、イメージが失われ投影できなくなる<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-サーヴァント関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.133" />。更にアーチャーの場合は「全て遠き理想郷」自体も長い放浪生活の中で意味を失い、星の内海へと帰っていったため、彼の体内には無い<ref group="出" name="「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』">「きのことたかしの一問一答」『Fate/stay night[UBW] Animation Material Ⅱ』</ref>。
:同じく繋がりが切れるという理由で、士郎もFateルートであっても大聖杯解体後は使えなくなる。
      
;是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレイドワークス)
 
;是・射殺す百頭(ナインライブズ・ブレイドワークス)
122行目: 132行目:  
:HFルートにて、いずれ死ぬと知りながらイリヤを守る為にアーチャーの腕の封印を解き、襲いかかってくるバーサーカーの失われている宝具を投影、バーサーカーの音速の剣を凌駕した神速の剣でバーサーカーの身体の八割を失わせた。27の魔術回路の全てを用い、脳裏に九つのイメージを浮かべているが、実際に狙いを定めて撃ち抜くのは八点(上腕、鎖骨、喉笛、脳天、鳩尾、肋骨、睾丸、大腿)であり斬撃エフェクトも八つになっている。
 
:HFルートにて、いずれ死ぬと知りながらイリヤを守る為にアーチャーの腕の封印を解き、襲いかかってくるバーサーカーの失われている宝具を投影、バーサーカーの音速の剣を凌駕した神速の剣でバーサーカーの身体の八割を失わせた。27の魔術回路の全てを用い、脳裏に九つのイメージを浮かべているが、実際に狙いを定めて撃ち抜くのは八点(上腕、鎖骨、喉笛、脳天、鳩尾、肋骨、睾丸、大腿)であり斬撃エフェクトも八つになっている。
 
:本来、バーサーカーの斧剣は桁外れの重量であり、衛宮士郎に扱うことはできないが、[[エミヤ|アーチャー]]から移植された左腕で敵の怪力ごと複製して使いこなした。
 
:本来、バーサーカーの斧剣は桁外れの重量であり、衛宮士郎に扱うことはできないが、[[エミヤ|アーチャー]]から移植された左腕で敵の怪力ごと複製して使いこなした。
:『フェイト/タイガーころしあむ』『Fate/unlimited codes』では士郎の最強必殺技となっており、発動すると『Realta Nua』で追加されたCGと同じ左腕を掲げて正面を睨み付けるポーズを取ったあとに斬撃を叩き込む。『Fate/unlimited codes』では原作同様八つの斬撃による8hit技になっている。<!-- タイころのは未確認 -->
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:『フェイト/タイガーころしあむ』『Fate/unlimited codes』では士郎の最強必殺技となっており、発動すると『Réalta Nua』で追加されたCGと同じ左腕を掲げて正面を睨み付けるポーズを取ったあとに斬撃を叩き込む。『Fate/unlimited codes』では原作同様八つの斬撃による8hit技になっている。<!-- タイころのは未確認 -->
    
;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
 
;熾天覆う七つの円環(ロー・アイアス)
128行目: 138行目:  
:UBWルートで凛の魔力を借りながら投影した際は七枚全て展開されているが、アーチャーから左腕を移植されたHFルート、及び『hollow』で投影した際にはアーチャーのものと比べて花弁が四枚と少ない。
 
:UBWルートで凛の魔力を借りながら投影した際は七枚全て展開されているが、アーチャーから左腕を移植されたHFルート、及び『hollow』で投影した際にはアーチャーのものと比べて花弁が四枚と少ない。
 
:HFルートでは[[メドゥーサ|ライダー]]との共闘に用いられ、セイバーオルタの「約束された勝利の剣」を打ち破るために使用される。最強の聖剣の黒い光から「騎英の手綱」を駆るライダーをその花弁で守り突破させた。
 
:HFルートでは[[メドゥーサ|ライダー]]との共闘に用いられ、セイバーオルタの「約束された勝利の剣」を打ち破るために使用される。最強の聖剣の黒い光から「騎英の手綱」を駆るライダーをその花弁で守り突破させた。
:UBWルートではギルガメッシュとの戦いに用いられた。なお「side materiale」には「士郎の呪文詠唱を守ったアイアスはアーチャーが投影したもの」という旨の記述があるが<ref group = "出" name="『Fate/side materiale』78-79ページ">『Fate/side materiale』78-79ページ「ロー・アイアス」より。</ref>、実際にはこの記述は誤りであり、このアイアスは士郎が投影したものとなる。そもそもこの戦闘においてアイアスは、ギルガメッシュがエアを使った時と、無限の剣製のための呪文詠唱の間の時の二回において使用されており、この一度目のアイアスが士郎ではなくアーチャーが作り上げたものであり<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>、二度目の士郎の詠唱呪文を守るために使用したアイアスは士郎自身が投影したものとなる。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。
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:UBWルートではギルガメッシュとの戦いに用いられた。なお『Fate/side material』には「士郎の呪文詠唱を守ったアイアスはアーチャーが投影したもの」という旨の記述があるが<ref group = "出" name="『Fate/side material』78-79ページ">「Fate用語辞典-ロー・アイアス」『Fate/side material』pp.78-79</ref>、実際にはこの記述は誤りであり、このアイアスは士郎が投影したものとなる。そもそもこの戦闘においてアイアスは、ギルガメッシュがエアを使った時と、無限の剣製のための呪文詠唱の間の時の二回において使用されており、この一度目のアイアスが士郎ではなくアーチャーが作り上げたもので<ref group="注">ギルガメッシュの「直前に盾を敷いたのか……?」というセリフ及び士郎の「助かったというのなら、何か助かる理由があったのだ。単にそれが、俺の預かり知らぬ物であっただけ」というセリフはこのことを表している。</ref>、二度目の士郎の詠唱呪文を守るために使用したアイアスは士郎自身が投影したものとなる。<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ">「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ』p.130</ref>。
    
;破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
 
;破戒すべき全ての符(ルールブレイカー)
134行目: 144行目:  
:HFルートにおいて、桜を「この世全ての悪」から解放するために使用。
 
:HFルートにおいて、桜を「この世全ての悪」から解放するために使用。
   −
:他にも、アーチャーとの戦いで「偽・螺旋剣(カラドボルグII)」や「絶世の名剣(デュランダル)」、[[ギルガメッシュ]]との戦いでデュランダルやハルペーなど多くの武器を貯蔵し、投影している。
+
他にも、アーチャーとの戦いで「偽・螺旋剣(カラドボルグII)」や「絶世の名剣(デュランダル)」、[[ギルガメッシュ]]との戦いでデュランダルやハルペーなど多くの武器を貯蔵し、投影している。<br>
:さらに『hollow』にてライダーが見せた意識を暗黒神殿内にとらわれた中ではキビシスの袋を投影している。
+
さらに『hollow』にてライダーが見せた意識を暗黒神殿内にとらわれた中ではキビシスの袋を投影している。
:また、切嗣の切り札「起源弾」も弾丸さえ見れば投影出来るという。
     −
:なお、士郎はHFルートの最終局面で捨て身の投影として「知りえる中で最強の剣」を投影し、光の斬撃を放っている。状況的にこれは「約束された勝利の剣」とも思えるが、明言はされていない。
+
神造兵装の投影は不可能。ただ型落ちの宝具ならば幾つか含んでいる可能性が示唆されている。<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134" /><br>
:ただし、「神造兵装の投影は不可能」とされており、この時の士郎は「アーチャーの腕」を移植されているため、士郎が直接見ていなくともアーチャーから受け継いだ記録の中から「約束された勝利の剣」以外の光の斬撃を放てる剣を引き出した可能性もある。
+
HFルートの最後の投影でセイバー・オルタの「約束された勝利の剣」のCGが映し出されるが、その物ではなかった可能性が高い。<br>
:また、ムーンセルのアーチャー・[[無銘]]は、「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、「約束された勝利の剣」の劣化品を「無限の剣製」の展開中のみの限定で投影している。(設定上展開しなくてもなくても作ること自体は可能だろうが)、こちらは本編時より錬鉄可能条件がアップしているため。
+
また、ムーンセルのアーチャー・[[無銘]]は、「永久に遥か黄金の剣(エクスカリバー・イマージュ)」という、「約束された勝利の剣」の劣化品を「無限の剣製」の展開中に限って投影している。こちらは本編時より錬鉄可能条件がアップしているため。メタな事を言ってしまえば、スタッフがエクスカリバー投影のモーションを自作し、有効利用しようと劣化品ならギリギリ有りという事にした<ref group="出">「Fate/EXTRA用語辞典-無限の剣製」『Fate/EXTRA material』p.213</ref>。<br>
 +
また起源の関係で収められる武器は白兵戦縛りになるが<ref group="出" name="「奈須きのこ一問一答-宝具関係」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.134" />、「起源弾」については然るべき訓練を受ければ投影でばら撒けるかとの質問に否定はされていない<ref group="出">「誌上コメンタリーⅠ-第十二話 聖杯の招き」『Fate/ZeroアニメビジュアルガイドⅠ』p.135</ref>。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
153行目: 163行目:     
;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
:最終盤に登場。冬木大火災の際に絶命間際のところを切嗣に発見され、救出される。
+
:最終盤に登場。作中のカウントダウンは士郎と切嗣が出会うまでの時間である。冬木大火災の際に絶命間際のところを切嗣に発見され、救出される。
 
:その後は彼の養子となって暮らし、月下の約束を交わしたのち、最期を看取った。
 
:その後は彼の養子となって暮らし、月下の約束を交わしたのち、最期を看取った。
:漫画単行本のおまけ漫画にも登場しており、セイバーの語った魔術師対決のあまりのショボさに衝撃を受けていた。
+
:漫画単行本のおまけ漫画にも登場し、セイバーの語った魔術師対決のあまりのショボさに衝撃を受けていた。
 +
 
 +
;[[Fate/unlimited codes]]
 +
:「見習い魔術師」。素手での格闘と、投影魔術で戦う。アーチャーと共通する技もあるが、戦闘スタイルは大きく違う別キャラ。
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
161行目: 174行目:  
:結界の影響で虎グッズが大流行。家中に蔓延した虎グッズを撤去させるべく、元凶の大河に釘を刺しに向かう。
 
:結界の影響で虎グッズが大流行。家中に蔓延した虎グッズを撤去させるべく、元凶の大河に釘を刺しに向かう。
 
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
 
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
  −
;[[Fate/unlimited codes]]
  −
:「見習い魔術師」。素手での格闘と、投影魔術で戦う。アーチャーと共通する技もあるが、戦闘スタイルは大きく違う別キャラ。
      
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
 
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
 
:メインキャラの出番が少ない本作の例に漏れず、本編で一切台詞が無い。
 
:メインキャラの出番が少ない本作の例に漏れず、本編で一切台詞が無い。
 +
 +
;[[トラぶる花札道中記]]
 +
:セイバーチームとして参戦。他のルートで碌でもない事になったりも。
    
;[[カプセルさーばんと]]
 
;[[カプセルさーばんと]]
216行目: 229行目:  
:幾度となく襲撃された相手であるが、HFルートのみ桜を救うために彼女の助力を得る。
 
:幾度となく襲撃された相手であるが、HFルートのみ桜を救うために彼女の助力を得る。
 
:彼女の人格と力量を信頼し、かつての盟友である最強の剣士に挑む。
 
:彼女の人格と力量を信頼し、かつての盟友である最強の剣士に挑む。
:『hollow ataraxia』では居候の一人。きちんとアルバイトまでして家賃を入れてくれる彼女を「大人の女性」として頼りにしているが、たまに困らされる。士郎は知らないが、彼女に慕情に近い親愛の情を抱かれている。<del>あとたまに「つまみ食い」されている。</del>
+
:『Fate/hollow ataraxia』では居候の一人。きちんとアルバイトまでして家賃を入れてくれる彼女を「大人の女性」として頼りにしているが、たまに困らされる。士郎は知らないが、彼女に慕情に近い親愛の情を抱かれている。<del>たまに「つまみ食い」されている。</del>
    
;[[言峰綺礼]]
 
;[[言峰綺礼]]
:胡散臭い彼を毛嫌いするが、ある種の憧れの対象でもあった。HFルートでは共闘。
+
:初対面の時から相容れないと感じて反発し、胡散臭いと毛嫌いする。
 +
:HFルートでは共闘。実は同じ者同士として憎からず思っており、それを否定し気付かないでいようと必死に敵視していた。終盤で死を前にしても揺るがない言峰を見てそれを渋々認めた。
    
;[[藤村大河]]
 
;[[藤村大河]]
 
:隣人。姉代わり。
 
:隣人。姉代わり。
 
:精神的には彼女に守られているものの、日常生活は完全にお世話する側になっている。
 
:精神的には彼女に守られているものの、日常生活は完全にお世話する側になっている。
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;[[間桐慎二]]
 +
:クラスメート。中学からの付き合いだが、現在はとある理由で疎遠に。
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;[[美綴綾子]]
 
;[[美綴綾子]]
 
:同級生で、かつて同じ部活に所属。今でも気の置けない友人。
 
:同級生で、かつて同じ部活に所属。今でも気の置けない友人。
    
;[[柳洞一成]]
 
;[[柳洞一成]]
:クラスメート。よく彼の仕事を手伝う。高校からの付き合い<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520970092905902080 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:12]</ref>。
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:クラスメート。よく彼の仕事を手伝う。高校からの付き合い<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520970092905902080 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:12]</ref>。
 
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;[[間桐慎二]]
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:クラスメート。中学生の頃からの付き合いだが、現在はとある理由で疎遠に。
      
;[[蛍塚音子]]
 
;[[蛍塚音子]]
:バイト先の店の人。つい最近(『stay night』の直前くらい)までお互いが藤村大河の知り合いだとは知らなかった。また、士郎はいまだに彼女の本名を知らず「ネコさん」と呼んでいる。
+
:バイト先の店「コペンハーゲン」の人。つい最近(『stay night』の直前くらい)までお互いが藤村大河の知り合いだとは知らなかった。また士郎はいまだに彼女の本名を知らず「ネコさん」と呼んでいる。
    
;[[セラ]]&[[リーゼリット]]
 
;[[セラ]]&[[リーゼリット]]
 
:イリヤの従者。切嗣を嫌うセラからは辛く当たられているが、「イリヤが好きなものはわたしも好き」のスタンスであるリズからは懐かれている。
 
:イリヤの従者。切嗣を嫌うセラからは辛く当たられているが、「イリヤが好きなものはわたしも好き」のスタンスであるリズからは懐かれている。
    +
===Fate/hollow ataraxia===
 
;[[カレン・オルテンシア]]
 
;[[カレン・オルテンシア]]
 
:新たに派遣された教会のシスター。とある事情から、それなりに彼女とは気安い関係。
 
:新たに派遣された教会のシスター。とある事情から、それなりに彼女とは気安い関係。
246行目: 262行目:     
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
 
;[[ルヴィアゼリッタ・エーデルフェルト]]
:『hollow ataraxia』では彼女に執事として雇われ、「シェロ」と呼ばれて信頼されるようになる未来があるらしい。
+
:『Fate/hollow ataraxia』では彼女に執事として雇われ、「シェロ」と呼ばれて信頼されるようになる未来があるらしい。
 +
:TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』でも執事にと勧誘されている。
    +
===その他===
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
 
;[[アイリスフィール・フォン・アインツベルン]]
:養父の妻で、一応義母にあたる。本編では面識はないが、スピンオフ作品等で共演。
+
:養父の妻で、面識は無いが義母にあたる。スピンオフ作品で共演。
:彼女のことは「アイリさん」と呼ぶが、当人は「お母さん」と呼ばれたがっている。
+
:『フェイト/タイガーころしあむ アッパー』では「アイリさん」と呼ぶが、当人は「お母さん」と呼ばれたがっている。
 +
:「カプセルさーばんと」では「かーちゃん」と呼び、同居している。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
258行目: 277行目:  
:美少女ぞろいとはいえ、どいつもこいつも理不尽の塊ではこれが口癖にもなるというもの。
 
:美少女ぞろいとはいえ、どいつもこいつも理不尽の塊ではこれが口癖にもなるというもの。
   −
;「おはようセイバー。また会えて、よかった」
+
;「うん、しょうがないから俺が代わりになってやるよ」<br>「爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――」<br> ―――俺が、ちゃんと形にしてやるから。
:とあるルートのEDにて。
+
:ある月夜に養父に語った誓い。全てのルートで回想され、『Fate/Zero』もこの台詞をもって終わりを迎える。
:思わぬ再会の嬉しさに、ヒロインそっちのけでセイバーと和む士郎。割を食ったヒロインに拗ねられたが仕方ない。
+
:この言葉に遠い昔に捨ててしまった純粋な決意を見た切嗣は自分の後をなぞることもないと安堵して息を引き取った。
    
;「死者は甦らない。起きたことは戻せない。そんなおかしな望みなんて、持てない」
 
;「死者は甦らない。起きたことは戻せない。そんなおかしな望みなんて、持てない」
291行目: 310行目:  
:印象に強く残るセリフが多いFateの中でも屈指の名ゼリフである。
 
:印象に強く残るセリフが多いFateの中でも屈指の名ゼリフである。
   −
;「そうだ。俺は切嗣と同じだ。恨むのなら、イリヤは俺を恨んでいい。」
+
;「おはようセイバー。また会えて、よかった」
 +
:とあるルートのEDにて。
 +
:思わぬ再会の嬉しさに、ヒロインそっちのけでセイバーと和む士郎。割を食ったヒロインに拗ねられたが仕方ない。
 +
 
 +
;「そうだ。俺は切嗣と同じだ。恨むのなら、イリヤは俺を恨んでいい」
 
:HFにおけるバッドエンド、通称「鉄心エンド」より。イリヤに「誰かの味方」をしてもいいのだと諭されてもなお「正義の味方」であり続けることを選んだ時の台詞。
 
:HFにおけるバッドエンド、通称「鉄心エンド」より。イリヤに「誰かの味方」をしてもいいのだと諭されてもなお「正義の味方」であり続けることを選んだ時の台詞。
 
:人を救う為に桜を含めた全てのマスター、サーヴァントを倒して聖杯を破壊する途上の犠牲は全て代償であると覚悟を決めた士郎。それは正義のためにはどこまでも冷徹であり続け、決して揺らぐことのない「鉄の心」である。かつての切嗣やアーチャーと同じ道であったが、月下の誓いの前に切嗣が危惧していた士郎の末路そのものでもあった。
 
:人を救う為に桜を含めた全てのマスター、サーヴァントを倒して聖杯を破壊する途上の犠牲は全て代償であると覚悟を決めた士郎。それは正義のためにはどこまでも冷徹であり続け、決して揺らぐことのない「鉄の心」である。かつての切嗣やアーチャーと同じ道であったが、月下の誓いの前に切嗣が危惧していた士郎の末路そのものでもあった。
327行目: 350行目:  
:それは、道場への扉。
 
:それは、道場への扉。
   −
;(地獄を見た、地獄を見た、地獄を見た。―――いずれ辿る地獄を見た。)
+
;(地獄を見た、地獄を見た、地獄を見た。―――いずれ辿る地獄を見た)
:TVアニメ版『UBW』20話における心象世界での台詞。<br />これから歩む未来を―――歩み続けるであろう<ruby><rb>理想</rb><rt>じごく</rt></ruby>を見た。
+
:TVアニメ版『UBW』20話における心象世界での台詞。<br>これから歩む未来を―――歩み続けるであろう<ruby><rb>理想</rb><rt>じごく</rt></ruby>を見た。
    
;「おい、その先は地獄だぞ。」
 
;「おい、その先は地獄だぞ。」
 
:同上。あの大災害という地獄を歩み続ける自分への問いかけ。
 
:同上。あの大災害という地獄を歩み続ける自分への問いかけ。
   −
;「これがお前の忘れたものだ。<br /> 確かに、始まりは憧れだった。けど、根底にあったものは願いなんだよ。この地獄を覆してほしいという願い。<br /> 誰かの為になりたかったのに―――結局、何もかも取りこぼしてしまった男の果たされなかった願いだ」
+
;「これがお前の忘れたものだ。<br> 確かに、始まりは憧れだった。けど、根底にあったものは願いなんだよ。この地獄を覆してほしいという願い。<br> 誰かの為になりたかったのに―――結局、何もかも取りこぼしてしまった男の果たされなかった願いだ」
 
:同上。地獄を歩み続けた答え。そして、アーチャーが忘れてしまったもの。<br />その願いがあったからこそ憧れた。その夢を追う為にその<ruby><rb>理想</rb><rt>じごく</rt></ruby>を歩み続けることを決めた。
 
:同上。地獄を歩み続けた答え。そして、アーチャーが忘れてしまったもの。<br />その願いがあったからこそ憧れた。その夢を追う為にその<ruby><rb>理想</rb><rt>じごく</rt></ruby>を歩み続けることを決めた。
   349行目: 372行目:  
;「イリヤに一番ドキドキした」
 
;「イリヤに一番ドキドキした」
 
:ヒロイン達とプールに行った際、他のグラマラスな美女達を差し置いての感想。後にこの様子を見ていた[[子ギル|英雄王(小)]]に弄られることになる。
 
:ヒロイン達とプールに行った際、他のグラマラスな美女達を差し置いての感想。後にこの様子を見ていた[[子ギル|英雄王(小)]]に弄られることになる。
  −
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
  −
;「セイバーの食費は安くない。<font size=5>安くないんだぁぁっ!</font>」
  −
:ランサールートにて、士郎の心の叫び。
  −
:美味しいものを食べるセイバーの嬉しそうな顔が好きな士郎だが、それとこれとは別問題。衛宮家のエンゲル係数はとんでもないことになっているのだろう。
  −
  −
;「セイバー……そろそろ食べ物キャラは卒業するべきだと思うんだ…」
  −
:カレンルートで食べ物に簡単に釣られるセイバーに対して。他ルートでもだけどセイバー、食べ物への執着が強すぎ。
  −
  −
;「そんなの、正義の味方じゃない!」
  −
:ファンタズムーンシナリオで、正義の味方として悪を倒すために暴れたいというファンタズムーンに異議を唱える。
  −
  −
;「ああ……それは降り積もる雪のような……もしくは鳴りやまぬカミナリのような……<br> あるいは群れ泳ぐ魚たちのような……凄まじいまでの、食費と……特売……!」
  −
:バゼットルート。カレンに洗脳された士郎を元に戻すためバゼットは士郎を攻撃。そのためこの言葉の後に彼は気絶した。食費と特売を気にしないといけないのだから主夫は大変だ。
  −
  −
;「守ってみせるぞ、この街を。全力でだ!」
  −
:ドラマCD「虎の威を借るケモノたち」より。のちのヒーロー、キャプテン冬木の誕生の瞬間であった。
  −
  −
;「マ……マァマ」
  −
:同上。桜が『私の好きな人が私を好きになる』という願いを虎聖杯にした結果、士郎が2歳の幼児になり桜を母親と認識し甘える。
  −
:しかし'''外見は変わらないため'''凛が'''特殊な店'''と言うのも無理はない光景が出来上がってしまった。
      
===トラぶる花札道中記===
 
===トラぶる花札道中記===
 
;「やったな慎二、俺は信じてたぞ! 好きにして!」
 
;「やったな慎二、俺は信じてたぞ! 好きにして!」
:勝利の栄光を掴み、『stay night』全ヒロインを侍らせるモテキングになった[[間桐慎二|ワカメ]]への偽らざる称賛。<br>だが、この時の士郎は他のヒロイン達と同じく'''バニー姿'''。「好きにして!」とは十中八九'''そういう意味'''であり、更に士郎の背後には彼のバニー姿に興奮し腕を絡ませる一成の姿が……<br>直後に「BAD END」と表示されるため、彼らがどうなったかは不明だが、見たら後悔するような展開なのは想像に難くない。
+
:勝利の栄光を掴み、『stay night』全ヒロインを侍らせるモテキングになった[[間桐慎二|ワカメ]]への偽らざる称賛。
 
+
:だが、この時の士郎は他のヒロイン達と同じく'''バニー姿'''。「好きにして!」とは十中八九'''そういう意味'''であり、更に士郎の背後には彼のバニー姿に興奮し腕を絡ませる一成の姿が……
=== Fate/Zero ===
+
:直後に「BAD END」と表示されるため、彼らがどうなったかは不明だが、見たら後悔するような展開なのは想像に難くない。
;「うん、しょうがないから俺が代わりになってやるよ」<br>「爺さんはオトナだからもう無理だけど、俺なら大丈夫だろ。まかせろって、爺さんの夢は――」<br> ―――俺が、ちゃんと形にしてやるから。
  −
:ある月夜に養父に語った誓い。
  −
:この言葉に遠い昔に捨ててしまった純粋な決意を見た切嗣は自分の後をなぞることもないと安堵して息を引き取った。
  −
:この台詞をもって「Zeroに至る物語」は終わりを迎え、彼の物語は「運命の夜」に移る。
      
=== カプセルさーばんと ===
 
=== カプセルさーばんと ===
407行目: 405行目:  
;「そうだな――――、うん!!」<br>“――オレは、正義の味方だからな!!”
 
;「そうだな――――、うん!!」<br>“――オレは、正義の味方だからな!!”
 
:なぜそこまでするのかカレンちゃんに問われてこう答えた。
 
:なぜそこまでするのかカレンちゃんに問われてこう答えた。
 +
 +
=== フェイト/タイガーころしあむ ===
 +
;「セイバーの食費は安くない。<font size=5>安くないんだぁぁっ!</font>」
 +
:ランサールートにて、士郎の心の叫び。
 +
:美味しいものを食べるセイバーの嬉しそうな顔が好きな士郎だが、それとこれとは別問題。衛宮家のエンゲル係数はとんでもないことになっているのだろう。
 +
 +
;「セイバー……そろそろ食べ物キャラは卒業するべきだと思うんだ…」
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:カレンルートで食べ物に簡単に釣られるセイバーに対して。他ルートでもだけどセイバー、食べ物への執着が強すぎ。
 +
 +
;「そんなの、正義の味方じゃない!」
 +
:ファンタズムーンシナリオで、正義の味方として悪を倒すために暴れたいというファンタズムーンに異議を唱える。
 +
 +
;「ああ……それは降り積もる雪のような……もしくは鳴りやまぬカミナリのような……<br> あるいは群れ泳ぐ魚たちのような……凄まじいまでの、食費と……特売……!」
 +
:バゼットルート。カレンに洗脳された士郎を元に戻すためバゼットは士郎を攻撃。そのためこの言葉の後に彼は気絶した。食費と特売を気にしないといけないのだから主夫は大変だ。
 +
 +
;「守ってみせるぞ、この街を。全力でだ!」
 +
:ドラマCD「虎の威を借るケモノたち」より。のちのヒーロー、キャプテン冬木の誕生の瞬間であった。
 +
 +
;「マ……マァマ」
 +
:同上。桜が『私の好きな人が私を好きになる』という願いを虎聖杯にした結果、士郎が2歳の幼児になり桜を母親と認識し甘える。
 +
:しかし'''外見は変わらないため'''凛が'''特殊な店'''と言うのも無理はない光景が出来上がってしまった。
    
=== カーニバル・ファンタズム ===
 
=== カーニバル・ファンタズム ===
 
;「俺はみんなを幸せにしたいんだよ!」
 
;「俺はみんなを幸せにしたいんだよ!」
:カーニバル・ファンタズム、「ドキドキデート大作戦」より、テーブルを叩きながらこう力説する。<br>一見すれば自分を犠牲にしてでも他者を救おうとする彼らしい台詞なのだが、この時彼はセイバー・凛・桜と3(本当は4)又を掛けた上に全員と同じ日にデートの約束をしてしまっている有様なので、単なる言い訳にしか聞こえない。聞いていた遠野志貴も「また耳ざわりのいいことを…」と呆れていたが、彼の方も5(本当は6)又を掛けて士郎以上に二進も三進もいかない状況にあるので、人の事は言えない。
+
:カーニバル・ファンタズム、「ドキドキデート大作戦」より、テーブルを叩きながらこう力説する。
 +
:一見すれば自分を犠牲にしてでも他者を救おうとする彼らしい台詞なのだが、この時彼はセイバー・凛・桜と3(本当は4)又を掛けた上に全員と同じ日にデートの約束をしてしまっている有様なので、単なる言い訳にしか聞こえない。聞いていた遠野志貴も「また耳ざわりのいいことを……」と呆れていたが、彼の方も5(本当は6)又を掛けて士郎以上に二進も三進もいかない状況にあるので、人の事は言えない。
   −
;「まずいっ…!迅速かつお手軽に桜を幸せにしないと……!」
+
;「まずいっ……! 迅速かつお手軽に桜を幸せにしないと……!」
 
:「ドキドキデート大作戦」に3股デート実行中に桜と凛がバッティングしそうになった時に飛び出した迷言。こう言いつつも妙案はなく、ポップコーン買ってくるといいつつ桜を映画館の中に押し込んで扉を閉めただけである。
 
:「ドキドキデート大作戦」に3股デート実行中に桜と凛がバッティングしそうになった時に飛び出した迷言。こう言いつつも妙案はなく、ポップコーン買ってくるといいつつ桜を映画館の中に押し込んで扉を閉めただけである。
   −
;「なんでさ…なんでか…なんで…なんで…なんでやん」
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;「なんでさ……なんでか……なんで……なんで……なんでやん」
 
:ひびちかスペシャルの蔵出し、メインヒロインとデート編にて、異変を察知した時の一言。
 
:ひびちかスペシャルの蔵出し、メインヒロインとデート編にて、異変を察知した時の一言。
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;「俺はっ…みんなを幸せにしたかったんだ!」
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;「俺はっ……みんなを幸せにしたかったんだ!」
 
:同上の「メインヒロインとデート編」にて、士郎はテーブルを叩きながら力説する。本気で言っているのだろうが、残念ながら何股もかけてた言い訳にしか聞こえない。
 
:同上の「メインヒロインとデート編」にて、士郎はテーブルを叩きながら力説する。本気で言っているのだろうが、残念ながら何股もかけてた言い訳にしか聞こえない。
   432行目: 452行目:  
:鮮花の依頼を受け、彼女に見せられた謎の爆破予告状の追伸に「ざまぁwww」と書かれていたことに対する反応。犯行予告に草を生やしたスラングを用いる犯人のセンスに、冷静かつ率直に呆れ果てるしかない士郎であった。
 
:鮮花の依頼を受け、彼女に見せられた謎の爆破予告状の追伸に「ざまぁwww」と書かれていたことに対する反応。犯行予告に草を生やしたスラングを用いる犯人のセンスに、冷静かつ率直に呆れ果てるしかない士郎であった。
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;「も、申し訳ありません!男として情けないですよね!でも、あ、でもですね!?<br> 気が付いたらこうなっていたというか、宇宙の総意がマルチルートを選ばせていたというかっ…」<br>「いいんだ!?」
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;「も、申し訳ありません! 男として情けないですよね! でも、あ、でもですね!?<br> 気が付いたらこうなっていたというか、宇宙の総意がマルチルートを選ばせていたというかっ……」<br>「いいんだ!?」
:姉妹両方と交際しているのか[[遠坂時臣|遠坂と桜のダディ]]に問い詰められ正直に告げた。<br>当然叱られると思っていたら「そこはいい」「紳士だから一夫多妻制に理解はある」「私だってしてみたかった」といわれ思わず突っ込む。
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:姉妹両方と交際しているのか[[遠坂時臣|遠坂と桜のダディ]]に問い詰められ正直に告げた。
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:当然叱られると思っていたら「そこはいい」「紳士だから一夫多妻制に理解はある」「私だってしてみたかった」といわれ思わず突っ込む。
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;「ひぃぃぃっ!この人、ただの親馬鹿だ……!」
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;「ひぃぃぃっ! この人、ただの親馬鹿だ……!」
:理解はあるが自分の娘達となると話は別。二股ということは凛と桜、どちらか1人では不満?解せない。私の娘のどこに不満があるとトッキーはお怒りである。
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:理解はあるが自分の娘達となると話は別。二股ということは凛と桜、どちらか1人では不満? 解せない。私の娘のどこに不満があるとトッキーはお怒りである。
    
===その他===
 
===その他===
443行目: 464行目:  
:初対面の相手だからか、「君」と珍しい二人称である。
 
:初対面の相手だからか、「君」と珍しい二人称である。
 
:なお、彼は間桐桜と一緒に競馬場に来て巻き込まれたとのことだが、何をしに来たのだろうか。『Heavens' Feel』ルートなので本編でなかったデートイベントなのかもしれないが、その場合行き先が競馬場なのはなおさらどうなのだろうか。
 
:なお、彼は間桐桜と一緒に競馬場に来て巻き込まれたとのことだが、何をしに来たのだろうか。『Heavens' Feel』ルートなので本編でなかったデートイベントなのかもしれないが、その場合行き先が競馬場なのはなおさらどうなのだろうか。
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===詠唱===
 +
;体は剣で出来ている。<br>(I am the bone of my sword.)
 +
;血潮は鉄で心は硝子。<br>(Steel is my body,and fire is my blood.)
 +
;幾たびの戦場を越えて不敗。<br>(I have created over a thousand blades.)
 +
;ただ一度の敗走もなく、<br>(Unaware of loss.)
 +
;ただ一度の勝利もなし。<br>(Nor aware of gain.)
 +
;担い手はここに独り。<br>(Withstood pain to create weapons,)
 +
;剣の丘で鉄を鍛つ。<br>(waiting for one's arrival.)
 +
;ならば我が生涯に意味は不要ず。<br>(I have no regrets.This is the only path.)
 +
;この体は、<br>(My whole life was)
 +
;無限の剣で出来ていた。<br>( "unlimited blade works")
 +
:無限の剣製発動。アーチャーのそれと比べ、やや肯定的な文句で構成されている。また読みは日本語で本文が英語と入れ替わっている。<del>「不要ず」、「a thousand blades」など突っ込みどころは多いが、自己暗示なので問題無い……筈。</del>
 +
:呪文にある「剣」の読みは「つるぎ」か「けん」か当初不明だった。後に奈須が「つるぎ」だと回答したが<ref group="出">「Fate道場」『コンプティーク』2006年2月号</ref>、公式に出ているものでも「けん」になっていることがある。具体的には次の様になっている。
 +
:「つるぎ」:『Fate/stay night[Réalta Nua]』、TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』他
 +
:「けん」:『タイガーころしあむ』、劇場版『Fate/stay night[UBW]』他
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*「月下の誓い」が士郎にとって最も重要なシーンとされている。この誓いが遠因となってセイバーも救われることになった。
+
*彼が序盤で行って失敗していた鍛錬は、器物の構造をサーチしてから、内部に魔力を通しての性能補強の強化を施そうとしたというもの<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520971236348682240 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]</ref>。
**『Fate/Zero』のカウントダウンは、切嗣が士郎に出会うまでの残り時間。出番は最終章に少しだけだが、彼と切嗣の問答『月下の誓い』が作品のラストを締める。
+
*冬木の大災害の後に、衛宮切嗣が引き取りに来た時に病院に入院していた子供たちは災害とは無関係<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520973178974113792 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:24]</ref>。
**アニメ『Fate/Zero』及び『Fate/stay night [UNLIMITED BLADE WORKS]』では、士郎と切嗣の座る場所がゲーム版と逆(未使用イベントラフ画より)になっている。Fateルートであるアニメ『Fate/stay night』よりも短く、あまり尺を割けなかった様子がある。
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*TVアニメ版『Fate/Zero』及び『Fate/stay night[UBW]』では、「月下の誓い」で士郎と切嗣の座る場所がゲーム版と逆(未使用イベントラフ画より)になっている。Fateルートであるアニメ『Fate/stay night』よりも短く、あまり尺を割けなかった様子がある。
*彼とアーチャーの呪文(オリジナルスペル)である「体は剣で出来ている」だが、PC版ではルビが振っていないため剣が「'''つるぎ'''」なのか「'''けん'''」なのかでファン内では物議を醸しだされたことがある。コンプティーク2006年2月のFate道場にて、「体は剣で出来ている」の剣をどう読むのが正しいかという質問に対して「''「'''つるぎ'''です」世の中には剣と書いてブレイドと読む正義の味方もいるがな''」と公式見解が出ている。しかし、その後も媒体によって読み方が別れ、タイガーころしあむや劇場版アンリミテッドブレイドワークスでは「けん」であり、ボイスが付いたPS2版のRealta NuaやTVアニメ版UBWなどでは「つるぎ」となっている。そもそも同じ意味の言葉である為、原作ゲームのように読みやすい方で読めばそれでいいのかもしれない。
+
*TVアニメ版『Fate/stay night[UBW]』の制作会社であるufotableが発売した2015年の日めくりカレンダーでは誕生日が4月となっているが定かではない。ファンからの「型月は関わっているのか」「公式設定なのか否か」という質問が寄せられたが、広報担当者はツイッター上で「知らない」と回答。さらに、UBWリアルタイム上映会での同じ質問には「ネット公開を禁止する」と回答。2016年には誕生日記述自体が削除されており、黒歴史と化している。
*彼が序盤で行って失敗していた鍛錬は、器物の構造をサーチしてから、内部に魔力を通しての性能補強の強化を施そうとしたというもの<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520971236348682240 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:16]</ref>。
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*冬木の大災害の後に、衛宮切嗣が引き取りに来た時に病院に入院していた子供たちは災害とは無関係<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520973178974113792 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:24]</ref>。
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*『Fate/stay night [UNLIMITED BLADE WORKS]』を制作会社であるufotableが発売した2015年の日めくりカレンダーでは誕生日が4月となっているが定かではない。ファンからの「型月は関わっているのか」「公式設定なのか否か」という質問が寄せられたが、広報担当者はツイッター上で「知らない」と回答。さらに、UBWリアルタイム上映会での同じ質問には「ネット公開を禁止する」と回答。2016年には誕生日記述自体が削除されており、完全な黒歴史と化している。
      
===人物について===
 
===人物について===
 
*冬木の聖杯戦争における真の勝利者。経緯はどうあれ、「聖杯戦争を終わらせる」という願いを達成した。
 
*冬木の聖杯戦争における真の勝利者。経緯はどうあれ、「聖杯戦争を終わらせる」という願いを達成した。
*セイバーと契約したことで彼女の過去を夢という形で垣間見るが、セイバー召喚前にも夢を見ている。この時の夢はセイバー自身のことではなく、「約束された勝利の剣」の夢。これは聖杯の影響で、聖杯戦争の準備段階・召喚前でも「士郎がセイバーのマスターになることが確定」した時点で「全て遠き理想郷」に魔力が通り、深層意識にあった「剣」のイメージがより表面化したため、とされている<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ">『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ「奈須きのこ・一問一答」より。</ref>。
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*セイバーと契約したことで彼女の過去を夢という形で垣間見るが、セイバー召喚前にも夢を見ている。この時の夢はセイバー自身のことではなく、「約束された勝利の剣」の夢。これは聖杯の影響で、聖杯戦争の準備段階・召喚前でも「士郎がセイバーのマスターになることが確定」した時点で「全て遠き理想郷」に魔力が通り、深層意識にあった「剣」のイメージがより表面化したため、とされている<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ" />。
*冬木大災害に遭う前の生活や、実名(苗字)、実の家族について語られることは一切無く、今後もおそらく語られることは無いだろう。これは「衛宮士郎」の人生は大災害から始まり、それ以前の人生とは別物であることを印象付けるためだと思われる。<br>また、設定の面では「全て遠き理想郷」を埋め込まれたことで起源(=魂の性質)が変化したため、「生まれ変わった」とも言えるかもしれない。
+
*実の家族については余り語られていない。作中では大火災が起きた後に士郎が両親に起こされて家を出たこと、逃げ遅れた母親と、士郎を先に行かせ母親を助けに戻った父親ごと実家が炎に飲まれ無くなったこと、切嗣に助けられた後もしばらくは家のあった場所に通い、誰よりも優しかった記憶の中の母親に笑いかけていたなど断片的に回想されるのみである。
**『[[月姫]]』の主人公である[[遠野志貴]]が、過去のことが語られたり、基本的な人格は幼少時から変わっていない様子であるのとは対照的である。両者の性格が相容れないことの原因にもなっている模様。
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**『[[月姫]]』の主人公[[遠野志貴]]が過去のことを語られたり、基本的な人格は幼少時から変わっていない様子であるのとは対照的である。志貴は記憶を暗示で封じられていたが、士郎の場合は生き残ってしまった罪悪感、自責の念など心理的要因から思い出さないように努めている点で異なっている。この「生き残ったことに罪悪感を覚える」症状を『Fate/EXTRA』の[[無銘]]は「サバイバーズ・ギルト」と判断している。
**両親について一切語られていないわけではなく、大火災が起きた後に士郎が両親に起こされて家を出たこと、逃げ遅れた母親と、士郎を先に行かせ母親を助けに戻った父親ごと実家が炎に飲まれ無くなったこと、切嗣に助けられた後もしばらくは家のあった場所に通い、誰よりも優しかった記憶の中の母親に笑いかけていたなどの記憶は本編の士郎にも刻まれている。志貴は記憶を外的要因による暗示で封印されていたため思い出せなかったが、士郎の場合は生き残ってしまった罪悪感、自責の念などで意図的に思い出さないように努めていることが両者の大きな違い<ref group="注">「生き残ったことに罪悪感を覚える」症状は現実にも存在し、「サバイバーズ・ギルト」という名称で呼ばれている。</ref>。
   
*切嗣・桜・セイバーといった聖杯戦争に関わり絶望に沈んだ人々に救いを齎しながら、肝心の自分自身が決して救われない生き方を歩む人物。凛はその有り方を「ひどく歪」と評した。
 
*切嗣・桜・セイバーといった聖杯戦争に関わり絶望に沈んだ人々に救いを齎しながら、肝心の自分自身が決して救われない生き方を歩む人物。凛はその有り方を「ひどく歪」と評した。
*TYPE-MOONエースvol.9のインタビューによると士郎はきのこ氏曰く「壊れている奴」「士郎は人間にあこがれているロボットみたいなヤツ」。
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*『TYPE-MOONエース』Vol.9のインタビューによると士郎は奈須曰く「壊れている奴」「士郎は人間にあこがれているロボットみたいなヤツ」。
*奈須きのこ氏のアニメの実況ツイート曰く「慎二に掃除を押し付けられても『まあ、久しぶりに弓道場の手入れをするのもいいか』と考える」「『それがいい結果になるなら』と、自分にかかるマイナスは気にしない」<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975206207074304 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:32]</ref>。
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*奈須きのこ氏のアニメの実況ツイート曰く「慎二に掃除を押し付けられても『まあ、久しぶりに弓道場の手入れをするのもいいか』と考える」「『それがいい結果になるなら』と、自分にかかるマイナスは気にしない」<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975206207074304 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:32]</ref>。
 
**そもそも生きるのが辛い人間。本来は息をしているだけでも苦しい人間がどうにかして人前で笑顔を作ろうとしているというのが「Fate」の根幹にはあると三浦氏(監督)に語ったそうだ。また最初に絵コンテを上げたときに「士郎をあまり幸せそうにみせないでほしい」とも三浦氏は言われたらしい。天涯孤独の身ではありますが、大河や桜といった心許せる人たちに囲まれて、充実した生活を送っています。しかし、そんな状況にあっても真に満たされてはいないことを匂わせてほしいと。
 
**そもそも生きるのが辛い人間。本来は息をしているだけでも苦しい人間がどうにかして人前で笑顔を作ろうとしているというのが「Fate」の根幹にはあると三浦氏(監督)に語ったそうだ。また最初に絵コンテを上げたときに「士郎をあまり幸せそうにみせないでほしい」とも三浦氏は言われたらしい。天涯孤独の身ではありますが、大河や桜といった心許せる人たちに囲まれて、充実した生活を送っています。しかし、そんな状況にあっても真に満たされてはいないことを匂わせてほしいと。
**流石に夜の校舎で真剣をブラさげてる幽霊にあったら怖くて逃げるとか<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975571636215808 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:33]</ref>。ちなみにランサーから逃げる際に「なんだあれ」系のモノローグがあったが、アニメでは邪魔なので削られている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975631647920128 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:34]</ref>。
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**流石に夜の校舎で真剣をブラさげてる幽霊にあったら怖くて逃げるとか<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975571636215808 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:33]</ref>。ちなみにランサーから逃げる際に「なんだあれ」系のモノローグがあったが、アニメでは邪魔なので削られている<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520975631647920128 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:34]</ref>。
**ランサーに刺され凛に救われた後、頭も朦朧とした訳が分からない状況で、とりあえず帰巣本能でゾンビのような足取りで安全地帯の衛宮邸に帰宅した<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976051095101440 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:35]</ref>。
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**ランサーに刺され凛に救われた後、頭も朦朧とした訳が分からない状況で、とりあえず帰巣本能でゾンビのような足取りで安全地帯の衛宮邸に帰宅した<ref group = "出">[https://twitter.com/Fate_SN_Anime/status/520976051095101440 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:35]</ref>。
*言峰のことを初対面の時から相容れないと感じ反発していたが、実はそれは好意の裏返しであり、好意を否定し気付かないでいるために必死に敵視していた。ある種のツンデレ。HFルートの最終決戦において、死を前にしても揺るがない言峰を見てそれを自覚する。
+
*アーチャーは彼の未来の一つだが、遠坂凛が士郎の傍にいる限りその未来にたどり着く可能性はないとか。『Fate/stay night』を経た場合、「どのルートでもならないし、どのルートでも可能性がある、とだけ言っておきます。基本、限りなくゼロですが。」と語られている<ref group="出">「奈須きのこ一問一答-『Fate』の素朴な疑問」『Fate/complete material Ⅲ World material.』p.131</ref>。
*アーチャーは彼の未来の一つだが、遠坂凛が士郎の傍にいる限りその未来にたどり着く可能性はないとか。つまり、3つのルート全てで凛が生き残る『Fate/stay night』という物語は、彼にとって紛れも無く救いの物語であったということである。
+
**ただし、『Fate/hollow ataraxia』でアーチャーは生前凛と共にロンドンまで旅立った事を匂わせており、凛が生き残ること自体がアーチャーにならないことを指すわけではない。おそらく傍にいるという点がポイントなのだろう。
**ただし、ホロウでの発言から考えてアーチャーも生前凛と共にロンドンに旅立った可能性は高く、凛が生き残ること自体がアーチャーにならないことを指すわけではない。おそらく傍にいるという点がポイントなのだろう。
+
*HFルートTRUEエンドのエピローグでは、名高い人形師の残していった素体を士郎の新しい体として使ったとある。『Fate/stay night』には[[蒼崎橙子]]も少し関わっているとされており<ref group="出">「Fate用語辞典-アオザキ」『Fate/side material』p.54</ref>、この人形師の第1候補である。
**凛ルート後はともかく、他ルートならばエンド後に凛と全く別の道を歩む可能性もありえるのでは? という疑問には、complete material IIIでの奈須きのこによる一問一答により、「どのルートでもならないし、どのルートでも可能性がある、とだけ言っておきます。基本、限りなくゼロですが。」と回答されている。
  −
*HFルートTRUEエンドのエピローグでは、名高い人形師の残していった素体を士郎の新しい体として使ったとあるが、この人形師と[[蒼崎橙子]]が同一人物かは不明。
   
**この時点でも身長がかなり伸びており、ラストのシーンでは172cmもあるライダーよりも高く見えるほど。身長の事を気にしていた一面もある彼からしてみれば喜ばしいことだろう。
 
**この時点でも身長がかなり伸びており、ラストのシーンでは172cmもあるライダーよりも高く見えるほど。身長の事を気にしていた一面もある彼からしてみれば喜ばしいことだろう。
**なお彼の立ち絵があるのはプロローグの学生服姿とこのエピローグのシーンだけであり、両方とも凛視点である。
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**なお彼の立ち絵があるのは凛視点になるプロローグとエピローグのシーンのみである。『Fate/stay night[Réalta Nua]』で士郎を沢山描く事も目標になっており<ref group="出">『Fate/side materiale 3』</ref>、晴れてCGが大量に増えた。
*あまり深く触れられていない部分だが弓を始めたのは弓道部入部以前から。大河によると相撲で負け続きにもかかわらずを勝つまでやめたがらない士郎に雷画が違う競技を勧めて弓を持たせたとのこと。<br>具体的な年齢や時期については不明だが「だいたいな、何年前の話してんだよ藤ねえはっ!」という士郎の反応や「あははは、そっかそうだ。士郎、子供の頃はちっちゃかったから~」という大河の反応的にそれなりに昔、士郎が幼少期の頃であると思われる。
   
*身長が低い事を気にしており、特に女性でありながら自分より背の高いライダーとの差を度々言及しているが、彼女の身長は172cm、士郎は167cmで、実の所そこまで差がある訳ではない。だが、『hollow』では士郎の顔がライダーの胸と衝突したりなど、数値以上に差があるように描かれている。
 
*身長が低い事を気にしており、特に女性でありながら自分より背の高いライダーとの差を度々言及しているが、彼女の身長は172cm、士郎は167cmで、実の所そこまで差がある訳ではない。だが、『hollow』では士郎の顔がライダーの胸と衝突したりなど、数値以上に差があるように描かれている。
 
*自分の部屋には机と座布団しかない。『hollow』において、新しく購入した本棚を強調しているほど。
 
*自分の部屋には机と座布団しかない。『hollow』において、新しく購入した本棚を強調しているほど。
478行目: 508行目:  
*遠野志貴との相性は「性格や倫理観が異なるので仲は良くないが、双方温厚なので喧嘩にはならない」というのが公式見解。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で向こうが目上であり、[[カーニバル・ファンタズム]]における双方の呼び方は「志貴さん」「士郎君」である。
 
*遠野志貴との相性は「性格や倫理観が異なるので仲は良くないが、双方温厚なので喧嘩にはならない」というのが公式見解。なお設定では同年代だが、世代が違うという事で向こうが目上であり、[[カーニバル・ファンタズム]]における双方の呼び方は「志貴さん」「士郎君」である。
 
**主人公の方向性も『Fate/stay night』の士郎はできるだけ多くの人を救い幸せになって欲しいと願うタイプで、『月姫』の志貴は自分の周りの人間だけが幸せになればいいと思っているタイプ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ"/>。
 
**主人公の方向性も『Fate/stay night』の士郎はできるだけ多くの人を救い幸せになって欲しいと願うタイプで、『月姫』の志貴は自分の周りの人間だけが幸せになればいいと思っているタイプ<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ"/>。
*デザインやスタイル、本物や偽物などのテーマから、原型は『[[空の境界]]』の[[臙条巴]]ではないか、というファンの説がある。
   
*TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票にて、順位が切嗣と並ぶという奇跡が起きた(士郎12位・切嗣11位)。
 
*TYPE-MOON 10周年記念オールキャラクター人気投票にて、順位が切嗣と並ぶという奇跡が起きた(士郎12位・切嗣11位)。
 
*余談だが、「衛宮」という苗字は製作時の初期設定として謎の第8のサーヴァント(ギルガメッシュ)の正体を士郎とミスリードさせる予定があったことに由来する。この設定時のギルガメッシュのクラスは(ゲート)キーパーであり、宮を護るキーパーというイメージから「衛宮」という名前が拾われ、ギルガメッシュと対比する予定だったのだという<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ"/>。
 
*余談だが、「衛宮」という苗字は製作時の初期設定として謎の第8のサーヴァント(ギルガメッシュ)の正体を士郎とミスリードさせる予定があったことに由来する。この設定時のギルガメッシュのクラスは(ゲート)キーパーであり、宮を護るキーパーというイメージから「衛宮」という名前が拾われ、ギルガメッシュと対比する予定だったのだという<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅱ』42-45ページ"/>。
*奈須きのこのアニメ実況ツイートでは「あいまいな“正義の味方”を目指して日々煩悶する鍛錬キチ」と称された<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520973899211632640 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:27]</ref>。
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*奈須きのこのアニメ実況ツイートでは「あいまいな“正義の味方”を目指して日々煩悶する鍛錬キチ」と称された<ref group = "出">[https://twitter.com/fate_sn_anime/status/520973899211632640 Fate/stay night公式アカウントTwitter2014年10月12日1:27]</ref>。
    
===能力について===
 
===能力について===
487行目: 516行目:  
**また、作中での魔術師的なレベルは[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]が100+α、[[コルネリウス・アルバ|アルバ]]が100、[[アトラム・ガリアスタ|アトラム]]が20、凜が20~30とするなら士郎は10~20くらいだとされている。
 
**また、作中での魔術師的なレベルは[[ケイネス・エルメロイ・アーチボルト|ケイネス]]が100+α、[[コルネリウス・アルバ|アルバ]]が100、[[アトラム・ガリアスタ|アトラム]]が20、凜が20~30とするなら士郎は10~20くらいだとされている。
 
*本来なら武具以外の複製は出来ない「無限の剣製」だが、訓練次第で美術品やその他の道具にも応用が利く。『hollow』では、アーチャーが釣竿を投影していたり、士郎が凛のためにおまるを投影しようとして殴られた。
 
*本来なら武具以外の複製は出来ない「無限の剣製」だが、訓練次第で美術品やその他の道具にも応用が利く。『hollow』では、アーチャーが釣竿を投影していたり、士郎が凛のためにおまるを投影しようとして殴られた。
*士郎は自身の異常な治癒能力を身体の中に剣があるかのように捉えている。しかし実際には抽象化されたイメージだけでなく、本当に体内に剣がある。士郎の再生能力は「まず筋肉を刀身に変換して、穴の開いた部分を剣で縫い付ける」という非常に回りくどい方法をとっている。この時の士郎の身体は非常に硬く、学校でライダーに襲われた士郎に刃が通らなかったのはこのためである。結果、自分の武器では傷をつけられるが致命打を与えられづらい、面倒に思ったライダーは士郎を墜落死させようとすることになった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130-136ページ"/>。
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*士郎は自身の異常な治癒能力を身体の中に剣があるかのように捉えている。しかし実際には抽象化されたイメージだけでなく、本当に体内に剣がある。士郎の再生能力は「まず筋肉を刀身に変換して、穴の開いた部分を剣で縫い付ける」という非常に回りくどい方法をとっている。この時の士郎の身体は非常に硬く、学校でライダーに襲われた士郎に刃が通らなかったのはこのためである。結果、自分の武器では傷をつけられるが致命打を与えられづらい、面倒に思ったライダーは士郎を墜落死させようとすることになった<ref group = "出" name="『Fate/complete material Ⅲ』130ページ"/>。
 
**このことと関連して、無限の剣製を制御できないHFルート終盤のような状況では臓器が剣で傷付いていき、最終的には身体が剣に呑みこまれてしまう。
 
**このことと関連して、無限の剣製を制御できないHFルート終盤のような状況では臓器が剣で傷付いていき、最終的には身体が剣に呑みこまれてしまう。
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==詠唱==
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;体は剣で出来ている。<br>(I am the bone of my sword.)
  −
;血潮は鉄で心は硝子。<br>(Steel is my body,and fire is my blood.)
  −
;幾たびの戦場を越えて不敗。<br>(I have created over a thousand blades.)
  −
;ただ一度の敗走もなく、<br>(Unaware of loss.)
  −
;ただ一度の勝利もなし。<br>(Nor aware of gain.)
  −
;担い手はここに独り。<br>(Withstood pain to create weapons,)
  −
;剣の丘で鉄を鍛つ。<br>(waiting for one's arrival.)
  −
;ならば我が生涯に意味は不要ず。<br>(I have no regrets.This is the only path.)
  −
;この体は、<br>(My whole life was)
  −
;無限の剣で出来ていた。<br>( "unlimited blade works")
  −
:無限の剣製発動。アーチャーのそれと比べると、こちらのほうがやや肯定的な文句で構成されている。なお、士郎の詠唱は日本語で訳が英語。
      
==話題まとめ==
 
==話題まとめ==
 
;声優の話題
 
;声優の話題
 
:士郎を演じた杉山紀彰氏曰く、一番の収穫は「悲鳴のバリエーションが増えたこと」だそうである。まあ、本編でも七転八倒な上にデッドエンドも数多くバリエーションも豊かとなれば、無理もない話だが。
 
:士郎を演じた杉山紀彰氏曰く、一番の収穫は「悲鳴のバリエーションが増えたこと」だそうである。まあ、本編でも七転八倒な上にデッドエンドも数多くバリエーションも豊かとなれば、無理もない話だが。
:劇場版『Fate/stay night - UNLIMITED BLADE WORKS』では終盤の士郎のテンションを指摘するファンが多いが、実際に公式ガイドのインタビューで「終盤はテンションが上がってしまいずっと叫んでいた」事を明かしている。映像だけを見ると士郎が原作のような冷静な顔をしている為、ことさらに槍玉にあげられてしまう事になった。一方、杉山氏の熱演とキャラへの入れ込みを評価する声も少なくない。ちなみに海外吹き替え版では劇場版はもとよりTVアニメでも士郎は最高にハイなテンションであり、演者の劇場版に対する意識が見て取れる。
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:劇場版『Fate/stay night[UBW]』では終盤の士郎のテンションを指摘するファンが多いが、実際に公式ガイドのインタビューで「終盤はテンションが上がってしまいずっと叫んでいた」事を明かしている。映像だけを見ると士郎が原作のような冷静な顔をしている為、ことさらに槍玉にあげられてしまう事になった。一方、杉山氏の熱演とキャラへの入れ込みを評価する声も少なくない。ちなみに海外吹き替え版では劇場版はもとよりTVアニメでも士郎は最高にハイなテンションであり、演者の劇場版に対する意識が見て取れる。
:なお、原作をプレイしたセイバー役の川澄と凛役の植田はアニメ『Fate/staynight』のインタビューで苦手なキャラクターに士郎を挙げている。川澄曰く「過保護な父親みたいだから」らしい。なお、劇場版『UNLIMITED BLADE WORKS』のインタビューでは認識を改めている。
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:なお、原作をプレイしたセイバー役の川澄と凛役の植田はアニメ版『Fate/stay night』のインタビューで苦手なキャラクターに士郎を挙げている。川澄曰く「過保護な父親みたいだから」らしい。なお、劇場版『Fate/stay night[UBW]』のインタビューでは認識を改めている。
    
;リミテッド/ゼロオーバー
 
;リミテッド/ゼロオーバー
 
:『Fate/Grand Order』にて登場した[[概念礼装]]「リミテッド/ゼロオーバー」にて衛宮士郎が描かれているが、これは「魔術師として完成した姿」というイメージのイラストとのこと。左半身に魔術回路を現し赤い射籠手を纏った姿はまさしくそのイメージに相応しいものだが、描かれた武装は[[エミヤ|干将莫邪]]でも[[アルトリア・ペンドラゴン|カリバーン]]でもなく、日本刀であった。
 
:『Fate/Grand Order』にて登場した[[概念礼装]]「リミテッド/ゼロオーバー」にて衛宮士郎が描かれているが、これは「魔術師として完成した姿」というイメージのイラストとのこと。左半身に魔術回路を現し赤い射籠手を纏った姿はまさしくそのイメージに相応しいものだが、描かれた武装は[[エミヤ|干将莫邪]]でも[[アルトリア・ペンドラゴン|カリバーン]]でもなく、日本刀であった。
:このことについて、詳細文に「収斂こそ理想の証」と述べられていることから、「『無限の剣製』の全要素を収束させて一本の剣としたのではないか」との推測が立っていた。
   
:後にメインストーリー1.5部『亜種並行世界Ⅲ 屍山血河舞台下総国』にて、完全に同一ではないが非常に良く似た外見・衣装のサーヴァント・[[千子村正]]が登場している。
 
:後にメインストーリー1.5部『亜種並行世界Ⅲ 屍山血河舞台下総国』にて、完全に同一ではないが非常に良く似た外見・衣装のサーヴァント・[[千子村正]]が登場している。
  
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