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428 バイト除去 、 2019年6月20日 (木) 18:36
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=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! ===
 
=== Fate/kaleid liner プリズマ☆イリヤ ドライ!! ===
 
;「美遊がもう苦しまなくていい世界になりますように」<br>「やさしい人たちに出会って―――<br> 笑いあえる友達を作って―――<br> あたたかでささやかな―――<br> 幸せをつかめますように」
 
;「美遊がもう苦しまなくていい世界になりますように」<br>「やさしい人たちに出会って―――<br> 笑いあえる友達を作って―――<br> あたたかでささやかな―――<br> 幸せをつかめますように」
:『ツヴァイ』最終巻、最終章、『ドライ』過去編にて。願望器である美遊に向けられた祈り。
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:『ツヴァイ』『ドライ』にて。願望器である美遊に向けられた祈り。
 
:この「願い」によって美遊は平行世界へと跳び、すべてが始まった。
 
:この「願い」によって美遊は平行世界へと跳び、すべてが始まった。
    
;「とも……だち…?」<br>「………」<br>「…はははっ…」<br>「そうか…… そうなのか…」<br>「叶っていたんだな……」
 
;「とも……だち…?」<br>「………」<br>「…はははっ…」<br>「そうか…… そうなのか…」<br>「叶っていたんだな……」
:『ドライ』第3話。エインズワース家地下牢幽閉時におけるイリヤとの邂逅。イリヤが発した「わたしはミユの友達です!」の宣言に対して。美遊が連れ戻されたことを知らされ絶望に沈んでいたところに、イリヤの宣言を聞いて自身の願いが僅かながら叶えられていた事に一筋の涙を流す。
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:『ドライ』第3話。エインズワース家地下牢におけるイリヤとの邂逅。イリヤが発した「わたしはミユの友達です!」の言葉に対して。
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:美遊が連れ戻されたことを知らされて絶望に沈んでいたところに、イリヤの言葉を聞いて自身の願いが僅かながら叶えられていた事に一筋の涙を流す。
    
;「ああ… ああ……」<br>「君のおかげで…」<br>「もう 俺の願いの半分は叶ったよ…」
 
;「ああ… ああ……」<br>「君のおかげで…」<br>「もう 俺の願いの半分は叶ったよ…」
:『ドライ』第3話。最愛の妹に命を懸けてくれる<ruby><rb>友達</rb><rt>イリヤ</RT></RUBY>の存在を知り、滂沱の涙を流しながら彼女への感謝を述べる。美遊に(はじめての)友達、しかも肩を並べて命すら懸けてくれる親友ができていた事は、それを願い続けていた彼にとってみれば確かな救いであった。
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:『ドライ』より。最愛の妹に命を懸けてくれる<ruby><rb>友達</rb><rt>イリヤ</RT></RUBY>の存在を知り、滂沱の涙を流しながら彼女への感謝を述べる。美遊のはじめての友達が肩を並べて命すら懸けてくれる親友だった事は、それを願い続けていた彼にとってみれば確かな救いであった。
    
;「ジュリアン やっぱりお前を倒さない限り 美遊は幸せになれないみたいだ<br> お前が全のため一を殺すというなら 俺は何度でも悪を成そう<br> ―――覚悟は良いか 正義の味方」
 
;「ジュリアン やっぱりお前を倒さない限り 美遊は幸せになれないみたいだ<br> お前が全のため一を殺すというなら 俺は何度でも悪を成そう<br> ―――覚悟は良いか 正義の味方」
 
:『ドライ』より。正義を名乗り、世界を救済する為に妹を犠牲にしようとするジュリアンに対して。
 
:『ドライ』より。正義を名乗り、世界を救済する為に妹を犠牲にしようとするジュリアンに対して。
:理想は消え落ち、姿は砕け、自らを「最低の悪」と呼ぼうとも、ここにいるのは紛れもない「衛宮士郎」である。
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:理想は消え落ち、姿は砕け、「最低の悪」と自称する。
    
;「………… ……ああ …そうか…お前はもう<br> 独りじゃなかったんだな 美遊」
 
;「………… ……ああ …そうか…お前はもう<br> 独りじゃなかったんだな 美遊」
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;「いやしかし あの破廉恥な格好はいったい… 兄として注意すべきだろうか…」
 
;「いやしかし あの破廉恥な格好はいったい… 兄として注意すべきだろうか…」
:『ドライ』より。離れ離れになっていた妹と再会し、共に戦いつつの一言。<br>やっぱり美遊(というかサファイア)のファッションはかなり際どいようである。
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:『ドライ』より。離れ離れになっていた妹と再会した際の一言。<br>やはり、サファイアのファッションはかなり際どいようである。
    
;「お前の宝具も見飽きたよ 道を譲れ… 英雄王!!」
 
;「お前の宝具も見飽きたよ 道を譲れ… 英雄王!!」
 
:『ドライ』より。クロとのコンビネーションで死角を突き、アンジェリカを打倒しての一言。
 
:『ドライ』より。クロとのコンビネーションで死角を突き、アンジェリカを打倒しての一言。
:本物が聞いたら憤死確実の暴言である。アンジェリカと以前に戦った経験はあるらしいが、やはりあの決め台詞を言った上での言葉なのだろうか。
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:アンジェリカと以前に戦った経験はあるらしいが、あの決め台詞を言った上での言葉なのだろうか。
:……後から考えると、生き残ってしまった自分を間違いと思う彼が己の心象を誇れる筈が無い以上、言うわけがなかったのであるが。
      
;「そうさ分かってるさ 正しいのは切嗣で 間違っているのは俺だ<br> 思い出せ!切嗣に救われてから五年間 何を見てきたんだ………! この世界は悲劇で溢れている 滅びに向かうスピードは加速していく一方だ<br> 天秤の皿に乗っているのは人類全て ならばもう片方の皿に乗せるものの価値なんて考慮すべきじゃない…! <ruby><rb>美遊</rb><rt>アレ</rt></ruby>は人類を救うためのただの<ruby><rb>手段</rb><rt>重り</rt></ruby>なんだ…!!<br> 人と思ってはいけない!! 情を抱いてはいけない!! 一の犠牲で全を救う それこそが…………!!<br> それこそが… 正義……… の……… …はずだ…」
 
;「そうさ分かってるさ 正しいのは切嗣で 間違っているのは俺だ<br> 思い出せ!切嗣に救われてから五年間 何を見てきたんだ………! この世界は悲劇で溢れている 滅びに向かうスピードは加速していく一方だ<br> 天秤の皿に乗っているのは人類全て ならばもう片方の皿に乗せるものの価値なんて考慮すべきじゃない…! <ruby><rb>美遊</rb><rt>アレ</rt></ruby>は人類を救うためのただの<ruby><rb>手段</rb><rt>重り</rt></ruby>なんだ…!!<br> 人と思ってはいけない!! 情を抱いてはいけない!! 一の犠牲で全を救う それこそが…………!!<br> それこそが… 正義……… の……… …はずだ…」
:『ドライ』より。幼少期で切嗣から美遊を犠牲に世界を救うと聞いて。全を救うために一を切り捨てる…その正義を正しいと信じようとするが、美遊が士郎に迷いを抱かせてしまう。
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:『ドライ』より。幼少期で切嗣から美遊を犠牲に世界を救うと聞いて。
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:全を救うために一を切り捨てる。その正義を正しいと信じようとするが、美遊が士郎に迷いを抱かせてしまう。
    
;「暗闇だなんて嘘だ 月が見えなくたって…星は輝いている<br> 正しく成ろうとすることが間違いのはずがない<br> 俺が間違いになんてさせないからな…!!」
 
;「暗闇だなんて嘘だ 月が見えなくたって…星は輝いている<br> 正しく成ろうとすることが間違いのはずがない<br> 俺が間違いになんてさせないからな…!!」
 
:『ドライ』より。幼少期での切嗣との最期の会話。
 
:『ドライ』より。幼少期での切嗣との最期の会話。
 
:奇跡を追い求めた自分の人生を「見えない月を追いかける暗闇の夜のような旅路だった」と評した切嗣に対し、そのあり方が間違いではないと断言する。
 
:奇跡を追い求めた自分の人生を「見えない月を追いかける暗闇の夜のような旅路だった」と評した切嗣に対し、そのあり方が間違いではないと断言する。
:この誓いに切嗣は心から安堵し息を引き取った。本編と違い月夜ではなく無数の星の夜での会話になっている。
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:この誓いに切嗣は心から安堵し息を引き取った。月夜ではなく、無数の星の夜での会話になっている。
    
;「出てこいジュリアン!! そこにいるんだろ!?<br/> 確かに俺は!! 正義に憧れただけで何も救えなかった偽物だ! 正義の形を 家族の形を …人としての形を 真似て取り繕ってきただけの抜け殻だった……!!<br/> 俺は最初から間違っていた… 解っていたんだよそんなことは………! だけど…だからこそ俺は……<br/> 『本当』を始めようと思ったんだ………!<br> 美遊を… 俺の妹を返してくれ…!」
 
;「出てこいジュリアン!! そこにいるんだろ!?<br/> 確かに俺は!! 正義に憧れただけで何も救えなかった偽物だ! 正義の形を 家族の形を …人としての形を 真似て取り繕ってきただけの抜け殻だった……!!<br/> 俺は最初から間違っていた… 解っていたんだよそんなことは………! だけど…だからこそ俺は……<br/> 『本当』を始めようと思ったんだ………!<br> 美遊を… 俺の妹を返してくれ…!」
 
:『ドライ』より。エインズワース家の敷地に入れず、結界の外からジュリアンに向けた悲痛な叫び。
 
:『ドライ』より。エインズワース家の敷地に入れず、結界の外からジュリアンに向けた悲痛な叫び。
:「偽物である自分を肯定する」のではなく「本当を始める」。ある意味、衛宮士郎にとっては最も辛く、苦しい選択である。
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:偽物である自分を肯定するのではなく、新しく本当を始める。ある意味では、衛宮士郎にとっては最も辛く、苦しい選択である。
    
;「こんなものが 俺の人生の<ruby><rb>果て</rb><rt>こたえ</RT></RUBY>なのか<br> 今ようやく 切嗣の言葉の意味を その無念さを理解できた<br> 全てを救おうとした道の果ては 全てを失う断崖だった<br> 月の明かりも 星の明かりすらも もはや 見えない<br> <ruby><rb>月</rb><rt>奇跡</RT></RUBY>は無く <ruby><rb>星</rb><rt>希望</RT></RUBY>も無く <ruby><rb>道</rb><rt>理想</RT></RUBY>は闇に溶けた<br> それでも それなのに まだ……<ruby><rb>体</rb><rt>俺</RT></RUBY>が残っている」
 
;「こんなものが 俺の人生の<ruby><rb>果て</rb><rt>こたえ</RT></RUBY>なのか<br> 今ようやく 切嗣の言葉の意味を その無念さを理解できた<br> 全てを救おうとした道の果ては 全てを失う断崖だった<br> 月の明かりも 星の明かりすらも もはや 見えない<br> <ruby><rb>月</rb><rt>奇跡</RT></RUBY>は無く <ruby><rb>星</rb><rt>希望</RT></RUBY>も無く <ruby><rb>道</rb><rt>理想</RT></RUBY>は闇に溶けた<br> それでも それなのに まだ……<ruby><rb>体</rb><rt>俺</RT></RUBY>が残っている」
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