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;略歴
:アメリカの一地方都市に[[聖杯戦争]]の起きる兆候ありとの情報を受け、師であるランガルに付き従う形でスノーフィールドへと派遣される。<br>だが、彼こそがこの地における聖杯戦争を仕組み、実現させたサイドの人間であり、聖杯の顕現が確実となったと見るや「魔術師の弟子」の仮面を脱ぎ捨てランガルを殺害。その肉体が諜報用の人形であることも見越した上で、偽りの聖杯戦争の開始と、魔術協会及び[[聖堂教会]]への警告を告げる宣伝媒体として利用した。<br>聖杯戦争の開始後はスノーフィールド郊外に位置する私立刑務所「コールズマン特殊矯正センター」地下に構えた工房で、魔術と科学を併用した監視網を駆使してスノーフィールド内に存在するマスターとサーヴァント、それ以外の魔術師らを見張り、計画の妨げになる者の排除なども行っている。<br>そして「呼び水」となる「偽り」の六柱のサーヴァント、そして始点となる[[リチャードⅠ世|セイバー]]の召喚を確認すると、「本当の聖杯戦争」を開始するべく自身もサーヴァントを召喚。[[真アサシン (Fake)|真アサシン]]と契約を交わした。
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:アメリカの一地方都市に[[聖杯戦争]]の起きる兆候ありとの情報を受け、師であるランガルに付き従う形でスノーフィールドへと派遣される。
 
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:だが、彼こそがこの地における聖杯戦争を仕組み、実現させたサイドの人間であり、聖杯の顕現が確実となったと見るや「魔術師の弟子」の仮面を脱ぎ捨てランガルを殺害。その肉体が諜報用の人形であることも見越した上で、偽りの聖杯戦争の開始と、魔術協会及び[[聖堂教会]]への警告を告げる宣伝媒体として利用した。
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:聖杯戦争の開始後はスノーフィールド郊外に位置する私立刑務所「コールズマン特殊矯正センター」地下に構えた工房で、魔術と科学を併用した監視網を駆使してスノーフィールド内に存在するマスターとサーヴァント、それ以外の魔術師らを見張り、計画の妨げになる者の排除なども行っている。
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:そして「呼び水」となる「偽り」の六柱のサーヴァント、そして始点となる[[リチャードⅠ世|セイバー]]の召喚を確認すると、「本当の聖杯戦争」を開始するべく自身もサーヴァントを召喚。[[真アサシン (Fake)|真アサシン]]と契約を交わした。
 
;人物
 
;人物
:一見すると丁寧な物腰の青年。年齢は二十代半ば。<br>アメリカ合衆国に属する『組織』の一員であり、己が魔術師であることは単なる技能の一つと捉えているような物言いをする。実際、敵と渡り合う際にも話術や手品、サバイバルナイフや武装した兵士による銃撃など魔術以外の手段をまず選んでおり、全ては魔術を中心として世界が回っているように考えている魔術師たちを軽蔑している素振りも所々で見せている。<br>人形使いの魔術師の家系出身。冬木の第三次聖杯戦争に参加したアサシンのマスターの縁者でもあり、人形に刻んだ当時の聖杯戦争の『記憶』が一族に広く伝わっていた。その生々しい脅威に一族の誰もが二の足を踏んで行動に移せぬ中、ファルデウスの祖父は合衆国の政治家や軍部と組み、冬木の聖杯戦争の模倣を画策する。そしてファルデウスの父の代で、ある魔術師の協力により大聖杯のシステムの一部再現に成功。[[Fate/strange Fake|スノーフィールドでの聖杯戦争]]の開催へと至った。
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:一見すると丁寧な物腰の青年。年齢は二十代半ば。
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:アメリカ合衆国に属する『組織』の一員であり、己が魔術師であることは単なる技能の一つと捉えているような物言いをする。実際、敵と渡り合う際にも話術や手品、サバイバルナイフや武装した兵士による銃撃など魔術以外の手段をまず選んでおり、全ては魔術を中心として世界が回っているように考えている魔術師たちを軽蔑している素振りも所々で見せている。
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:人形使いの魔術師の家系出身。冬木の第三次聖杯戦争に参加したアサシンのマスターの縁者でもあり、人形に刻んだ当時の聖杯戦争の『記憶』が一族に広く伝わっていた。その生々しい脅威に一族の誰もが二の足を踏んで行動に移せぬ中、ファルデウスの祖父は合衆国の政治家や軍部と組み、冬木の聖杯戦争の模倣を画策する。そしてファルデウスの父の代で、ある魔術師の協力により大聖杯のシステムの一部再現に成功。[[Fate/strange Fake|スノーフィールドでの聖杯戦争]]の開催へと至った。
 
:ファルデウスら『組織』の目的は聖杯を手にし、『第三魔法』の解析そのものを進める事。
 
:ファルデウスら『組織』の目的は聖杯を手にし、『第三魔法』の解析そのものを進める事。
   
;能力
 
;能力
:魔術師としての腕はそれほどのものではない、とランガルには認識されている。但し、諜報に長けた彼を欺くほどの技量を考慮すれば、その認識が完全に正しいとも言い切れない。<br>一方、銃などの近代兵器を忌避せず、常に率いている数十人単位の兵士で構成された『部隊』を運用し、的確に聖杯戦争の障害となる者を排除していく。自らもサバイバルナイフを用い、一瞬の内に標的の喉笛を掻き切る手腕を見せる。
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:魔術師としての腕はそれほどのものではない、とランガルには認識されている。但し、諜報に長けた彼を欺くほどの技量を考慮すれば、その認識が完全に正しいとも言い切れない。
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:一方、銃などの近代兵器を忌避せず、常に率いている数十人単位の兵士で構成された『部隊』を運用し、的確に聖杯戦争の障害となる者を排除していく。自らもサバイバルナイフを用い、一瞬の内に標的の喉笛を掻き切る手腕を見せる。
    
== 登場作品と役柄 ==
 
== 登場作品と役柄 ==
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