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| == 名台詞 == | | == 名台詞 == |
| ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== | | ===ロード・エルメロイⅡ世の事件簿=== |
| + | ;「……良かった」 |
| + | ;「君の内弟子を、君が入れてくれたことだよ。でなければ、僕もこうして立ち入ることはかなわなかっただろう。……うん、実際僕は、この部屋にはもう誰も入れないんじゃかと思っていた。だけど、彼女だけは君は拒まなかった。そういう関係を君が育めたことに、僕は感謝している」 |
| + | :ドクター・ハートレスの仕掛けた策に嵌まり、心を折られまくった結果執務室に引きこもってしまったエルメロイⅡ世だが、勇気を振り絞ってドアを叩いたグレイの来訪は拒まなかった。 |
| + | :今は名物講師のロード・エルメロイⅡ世で通っている彼が青二才のウェイバー・ベルベットだった頃から見知っているシャルダン翁だからこそ、かつては孤立していた少年の成長を親のような目線で喜べるのだろう。 |
| + | :それにしても、この真人間ぶりでよくぞ魑魅魍魎が跋扈する時計塔内で引退するまで勤め上げてこられたものである。 |
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| == メモ == | | == メモ == |