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| | 別名 = | | | 別名 = |
| | 初登場作品 = [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] | | | 初登場作品 = [[ロード・エルメロイⅡ世の事件簿]] |
− | | 声優 = 上田麗奈 | + | | 声優 = 上田麗奈<br />小野大輔(アッド) |
| | 演者 = | | | 演者 = |
| | 身長 = | | | 身長 = |
− | | 体重 = | + | | 体重 = 154cm |
− | | 年齢 = | + | | 年齢 = 42kg |
| | 誕生日 = | | | 誕生日 = |
| | 血液型 = | | | 血液型 = |
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| :時計塔の学生だが、厳密には魔術師ではなく、魔術関係の知識にはあまり詳しくない。 | | :時計塔の学生だが、厳密には魔術師ではなく、魔術関係の知識にはあまり詳しくない。 |
| :性格は内向的で寡黙。自分に自信がなく、やや自虐的なところがある。周囲に人がほとんどいない環境で十数年間育ってきており、人の多い場所が苦手。しかしロード・エルメロイ二世の元で様々な人間と触れ合う中でそういった面も解れ、精神的に成長していく。同時に大切に思う者が増えた影響で感情的になる事が多くなり、涙もろくなった。ちまちました作業にやり甲斐を覚える性格なのでエルメロイⅡ世の身の回りの世話(靴磨き、部屋の掃除等)に関してはあまり苦に感じていない。 | | :性格は内向的で寡黙。自分に自信がなく、やや自虐的なところがある。周囲に人がほとんどいない環境で十数年間育ってきており、人の多い場所が苦手。しかしロード・エルメロイ二世の元で様々な人間と触れ合う中でそういった面も解れ、精神的に成長していく。同時に大切に思う者が増えた影響で感情的になる事が多くなり、涙もろくなった。ちまちました作業にやり甲斐を覚える性格なのでエルメロイⅡ世の身の回りの世話(靴磨き、部屋の掃除等)に関してはあまり苦に感じていない。 |
− | :常に目深に被ったフードで顔を隠しているが、フード下の素顔は[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイⅡ世]]が[[Fate/Zero|第4次聖杯戦争]]で対峙した英霊[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]に瓜二つ。エルメロイⅡ世は遠縁の末裔か何かだろうと予想している。フードを被っているのは、過去のいきさつからその顔にいい思い出のない彼から顔を隠すように言われているため。しかしそれは表向きの理由で、本当はグレイ自身が自分の物ではないアーサー王の顔に嫌悪感と恐怖心を抱いていて、エルメロイ二世に自分の顔を嫌い続けてほしいと願ったからである。 | + | :常に目深に被ったフードで顔を隠しているが、フード下の素顔は[[ウェイバー・ベルベット|エルメロイⅡ世]]が[[Fate/Zero|第4次聖杯戦争]]で対峙した英霊[[アルトリア・ペンドラゴン|アーサー王]]に瓜二つ。その正体はアーサー王の再来を渇望する一族が作り上げたアーサー王の肉体。[[モルガン]]縁の村に続くその一族は聖槍ロンゴミニアドを扱える人物を作り出すため、その使い手を模倣する試みを積み上げてきた。グレイもその試みである程度使い手に似てはいたものの、子供の頃はあくまで似ている程度だったらしい。しかし、本編の10年前、第四次聖杯戦争の時期を境に突如アーサー王そのものの容貌へと変貌してしまい、一定の適合率を獲得した結果アッドとの会話も可能になったという。その影響で、元となった英霊に身体を乗っ取られるかのような思いに駆られ、鏡を見ることに対し恐怖感を覚えるようになってしまっている。また、自分が別人へと変わっていく恐怖と同時に、母親を始めとする周囲の人々の自分を崇めるような態度に居心地の悪さを感じていた。 |
− | :本来は対霊戦のプロフェッショナルだが、あまりに素質があり霊の本質を捉えすぎるため、亡霊の類に強い恐怖心を抱いてしまう。 | + | :事件簿最終巻ではついに[[Fate/stay night|第五次聖杯戦争]]開始の時間に至り、セイバー―――アーサー王の再びの召喚が行われた。それに伴って銀の髪が一部金髪に変質し、身体の内面が組み変わって竜の因子らしきものが起動し始めるなどさらにアーサー王に近づいてしまっている。 |
| + | :フードを被っているのは、過去のいきさつからその顔にいい思い出のないエルメロイⅡ世から顔を隠すように言われているため。しかしそれは表向きの理由で、本当はグレイ自身が自分の物ではないアーサー王の顔に嫌悪感と恐怖心を抱いていて、エルメロイ二世に自分の顔を嫌い続けてほしいと願ったからである。 |
| + | :故郷の村では、本編の9年前頃に『ブラックモアの霊園』の墓守の後継者として選ばれ、今代の墓守である[[ベルサック・ブラックモア]]の元で技術を学んでいた。本来は対霊戦のプロフェッショナルだが、あまりに素質があり霊の本質を捉えすぎるため、亡霊の類に強い恐怖心を抱いてしまう。 |
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| ;能力 | | ;能力 |
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| :しかし、その真の力は別にある。アッドや死神の鎌(グリム・リーパー)は本来の姿である『槍』を封印する機構にすぎない。 | | :しかし、その真の力は別にある。アッドや死神の鎌(グリム・リーパー)は本来の姿である『槍』を封印する機構にすぎない。 |
| :なお、周囲の魔力源を食べ尽くしてしまう特性上、条件が揃ったとしても基本的には一戦闘に一回こっきりの切り札である。 | | :なお、周囲の魔力源を食べ尽くしてしまう特性上、条件が揃ったとしても基本的には一戦闘に一回こっきりの切り札である。 |
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| == バリエーション == | | == バリエーション == |
| ===グレイ (Grand Order)=== | | ===グレイ (Grand Order)=== |
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| :死神の鎌(グリム・リーパー)による魔力の蓄積が一定値を超えると封印が解除され、『槍』の形状に変化する。 | | :死神の鎌(グリム・リーパー)による魔力の蓄積が一定値を超えると封印が解除され、『槍』の形状に変化する。 |
| :螺旋状に捻れる紅蓮の光を放ち、大規模な破壊を引き起こす。この状態でもまだ『十三拘束』という制限が施されており、真の力を発揮するには「生きるための戦いである([[ケイ]])」「己よりも巨大な者との戦いである([[ベディヴィエール]])」「人道に背かぬ戦いである(ガヘリス)」「真実のための戦いである([[アグラヴェイン]])」「精霊との戦いではない([[ランスロット]])」などの条件を満たさなければならない。条件を満たさなければ、本来の『力』の一部がしか行使できない。それでも神霊級の魔術に届かんとするほどの威力で、剥離城で使用した際は天蓋から城壁までも貫き、山の斜面を打ち崩した。 | | :螺旋状に捻れる紅蓮の光を放ち、大規模な破壊を引き起こす。この状態でもまだ『十三拘束』という制限が施されており、真の力を発揮するには「生きるための戦いである([[ケイ]])」「己よりも巨大な者との戦いである([[ベディヴィエール]])」「人道に背かぬ戦いである(ガヘリス)」「真実のための戦いである([[アグラヴェイン]])」「精霊との戦いではない([[ランスロット]])」などの条件を満たさなければならない。条件を満たさなければ、本来の『力』の一部がしか行使できない。それでも神霊級の魔術に届かんとするほどの威力で、剥離城で使用した際は天蓋から城壁までも貫き、山の斜面を打ち崩した。 |
| + | :なお、『十三拘束』の開放は封印礼装であるアッドに凄まじい負荷をかけ、最終的にはその破壊へとつながってしまう。 |
| :『Garden of Avalon』によると、現実世界に存在する槍は、世界に直接突き刺さり世界の表側と裏側をつなぎ止めている「本体」の影にすぎず、本体の封印が解けると世界全てが神代に逆戻りしてしまうとか。 | | :『Garden of Avalon』によると、現実世界に存在する槍は、世界に直接突き刺さり世界の表側と裏側をつなぎ止めている「本体」の影にすぎず、本体の封印が解けると世界全てが神代に逆戻りしてしまうとか。 |
| : 『[[Fate/Grand Order]]』では[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]の宝具として登場。この槍の真名解放を行い、最果てにて輝く光の力の一端を放つためには『十三拘束』の半数までの解除を要するという。 | | : 『[[Fate/Grand Order]]』では[[アルトリア・ペンドラゴン〔ランサー〕]]、[[アルトリア・ペンドラゴン〔オルタ〕 (ランサー)]]の宝具として登場。この槍の真名解放を行い、最果てにて輝く光の力の一端を放つためには『十三拘束』の半数までの解除を要するという。 |
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| **またもう一つ決定的な騎士王との違いとして、グレイ自身は自他ともに認める'''小食'''である。 | | **またもう一つ決定的な騎士王との違いとして、グレイ自身は自他ともに認める'''小食'''である。 |
| **ちなみに「セイバー顔」では現状唯一の現代人である([[アルトリア・ペンドラゴン|本家]]のバリエーションキャラを除く)。[[ジャンヌ・ダルク|レティシア]]も解釈次第では該当する可能性もあるが。 | | **ちなみに「セイバー顔」では現状唯一の現代人である([[アルトリア・ペンドラゴン|本家]]のバリエーションキャラを除く)。[[ジャンヌ・ダルク|レティシア]]も解釈次第では該当する可能性もあるが。 |
− | *グレイの家系はロンゴミニアドを扱える人物を作り出すため、その使い手を模倣する試みを積み上げてきた。グレイもその試みである程度使い手に似ていたものの、子供の頃はあくまで似ている程度だったらしい。しかし、[[Fate/Zero|本編の10年前]]に突如アーサー王そのものの容貌へと変貌してしまい、一定の適合率を獲得した結果アッドとの会話も可能になったという。
| + | *事件簿最終話である「case.冠位決議」において、冠位決議の本番が行われるのは[[Fate/stay night|2004年2月2日]]。運命の夜は再び、グレイの心身に深い影響を及ぼした。 |
− | **その影響で、元となった英霊に身体を乗っ取られるかのような思いに駆られ、鏡を見ることに対し恐怖感を覚えるようになってしまっている。
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− | **事件簿最終話である「case.冠位決議」において、冠位決議の本番が行われるのは[[Fate/stay night|2004年2月2日]]。運命の夜は再び、グレイの心身に深い影響を及ぼした。
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| *彼女がアーサー王の末裔であるというのはあくまでエルメロイⅡ世の推論であり、事実であるかは不明だが、仮にそうだとしてもずばりアーサー王直系の子孫、そのクローンであるモードレッドの子孫、アーサー王の甥であるガウェイン卿の弟達や息子達の子孫等可能性は色々ある。…血筋と御家騒動で散々争ってブリテンが滅んだので、「実は子孫いました」は色々台無しになる感があるが。 | | *彼女がアーサー王の末裔であるというのはあくまでエルメロイⅡ世の推論であり、事実であるかは不明だが、仮にそうだとしてもずばりアーサー王直系の子孫、そのクローンであるモードレッドの子孫、アーサー王の甥であるガウェイン卿の弟達や息子達の子孫等可能性は色々ある。…血筋と御家騒動で散々争ってブリテンが滅んだので、「実は子孫いました」は色々台無しになる感があるが。 |
| **もう一つの可能性として、「髪の色が銀」「子孫を残すことが出来た(=カムランでの戦いで生き残った)」「アーサー王が死する前に所持していた槍を回収することが出来た(=アーサー王の死を看取った)」事を考えると、[[ベディヴィエール]]の子孫と考えることもできるか。 | | **もう一つの可能性として、「髪の色が銀」「子孫を残すことが出来た(=カムランでの戦いで生き残った)」「アーサー王が死する前に所持していた槍を回収することが出来た(=アーサー王の死を看取った)」事を考えると、[[ベディヴィエール]]の子孫と考えることもできるか。 |