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{{登場人物概要
 
{{登場人物概要
 
| 読み = ことみね きれい
 
| 読み = ことみね きれい
| 外国語表記 = KIREI KOTOMINE<ref group="出>Fate/complete material II Character material</ref>
+
| 外国語表記 = KIREI KOTOMINE<ref group="出>「[http://www.typemoon.com/products/fate/chara/other.html 「Fate/stay night」キャラクター紹介-3/その他の人々-言峰綺礼]」</ref>
 
| 別名 =  
 
| 別名 =  
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
 
| 初登場作品 = [[Fate/stay night]]
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;略歴
 
;略歴
:持って生まれた己が性に懊悩し、苦しんだ青年時代を送る。父・[[言峰璃正]]から八極拳を習い、神の教えに帰依し、[[聖堂教会]]の代行者として活動した時期もある。聖遺物の管理・回収を任務とする第八秘蹟会に席を置いていた。またこの頃、妻を迎えたが死別。
+
:[[言峰璃正]]の子として生まれる。清く美しくあれと「綺礼」の名を付けられる。
:晴れることのない懊悩を抱えたまま、第四次聖杯戦争の開始に先立ち、父と親交のあった[[遠坂時臣]]を聖杯戦争の勝者とすべく、教会から派遣されるという体裁で[[魔術師]]として弟子入りする。
+
:ある朝、他人の語る美しさを理解できない自分に気が付く。
:第四次聖杯戦争において、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]を召喚。表向きは師から離反・敵対したよう装いつつ、裏では時臣の補助に回って活動。諜報に秀でた[[サーヴァント]]を使って、情報収集と監視に徹していた。
+
:10代から璃正に従い、[[代行者]]見習いとして修行する。父の十数年に渡る巡礼に付き合い、断食などの苦行も経る。璃正から八極拳も習う。
:だが後に時臣のサーヴァントであった[[ギルガメッシュ]]によって、己が迷いと決別。
+
:22歳でマンレーサの聖イグナチオ神学校に進み、代行者として2度目の洗礼を受ける。
:聖杯戦争終盤、アインツベルン陣営との取引の結果、時臣の命令で海外へ出されることが決定するが、修了の証として受け取ったアゾット剣で師を殺害。密約に従ってアーチャーと再契約し、聖杯戦争を影から操る。
+
:ある異端審問でクラウディアを娶り、神学校を退職、神父への道を断つ。家庭を持てば一般的な幸せを手に入れられるのではないかと考えてのことだった。
:聖杯戦争開始当初から[[衛宮切嗣]]の存在に注目していた。彼が自分と同じく「心の虚無を埋める為に、あえて苛烈な人生を選んだ人物」と推測し、彼の聖杯にかける願いを知れば自分の悩みにも答えを見出せるのではないか、と固執するようになる。
+
:クラウディアとは2年連れ添い、子も成すが、幸せは実感できなかった。そのことを妻に告げると教義を破って自殺される。だが自殺されたことよりも自分で殺せなかったことを惜しむ自分に何度目ともしれない絶望を覚える。その後は背徳に喜びを見出す自分に気付かないふりをしていた。
:しかしそれは全くの見当外れであり、切嗣は叶わない理想のために生きてきた人間だった。期待を裏切られた怒りと恨み、そして彼が願っても得られなかった幸福を手にしながら、それを切り捨てて生きてきた切嗣を妬み、その願いを砕くために戦うことを決意する。
+
:3度目の転属で[[第八秘蹟会]]に移る。第四次聖杯戦争を3年後に控え、令呪の兆しが現れる。これを受けて魔術協会に派遣され、[[遠坂時臣]]に弟子入りする。
:切嗣との最終決戦で死亡するが、アーチャーを通して[[聖杯]]の泥を浴び、それが心臓となって蘇生。
+
:28歳で第四次聖杯戦争を迎え、[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]を召喚。表向きは師から離反・敵対したよう装いつつ、裏では時臣の補助に回って活動。諜報に秀でた[[サーヴァント]]を使って、情報収集と監視に徹していた。
:その後10年、第四次聖杯戦争の真実を隠し、時臣の娘・[[遠坂凛]]の後見人を務めるなどをしている。
+
:事前の情報収集で[[衛宮切嗣]]の経歴に関心を持ち、彼が自分と同じく「心の虚無を埋める為に、あえて苛烈な人生を選んだ人物」と推測した。彼の聖杯にかける願いを知れば自分の悩みにも答えを見出せるのではないか、と固執するようになる。また時臣のサーヴァントであった[[ギルガメッシュ|アーチャー]]に自分を誤魔化していることを見透かされる。
 +
:聖杯戦争が進み璃正が殺されると、妻が死んだ時に自分がどう思ったかを思い出す。監督役の死亡を受け、預託令呪を引き継ぎ、非公式ながら神父となる。
 +
:間もなく、アインツベルン陣営との休戦協定で綺礼の国外退去が決まる。時臣から修了の証として受け取ったアゾット剣で彼を殺害。密約に従ってアーチャーと再契約し、聖杯戦争を影から操る。
 +
:その後、切嗣の実像を知るが、それは理想の為に己の幸福すら捨てる姿だった。これに神経を逆撫でされ、綺礼にとっては幸福に釣り合わない彼の理想を砕くために戦うことを決意する。
 +
:切嗣との最終決戦で心臓に銃弾を撃ち込まれるが、アーチャーとのパスを通して[[聖杯]]の泥を浴び、それが心臓となって蘇生。
 +
:その後10年、第四次聖杯戦争の真実を隠し、時臣の長女[[遠坂凛]]の後見人を務めるなどしている。また代行者としての業務の中で[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]と知り合う。
 
:第五次聖杯戦争に際しては、聖堂教会と[[魔術協会]]の双方に顔が利くことも手伝い、正式に監督役に就任。
 
:第五次聖杯戦争に際しては、聖堂教会と[[魔術協会]]の双方に顔が利くことも手伝い、正式に監督役に就任。
:代行者時代に面識があり、魔術協会から派遣されてきた[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]に騙し討ちをかけ、[[令呪]]と[[クー・フーリン|サーヴァント]]を奪い、第五次聖杯戦争の裏で暗躍を始める。その目的は生まれ出るであろう「この世全ての悪」の誕生を見届け、それを祝福することにある。
+
:自らマスターに推薦したバゼットを騙し討ちし、[[令呪]]と[[クー・フーリン|サーヴァント]]を奪い、第五次聖杯戦争の裏で暗躍を始める。その目的は生まれ出るであろう「この世全ての悪」の誕生を見届け、それを祝福することにある。
 
;人物
 
;人物
 
:万人が「美しい」と感じるものを美しいと思えない破綻者。生まれながらにして善よりも悪を愛し、他者の苦痛に愉悦を感じる。悪党ではないが悪人。非道ではないが外道。
 
:万人が「美しい」と感じるものを美しいと思えない破綻者。生まれながらにして善よりも悪を愛し、他者の苦痛に愉悦を感じる。悪党ではないが悪人。非道ではないが外道。
 
:若い頃は自身の本質を理解しておらず、この世には自分が捧げるに足る理念も目的もないと考え、「目的を見つけるのが目的」という生き方をしていた。あらゆることを他人の数倍の努力をもって身につけ、しかしそこに情熱はなく、時が来ればあっさりとそれを捨てて次に挑む、という繰り返し。この頃の綺礼にとっての信仰とは、自身で見出した理想ではなく、ただ不完全な自身を痛めつける場であるという意識の方が強かった。
 
:若い頃は自身の本質を理解しておらず、この世には自分が捧げるに足る理念も目的もないと考え、「目的を見つけるのが目的」という生き方をしていた。あらゆることを他人の数倍の努力をもって身につけ、しかしそこに情熱はなく、時が来ればあっさりとそれを捨てて次に挑む、という繰り返し。この頃の綺礼にとっての信仰とは、自身で見出した理想ではなく、ただ不完全な自身を痛めつける場であるという意識の方が強かった。
 
:第四次聖杯戦争の頃までは、そういった自身の在り方に懊悩していたが、聖杯戦争で出会ったギルガメッシュとの出会いをきっかけに吹っ切れた。その後は、ある種の悟りと余裕のある態度で生きている。
 
:第四次聖杯戦争の頃までは、そういった自身の在り方に懊悩していたが、聖杯戦争で出会ったギルガメッシュとの出会いをきっかけに吹っ切れた。その後は、ある種の悟りと余裕のある態度で生きている。
:紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐を好む。その辛さ、『殺人』『外道』の冠詞を要するほど。
+
:紅洲宴歳館・泰山特製の激辛麻婆豆腐を好む。その辛さ、「殺人」「外道」の枕詞を要するほど。
 
:また、若い頃は酒の蒐集をしていた。
 
:また、若い頃は酒の蒐集をしていた。
 
;能力
 
;能力
:優秀な代行者であり、代行者特有の投擲剣「黒鍵」の使い手。また、八極拳の達人でもある。ただし、実戦で鍛えられた綺礼のそれは、彼が理想とする父の正当な八極拳とは異なり、綺礼独自の人体破壊術となってしまっている。
+
:優秀な代行者であり、代行者特有の投擲剣「黒鍵」の使い手。また、八極拳の達人でもある。ただし、実戦で鍛えられた綺礼のそれは、彼が理想とする父の正当な八極拳とは異なり、綺礼独自の人体破壊術になっている<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96">「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96</ref>。
:魔術師の家系の生まれではないが父・璃正が長年の信仰によって得た秘蹟の恩恵で「秘蹟を再現する資格」(要は魔術回路)を持って生まれたため魔術を行使できる。といっても[[魔術|魔術師]]としての腕は「見習いの修了」レベルでたいていの[[魔術]]に通ずるが、どれも平凡の域を出ない。ただし、「傷を開く」ことに特化した魔術特性であるため、治癒魔術は師・時臣のそれを凌駕する。また、教会の洗礼詠唱も習得しており、霊体に対する攻撃力は突出している。歪んではいるが信仰心は本物。
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:魔術師の家系ではないが、璃正が長年の信仰によって得た秘蹟の恩恵で「秘蹟を再現する資格」(要は魔術回路)を持って生まれた<ref group="出" name="「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』">「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』</ref>。といっても[[魔術師]]としての腕は「見習いの修了」レベルでたいていの[[魔術]]に通ずるが、どれも平凡の域を出ない。ただし、「傷を開く」ことに特化した魔術特性であるため、治癒魔術の腕は師の時臣を凌駕する。また、教会の洗礼詠唱も習得しており、霊体に対する攻撃力は突出している。歪んではいるが信仰心は本物<ref group="出" name="「Fate用語辞典-言峰綺礼」『Fate/side material』p.60">「Fate用語辞典-言峰綺礼」『Fate/side material』p.60</ref>。
:総合的な戦闘能力は非常に高く、並みの[[死徒]]以上のものがあるが、それでも第五次の時点では[[埋葬機関]]の[[シエル|七位]]には及ばないという。しかし全盛期とも言える第四次の時では話が違ってくる。最終決戦時にはその鍛えに鍛えた八極拳で切嗣を追い込み、「まさに怪物」と思わせた程の戦いぶりを見せた。
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:第五次聖杯戦争の時点でも総合的な戦闘能力は非常に高く一流の代行者だが、[[シエル|埋葬機関の第七位]]には及ばない<ref group="出" name="「Fate用語辞典-言峰綺礼」『Fate/side material』p.60"/>。しかし全盛期とも言える第四次の時では話が違ってくる。最終決戦時にはその鍛えに鍛えた八極拳で切嗣を追い込み、[[死徒]]並み、まさに怪物と思わせる程の戦いぶりを見せた。奈須は「最盛期(『Fate/Zero』で切嗣と対決した瞬間)の綺礼ならばシエルに勝てる。この時の綺礼は異常な数の令呪を所有していた事と切嗣に対する妄執が要因で人生で一番輝いていた瞬間だった」と語っている<ref group="出">「奈須きのこ&武内崇キャラクター別対談-言峰綺礼」『Fate/complete material Ⅱ Character material.』p.69</ref>。
    
==バリエーション==
 
==バリエーション==
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===Fateシリーズ===
 
===Fateシリーズ===
 
;[[Fate/stay night]]
 
;[[Fate/stay night]]
:聖杯戦争の監督者。聖杯戦争を記録する傍らで何やら暗躍している様子。主人公の影を抉る存在。
+
:聖杯戦争の監督役。聖杯戦争を記録する傍らで何やら暗躍している。主人公の影を抉る存在。
 
;[[Fate/Zero]]
 
;[[Fate/Zero]]
:聖杯戦争監督者の息子であり、アサシンのマスター。自身の在り方に深く懊悩する求道者。
+
:もう1人の主人公。聖杯戦争の監督役の息子であり、アサシンのマスター。自身の在り方に深く懊悩する求道者。
 +
;[[Fate/unlimited codes]]
 +
:「代行者」。アーケード版では隠しキャラだった。
 +
;[[Fate/Apocrypha]]
 +
:第四次聖杯戦争が起きなかったことで、己の資質に目を向けることがなかった彼は今も冬木で極めて真っ当な神父として暮らしているが、同時に己の存在意義や業に苦悶中。
 +
:亜種聖杯戦争にでも参加していれば話は変わっただろうが、冬木にいる限りその機会は訪れることはまずない。<ref group="出">「Fate/Apocrypha用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Apocrypha material』pp.166-167</ref>
    
===Fate関連作品===
 
===Fate関連作品===
 +
;[[氷室の天地 Fate/school life]]
 +
:顔は出さないが、設定はある。やったことは遠坂家の財産を本筋より若干多めに売り払った程度だが、その事が巡り巡って世界の有りようを大きく変える(具体的には犠牲者が大幅に減る)ことにつながる。
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
;[[フェイト/タイガーころしあむ]]/[[フェイト/タイガーころしあむ アッパー]]
 
:記憶を失った綺礼。何も分からぬまま、聖杯戦争の渦中にある町へとさ迷い出る。
 
:記憶を失った綺礼。何も分からぬまま、聖杯戦争の渦中にある町へとさ迷い出る。
 
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
 
:アッパーでは出番はあるものの個別のシナリオモードはなし。
;[[Fate/unlimited codes]]
  −
:「代行者」。アーケード版では隠しキャラだった。
   
;[[カプセルさーばんと]]
 
;[[カプセルさーばんと]]
 
:敵マスターの一人。拠点は山のような大盛り麻婆(正確には麻婆丼。よく見たらちゃんと白米の部分もある)。
 
:敵マスターの一人。拠点は山のような大盛り麻婆(正確には麻婆丼。よく見たらちゃんと白米の部分もある)。
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===その他===
 
===その他===
 +
;[[アーネンエルベの一日]]
 +
:[[ネコアルク・カオス]]のペンフレンドその2。ウェイター代理。本編stay nightではなく、Zero仕様の若い頃の姿で登場。
 +
:最後は[[李書文|八極拳士の伝統]]にのっとり、毒を盛られて退場。
 
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
 
;[[TYPE-MOON エイプリルフール企画|TMitter2015]]
 
:髪をオールバックにした検事役。発生した事件を巡り、弁護士役の士郎と法廷戦を繰り広げるはずであったが……
 
:髪をオールバックにした検事役。発生した事件を巡り、弁護士役の士郎と法廷戦を繰り広げるはずであったが……
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:『stay night』の綺礼と『Zero』時代の若い綺礼が登場。
 
:『stay night』の綺礼と『Zero』時代の若い綺礼が登場。
 
:『stay night』の方はいつも通りだが、若い綺礼は「愉悦部」という名の同人クラブに無理矢理入会させられたり、未来の自分と自分の落差に苦悩したり、気苦労が絶えない。
 
:『stay night』の方はいつも通りだが、若い綺礼は「愉悦部」という名の同人クラブに無理矢理入会させられたり、未来の自分と自分の落差に苦悩したり、気苦労が絶えない。
;[[アーネンエルベの一日]]
  −
:[[ネコアルク・カオス]]のペンフレンドその2。ウェイター代理。本編stay nightではなく、Zero仕様の若い頃の姿で登場。
  −
:最後は[[李書文|八極拳士の伝統]]にのっとり、毒を盛られて退場。
   
;[[花のみやこ!]]
 
;[[花のみやこ!]]
 
:[[ギラ・ギルガメッシュ]]の執事として、切嗣と共に登場。外見は『Fate/Zero』時代のものに似ている。
 
:[[ギラ・ギルガメッシュ]]の執事として、切嗣と共に登場。外見は『Fate/Zero』時代のものに似ている。
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===冬木===
 
===冬木===
 
;[[言峰璃正]]
 
;[[言峰璃正]]
:父。第四次聖杯戦争の最中に死去。
+
:父。八極拳の師。第四次聖杯戦争の最中に死去。
 
;[[遠坂時臣]]
 
;[[遠坂時臣]]
:魔術の師匠。第四次聖杯戦争の終盤に自らの手で殺害する。
+
:魔術の師。第四次聖杯戦争の終盤に自らの手で殺害する。
    
;[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]
 
;[[ハサン・サッバーハ〔百貌のハサン〕|アサシン]]
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;[[アンリマユ|アヴェンジャー]]
 
;[[アンリマユ|アヴェンジャー]]
:自分の生きる意味の答えを得る為に追い求めた相手。残念ながら本編・Hollowでは出会うことは無かった。
+
:自分の生きる意味の答えを得る為に追い求めた相手。DEAD ENDや『Fate/unlimited codes』では誕生を見届けた可能性がある。
 +
:『Fate/hollow ataraxia』で曲がりなりにも誕生した彼は皮肉にも綺礼が使い捨てたバゼットと契約する。
    
;[[衛宮切嗣]]
 
;[[衛宮切嗣]]
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;[[衛宮士郎]]
 
;[[衛宮士郎]]
:第五次聖杯戦争の参加者。ルートによっては共闘する。士郎自身は言峰綺礼に嫌悪感を抱いているが、実は思想は正反対だが、人間観は非常に似通っていて、嫌悪感はいわば同族嫌悪。
+
:第五次聖杯戦争の参加者。ルートによっては共闘する。士郎自身は言峰綺礼に嫌悪感を抱いているが、実は思想は正反対ながら、人間観は非常に似通っていて、嫌悪感はいわば同族嫌悪。
    
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
 
;[[バゼット・フラガ・マクレミッツ]]
:第五次聖杯戦争参加者。旧知の間柄で、代行者としての任務の途中、仕事がバッティングした縁で知り合った。
+
:第五次聖杯戦争参加者。第四次聖杯戦争の後、代行者としての任務の途中、仕事がバッティングした縁で知り合った。
 
:第五次聖杯戦争開始に際し、協力を持ちかけるように見せて、騙し討ちにする。
 
:第五次聖杯戦争開始に際し、協力を持ちかけるように見せて、騙し討ちにする。
:なお、知り合ったのは第四次聖杯戦争の後の話である。
   
;[[クー・フーリン|ランサー]]
 
;[[クー・フーリン|ランサー]]
 
:バゼットから奪ったサーヴァント。
 
:バゼットから奪ったサーヴァント。
    
;[[間桐雁夜]]
 
;[[間桐雁夜]]
:第四次聖杯戦争の参加者。瀕死の彼を助け、令呪まで回復させて支援を行うがこれには隠された理由が…
+
:第四次聖杯戦争の参加者。何故かは自覚しないまま彼に強い関心を持つ。自分に正直になった後は彼を上手いこと利用する。
 
;[[間桐臓硯]]
 
;[[間桐臓硯]]
 
:出遭った回数は数えるほどだが第四次聖杯戦争からの縁。いちいち言峰の内心の葛藤を抉り出す不快極まりない存在。
 
:出遭った回数は数えるほどだが第四次聖杯戦争からの縁。いちいち言峰の内心の葛藤を抉り出す不快極まりない存在。
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:綺礼の死後、教会にやってきた人物。
 
:綺礼の死後、教会にやってきた人物。
 
;[[ネコアルク・カオス]]
 
;[[ネコアルク・カオス]]
:ペンフレンド。
+
:ペンフレンド。中の人? 何のことだ?
:中の人?何のことだ?
      
=== Fate/Apocrypha ===
 
=== Fate/Apocrypha ===
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===その他===
 
===その他===
 
;クラウディア
 
;クラウディア
:亡き妻。死ぬ寸前にも、「愛せなかった」と告白するが……
+
:亡き妻。綺礼の価値観の逆転を理解しており、彼がそれに絶望して死のうとした時、彼が愛せることを証明しようと自らが命を断つ。
 +
:名は『TYPE-MOONエース』にて明かされた<ref group="出">「アーネンエルベへようこそ♡-教えて! タイプムーンQ&A」『TYPE-MOONエース』Vol.8</ref>。
    
== 名台詞 ==
 
== 名台詞 ==
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;「その傷を切開する。さあ、懺悔の時だ」
 
;「その傷を切開する。さあ、懺悔の時だ」
:「Fate」ルートにて、士郎の持つ過去を暴く。
+
:Fateルートにて、士郎の持つ過去を暴く。
    
;「命を賭けろ。あるいは、この身に届くかもしれん」
 
;「命を賭けろ。あるいは、この身に届くかもしれん」
:「Fate」ルート最終決戦。正義の味方「衛宮切嗣」の理想を継ぐ衛宮士郎と対峙する。
+
:Fateルート最終決戦。正義の味方「衛宮切嗣」の理想を継ぐ衛宮士郎と対峙する。
    
;「では命じよう。自害しろ、ランサー」
 
;「では命じよう。自害しろ、ランサー」
:「UBW」ルートより。ランサーに凛を始末するよう命じるもランサーは「俺にやらせたいなら令呪でも使うんだな」と拒否する。すでに令呪は1画しか残っていなかったため、ランサーを用済みとして切り捨てる。しかし、この命令は自分の首を絞めることとなった。
+
:UBWルートより。ランサーに凛を始末するよう命じるもランサーは「俺にやらせたいなら令呪でも使うんだな」と拒否する。すでに令呪は1画しか残っていなかったため、ランサーを用済みとして切り捨てる。しかし、この命令は自分の首を絞めることとなった。
    
;「食うか――――?」
 
;「食うか――――?」
:泰山にて。目の前には例の麻婆、手にはレンゲ。そして士郎を見て一言。
+
:HFルートの泰山にて。目の前には例の麻婆、手にはレンゲ。そして士郎を見て一言。
 
:聞かれた士郎は '''「食うか――――!」''' と断言。
 
:聞かれた士郎は '''「食うか――――!」''' と断言。
    
;「無論だ。今のおまえは衛宮切嗣だ。それが勝てない筈がない」
 
;「無論だ。今のおまえは衛宮切嗣だ。それが勝てない筈がない」
:HFルートにおけるイリヤとの夜の公園の会話で「正義の味方」であり続ける事を選んだBADENDより。
+
:HFルートにおけるイリヤとの夜の公園の会話で「正義の味方」であり続ける事を選んだBAD ENDより。
 
:理想のために親しい少数を見限ってでも多くを救う決意を固めた士郎の姿に言峰はかつての宿敵の姿を重ね、桜や臓硯だけでなくやがて凛やイリヤも葬り去った士郎が勝者となり、そして士郎が聖杯を破壊する事によって第五次聖杯戦争は終結するであろうと予言する。
 
:理想のために親しい少数を見限ってでも多くを救う決意を固めた士郎の姿に言峰はかつての宿敵の姿を重ね、桜や臓硯だけでなくやがて凛やイリヤも葬り去った士郎が勝者となり、そして士郎が聖杯を破壊する事によって第五次聖杯戦争は終結するであろうと予言する。
   193行目: 203行目:  
;「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない」<br>「打ち砕かれよ。<br> 敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。<br> 休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる」<br>「装うなかれ。<br> 許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を」<br>「休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。<br> 永遠の命は、死の中でこそ与えられる。<br> ――――許しはここに。受肉した私が誓う」<br>「――――“<RUBY><RB>この魂に憐れみを</RB><RT>キリエ・エレイソン</RT></RUBY>”」
 
;「私が殺す。私が生かす。私が傷つけ私が癒す。我が手を逃れうる者は一人もいない。我が目の届かぬ者は一人もいない」<br>「打ち砕かれよ。<br> 敗れた者、老いた者を私が招く。私に委ね、私に学び、私に従え。<br> 休息を。唄を忘れず、祈りを忘れず、私を忘れず、私は軽く、あらゆる重みを忘れさせる」<br>「装うなかれ。<br> 許しには報復を、信頼には裏切りを、希望には絶望を、光あるものには闇を、生あるものには暗い死を」<br>「休息は私の手に。貴方の罪に油を注ぎ印を記そう。<br> 永遠の命は、死の中でこそ与えられる。<br> ――――許しはここに。受肉した私が誓う」<br>「――――“<RUBY><RB>この魂に憐れみを</RB><RT>キリエ・エレイソン</RT></RUBY>”」
 
:洗礼詠唱。臓硯を無へと還す。
 
:洗礼詠唱。臓硯を無へと還す。
 +
 +
;「――何を言う。泥に飲まれ、暴力に酔うおまえもまた間桐桜だ。<br> 異なる人格を用意し、間桐桜は悪くない、などと言い訳をする必要はない」
 +
:HFルートにて、「自分は生まれ変わった」と称する黒桜への一言。彼女の地雷を踏み、心臓を潰される。
 +
:『Fate/unlimited codes』の言峰ルート冒頭でも発言し、やはり彼女の怒りを買う。
    
;「……ふん。それにな、告白すれば八つ当たりでもある。<br> 以前からよもや、とは思っていたが、事ここに至ってようやく気が付いた。<br> ―――私は、おまえたちを羨んでいる。求めても得られなかったもの。手に入れたというのに手に入らなかったもの。<br> どのような戒律をもってしても、指の隙間から零れ落ちた無数の澱。<br> その鬱積を、ここで帳消しにするのみだ」
 
;「……ふん。それにな、告白すれば八つ当たりでもある。<br> 以前からよもや、とは思っていたが、事ここに至ってようやく気が付いた。<br> ―――私は、おまえたちを羨んでいる。求めても得られなかったもの。手に入れたというのに手に入らなかったもの。<br> どのような戒律をもってしても、指の隙間から零れ落ちた無数の澱。<br> その鬱積を、ここで帳消しにするのみだ」
:HFルート終盤より。ついに桜を開放し、汚染された大聖杯の前に立った士郎とそれを守るように現れた言峰。元より相容れない目的の為に共闘していた両者が最後まで生き残っていたならばこうなる事は必然。満身創痍の体で対峙する中で言峰はついに自分でも自覚しきれていなかったアンリマユ誕生を渇望していた理由に気が付いた。ちなみにPC版で「八つ当たり」の部分はPS2版では「'''感傷'''」と書き換えられている。
+
:HFルート終盤より。ついに桜を開放し、汚染された大聖杯の前に立った士郎とそれを守るように現れた言峰。元より相容れない目的の為に共闘していた両者が最後まで生き残っていたならばこうなる事は必然。満身創痍の体で対峙する中で言峰はついに自分でも自覚しきれていなかったアンリマユ誕生を渇望していた理由に気が付いた。
 +
:ちなみにPC版での「八つ当たり」は『Fate/stay night[Réalta Nua]』では「感傷」と書き換えられている。
    
;「だがいい<ruby><rb>条件</rb><rt>ハンデ</rt></ruby>だ。つまるところ、私とおまえの戦いは<br> 外敵との戦いではなく、自身を賭ける戦いという事だ―――!」
 
;「だがいい<ruby><rb>条件</rb><rt>ハンデ</rt></ruby>だ。つまるところ、私とおまえの戦いは<br> 外敵との戦いではなく、自身を賭ける戦いという事だ―――!」
219行目: 234行目:  
;「<RUBY><RB>この世全ての、悪</RB><RT>アンリ、マユ</RT></RUBY>――」
 
;「<RUBY><RB>この世全ての、悪</RB><RT>アンリ、マユ</RT></RUBY>――」
 
:焦がれるような想いを込めその名を口にした。次こそ、その誕生と存在価値を見届けなければならないとそんな考えを彼は懐いた。
 
:焦がれるような想いを込めその名を口にした。次こそ、その誕生と存在価値を見届けなければならないとそんな考えを彼は懐いた。
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=== Fate/unlimited codes ===
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;「ほう――これは惜しいな。その真実はぜひ私の口から告げたかったというのに。ギルガメッシュめ、余計な真似をしてくれた」<br>「当然だろう。恩師であったからな。騙まし討ちは容易かった」<br>「とうに覚悟を決めてきたわけか。つねづね惜しいぞ凛よ。真相を知った瞬間のお前の顔を見過ごしたのは」
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:凛から時臣の最期について問われ、一切悪びれもせず堂々と打ち明ける。相変わらずのド外道である。
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;「貴様……。聖杯を手に入れる気はないのか? 願望機に託す悲願はどうした?」
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:ランサールートのラストバトル前会話にて。「『破戒すべき全ての符』で文字通り契約をブレイクしてもらう」という裏技中の裏技で出し抜かれ、万策尽きた綺礼はランサーに問いかける。
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:しかし、聖杯にかける願いが無かったランサーにはこの問いかけすら一蹴される。どの道、この時点で綺礼に勝利のチャンスなど無かったのだ。
    
=== トラぶる花札道中記 ===
 
=== トラぶる花札道中記 ===
257行目: 280行目:     
;「おお…お前は…なるほど…そうか、私の消したい過去とは、心の底で願っていたものとは…。」<br>「お前との決着だったということか!!くっはっはっはっはっ!!」
 
;「おお…お前は…なるほど…そうか、私の消したい過去とは、心の底で願っていたものとは…。」<br>「お前との決着だったということか!!くっはっはっはっはっ!!」
:同上。中断されていた[[衛宮切嗣]]との決着が、今、ここで!という所でEND。続きは無い。
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:同上。中断されていた[[衛宮切嗣]]との決着が、今、ここで! という所でEND。続きは無い。
    
;「いや、違う。ただ、お前が街中走り回って苦労している様が見たかっただけだ……<br> 願いは、絶望するおまえの眼前で叶えねば意味がない。」
 
;「いや、違う。ただ、お前が街中走り回って苦労している様が見たかっただけだ……<br> 願いは、絶望するおまえの眼前で叶えねば意味がない。」
279行目: 302行目:  
:「アッパー」アイリシナリオで、リーマン姿を掘り起こされまるで自身に言い聞かせるように話す。
 
:「アッパー」アイリシナリオで、リーマン姿を掘り起こされまるで自身に言い聞かせるように話す。
   −
=== Fate/unlimited codes ===
+
===とびたて! 超時空トラぶる花札大作戦===  
;「――何を言う。泥に飲まれ、暴力に酔うおまえもまた間桐桜だ。<br> 異なる人格を用意し、間桐桜は悪くない、などと言い訳をする必要はない」
  −
:言峰ルート冒頭。ランサーとギルを飲み込み、「自分は生まれ変わった」と称する黒桜への一言。
  −
:Heavens Feelにて凛も行った「怪物としての桜を肯定する」という特大の地雷を容赦なく踏み抜く。開幕から本性全開である。
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  −
;「ほう――これは惜しいな。その真実はぜひ私の口から告げたかったというのに。ギルガメッシュめ、余計な真似をしてくれた」<br>「当然だろう。恩師であったからな。騙まし討ちは容易かった」<br>「とうに覚悟を決めてきたわけか。つねづね惜しいぞ凛よ。真相を知った瞬間のお前の顔を見過ごしたのは」
  −
:凛から時臣の最期について問われ、一切悪びれもせず堂々と打ち明ける。相変わらずのド外道である。
  −
 
  −
;「貴様……。聖杯を手に入れる気はないのか? 願望機に託す悲願はどうした?」
  −
:ランサールートのラストバトル前会話にて。「『破戒すべき全ての符』で文字通り契約をブレイクしてもらう」という裏技中の裏技で出し抜かれ、万策尽きた綺礼はランサーに問いかける。
  −
:しかし、聖杯にかける願いが無かったランサーにはこの問いかけすら一蹴される。どの道、この時点で綺礼に勝利のチャンスなど無かったのだ。
  −
 
  −
=== カーニバル・ファンタズム ===
  −
;「正直事後処理がめんどくさい」<br>「学校の生徒全員が衰弱しているなんて事態、どうやったって誤魔化しきれん」
  −
:第1話でいきなりぶっちゃけた'''弱音'''(しかも泣きながら)。彼だって人の子です。
  −
:しかも結末に'''「だって、もう、どうしたらいいか分からない」'''とまで言い放つ。
  −
 
  −
;「だっておまえ、ルール守らないジャン」
  −
:第9話の聖杯レースで飛び入りしてきたギルガメッシュにレースのことを教えていなかったことを責められて。こちらでは真っ当な主催者としての発言が多い。まあ、注意したところで聞くマスターもサーヴァントもいなかったのだが。
  −
 
  −
;「TYPE-MOON10周年記念作品、その最終巻だと。なんたる狂気、なんたる狂演。この存在自体がまさに悪ではないか<br> だが、私は誕生するものを祝福する。孵りたがっている命なら孵化させてやるのが愛ではないか」<br>「それでいい。元より答えなどない」
  −
:第3巻CMより。元ネタは『stay night』HFルートでの自分のセリフ。
  −
:これ以外にも、<br>'''「まあ今更なんだけどこのアニメ悪乗りしすぎじゃね」'''<br>'''「俺様の美酒に酔いな」'''<br>'''「切嗣君にも全然会えないし」'''<br>'''「イケメンじゃないほうのランサーも必死だ」'''<br>'''などカオスなセリフがオンパレードなものになっている。
  −
 
  −
===とびたて!超時空トラぶる花札大作戦===  
   
;「馬鹿を言うな。あのような愚かで不幸で破滅的な人間関係など見るに堪えぬ」<br>「いずれ遠からず最悪に無惨で嘆かわしい末路を辿るのは歴然……べつに見届けたいなんて、これっぽっちも思ってないぞ。私は」
 
;「馬鹿を言うな。あのような愚かで不幸で破滅的な人間関係など見るに堪えぬ」<br>「いずれ遠からず最悪に無惨で嘆かわしい末路を辿るのは歴然……べつに見届けたいなんて、これっぽっちも思ってないぞ。私は」
 
:ランサー陣営を見て嬉しそうにしてるとギルガメッシュに問われ否定するが、なんとも説得力のない言葉だった。
 
:ランサー陣営を見て嬉しそうにしてるとギルガメッシュに問われ否定するが、なんとも説得力のない言葉だった。
320行目: 319行目:  
;「はーい、ありがとうございまーす。アーチャー君。<br> あちらのお美しいお嬢さんにドリンクを。そのあと薪割りね」
 
;「はーい、ありがとうございまーす。アーチャー君。<br> あちらのお美しいお嬢さんにドリンクを。そのあと薪割りね」
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[玉藻の前|キャス狐]]には陽気で気さくな対応しつつ[[無銘|アーチャー]]はこき使われていた。
 
:同上。[[ネロ・クラウディウス|赤セイバー]]と[[玉藻の前|キャス狐]]には陽気で気さくな対応しつつ[[無銘|アーチャー]]はこき使われていた。
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===カプセルさーばんと===
 +
;「まずは地方巡業だ、いくがいい」
 +
:エリザベート召喚時。プロデューサー(愉悦P)、はじめました。
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 +
;「破壊工作とは趣味が合うな」
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:ロビンフッド召喚時。趣味が合いそうなのは綺礼の天敵のような気もするが。
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=== カーニバル・ファンタズム ===
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;「正直事後処理がめんどくさい」<br>「学校の生徒全員が衰弱しているなんて事態、どうやったって誤魔化しきれん」
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:第1話でいきなりぶっちゃけた'''弱音'''(しかも泣きながら)。彼だって人の子です。
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:しかも結末に'''「だって、もう、どうしたらいいか分からない」'''とまで言い放つ。
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;「だっておまえ、ルール守らないジャン」
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:第9話の聖杯レースで飛び入りしてきたギルガメッシュにレースのことを教えていなかったことを責められて。こちらでは真っ当な主催者としての発言が多い。まあ、注意したところで聞くマスターもサーヴァントもいなかったのだが。
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;「TYPE-MOON10周年記念作品、その最終巻だと。なんたる狂気、なんたる狂演。この存在自体がまさに悪ではないか<br> だが、私は誕生するものを祝福する。孵りたがっている命なら孵化させてやるのが愛ではないか」<br>「それでいい。元より答えなどない」
 +
:第3巻CMより。元ネタは『stay night』HFルートでの自分のセリフ。
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:これ以外にも
 +
:'''「まあ今更なんだけどこのアニメ悪乗りしすぎじゃね」<br>「俺様の美酒に酔いな」<br>「切嗣君にも全然会えないし」<br>「イケメンじゃないほうのランサーも必死だ」'''
 +
:などカオスなセリフがオンパレード。
    
===ちびちゅき!===
 
===ちびちゅき!===
331行目: 351行目:  
:8時限目。稼ぎ時なのに麻婆の売れ行きが芳しくないと相談した結果、ギルガメッシュ発案「団子に麻婆をかける」という新メニューに言峰は活路を見出した。
 
:8時限目。稼ぎ時なのに麻婆の売れ行きが芳しくないと相談した結果、ギルガメッシュ発案「団子に麻婆をかける」という新メニューに言峰は活路を見出した。
 
:が、その後の結果は変わらずで落ち込む。そしてそんな『stay night』言峰を『Zero』言峰は複雑そうに眺めていた。
 
:が、その後の結果は変わらずで落ち込む。そしてそんな『stay night』言峰を『Zero』言峰は複雑そうに眺めていた。
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===カプセルさーばんと===
  −
;「まずは地方巡業だ、いくがいい」
  −
:エリザベート召喚時。プロデューサー(愉悦P)、はじめました。
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  −
;「破壊工作とは趣味が合うな」
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:ロビンフッド召喚時。趣味が合いそうなのは綺礼の天敵のような気もするが。
      
===その他===
 
===その他===
 
;「それは、ただ唐辛子が山のようにぶち込まれた一見雑な料理にも見えるが、豆腐を口に含んだ瞬間舌を焼く刺激がたまらない味覚をもたらす。<br> そう、辛さこそ至高、辛さこそ究極の味覚」
 
;「それは、ただ唐辛子が山のようにぶち込まれた一見雑な料理にも見えるが、豆腐を口に含んだ瞬間舌を焼く刺激がたまらない味覚をもたらす。<br> そう、辛さこそ至高、辛さこそ究極の味覚」
 
;「マグマのような辛さが全身に染み渡るのを感じる。口にするたび脳を焼くこの辛さこそ価値ある刺激だ<br> だがまだだ。まだ腹は満たされない。刺激がまるで足りていない。店主、おかわりだ」
 
;「マグマのような辛さが全身に染み渡るのを感じる。口にするたび脳を焼くこの辛さこそ価値ある刺激だ<br> だがまだだ。まだ腹は満たされない。刺激がまるで足りていない。店主、おかわりだ」
:アンソロジードラマCD『イートイン泰山』より。「紅洲宴歳館・泰山」の麻婆豆腐の感想。もはや料理といえるのだろうか。ちなみに、辛味は痛覚である。
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:アンソロジードラマCD「イートイン泰山」より。「紅洲宴歳館・泰山」の麻婆豆腐の感想。もはや料理といえるのだろうか。ちなみに、辛味は痛覚である。
 
;「おまえたち全員バーサーカーなんじゃないの」
 
;「おまえたち全員バーサーカーなんじゃないの」
:「Fate/mahjong night 聖牌戦争」にて。<br>ここでの綺礼は、ほとんど被害者根性である。
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:『Fate/mahjong night 聖牌戦争』にて。ここでの綺礼は、ほとんど被害者根性である。
    
== メモ ==
 
== メモ ==
*初期のキャラクターコンセプトは、「会った瞬間黒幕と判るヤツ」。
+
*初期のキャラクターコンセプトは「会った瞬間黒幕と判るヤツ」。<ref group="出" name="「Fate用語辞典-言峰綺礼」『Fate/side material』p.60"/>
*魔術師としては平凡にもかかわらず、サーヴァント2騎への魔力供給に支障は無かった。これはギルガメッシュは半ば受肉していたために魔力がさほど必要なく、ランサーの方は令呪で能力を制限して魔力の消費量を抑えていたためである。
+
*第四次から第五次聖杯戦争までの10年間で成人してから8cmも身長が伸びた。しかも体重は全く変わっていない。これはイメージ調整の結果。<br>『Fate/Zero』第一稿において193cmという第五次での身長を意識したあまり「巨漢」「雲を衝くような」といった表現が頻出し、「イメージじゃないよねぇ」とTYPE-MOON首脳会議が開かれ、さりげなく身長の方が変更に<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96"/>。すごく伸びたというより、すごく縮んだ。
*『stay night』の時点では、「代行者としての実力は[[シエル|埋葬機関の七位]]に及ばない」と言われたものの、「最盛期(『Zero』で切嗣と対決した瞬間)の綺礼ならばシエルに勝てる。この時の綺礼は異常な数の令呪を所有していた事と切嗣に対する妄執が要因で人生で一番輝いていた瞬間だった」と奈須きのこ氏は言っている。
  −
*第四次で持ち前の八極拳のみならず、璃正から受け継いだ預託[[令呪]]をバンバン使って切嗣を苦しめた綺礼。最終決戦終了際で、預託令呪は残り八画となった。<br>第四次終了後、聖杯が回収した第四次の残りの令呪が再び綺礼に託されたはずだが、第五次の時点での正確な残存数は判らない。
  −
*第五次で綺礼は[[間桐桜]]の治療ために、「父から譲り受けた魔術刻印を使い切った」「もともと魔術師の家系ではないので、刻印は消費型で、格の劣る令呪のようなもの」と述べている。これは預託令呪のこととも思われるのだが、この後にアインツベルンの森でアサシンと戦う際、綺礼は前回の聖杯戦争から使い残した令呪を戦力として数えており、預託令呪を残していることがわかる。
  −
**これに関し、『Zero』の時点で綺礼は魔術刻印を持っていないことが明言されている。魔術師でもない聖堂教会の神父だった父から令呪ではない魔術刻印を譲り受けた、というのも、発言者が綺礼だけに、非常に嘘くさい話である。
   
*迷い苦しみ、後に悟った破綻者ではあるが、信仰心は本物で、凛曰く「聖職者としては完璧だった」。『Fate/EXTRA』でも言峰を再現したNPCが「根は聖職者だったようだ」と再現元の人物を評している。
 
*迷い苦しみ、後に悟った破綻者ではあるが、信仰心は本物で、凛曰く「聖職者としては完璧だった」。『Fate/EXTRA』でも言峰を再現したNPCが「根は聖職者だったようだ」と再現元の人物を評している。
**実際、冬木教会の神父となってからの十年間は地元民からの受けも良く、神父としても好かれていたようである。行く年来る年を一日で台無しにできるから大晦日のミサが大好きだったそうであるが、自分自身を見つめ直すきっかけになることから参加者は全員「参加してよかった」と思うそうである。また、この教会で結婚式を挙げたカップルも同じ理由で概ね満足しているそうである。
+
**実際、冬木教会の神父となってからの10年間は地元民からの受けも良く、神父としても好かれていたようである。行く年来る年を1日で台無しにできることから大晦日のミサはその年で一番の楽しみだが、参加者は全員、自分自身を見つめ直すきっかけになって「参加してよかった」と思うとか<ref group="出">「[https://www.typemoon.com/users/vote/fate2nd_chara.html 第2回『Fate/stay night』キャラクター人気投票-言峰綺礼 「心に残る新年ミサ」]」</ref>。また、この教会で結婚式を挙げたカップルも同じ理由で概ね満足しているそうである。
*『Fate/Apocrypha』での綺礼はこの世界では第四次聖杯戦争が起きなかったことで、己の資質に目を向けることがなかった彼は今も冬木で極めて真っ当な神父として暮らしているが、同時に己の存在意義や業に苦悶中となっている。
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**亜種聖杯戦争にでも参加していれば話は変わっただろうが、冬木にいる限りその機会は訪れることはまずない。
  −
*第五次における彼の目的は「この世全ての悪」の誕生を見届け、それを祝福することであるが、皮肉にも「この世全ての悪」はその誕生を見届けるための手段として自身がサーヴァントと令呪を奪った相手であるバゼットと契約してしまった。
   
*士郎に対する聖杯戦争のルール説明、時臣の遺産管理、凛への誕生日プレゼントなど、非常に大雑把で適当な処理を行うことがままある。
 
*士郎に対する聖杯戦争のルール説明、時臣の遺産管理、凛への誕生日プレゼントなど、非常に大雑把で適当な処理を行うことがままある。
*第四次から第五次聖杯戦争までの10年間で成人してから8cmも身長が伸びた。しかも体重は全く変わっていない。<br>ファンからはよく「聖杯の泥を被ったからか?」と言われる。内実はイメージ調整による副産物である。<br>虚淵氏が『Zero』第一稿において193cmという第五次での身長を意識したあまり、「巨漢」「雲を衝くような」といった表現をヤング綺礼に対し用いたことで「イメージじゃないよね……」とTYPE-MOON首脳会議が開かれ、さりげなく身長の方が変更に。すごく伸びたというより、すごく縮んだ。
+
*本来は聖職者だが、近年ではスピンオフ作品で接客業・販売業・飲食業などの商売人としての活躍も目立つ。どれもこれも胡散臭さは付きまとうものの、これだけ手広くやっているとなると意外にも性に合っている……のかもしれない。
*コンプエース2009年2月号付録ドラマCD「迷わぬ人々」(現在はアンソロジードラマCDvol.1に収録)における、幼少時の凛の評によれば、第四次の頃の私服姿はイヤリングもしていたりと「ずいぶんとおしゃれ」。ただし「あなた修道服以外に服を持っていたのね」とのことで、本人からすれば私服姿は身バレを避ける目的の「変装」であるらしい
+
*魔術師としては平凡にもかかわらず、サーヴァント2騎への魔力供給に支障は無かった。これはギルガメッシュは半ば受肉していたために魔力がさほど必要なく、ランサーの方は令呪で能力を制限して魔力の消費量を抑えていたためである。
**ソフトウェア流通版Zero1巻表紙のヤング綺礼の耳には本来、十字架のイヤリング(ピアス?)が描かれている。その綺礼の姿を虚淵氏はいたく気に入り、以後描かれなかったことを惜しんで「(イヤリングは)礼装ってことにすればよかった」と宣ったほど。
+
*第四次で持ち前の八極拳のみならず、璃正から受け継いだ預託[[令呪]]をバンバン使って切嗣を苦しめた綺礼。最終決戦終了間際で、預託令呪は残り8画となった。<br>第四次終了後、聖杯が回収した第四次の残りの令呪が再び綺礼に託されたはずだが、第五次の時点での正確な残存数は判らない。
**なお、修道服の下は鋼鉄のように鍛え上げられた肉体が隠されている事が『Zero』の漫画版で明らかとなった。
+
**第五次で綺礼は[[間桐桜]]の治療のために、「父から譲り受けた魔術刻印を使い切った」「もともと魔術師の家系ではないので、刻印は消費型で、格の劣る令呪のようなもの」と述べている。これが預託令呪とも思われるが、この後にアインツベルンの森でアサシンと戦う際、綺礼は前回の聖杯戦争から使い残した令呪を戦力として数えており、こちらが預託令呪にも受け取れる。
 +
***『Fate/Zero』の時点で綺礼は魔術刻印を持っていないことが明言されている。魔術師でもない璃正から譲られた魔術刻印の正体は謎のままである。
 
*「もしかして美味いのか。あのラー油と唐辛子を百年間ぐらい煮込んで合体事故のあげくオレ外道マーボー今後トモヨロシクみたいな料理が美味いというのか。」士郎の抱いた外道マーボーに対する評価。作る勿れ。
 
*「もしかして美味いのか。あのラー油と唐辛子を百年間ぐらい煮込んで合体事故のあげくオレ外道マーボー今後トモヨロシクみたいな料理が美味いというのか。」士郎の抱いた外道マーボーに対する評価。作る勿れ。
**余談だが、アニメ『Fate/Zero』放送終了後主要都市と徳島県で開催された『第四次聖杯戦争展』にて、綺礼イチ押しの『泰山の激辛麻婆豆腐』が販売された。怖いもの見たさからか、来場者のみならず出演声優陣も注目していた。味は確かに辛いが、外道というほどではない。ネタ的な意味でも、普通に食べられるという意味でも美味しい商品……と言えるかもしれない。ただし、辛いものが苦手な人はやはりやめておいた方が無難。
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**PS2版『Fate/unlimited codes』にはミニゲーム「衝撃のマーボー」が新録されている。言峰を操作して制限時間内に麻婆豆腐を完食するというものだが、この麻婆、'''食べるごとにライフが減っていく。'''もし完食できなかった場合、言峰は「くっ!」と言ってテーブルを叩き本気で悔しがる。
**『Fate/unlimited codes』のPS2版には、「衝撃のマーボー」というミニゲームが新録されている。言峰を操作して制限時間内に麻婆豆腐を完食するというものだが、この麻婆、'''食べるごとライフが減っていく。'''もし完食できなかった場合、言峰は「くっ!」と言ってテーブルを叩き本気で悔しがる。
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**余談だが、アニメ版『Fate/Zero』放送終了後主要都市と徳島県で開催された『第四次聖杯戦争展』にて、綺礼イチ押しの『泰山の激辛麻婆豆腐』が販売された。怖いもの見たさからか、来場者のみならず出演声優陣も注目していた。味は確かに辛いが、外道というほどではない。ネタ的な意味でも、普通に食べられるという意味でも美味しい商品……と言えるかもしれない。ただし、辛いものが苦手な人はやはりやめておいた方が無難。
 +
*『Fate/side material』でのヤング綺礼の耳には十字架のイヤリング(ピアス?)が描かれている。これも『Fate/Zero』執筆の切っ掛けだとか<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96"/>。同人版『Fate/Zero』1巻表紙でも隠れてはいるものの身に付けていたが、その後は外した。これを虚淵は惜しみ「あれ(イヤリング)礼装だとか言い張って必然性作っちゃえば良かったなー」と宣ったほど。
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**アンソロジードラマCD「迷わぬ人々」(『コンプエース』2009年2月号付録、アンソロジードラマCDvol.1に再録)での私服姿はイヤリングもしていたりと凛に言わせると「ずいぶんとおしゃれ」。「あなた修道服以外に服を持っていたのね」とのことで、本人からすれば私服姿は身バレを避ける目的の「変装」であるらしい。但し公式の設定ではない。
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**漫画版『Fate/Zero』では第四次での修道服の下に隠れた鋼鉄のように鍛え上げられた肉体も披露した。
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*ギルガメッシュと並んで虚淵の最愛キャラ。ぶっちゃけ『Fate/Zero』書きたい欲求の7割は言峰だったかもしれないらしい。<br>『Fate/stay night』の言峰が持ってる「悟りと余裕」を剥奪し「迷いと葛藤」を付加したのが『Zero』における言峰のキャラ設定<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96"/>。
 
*TYPE-MOON10周年記念オールキャラクター人気投票では『stay night』版が27位(2752ポイント)、『Zero』版が21位(3517ポイント)。ちなみに双方のポイントを合算すれば切嗣(6154ポイント)を上回り11位となる。
 
*TYPE-MOON10周年記念オールキャラクター人気投票では『stay night』版が27位(2752ポイント)、『Zero』版が21位(3517ポイント)。ちなみに双方のポイントを合算すれば切嗣(6154ポイント)を上回り11位となる。
**3人のキャラに投票方式で、言峰は『stay night』と『Zero』で二つ枠が用意されており(ギルガメッシュも二つ枠だがセイバーは『stay night』のみ)、両方に入れた層も当然それなりにいるだろう。そのため単純計算して「別枠扱いでなかったら切嗣より上」という確信はないと思われる。
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**3人のキャラに投票方式で、言峰は『stay night』と『Zero』で二つ枠が用意されており(ギルガメッシュも二つ枠だがセイバーは『stay night』のみ)、両方に入れた層も当然それなりにいるだろう。そのため単純計算して「別枠扱いでなかったら切嗣より上」とは断言できない。
*本来は聖職者だが、近年ではスピンオフ作品で接客業・販売業・飲食業などの商売人としての活躍も目立つ。どれもこれも胡散臭さは付きまとうものの、これだけ手広くやっているとなると意外にも性に合っている……のかもしれない。
  −
*『Fate/Zero』の裏主人公で、ギルガメッシュと並んで虚淵玄氏の最愛キャラ。ぶっちゃけ『Zero』書きたい欲求の7割は言峰だったかもしれないらしい。<br>『stay night』の言峰が持ってる「悟りと余裕」を剥奪し「迷いと葛藤」を付加したのが『Zero』における言峰のキャラ設定。
  −
*『氷室の天地』には直接登場しないが、設定自体は存在する。やったことは遠坂家の財産を本筋より若干多めに売り払った程度なのだが、その事が巡り巡って世界の有りようを大きく変える(具体的には犠牲者が大幅に減る)ことにつながる。
      
== 話題まとめ ==
 
== 話題まとめ ==
 
;綺礼の妻
 
;綺礼の妻
:まだ迷い悩む渦中にあった綺礼が、「人並みの幸福のカタチ」を得る試みとして迎えた妻。死病を患っていて、余命のない女性だった。「そんな女だから選んだのか、その女しか選べなかったのか。その基準だけは、こうして思い返しても判らない」と綺礼は述べている。<br>共に暮らしたのは2年ほど。その間に子供を儲けている。<br>病弱だが信心深く、男の憤怒を理解し愛して癒そうとした女性で綺礼からすれば「聖女」だった。<br>最期は、「私にはおまえを愛せなかった」と告げる綺礼に対し、「――いいえ。貴方は私を愛しています」と告げ、微笑みながら自害した。綺礼が人を愛せることを証明するために。<br>女には、最期に綺礼が泣いているように見えた。女には。<br>確かに綺礼は女の死を悲しんだ。だが、悲しんだのは「どうせ死ぬのなら、私の手で殺したかった」からだ、と綺礼は述懐する。<br>――その、自分の手で殺したかったという願望が、ただの「快楽」のためであったのか、「愛したものだからこその悲哀」なのか、綺礼は考えることに蓋をした。女の死は「無意味」だったと断じながらも、「無価値」にはしたくないと、考えることを止めた。<br>なお、この影響かどうかは不明だが、『stay night』の桜ルートにて、士郎と共にアインツベルンの森でイリヤを逃がそうとした際に、「助けた者が女なら殺すな。目の前で死なれるのは、中々に応えるぞ」と士郎に漏らしている。
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:まだ迷い悩む渦中にあった綺礼が、「人並みの幸福のカタチ」を得る試みとして迎えた妻。死病を患っていて、余命のない女性だった。「そんな女だから選んだのか、その女しか選べなかったのか。その基準だけは、こうして思い返しても判らない」と綺礼は述べている。<br>病弱だが信心深く、男の憤怒を理解し愛して癒そうとした女性で綺礼からすれば「聖女」だった。<br>最期は、「私にはおまえを愛せなかった」と告げる綺礼に対し、「――いいえ。貴方は私を愛しています」と告げ、微笑みながら自害した。綺礼が人を愛せることを証明するために。<br>女には、最期に綺礼が泣いているように見えた。女には。<br>確かに綺礼は女の死を悲しんだ。だが、悲しんだのは「どうせ死ぬのなら、私の手で殺したかった」からだ、と綺礼は述懐する。<br>――その、自分の手で殺したかったという願望が、ただの「快楽」のためであったのか、「愛したものだからこその悲哀」なのか、綺礼は考えることに蓋をした。女の死は「無意味」だったと断じながらも、「無価値」にはしたくないと、考えることを止めた。<br>なお、この影響かどうかは不明だが、『stay night』の桜ルートにて、士郎と共にアインツベルンの森でイリヤを逃がそうとした際に、「助けた者が女なら殺すな。目の前で死なれるのは、中々に応えるぞ」と士郎に漏らしている。
 
*以上は『stay night』での綺礼。<br>『Zero』での綺礼は未だ悟りを得ていないため、妻に関する記憶をねじ曲げて、この時覚えたはずの「どうせ死ぬのなら、私の手で殺したかった」という思いを封じ込めた。
 
*以上は『stay night』での綺礼。<br>『Zero』での綺礼は未だ悟りを得ていないため、妻に関する記憶をねじ曲げて、この時覚えたはずの「どうせ死ぬのなら、私の手で殺したかった」という思いを封じ込めた。
 
*後に同様の思いを父・璃正の死に際しても懐いたが、当時の綺礼はまだ自身の本質を理解したくなかった。認めたくなかった。それゆえに妻の時と同様にその思いを封じ込めた。<br>また、後に[[間桐臓硯]]が父の死を弄ぶような発言をした際には、悟りを得た後だったもののまだ直後だったゆえか、臓硯に反発している。
 
*後に同様の思いを父・璃正の死に際しても懐いたが、当時の綺礼はまだ自身の本質を理解したくなかった。認めたくなかった。それゆえに妻の時と同様にその思いを封じ込めた。<br>また、後に[[間桐臓硯]]が父の死を弄ぶような発言をした際には、悟りを得た後だったもののまだ直後だったゆえか、臓硯に反発している。
*『stay night』では妻の死の時泣いてないとされているが『Zero』だと妻の時も父の時も涙を流しているとされている。
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*『stay night』では妻の死の時泣いてないとされているが『Zero』だと妻の時も父の時も涙を流しているとされている。だがこの場面では黒塗りの表現が度々出ており、信頼できない語り手になっている。
*奈須氏は綺礼の妻を「アルビノで、免疫機能が欠如した人でした。なので些細な傷でも死に繋がるし体もボロボロでした」と説明している。なお、綺礼は妻を娶ったため、神学校を自己退職している
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*奈須は綺礼の妻を「アルビノで、免疫機能が欠如した人でした。なので些細な傷でも死に繋がるし体もボロボロでした」と説明している。<ref group="出" name="「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』"/>
*TYPE-MOONエース VOL.8の質問コーナーにて、クラウディアという名前と判明。
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*第四次聖杯戦争では20代前半とされていたが<ref group="出" name="「Fate用語辞典-言峰綺礼」『Fate/side material』p.60"/>、後に28歳に変更された<ref group="出" name="「Q&A」『TYPE-MOON Fes. オフィシャル パンフレット』"/>。
*『Zero』当時24歳と推測されていたが、Q&Aにて28歳に変更された模様。
      
;綺礼の懊悩と悟り
 
;綺礼の懊悩と悟り
:『Zero』と『stay night』で第四次聖杯戦争以前のことについての回想が異なるが、『Fate/Zero material』によると、『Zero』当時はまだ『stay night』の時のような悟りと余裕がなく、迷いと葛藤から自らを内省するにあたって、かなり過去の記憶や事実関係(奥さんに関する記憶はその最たるもの)をねじ曲げて語っており、そのため10年後の達観した自己分析のほうが的を射ている、とされる。
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:『Zero』と『stay night』で第四次聖杯戦争以前の回想が異なるが、これについては『Zero』当時はまだ『stay night』の時のような悟りと余裕がなく、迷いと葛藤から自らを内省するにあたって、かなり過去の記憶や事実関係(奥さんに関する記憶はその最たるもの)をねじ曲げて語っており、そのため10年後の達観した自己分析のほうが的を射ている、と述べられている<ref group="出" name="「Fate/Zero用語辞典-言峰綺礼」『Fate/Zero material』p.96"/>。
 
:実際『Zero』の作中で死別した奥さんのことを思い出そうとすると立ち眩みのような感覚に陥り靄がかかるように思考が散漫になるなど、明らかに異常な反応を示しているシーンもある。
 
:実際『Zero』の作中で死別した奥さんのことを思い出そうとすると立ち眩みのような感覚に陥り靄がかかるように思考が散漫になるなど、明らかに異常な反応を示しているシーンもある。
 
:これらを踏まえて言峰の内面の経歴を辿るなら――
 
:これらを踏まえて言峰の内面の経歴を辿るなら――
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